中国の主要メディアは速報せず 被団協へのノーベル平和賞授与 SNSでは批判的コメント
産経新聞 10/11(金) 22:59配信

中国の主要メディアは11日夕、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞の授与決定について速報しなかった。
中国政府はこれまで、日本が原爆を投下されたことに関して「侵略の歴史」と関連付けて捉えるよう求めており、そうした政府の立場が
影響している可能性がある。

中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「戦争を起こした国が、ノーベル平和賞を獲得するとは…」といった批判的なコメントが目立つ。

中国外務省報道官は2022年8月の記者会見で、原爆投下に関して「原爆投下を語る際には、当時の特定の歴史的な背景を切り離してはならない」
と主張して「日本側は原爆投下について語るだけで、侵略の歴史に対する深い反省は少しも見られない」と批判している。

また、中国の主要メディアは今回に限らず、近年、ノーベル平和賞に関する報道を慎重に行っている。
2010年には中国の民主活動家、劉暁波氏(17年に死去)が獄中でノーベル平和賞を受賞し、中国政府が「政治茶番劇」などと猛反発した経緯がある。
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今まで中国は原爆投下を「侵略戦争に対する正義の懲罰であり鉄槌」と全面的に正当化し、自国の核武装の正当化にも利用してきたのだから、
ここで日本を被害者扱いして原爆投下を批判するような平和賞を日本が貰ったのは不都合の極み。

オマケに戦後長らく被害者面をして国際社会でのマウントを取り続けていたのに、腰抜けオバマ政権時に欲をかき過ぎて「南シナ海全域を領海化」
なんて露骨な侵略ムーブをかましてしまったから、もう世界の誰も中国を侵略戦争の被害国家として同情してくれない自業自得。