>>631
重量を分散するという意味では小径の転輪を多数備えたほうが有利になる。
でもその場合高速走行性能が落ちるので快速性を求めるものには向いてない。
あと小径転輪を多数備えてそれらに個別にサスペンション付けたら全体の重量がエライことになるし(整備も大変)、いくつかまとめて一つのサスペンションに繋いで……とやると地形追従性能が下がるし緩衝装置としての能力も下がるしでデメリットが多い。

なので現在では大概の装軌式装甲車両は「小径というほどでもないが大径というほどでもない」という大きさの転輪に個別にサスペンション付けてて上部支持輪がいくつかある」っていう方式に落ち着いている。