ロシア 個人ローンの延滞額 過去最高の3兆円近くに 消費者金融の利用者が急増
テレビ朝日系(ANN) 7/15(火) 7:44配信

ロシアで個人ローンの延滞額がおよそ2兆8200億円に膨れ上がっていることが分かりました。
借金の返済が大勢の国民にとって困難な状況です。

ロシアの有力紙イズベスチヤは14日、ロシア人の個人ローンの延滞額が1兆5000億ルーブル、およそ2兆8000億円に上り、
統計を取り始めた6年で最高額になったと報じました。

独立系メディアによりますと、ロシア人の銀行や消費者金融などからの借入れはおよそ40兆ルーブル、およそ75兆2000億円に
上っているということです。
特に2023年末から2024年初頭にかけて、返済リスクの高い借り手に高金利で貸し出されたローンの返済が滞っているという
ことです。 消費者金融の利用者が急増していて、去年は過去最多となる1480万人が利用しました。

消費者金融の店員
「銀行に断られた人たちが来ます。(利息は)1日あたり0.8%、月24%です」

ロシア政府は経済の停滞を回避するため、景気刺激策として低金利の住宅ローンなどに力を注いできましたが、地価が
高騰しすぎたため24年夏にこれを打ち切っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/845a97cfbbe26bde99df1919d024f57f75f27b51

これでは多重債務者を借金帳消しと引き換えに片っ端から前線送りにしても全然追いつかなさそう。