>>774
ルーブルの下落要因はいくつかある

1.輸出問題を背景に国際収支を平準化する必要性。これらの問題点は最近生じ、ガスプロムバンクに対する米国の制裁導入に関連している。ロシアのガスに対する輸入業者による支払いは、以前はこの銀行を通じて行われていた。そして今ではそれらは実際には不可能になった。時間が経てばガスプロムとその取引相手がこの問題を解決する方法を見つける可能性はあるが、現在はロシアに流入する外貨の量を減らしている。

2.高い中央銀行金利を背景に輸出業者を支援したいという願望。輸出業者を含むロシアの企業は、この金利とそれに伴う融資コストについて長い間不満を抱いてきた。したがって、現在の通貨切り下げは、実際には高金利に対する「補償」として当局によって公然と提示されている。ロシアのアントン・シルアノフ財務大臣は「現在のルーブル為替レートは輸出業者にとって有利であり、この要素は主要レート水準よりも重要だ」と述べた。

3.予算収入の増加。切り下げは、ロシア当局が予算収入を増やすための伝統的な手段である。ルーブルの為替レートが低くなるほど、輸出業者や税関からの税金が予算に充てられるルーブルが増える。膨大な資源を消費する戦争が進行中であるが、予算収入の増加はロシア当局にとって優先課題となるだろう。
(//strana.news/news/475792-chto-proiskhodit-s-kursom-rublja-v-rossii.htmlより抜粋)

コントロールされている限り順調なら下がるだろうし
想定外なら介入されるだろう