ウクライナ支援のため、アメリカの防空部隊が増派される -NYT
パトリオット防空システムがイスラエルからウクライナへ移動しており、西側同盟国はドイツかギリシャに別のシステムを派遣させるための兵站措置を協議している。

ウクライナは現在8基を保有しているが、稼働しているのは6基のみだ。米国当局者の1人は、残りの2基は改修中だと述べた。イスラエルから1基、ドイツまたはギリシャから1基を調達すれば、ウクライナは合計10基のパトリオットシステムを保有することになる。その多くは首都キエフの防衛に充てられることになる。

米国の機密防衛装備品輸出規則では、米国製パトリオットミサイルシステムのウクライナへの移転は、たとえ他国経由であっても、米国が承認しなければならない。

ウクライナはバイデン大統領の許可のもとで今も武器の供給を受けているが、その供給は今夏には終了すると予想されている。
パトリオットシステムの構築には少なくとも10億ドル、運用には約90人の兵士が必要となる。

https://archive.md/8tAkK
https://www.nytimes.com/2025/05/04/world/europe/ukraine-russia-war-patriot-systems.html