西側の評論家は、ウクライナにATGMを供給することでロシアの戦車兵の死体が
棺桶になってたくさん後送されることになるから、それでロシアの銃後も厭戦に
傾くはずだと期待した。まったくそうならなかった。
ここには、なぜユーラシア大陸国家は専制体制と相性が好いのかのヒントがある。
死体が与える心理的なインパクトが、彼の地では、とるにたりないほど微細なのだ。