>>683
もし、カナダの領空・領海が侵犯されて突破された場合(あるいはされそうな場合)、それはもうすぐに
アメリカの安全保障を脅かす脅威になるのだ。
「カナダを防衛する」というより、「アメリカを防衛する」ために、必要な場合には速やかに米空軍を出す方が
米国にとってメリットが大きいってこと。

そもそも、アメリカはカナダの防衛力にあまり期待なんぞしとらんだろうことは、現状のカナダの戦力が
カナダの領空・領海を防衛する上で十分ではないことは確定的に明らかだ。
それでも米国がカナダに対してうるさく言ってこないということは、
「カナダは領空・領海侵犯の監視くらいはまともにやっとけ」という意味なんだろうと。

それに西海岸はアラスカ方面にF-22の基地があるし、東海岸の警戒が近すぎるということであれば、
グリーンランドに米軍基地を配置して警戒した方が効率的だ。
そういう意味では、日本と違って安全保障上の脅威がものすごく少ない>カナダ

>>684
日本がリスクを背負うというか、
1.財務省に対するエクスキューズ(いちおう、国際共同開発で資金を分担しますよと)
2.イギリス・イタリアにも採用してもらって量産効果にコスト削減を期待
3.イギリスあたりに頑張ってもらって、第三国への輸出の可能性を模索
と、共同開発のメリットはある。

加えて「参加国の中で一番拠出金が多い」となれば、「日本が主導して開発している」のは、
誰の目にも明らかであろう。
これで日本が声高に叫ばずとも、「GCAPはTEMPESTの延長(=イギリスが開発を主導)」などと行った、
海外メディアの誤った認識を一掃することもできる。

サウジが開発に口出してきてスケジュールに影響がない限り、日本にとって悪い話ではない。