「極超音速兵器」早期探知へ、次世代レーダー研究…防衛装備庁
読売新聞 11/13(水) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c19a75a8d311c4c2bfa4388f803c8e61b649b184

防衛装備庁が、従来の弾道ミサイルよりも迎撃が難しい「極超音速兵器」への対応能力を高めるため、新たなレーダーシステムの研究に乗り出す。
各国がミサイル能力を向上させる中、国産の技術を生かした次世代のレーダーと迎撃ミサイルの確保が必要と判断した。
2029年度までに約30億円かけて新型レーダーの核心技術の確立を目指す。

極超音速兵器は音速の5倍(マッハ5)以上で飛行する兵器。ロケットで打ち上げられて高空で切り離された後、地上数十キロを変則的な軌道で滑空する
「HGV」と、ジェットエンジンなど推進装置を備える「HCM」に大別される。

米国を含む各国が装備化を競うが、中国とロシアが先行し、北朝鮮も開発している。ロシアはウクライナ侵略でHCMを使っている。(続く)