世界のホワイト軍隊といえば！？

俺の知る限りでは中国共産党軍と、ベトナム人民軍・南ベトナム解放民族戦線と、第二次世界大戦時のアメリカ軍かな！？

中国共産党軍は三大規律八項注意という鉄の規律を守らせていて、民間人には極力乱暴しない軍隊だったらしい。また前線の指揮官にも権限を移譲していたらしい。国民党軍と戦って勝った際多数の捕虜を獲得したが、希望する者はそのまま自軍に編入し、故郷に帰りたい者には交通費を渡したらしい。さらに日中戦争後、それまで敵だった多数の日本人(その多くは満州から逃れて来た)を兵士として受け入れる寛大さもある。

ベトナム人民軍・南ベトナム解放民族戦線は、部下が上官を自由に批判出来たらしいし、また戦闘になる前の作戦会議では全将兵が出席し、自由に討論出来たらしい。また中国共産党軍と同様、民間人に乱暴しない鉄の紀律があったようだし、降伏したサイゴン傀儡軍の捕虜を自軍に編入していたらしい(民間人に乱暴した者は除く)。

第二次世界大戦の米軍に関しては、例えば欧州戦線でパットン将軍が戦闘神経症の兵士2名を殴った時、それを聞いた最高司令官アイゼンハワーはなんとパットンを解任し、後にパットンはその2人の兵士に謝罪したらしい(これが旧日本軍ならその2人の兵士は間違い無く銃殺刑)。
あとこれは本当の話かどうか分からないが、映画プライベートライアンで、一兵士のライアンを兄弟を失って可哀想だからという理由で特別救助隊を編成して救出したりしてきた(さすがにこれは別の兵士が死ぬから人道的とは思えないが、軍上層部が前線の兵士の家族の事情にも目を見張っている何よりの証拠となる)。