>>427
>ソフトが無いままにハードウェアだけを喧伝するコンテンツは必ず敗北するのです

>「ユーザーはゲーム機を遊ぶのではなく、ゲームソフトを遊ぶのだ」という事です

かって90年代中期の所謂「32ビット機次世代ゲーム機商戦」でも、3DOは最も先行し競合機よりも1年近く先んじて発売され、
既存の16ビット機群を圧倒するハード性能を有していましたが、この貴重な1年のアドバンテージを結果的に無駄にしました。

3DOは今までの日本のゲーム機には無い斬新なソフトを最初期のローンチソフトを含めて多数リリースしたものの、それは
殆どが日本人の好みには合わない洋ゲーの移植版だったり、ビジュアル優先でつまらなかったり、そもそもゲームですら無い
ソフトが多数を占めていました。

特に当時の日本人好みのメジャータイトルな格闘ゲームや有名RPGを最初の一年間で全く出せなかったのは致命的で、
そうこうしている間にPS1とSSの二大ハードがリリースされ、それぞれ強力なキラータイトルと日本人好みのソフト群を
次々とリリースすると、元々売れ行きの芳しくなかった3DOは瞬く間にオワコン化しました。

ようやくスパⅡXが3DOでリリースされるも時すでに遅く、有名RPGや3D格闘ゲームも発売予定表にすら載らず、3DOの
次世代機M2も開発中止の憂き目に。