米国の全方位関税攻撃の狙いの一つとして、小包関税(800ドル以下)により中国の輸出産業を潰すというモノがある
内容としては
・米国国際輸送免許業者のみ許可
・関税は国際輸送業者が払う(120%又は200ドル)
・米国税関は自由に抜き打ち検査できる
・違法薬物や第三国経由などによる迂回行為があれば巨額罰金や免許取り消し
これで第三国を経由した迂回輸出も潰すと。

日本との交渉を優先したという事は、日本はこれを呑むと見られているな。
対日交渉はそれ以外にもエネルギー資源の購入や増産のための投資、米国製兵器の購入に思いやり予算の増額なども
交渉材料になるだろう。

で、これらが成立すると前例ができる訳で、今回の案件での交渉のベースラインとなり他国の交渉の雛形にもなるのだ。
要するに「日本とはこのような取引が成立した。何でおたくの国と日本よりも甘い条件で取引しなければならんのだ?」
という話になってくる。