普通の榴弾の方が危害半径が大きいので効果的だと言うのは、三式弾のアイディアが出て来た時から言われており実際その通りだったろう コケ脅しとしては効果があったので最初は米軍機もビックリして回避した様だが、その特性が知られると撃たれても滅多に当たらないし回避すればまず被害は受けないと報告されている
しかし大口径の榴弾を使う事を考えた時に帝国海軍は米海軍のMk 37FCSの様な水上対空両用FCSなんて高級なモノは装備しておらず砲術長が腰ダメで信管時間を指示していた訳だから榴弾だろうが三式弾だろうが敵機の近くで炸裂させる事自体がそもそも困難だった そうであれば関係ない所でボカンと爆発する零式弾より隅田川の花火みたいに派手に焼夷粒子をばら撒く三式弾の方が米軍機を牽制する効果はあったろう
但しヘンダーソン飛行場砲撃に関しては三式弾の効果は疑いない 掩体に隠された米軍機の殆どを撃破して米海兵隊をあともう一歩まで追い詰めている