アメリカのビッグ3が小型車やコンパクトカーを作りたがらないのは、国土と道の広いアメリカでは小型車の需要が少ないとか、
より利幅の大きい高級車や大型車の方が儲かるからそちらにリソースを集中した・・・

とか思っていたがそれとは別の事情もあったらしい。

トランプ関税の"最大の犠牲者"はアメリカ人…米紙が報じた「日本車に勝てないアメリカ車」の不都合な真実
プレジデントオンライン 4/5(土) 8:17配信
(前略)
■「チキン税」が生んだ自動車産業の歪み

大幅な関税強化は消費者を困窮させるだけでなく、長期的にはアメリカの自動車産業全体を弱体化させるおそれがある。
類似の関税によって、すでに市場に異変が生じた実例があると指摘されている。

アメリカで1960年代から続く奇妙な制度に、通称「チキン税」がある。 輸入ピックアップトラックに25%の関税をかける制度だ。
当初はアメリカ政府が、ドイツの鶏肉輸入税に対抗するために打ち出した措置だった。
ところが、全米公共ラジオ(NPR)が取り上げるように、この関税は今日まで50年以上にわたり続いている。

その結果、アメリカの自動車メーカー各社は、海外勢との競争が少ないピックアップトラック分野に力を入れるようになった。
そして、その反動として、競争の激しいコンパクトカー市場からは徐々に手を引いていった。

レイモンド・ジェームズ社のチーフエコノミスト、エウヘニオ・アレマン氏はNPRの取材に対し
「関税の作用の一つに、市場の歪みが挙げられます」と指摘する。

「ピックアップトラックへの25%関税がもたらした歪みのせいで、アメリカ自動車業界はコンパクトで安価な車を造りたがらなくなったのです」(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b5e205cb4059987a3da7772d1dc6d7def55861a?page=3