>>71
シリコーンをオイル(油)に分類するかしないかは化粧品会社によって違う。
シリコーンは水に溶けないのでそういう意味で「油」や「油性成分」として分類することが多い。
しかし一方でシリコーンは炭化水素や油脂といったいわゆる油と呼ばれるものにも溶けにくいものが多い。
(もちろん油に溶けるシリコーンもあるのでシリコーンは水にも油にも溶けないというのは言い過ぎ)

オルビスが有名だが、オイルを悪役にして商品の差別化をはかっている企業がある。
そういった企業やブランドにとってメイク品は鬼門。メイク品にとって油は必要不可欠だから。
そこでシリコーンは水に溶けないだけでなく、油にも溶けない(ものが多い)ことに注目して
シリコーンを水性成分でもない、油性成分でもない、「シリコーン」という第3の分類と考える。
そうするとシリコーンは油じゃない。だからシリコーン系成分でメイクを設計すればオイルフリーになる。

そういうこと。