ゼレンスキーがロシアと戦い続けたいのなら、ドナルド・トランプは立ち去る必要がある -19FortyFive

ロシア・ウクライナ戦争における平和への最大の障害はウラジーミル・プーチン大統領でもドナルド・トランプ氏でもなく、ただ一人の人物、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領だ。

ウクライナ側の3年間にわたる恐るべき軍事的失敗の後でさえ、ロシアに戦争で奪取した領土を明け渡させる軍事的解決策がまだ存在するという、西側諸国の多くの人々が抱く幻想を捨て去る時が来た。そんなものは存在しない。この現実を無視し、もはや存在しない「良い取引」に固執して戦い続けることは、さらに数十万人のウクライナ人を無意味に死に至らしめるだけだ。

私の見解では、それは西側諸国が行う最も不道徳な行為です。

現状の失敗を少しでも軽減できる唯一の道は、トランプ氏がプーチン氏から得られる最善かつ醜い取引を受け入れ、戦争を終結させ、ウクライナ軍の無意味な虐殺を止めることだ。しかし、ゼレンスキー氏が戦い続けるつもりなら、トランプ氏は身を引いて、彼と欧州が最善と考える行動を取らせるべきだ。

https://www.19fortyfive.com/2025/04/donald-trump-needs-to-stand-aside-if-zelensky-wants-to-keep-fighting-russia/

著者について: ダニエル・L・デイビス
ダニエル・L・デイビスは、 21年間の現役勤務を経て中佐として米陸軍を退役し、現在は19FortyFiveの寄稿編集者として毎週コラムを執筆しています。彼はキャリアの中で4回戦闘地域に派遣されており、1991年の砂漠の嵐作戦、2009年のイラク、そして2005年と2011年に2度アフガニスタンに派遣されています。デイビスは1991年の73イースティングの戦いでの勇敢さによりブロンズスターメダルを授与され、2011年にはアフガニスタンでブロンズスターメダルを授与されました。彼は『2020年のアメリカの第11の時間』の著者です。デイビスは2012年にアフガニスタンから戻り、アメリカの軍と民間の高官がアメリカ国民と議会に戦争は順調に進んでいると伝えていたものの、実際には敗北に向かっていたことを詳述したレポートを発表し、全国的に有名になりました。