3500機も量産された戦闘機である疾風をパイロット数人のコメントで評価するのは不適当に思える
悪評のみを数件ピックアップすれば印象を作れる
フラットな視点と思える評価としてアメリカのTAICのレポートなどがあるが、素直に良い評価で、日本の実用戦闘機の最良の一つとしている。
これは紫電改との優劣評価を直接行ってはいない。
仮に実際の疾風の能力が紫電改にやや劣るか同等としても、疾風には登場時期が圧倒的に早い優位がある。
そこから、既に疾風がある中で、大して変わり映えのしない紫電改を開発したのは無駄だったと思えるのだ。
開発リソースを疾風の量産、改良、海軍への配備などに費やした方効果的だったのではと。
ただ、仮にそうしても戦局に影響は無かったろうとは思う。
そう考えると、海軍局地戦闘機は軍オタの愛玩物として存在価値はあった。
それに国力を投じるのはどうかとは思うが。