アメリカでは年収1千万円以上は無いと文化的生活が困難な国

「ド軍チケット高すぎて観にいけない」1168億円”大谷経済効果”の裏で地元紙が悲哀…インフレ地獄で帰国する在米日本人
みんかぶマガジン 5/12(月) 9:40配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c939d8f6093c865ab854ae35c5e41ee0465bf6a?page=1
(前略)
さてドジャースのチケットは人気により変動する「ダイナミック・プライシング」のため、この日のチケット価格は高騰しました。
私が買ったのは3塁側の上の方のエリア。 球場の中では相当安いチケットの部類になるのですが、ここでも150ドル(約2万1000円)。

仮に家族4人で訪れたらチケットだけでまず600ドル(約8万5000円)になります。
球場で夕飯をしっかり食べて、大人はビール飲み、ドジャースの1枚50ドル(約7100円)をTシャツも家族分買うなど、油断していると駐車場代をいれて
1000ドル(約14万円3000円)を超えてしまいます。
(中略)
USCラスクセンターの調査によると、現在ロサンゼルス郡の平均世帯年収は10万1800ドル(約1450万円)です。
この給料で生活費などの必要経費を払った後、自由に使えるお金は月530ドル(7万5000円)。 そう考えるとちょっと異常な価格になっています。
(中略)
米国勢調査局の年次報告書によると、2023年における米国の実質平均世帯所得の中央値は8万610ドル(当時約1200万円)です。

厚生労働省のレポートによると、2023年における日本の世帯年収中央値は405万円なので、日本と比べると高く見えます。
ですが、アメリカはコロナ禍前の2019年以来4年ぶりの増加で、しかも2019年に比べて600ドルほど低い数字でした。
その間、インフレ率は2021年は4.68%、2022年7.99%、2023年は4.13%と爆発的に伸びています。
(中略)
2024年の4〜6月期は、シリコンバレー地域の住宅価格中央値が200万ドル(当時約2億9400万円)を突破したことが話題を呼びました。
最も価格が高い地域トップ10のうち、7つはカリフォルニア州でした。
私が住むロサンゼルスはトップ10には含まれていないものの、前年比8.8%増の85万ドル(当時約1億2700万円)とそれでも高い価格です。
私の知り合いにもロスの住宅費が高すぎて住めなくなり、オレゴン州に引っ越した人がいました。(続く)