>>680
動画の意味を理解出来てないみたいので解説すると

Atmosは7.1.2chベッドと最大118オブジェクトを使って音を配置している
家庭用Atmosはこの音を最大15オブジェクト+LFEにクラスタリングして収録している
https://tutorials.hybrik.com/dolby_atmos/spatial_coding.png

オブジェクトはフロア7ch(最大24ch)のスピーカー位置にあれば、そのスピーカー単独に音を出力
トップ4ch(最大10ch)のスピーカー位置にあれば、そのスピーカー単独に音を出力する

スピーカーの中間位置(上下を含む)にあれば隣接する複数スピーカーで音を出力する
https://i.imgur.com/PJAR3JE.gif https://i.imgur.com/hJToepX.gif

Dolby Atmos Object Demo(Download linkからAtmos音源をダウンロード可能)
https://www.youtube.com/watch?v=j67rTaGCi4w https://www.youtube.com/watch?v=eiTHfouxx2U

前記Object Demoを見ると、実際の作品でAtmosのオブジェクト(音)がどのように配置され
設置しているスピーカーに、どのように音が出力されるかが分かる

例えばこのシーンはフロアの7chとトップミドル位置にオブジェクトがあり
それ以外に2~4個のオブジェクトが動いている
https://www.youtube.com/watch?v=zqWlgYPEsnU

7.1.4chで再生すると、赤のボール(オブジェクト)はフロア7chに出力、水色のボール(オブジェクト)は
フロア7chとトップ4chを使い、その位置に定位するように複数スピーカーで出力される

実際に天井のトップスピーカーにはこの動画の音が出力されており
https://www.youtube.com/watch?v=vY3GFPZ-Gvk
2chならこのままの音が天井から出力(前後はなくなる)
4chなら天井の前後スピーカーに分割して出力され前後も表現される

つまりそのYouTube動画は、Atmosの音がどのように出力されているかを視覚的に分かるようにしたもの
この動画も同様、緑のボックスは設置しているスピーカーで、明暗は出力レベルを表している
https://www.youtube.com/watch?v=guHU2G3R6gw&t=111s