試作機搭載用エンジンの納期が令和9年3月だから、令和9年度には機体に搭載して地上試験をはじめるのだろう
RRからエンジン開発の具体的な話が出ないのは、後2年半程度で実用エンジンなんて用意できないから
仮に機体の実証機が2027年頃に初飛行したとしても、実用機の地上試験が同時期に始まってしまう

現在のイギリスの開発体制は、日本で言えば、次期戦闘機の機体開発とX-2開発、実証エンジンXF5-1と実用エンジンXF9を同時開発するような話になっている
イギリス政府にGCAPから撤退の意思はなくとも、不自然な開発体制は必要なのかという話が出るのは避けられない
開発体制の見直しは当然予算の見直しと直結する
実際に日英エンジン共同実証事業は2024年度でも事業化はされていない
実証機製作やエンジン共同実証事業がGCAPにどう生かされるかをハッキリしていない

マスコミや軍ヲタは満額回答か撤退の二択みたいな話をしだすが
イギリスの開発体制が非常に不自然な形になっており、それを見直す動きが出るのは避けられない
実証事業はやるけどGCAPからは撤退なんて話は考えにくい
それはイギリスが戦闘機生産から手を引くことが確定するから
イギリス国防省がGCAPと実証事業を並行でやる納得できる説明ができるかだ