小さい胸が好まれたことは人類史でない→これに対する引用リポストで長文の知識が出てきて困惑させられる
https://togetter.com/li/2564171

@TwitteeJapan
江戸時代には巨乳よりも貧乳がもてはやされた。貧乳の方が感度が良い、あるいは巨乳の女性はバカであると思われていたと『いろの辞典』は記す。巨乳の女性は乳布という布で胸を押さえ、小さく見せていた。
1960年代くらいまでは大きな乳房はコンプレックスの対象になることがあった。アグネス・チャンは豊かなバストを押さえるべく、さらしを巻いていたという逸話もある。

キリスト教の影響下にある5-10世紀のヨーロッパでは、胸の膨らみははしたないものとされ、バストやウェストを締め上げ胸の膨らみを抑える「コルセット」の誕生につながる。性は淫らなもの=悪という発想から、女性は貧弱な肉体の方が尊ばれた。胸の谷間を「悪魔の隠れ家」と呼んだこともあった。また、当時薬草として広く使用されていた毒ニンジンであるが、少女のうちから胸に塗布していれば成長後も乳房が硬いままであるとされた。巨乳が女性の美しさとして評価の対象になっていないという時代背景を考えると、一種の美容薬と言える。

中国では伝統的に、乳房は束縛されることで価値を与えられてきた(cf.纏足)。抹胸(まっきょう)、小馬甲(しょうばこう)、肚兜(ととう)など、膨らみを押さえて平らにする下着が奨励されていた。1949年の中華人民共和国成立以降でも、女の肉体を強調するのは憚られ、少女たちは胸を平らにすることを自らに強いた(特に文化大革命の時期。ただし具体的手段不明)。