さかんに英国の影響力を軽視するイキりが見られるが、では何故、翼の概形≒機体コンセプトがここまで後退してしまっているのか
高抵抗な主翼になっているのは何故か
滞空性重視ならF-Xと呼ばれていた頃の翼で良かった筈
しかもGCAPは立ち上げ時の防衛閣僚共同声明がすんなり出せず、遅れて出てきたコンセプトアートでは従来のF-Xとテンペストのモデルをそれぞれの国向けに用いている
その後、GCAP Fighterの概観は段階的にテンペスト風の造形哲学に寄せる形で収斂してきている

設計の実働部隊をどちらが担うかなど関係ない
問題はGCAP Fighterのコンセプトシェイプにおいて、政治的な綱引きに日本が負けているという傍証が日に日に更新されていっているという事実が問題だ
これを思い込みに依拠した楽観論でイキってみせるのは、かつての大本営発表じみて現実を喪失している
自分を騙しても現実は変わらない