「ハーバード」留学不可、欧州を米研究者の「受け皿」に…
中国への頭脳流出を警戒
www.yomiuri.co.jp/world/20250526-OYT1T50008/

欧州が注視するのが中国の動向だ。
日本の文部科学省によると、米国が2019~21年に発表した国際共同論文のうち
中国が関わる論文は28%を占め、国別で首位となっている。

科学技術強国を目指す中国が、
交流のある米研究者たちを囲い込むとの警戒感が欧州で強まっている。

スイス・ジュネーブ郊外にある素粒子研究の国際拠点
「欧州合同原子核研究機関(CERN)」の関係者は読売新聞の取材に
「中国との間で米研究者の獲得合戦が激化するのは確実だ。
西側陣営は予算を確保して米研究者を引き寄せるなど早急な対応が求められる」と警鐘を鳴らした。