ロシア侵略軍、ポクロフスク攻勢の兵站支援のため網のトンネルを敷設
https://militarnyi.com/en/news/russian-invaders-build-net-tunnels-to-support-logistics-in-pokrovsk-offensive/
ポクロフスク地区では、ロシア軍がドローン攻撃から兵站ルートを守るため、網でできたトンネルのような構造物を敷設している。
この映像は、ウクライナのドネツク州ポクロフスク地区の占領下にあるカルリウカ村の近くで撮影されたと伝えられている。トンネルはドネツクとポクロフスク市を結ぶE50高速道路沿いに建設されている。
これらの構造物により、侵略者は占領したセリドヴェとノヴォフロジフカの都市に比較的安全に物資を運び、ポクロフスクへの攻撃の拠点として機能した。
ロシア軍によるこのような網システムの初使用は、 2023年夏、バフムート近郊で確認された。当時は連続したトンネルではなく、ドローンを捕捉するための独立した網区画であった。
その後、クピャンスク方面ではロシア軍が漁網で車両ルートを覆い始め、即席の防御通路を作り始めた。観察者たちは、ドローンの妨害には金網よりも漁網の方が効果的だと指摘した。
金網は FPVドローンの爆発を引き起こす傾向があるが、漁網はすぐに爆発を引き起こすことなくドローンに絡まる可能性が高くなる。
これらのシステムは比較的安価だが、設置は労働集約的だ。しばしばドローン攻撃の脅威にさらされながら、ポールを掘り、ネットを張る必要がある。さらに、この種の大型構造物は継続的なメンテナンスと頻繁な修理が必要だ。