■乳児期の予防接種は、各地域ごとの接種スケジュールと予防接種ごとの間隔を
 考え合わせて。微妙な、あるいは特殊な個々の事情がある場合は、ここで聞くよりも
 直接市町村に問い合わせた方がよいでしょう。以下原則。
  →BCGは無料で受けられる時期が短いし、赤ちゃんが体調をくずして受け損なうのも
   心配なのでできれば優先した方がよい。
  →4種混合は回数が多いので接種間隔の範囲内で体調のよい時に確実に受けておく

■1歳になったらMRワクチン(麻疹<はしか>+風疹)を最優先。
  →かかると重くなりやすく、流行の危険度が高いため。

■MRワクチンの2期(小学校に入る前の1年間に接種=幼稚園の年長さん)は、
 それまでに規定通り麻疹・風疹を1回ずつ受けた人も受ける対象になる


■おたふくと水疱瘡、どちらを先に受けるべきか?
  →その地域で流行しているものがあれば、そちらを先に
   そうでなければ、感染したあとでも薬がある水疱瘡を後に
     おたふく→難聴・失聴の恐れアリ
     水疱瘡→顔に跡が残る・将来帯状疱疹の恐れも

ムンプス難聴について
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_35.html


■突発性発疹にかかったら、その後2〜4週(医師によって違う)は予防接種が
 受けられない。
 水疱瘡その他にかかった場合も、一定期間は予防接種が受けられないことも。