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クリミアの選挙はロシア軍の強制と言っていたギルキンについて

もしギルキンがNATOの代理人であるならば、ロシア国内で生存し続け、しかも積極的に発信を続けているという状況は不自然だ。ロシアは国家安全保障に関わる人物に対して極めて厳格な対応を取る傾向があり、実際に反体制的な人物や情報漏洩者が拘束・暗殺された事例は複数存在する。

ギルキンは2023年にロシア国内で逮捕されているが、その理由はプーチン政権への批判であり、NATOとの関係を疑われたからではない。彼の発信内容はむしろロシアの軍事的失敗や戦略の誤りを批判するもので、NATOの利益に沿っているとは言い難い。

また、NATOはウクライナに対して直接的な軍事介入を避けており、代理人を使って戦略的な工作を行うという主張自体が、証拠なしには陰謀論の域を出ない。ギルキンのような人物が長期間にわたって自由に発信し、拘束されても命を奪われていないという事実は、彼がNATOの工作員である可能性を著しく低下させる。