現実問題として米欧日で練習機を積極的に開発する動きは全くない
アメリカなんてT-38すらノースロップの自社制作試作機N-156が原型
T-6も原型はピラタスPC-9
M-346も旧ソ連機をリニューアルしたレオナルドの自社制作試作機が原型
ボーイングT-7Aもボーイングの自社制作試作機のBTX-1が原型

アメリカ国防省がT-7Aをけしからんと言って切れるかというと難しい
M-346やT-50はコンペで要求性能を満たせなかったから
では全くの新規開発が可能かというと、予算と時間の問題で更に10年の開発と実用化の時間は取れない

日本も似たような状況で、そもそも次期戦闘機や関連無人機を開発しながら練習機を開発するリソースが無い
予算だけなら何とかなっても、開発を実行する技術者がそんなにいない
次期戦闘機関連は失敗が許されないから万全の開発体制が必要なので、防衛省と国内メーカーもリソースを割きたくない
だから防衛政策でも優先順位が低い練習機開発は政策に盛り込まれなかった