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元すーぱー航空プラモ積み技術者が、満を持して三菱T-Xコンセプトを超分析!

[前提]
・動力は双発・直径6-70cmクラスのターボファンエンジン
・T-4のみならず、F-2BやF-15DJといった実戦訓練を行う機体を「機器の組み換え」で更新しうる
・機銃がある(もしくは機銃を積んで撃てる機体規模・強度)
・実戦機のシステムや作戦を地上の各施設と連携して模擬できるエンベデッド・シミュレーション・システムを搭載
・実用型の規模はF-2に近いものとなる

[超分析]
▶機体の特性
複数のイメージが示すところは、幅広のクリップドデルタ主翼。
つまりフルパワー時のトップスピードではなく、レンジと離着陸性能を意識していることがわかる。
近いものといえばF-35"C"である。これに近い特性が想定される。

また、エンジンは後胴尾部ではなく、T-4のように中銅部下部に配置されている。
重心に重なるか、空力中心より前になることが意識されて配置されている。
F-35のような補正前提の極端なリアヘヴィではなく、バランスを取りやすい重心である。
練習機としての安全性を強く意識していることがわかる。

ノズルを見るに、T-2に近い印象がある。
排気が高温になるアフターバーナーを前提としていることが見て取れる。
ただし、マッハ2クラスではなかろう。