自衛隊用語の〝機動性〟があまりにフワッとしすぎている
運動性,敏捷性,機動性と3つも単語があるのだから、整理して使い分けるべき

例えば
↑機動性:2点間を移動する性能
│敏捷性:高い重力加速度≒速度を維持する性能
↓運動性:瞬間的な姿勢転換性能

工学的注目点として、上ほどエンジンが、下ほど飛翔体が重要性(優先度)を増す
ここに搭載量や航続距離などが加味される

次期戦闘機にあっては機動性がより重視されると目されるので、日本としては敏捷性を犠牲にしてでも大きな機体が欲しい
自ずと高アスペクト比な翼と長い胴体、大きいわりに低抵抗な機体になる
一方、英国としてはそこまで巨体な怪物は必要なく、調達価格も抑えたい
航続距離が必要なら、揚抗比が悪化するものの軽量で高強度なクリップドデルタ翼で良いと考えるし、機体規模を抑えれば空力舵面もよりトラッドでロバストかつ簡易な構成で良いだろう…となる