>>535

>>初期の高バイパス比エンジンであるP&W JT9D(ボーイング747などに使用)はバイパス比5程度であるが、最新のエンジン・アライアンス GP7000ではバイパス比8.7となっている。この値はターボプロップエンジンのプロペラ推力とジェット推力の比に近く、1段のファンにてほとんどの推力を得るため、「プロペラへの回帰」と解説するむきもある。またファンとコアエンジンが主軸を共有するターボファンエンジンでありながら、遊星ギヤによってファン(プロペラ)の減速機構を有する高バイパス比エンジン(ギヤードターボファンエンジン)もあり、ターボプロップエンジンやプロップファンエンジンとの境が曖昧になりつつある。