メディア:ダッソー、ウクライナへのラファール戦闘機供給の準備完了
https://militarnyi.com/en/news/media-dassault-ready-to-supply-rafale-jets-to-ukraine/
フランスの航空宇宙企業ダッソー・アビエーションは、ウクライナ空軍へのラファール戦闘機供給の準備が整っていることを確認した。
メディアによると、ウクライナとの協議は既に進行中だが、交渉の現段階は不明確なままである。ウクライナが受領する可能性のある戦闘機の数や潜在的な納入時期は明らかにされていない。
ラファールに関する協議と並行して、ウクライナが保有するミラージュ2000戦闘機の近代化も検討されている可能性が高い。
10月28日、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ空軍強化のため別の欧州製戦闘機の導入を検討中と発表した。
「航空機についてはスウェーデン、フランス、米国の3カ国と並行して協議中だ」と大統領は述べ、ウクライナ戦闘航空部隊の近代化対象としてF-16、グリペン、ラファールの3機種が選定されたことを強調した。
さらに2021年には、マクロン仏大統領がキエフ訪問時に、旧ソ連製MiG-29戦闘機の代替としてラファール戦闘機の提供をウクライナに提案する計画があったと報じられた。
しかしこの協議は保留状態となった。両国間で予備合意が成立したかどうかは依然不明である。