トランプ大統領、ウクライナへのトマホーク配備は今のところないと明言
https://www.reuters.com/world/europe/trump-says-no-tomahawks-ukraine-now-2025-11-03/
2025年11月3日午前10時06分(GMT+9) 2時間前更新
11月2日(ロイター) - ドナルド・トランプ米大統領は2日、ウクライナがロシアに対抗するために長距離トマホークミサイルを入手することを可能にする合意は今のところ検討していないと述べた。
トランプ大統領は、ウクライナへのトマホークミサイルの移転を条件にNATO諸国に米国がトマホークミサイルを売却する計画に対し、戦争をエスカレートさせたくないとして冷淡な態度をとってきた。
大統領専用機エアフォースワン機内で記者団に語った最近の発言は、依然として消極的であることを示唆している。
フロリダ州パームビーチからワシントンD.C.へ向かう機内で、ミサイル売却の取引を検討しているかとの質問に対し、トランプ大統領は「いや、実際には検討していない」と答えた。しかし、考えを変える可能性もあると付け加えた。
トランプ大統領とNATO事務総長マーク・ルッテ氏は、10月22日にホワイトハウスで会談し、トマホークミサイルの構想について協議した。ルッテ氏は金曜日、この問題は現在検討中であり、決定は米国次第だと述べた。