英国は9日、ロシアの有利となるように情報操作を行ったとされる団体と、英国とその同盟国に対するサイバー攻撃を行ったとされる中国企業2社に制裁を科した。
制裁対象にはロシアのメディア「ライバー(Rybar)」も含まれており、「ライバーのテレグラムチャンネルと28言語の関連ネットワークは、世界中で数百万人に届いている」とイベット・クーパー外相は述べた。
ライバーは「偽の『調査』やAI(人工知能)を活用したコンテンツなど、クレムリン(ロシア大統領府)の典型的な情報操作戦術を用いて、世界情勢に関するナラティブをクレムリンに有利に仕立て上げている」とクーパー氏。
同氏によると、ライバーは「独立機関を装っている」が、ロシア大統領府や国営企業から一部資金提供を受け、ロシアの情報機関と協力関係にあるとされる。
 
ライバー見てる人案外多かったのか