人はなぜワクチン反対派になるのか ―コロナ禍におけるワクチンツイートの分析―
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2024-02-05-001

第1の分析からは、ワクチン反対派は賛成派と比べて政治的関心が強いことが明らかになった。
右派的な傾向を見せるユーザもいるが、リベラルな傾向を見せるユーザの方が多数派を占める。
一方、ワクチン賛成派はワクチンに関するツイートやリツイートはしているものの、主にゲームや
アニメなど私的な趣味への関心が強く、政治への関心は弱かった(図1)。
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/hs-fs/hubfs/press-release/2024/0205/001/fig02.jpg

第2の分析からは、コロナ禍以前からワクチン反対派であったユーザは特に政治的関心が強く
リベラルな傾向を見せるのに対して、コロナ禍以降にワクチン反対派になったユーザは政治的な
傾向が弱いことが明らかになった。一方、コロナ禍以降にワクチン反対派になったユーザは
陰謀論やスピリチュアリティに関する単語がツイッターのプロフィール文に頻繁に表れることが
明らかになった。例としては「三浦春馬」「集団ストーキング」「テクノロジー犯罪」「波動」
「宇宙」「スピリチュアル」「柔軟剤」などが挙げられる。したがって、コロナ禍以降に新規に
ワクチン反対派になった人々は陰謀論やスピリチュアリティに対する関心がきっかけとなって
反ワクチン的態度を持つようになった可能性が示唆される。


元からパヨク政治思想の持ち主、あるいは陰謀論スキーなどが、自身の生息する情報環境に蔓延した
反ワクチン思想に染まってしまっただけなのね