>>910
反論が進歩してないなぁ


①「10/7を検討していない」→事実誤認
COIは10/7の別報告でハマス等の戦争犯罪・人道に対する罪を判断(2024年報告)。今回の文書は「ガザにおけるジェノサイド該当性のみ」を法的に分析する限定スコープで、案件を切り分けただけ。
2025年の新報告(A/HRC/60/CRP.3)は、イスラエルがジェノサイド条約上の4/5要件に該当と結論。“本報告はジェノサイド判断に限る”と明示。

結論:「10/7を無視」はデマ。COIは事件ごとに報告を分けているだけ。

②「COIは国連の“非公式”、ただの勧告」→成り立たない
COIは国連人権理事会のマンデート機関。報告は国連公式文書として公開。国連・OHCHRは「イスラエルはガザでジェノサイドを行った」と公式プレスで明言。付随の国連配布インフォグラフィックでも「4行為該当」を整理。

結論:「国連の公式じゃない」は虚偽。“各国政府から独立”=調査の独立性であって「国連と無関係」ではない。

③「ICJ仮保全=意味なし/ジェノサイド認定でもない」→論点すり替え
ICJの仮保全は拘束力あり(LaGrand事件)。「仮だから無視可」は明確に誤り。
ボスニア・セルビア判決(2007):防止義務は“深刻なリスクを知った/通常知り得た瞬間”に発動(para. 431)。第三国も予防に向け可及的措置を要する。
erga omnes partes(条約締約国全体に対する義務)はミャンマー事件でICJが再確認。第三国にも射程が及ぶ法理。なお、ICJが最終判決で“確定認定”する前でも、仮保全は遵守義務を課し、各国の防止義務は“リスク段階”で具体化する。

結論:「判決前は義務なし」「仮保全は無意味」は国際法の初歩から誤り。

さらに:人身攻撃(委員の国籍で貶す)=無意味
COIの判断は証拠・法適用に立脚し、委員の国籍は法的結論と無関係。しかも結論は数万点の証拠分析を経た公式報告と国連プレスで裏付け済み。

まとめ:
COIは別報告で10/7も審査。今回報告はガザのジェノサイド限定。
国連公式文書+OHCHR公式プレスでジェノサイド認定を明言。
ICJ仮保全は拘束的(LaGrand)。防止義務は“リスク認識時”に発動。erga omnes partesで第三国にも責務。

ハイ、終わり