>>188
突撃砲は砲兵が小型の野砲(歩兵砲/塹壕砲)を人力で押して転がして敵陣の直前まで持っていって直接射撃していたとこから
押すの大変なのでせめてトラクターに乗せて運びたいー敵陣に近づくとガンガン撃たれて危ないだろうから盾をつけようーどうせなら盾で囲もうーこうなったら密閉型でいいや
って流れで誕生したものなので、元々の砲が砲兵の管轄なので砲兵の所管になる

駆逐戦車は突撃砲の意外?な対戦車戦闘能力の高さ(当初は戦車部隊は大火力であっても砲塔のない突撃砲は対戦車戦闘には不利だと考えていた)に着目した戦車部隊(機甲科)が
有効な対戦車戦力として欲しがったけど砲兵科が突撃砲を融通してくれないしそれならとして突撃砲的なものを作ると「それは突撃砲だから砲兵科のものだろ」って持っていってしまうので
「これは戦車であって突撃砲ではない」とするために実質的に突撃砲とほぼ同じ存在に対してそう名付けたものなので、戦車隊(機甲科)の所管になる

砲塔のない重装甲の歩兵戦車が突撃砲と呼ばれるようになったわけではないし、砲兵管轄の対戦車自走砲が重装甲化して駆逐戦車になったわけでもないのだ