>>32
「各社の技術の、良いとこ取りをして作る」としてだな

ロールスロイスのエンジン構想の「良いところ」ってのは
発電機(内蔵スターター・ジェネレータ)と、冷却装置なわけじゃんね
今のところ、売りになる先進技術として発表されているのは

日本のXF9-1では、エンジンの基本性能に関わる、独自技術がいくつもあるわけやん

・ブレードとディスクを一体製造する、ブリスク構造
・ブレードの形状が、前方スイープ翼
・入口温度1800度Cに耐えるブレード素材は、日本のNIMSの研究を、IHIが引き継いで完成させたもの
・溶性鍛造ディスク材は、日本エアロフォージ(日立金属・神戸製鋼・IHI・川崎重工の合弁会社)の5万トンプレス機を使用
・燃焼室出口の温度を平準化するため、燃焼室は環状一体型で、広角スワーラ燃料噴射ノズルを使う

ロールスロイスの技術とマージされるとしても、結局、
エンジンの中核技術は、日本のIHIとしか言いようがないんとちゃうんかこれ?

ロールスロイスの技術もマージされることで
もっとすごいエンジンができるなら、それに越したことはないけど

内蔵スターター・ジェネレータは
構造が複雑化して整備性が低くなるんで、軍用エンジンに本当にそれ採用するんやろうか?
おれ前からそれ言ってるんやけど、よっぽど劇的に性能向上するなら分かるんやけど

冷却用の4本パイプも、細いパイプを4本も突き出させて
長時間の激しい振動が続く戦闘機用エンジンで、見るからにそこで問題発生しそうなんやけど
それ採用できるんか?

で、性能が向上するなら、それに越したことはないんやけど
それでも結局、エンジンの中核技術は、日本の技術としか言いようがないと思うんやけど
その辺はどうなん?