そして「はたかぜ」型代艦である「まや」型建造でDDG全てをイージス艦にした後は、老朽化した「あぶくま」「あさぎり」型、
2隻だけ護衛艦籍に残っていた、ゆきクラス計16隻の代艦分および護衛艦増勢分を大量建造する必要性も生じた。

これまでどおり新型DDが出来たら、最も古いDDが護群20隻枠から押し出されて二桁隊に行くという方式では、
当時の予算規模では年1隻ペースでしかできないし、そうしてる間に古い艦の除籍がどんどん進んでしまう。
だから新型DD整備継続ではなく年2隻建造可能なFFMの大量建造に進むしかなかったのだ。