>>297
第一に、既に述べたように遺体回収率が困難であることは、負傷者や人員の回収率が困難である要因と等しく、ウクライナにおいて従来の戦術理論を逸脱するような要因は存在しない。根拠のない既存の戦術理論の否定はただのオカルトに過ぎない。

第二に、これも既に述べた結論から、それらの情報源はいずれも西側が操作可能な情報源のみで構成されていることが証明されており、現実の前線の推移との矛盾も示されている。

第三に、交換によってのみ知り得る知識を交換前から知り得ることはなく、知り得ない知識に基づいた主張を、根拠のないものとすることは論理的である。

第四に、他の戦術要因で説明することは既存の戦術理論に対する否定であり、その新理論を構築できるなら素晴らしいが、残念ながら根拠の薄弱な論理と矛盾が生じる破綻した説明になるだろう。

不確かな材料であろうと軍人が軍事的な分析を行うならば、既存の軍事論理をもとに現実がどのような過去の戦争の繰り返しであり、どう次の一手を計画すべきか、正確に状況を把握できなければならない。
戦況の理解に理論を除外してメディアの発表する「検証可能な情報」に頼る軍人などというものは、これまでも存在せず、それらはただの暗愚な役人にしかならない。