スズキの鈴木俊宏社長がこのほど、
中国の比亜迪(BYD)が日本の軽自動車市場に電気自動車(EV)で参入することについて
「個人的には大歓迎」との考えを示したことが中国でも報じられた。

中国メディアの快科技は2日付記事で、鈴木社長が
「EVはこれまで電池の高コストをカバーできる高級車が中心だったが、
コストの制約がなくなれば、むしろ軽のような小さなクルマでこそ威力を発揮する」と述べたことを伝えた。

また、BYD日本法人の東福寺厚樹社長が
「軽自動車は日本人のライフスタイルにとてもよく合っている」とし
「消費者がその経済合理性を正しく理解すれば、既存の大手メーカー以外の軽自動車を購入する意欲は十分にある」と述べたことや、
BYDの軽EVは2026年後半に投入予定で、日産の「サクラ」との競争が予想されること、
昨年の日本での軽自動車の売上高は180億ドル(約4兆5740億円)に達し、
自動車市場全体の約40%を占めたことなども紹介した。

BYDが日本に軽EVを投入するとの報道について、中国のSNS上では
「日本メーカーにとって脅威となるだろう」
「日本では背が高くて箱型の軽がよく売れているらしいね」
「これって日本市場専用?」
「値段はいくらぐらいになるのだろう?」
などのコメントが寄せられた。

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