誰が戦争を引き起こして続けたいのか分かるな

一方、ゼレンスキー氏は欧州の友好国らと作った対案をトルコに持参していたが、ロシア側が受け入れそうにない内容だったという。

 ロシアとウクライナの和平交渉は、7月に両国の代表団がトルコで協議して以降、停滞している。

ロシアの侵攻が続くウクライナの和平について、欧州の外相は20日、和平計画にはウクライナと欧州が関与する必要があると指摘した。

フランスのバロ外相は、いかなる和平案もプーチン・ロシア大統領に「屈服」するものであってはならないと指摘した。「ウクライナの人々は、全ての人の主権を尊重する公正な平和、将来の侵略によって疑問視されることのない永続的な平和を望んでいる」とし、「平和は屈服であってはならない」と語った。

他の欧州外相も同様な見解を示した。ポーランドのシコルスキ外相は、ウクライナ和平は欧州の安全保障にかかわる問題であり、和平案の検討に欧州の参画を想定するとした。また、ウクライナが自国防衛能力を制限されるべきではないと述べた。