>>242
>国際世論も微妙に傾き始め、湾岸諸国からは「イスラエルは抑止どころか火に油を注いだ」との冷ややかな声。
>アブラハム合意で出来たばかりの枠組みもヒビが入り、代わりに北京とモスクワがほくそ笑む構図なんよ。

むしろ湾岸産油国全てにとってイランの核兵器開発と大量の弾道ミサイルは深刻極まる軍事的脅威であり、
アサド政権が崩壊した今となっては名実ともにイランが最大最強の軍事的脅威になりましたが。

それをイスラエルは自国に大量の弾道ミサイル報復攻撃を引き受けるリスクまで負いながら、イランの核施設や
弾道ミサイル関連施設に大打撃を与えたのだから、むしろ湾岸産油国にとっては有難い話です。

だからイスラエルがイランに大規模空爆を繰り返しても、湾岸産油国はそれを一切邪魔しなかったし、中ロすら
口先だけの抗議に留まったのだから、むしろ孤立したのはイランの方。

米軍がイランの核施設を空爆しても、報復としてホルムズ海峡封鎖には踏み切れなかったし、最初から全弾を
迎撃される事前提の申し訳程度の小規模な弾道ミサイル攻撃を、カタールの米軍基地に行ったのみだから、
どちらの立場が弱いのか一目瞭然。