「植田ショック」とか言われ出したので慌てて火消しか

日銀副総裁「ハト派」発言、市場ムード一変 株価下値から2000円超上昇
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/E6ETCQAMPNPONOBTLD4SKZC33I-2024-08-07/
7日の東京市場では日銀の金融正常化への過度な警戒感が後退し、円安・株高・金利低下が進行している。
日銀の内田真一副総裁の講演での発言が「ハト派的」と受け止められた。5日の史上最大の株価急落の要因のひとつに
日銀の積極的な利上げ観測があっただけに、投機筋などがリスクポジションを取りやすくなっている。
日経平均株価はこの日の安値から一時、2000円超上昇した。
内田副総裁は函館市での金融経済懇談会に出席し、「市場変動の結果、見通しの確度が変われば当然金利のパスは
変わってくる」、「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」などと発言した。
内容が伝わった午前10時半すぎから、市場の雰囲気は一変。東京株式市場では朝方、900円を超える下げとなった
日経平均が一転して上昇。一時上昇幅は1100円を上回った。銀行株が上げ幅を拡大しているほか、自動車株もしっかり。
しんきんアセットマネジメント投信シニアファンド・マネージャー、藤原直樹氏は内田副総裁の発言について「為替や政治への
配慮から景気や市場への配慮に目線が変わってきた印象がある」として、7月会合時点より、先行きの追加利上げには
多少なりとも慎重になってくると見込む。
為替市場でも147.50円まで円安が進んだ。株価の急反転とともに円売りが持ち込まれ、15分程度で2.7円の円下落となった。
同様に円債市場では買いが優勢となっている。朝方、横ばいで寄り付いた国債先物中心限月9月限は、プラス圏に浮上した。

日銀はなにがしたかったんだよ…