この>>113図の場合傾きがどの程度階調を示せているか、を示す
HDR10(1000cd表示)は上限まで一定の階調を示す。
上限600cdは540cd程度まで忠実に再現し、それ以上には輝度を圧縮。
300cdは250cdが閾値。

問題はどこがズレても良くて、どこがずれるとまずいのか。
答えは簡単でズレてはまずいのは0.005〜300cd。
現行のSDR表示でもこの領域を使って、基本的な画を出しているわけだが、
すなわちHDRでも基本的な画はここで出すことになる。アタリマエだわな。

そうしてみると通常のHDRテレビ(600cdくらいは出る)であればその領域は輝度の取扱は実は忠実。
ロールオフはこう言う形で画質への影響を最大限避けて行われる。
そもそも0から始めるならHLGと同じと言えるね。HDR10名乗る資格はないよw

一方でHLGは逆に0からロールオフされてる、とも言い換えられる。
つまり一番重要な部分で大きく輝度がずれる。
だからダメなんだよ。これがPQとHDRの致命的な差。