EU首脳会議 ウクライナ支援めぐり全会一致の文書採択できず


ウクライナへの支援をめぐってEU=ヨーロッパ連合は20日、首脳会議を開きましたが、ハンガリーが難色を示し、全会一致による文書の採択はできませんでした。一方、ハンガリーを除く加盟国で、ウクライナが差し迫って必要とする軍事支援には緊急的に対応していくことなどを確認しました。

EUは20日、ベルギーの首都ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナ支援や防衛力強化について協議しました。

会議にはウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、各国に対してさらなる軍事支援を求めたほか、ロシアがウクライナから撤退し侵攻によって生じた損害を補償するまでロシアに対する制裁を継続するよう訴えました。

このあと、加盟国はウクライナに対する追加の具体的な軍事支援について検討しましたが各国の足並みがそろわず、全会一致による合意はできませんでした。

www3.nhk.or.jp/news/html/20250321/k10014755941000.html