松本清張 [無断転載禁止]©2ch.net

**吾輩は名無しである** · 2016/08/25(木) 19:30:00.48

純文学、推理小説、時代小説、古代史、昭和史発掘等、小説から評論、ノンフィクション、何でも来いの超人について語りましょう

**吾輩は名無しである** · 2022/03/31(木) 20:50:23.83

立命館大学図書館
松本清張「草の径」と西園寺公望
2022年3月26日（土）～4月25日（月）
http://www.ritsumei.ac.jp/lib/exhibition/article/?news_id=1215

**吾輩は名無しである** · 2022/04/01(金) 06:29:37.45

歴史区分では現代だけど昭和を舞台にした時代ものだな
江戸時代ものドラマにもルールがあるように
清張作品もドラマで作る際はルールが必要だ
登場人物は携帯電話を使ってはいけないし、パソコンが出るのも駄目
田舎の駅舎は木造建築
エアコン設置・使用している中小企業や一般住宅なんてない
夏は扇子や団扇で扇風機さえない場所ばかりじゃないと

**吾輩は名無しである** · 2022/04/02(土) 16:21:54.10

>>211
神と野獣の日

**吾輩は名無しである** · 2022/04/09(土) 11:44:16.15

面白い

**吾輩は名無しである** · 2022/04/09(土) 21:55:40.58

>>213
とっくにそのルール破られてないか？

**吾輩は名無しである** · 2022/04/10(日) 22:15:23.74

>>213
こないだ見たけどUSBとか普通に出てきたわ

**吾輩は名無しである** · 2022/04/11(月) 00:04:50.19

>>208
>近年だと藤沢周平と似ている。

清張に近いのは森村誠一だと思うけど
たとえば日本共産党はまごうことなき革新陣営であり庶民の味方と考えるような
冷戦時代の思考様式の人には受け入れやすい図式的発想とでもいうか
実際の政治は国際政治も含めてもっと複雑だけどね
とはいえ、晩年の清張は面白いところに接近していったけど時間が足りなかったね

**吾輩は名無しである** · 2022/04/11(月) 22:20:04.50

短編集より長編の方が面白い

**吾輩は名無しである** · 2022/04/11(月) 22:25:03.50

松本清張の政治的事件の犯人って全部GHQなんだろ

**吾輩は名無しである** · 2022/04/12(火) 10:08:47.29

>>218
森村誠一だと擬芸術的でさえ無いかも

**吾輩は名無しである** · 2022/04/12(火) 10:59:55.12

222

**吾輩は名無しである** · 2022/04/13(水) 00:27:11.36

>>221
>森村誠一だと擬芸術的でさえ無いかも

そういう部分を排除して通俗性に徹しているからこそ
たとえば平家物語を読ませたりできるのだとおもいます
清張は独自の学際的な考証を入れたりするからなあ
あれはあれでユニークだけど読者大衆にとっては退屈だろうね

**吾輩は名無しである** · 2022/04/17(日) 12:11:16.21

共産党支持してたから松本清張と森村誠一が似ているとか一面的すぎるだろ
そもそも森村誠一は松本清張の作った社会派推理小説のパクリなんだから似てる部分が多いに決まっている
どんだけ読み筋がないんだか

**吾輩は名無しである** · 2022/04/17(日) 15:53:42.28

>>202
坪内逍遥だけでなく山田美妙も。
逍遥の「小説神髄」は当時の英国雑誌のツギハギに過ぎず、今から読むと全く面白くないと作中でハッキリ言わせているのが面白い。

**吾輩は名無しである** · 2022/04/17(日) 16:00:11.39

森鷗外との「没理想論争」、松本清張からすれば
ハルトマンのコピペ対英国雑誌のコピペの論争で、
所詮は、極東の輸入学問同士の論争に過ぎないだろうが、
（松本清張ひいきの）鷗外を擁護するなら「逍遥、その程度で偉そうな顔すんな」くらいの気分はあったかもな。

**吾輩は名無しである** · 2022/04/21(木) 01:01:51.96

https://i.imgur.com/NZQKMw4.jpg

**吾輩は名無しである** · 2022/04/21(木) 17:49:01.83

>>225
文豪ってやつ？
山田さんには興味あるから読んでみよ

現代日本の文体を作ったのに消えた作家って

**吾輩は名無しである** · 2022/04/22(金) 19:01:42.36

美妙は根本的に卑しいって大岡昇平がなんかで書いてたな

**吾輩は名無しである** · 2022/04/22(金) 22:13:50.49

>>228
文豪に入ってる「行者神髄」

**吾輩は名無しである** · 2022/04/25(月) 16:17:49.54

たまたま覗きにきたスレでたまたまちょっと話題になってた『証明』買って読んでみたが、いいっすねぇ
松本清張初めてだけど今でも通用する文体で疲れないのもポイント高い
吉村昭の『仮出所』とかも松本清張ファンは好きかな？

**吾輩は名無しである** · 2022/05/21(土) 00:32:46.59

https://i.imgur.com/MAtCUHW.jpg

**吾輩は名無しである** · 2022/07/01(金) 08:55:36.13

すみません。
黒革の手帖の1982版を見たいのですが、海賊版入手以外に見る方法はないのでしょうか？

**吾輩は名無しである** · 2022/07/02(土) 00:18:29.77

「松本清張の黒革の手帖」（1982年）
https://twitter.com/strip_archivist/status/1541773429497442305
https://twitter.com/strip_archivist/status/1542147975954432000
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

**吾輩は名無しである** · 2022/07/09(土) 23:31:37.19

>>234
羨ましいですね～
マメに録り溜めている人は強い

今日は事故、証言、寒流を見ました。
証言の柳生さん、寒流の露口さんいい味出してらっしゃいます。

**吾輩は名無しである** · 2022/07/19(火) 23:10:47.83

Eテレ先人たちの底力知恵泉
7月26日(火) 午後10:00
≪ 前編 ≫ 松本清張　“新たなジャンル”を創り出せ！
【出演】みうらじゅん（イラストレーターなど）, 南沢奈央（俳優）, 原武史（放送大学教授）, 高井正智（ＮＨＫアナウンサー）

8月2日(火) 午後10:00
≪ 後編 ≫ 松本清張　人気作品を生み続ける仕事術
【出演】みうらじゅん（イラストレーターなど）, 南沢奈央（俳優）, 福間良明（立命館大学教授）, 高井正智（ＮＨＫアナウンサー）

https://www.nhk.or.jp/kitakyushu/lreport/article/000/28/

**吾輩は名無しである** · 2022/07/20(水) 19:25:32.26

タラコ唇の清張

**吾輩は名無しである** · 2022/07/20(水) 19:26:17.28

ご清張ありがとうございました

**吾輩は名無しである** · 2022/07/20(水) 19:30:45.28

第一次清張期

**吾輩は名無しである** · 2022/07/20(水) 19:31:18.38

高度経済清張

**吾輩は名無しである** · 2022/07/20(水) 19:32:06.98

新興宗教「清張の家」

**吾輩は名無しである** · 2022/07/25(月) 02:04:44.52

松本清張推理評論集1957-1988
松本清張著初版　刊行日2022/7/20　　2750円

戦後推理界に「社会派」の領域を拓いた巨匠による、知られざる論跡の全貌――『黒い手帖』ほか単行本・全集にはこれまで未収録だった、貴重なミステリ評論38篇（＋α）を初集成。「戦前」と「戦後」、
「本格派」と「社会派」の間で、彼はいかに格闘し、現在に至る歴史を創りあげたのか？　ミステリ史のみならず、現代日本文学史の空白をも埋める一冊。没後三十年記念出版。【目次】Ⅰ　ミステリ論（～1965）
Ⅱ　作家論――森鴎外からジョルジュ・シムノンまでⅢ　ミステリ論（1965～）解説・巽昌章

**吾輩は名無しである** · 2022/07/30(土) 15:23:02.18

もう出てるんだ、読んだ人いる？

**吾輩は名無しである** · 2022/07/31(日) 02:58:38.05

ドラマ　混声の森　ネットも携帯も防犯カメラもない、それどころかパソコンにデータを残すことも、経理にまともな領収書を出す必要すらない時代の話を、現代に舞台を置き換えるのは無理がありすぎた。ライバル同士が互いの不倫を暴きあうのだが、どちらも警戒心なさすぎで、わざわざ証拠残してるとしか思えず、ツッコミどころ満載。だった。

昭和30-40年代をドラマ化するには、時代劇並の手間と予算がかかる。現代化すればツッコどころ満載で、犯罪トリックも成り立たない。
限界が近づいているのかなぁと寂しくなった

**吾輩は名無しである** · 2022/08/01(月) 19:23:19.83

>>243
読んだ。
『宝石』掲載の「一人の芭蕉」が特に面白い。
鷗外の「夏目漱石論」よろしく、インタビュアーの下らない質問にもまめに答えていく様子が面白い。
自作解説にもなっていて「黒い手帖」に書かれていない楽屋裏が書かれているのも楽しい。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/01(月) 19:32:08.95

個人的にツボだったのは、
横溝正史を「横溝さん」と呼んでいるのに対して、高木彬光は「高木君」。

島田荘司が、お化け屋敷の揶揄の対象は本当は高木先生だったんじゃないかと言ったことがあったが、
清張にとって高木彬光はたんに格下でしかなかった様子が伺える。
邪馬台国論争の時も「ミステリ作家としては先輩だけれども、最近調子乗ってるから、ここらで潰しとくか、高木君」というあたりが本音だったか。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/02(火) 22:01:34.11

NHK教育知恵泉松本清張

**吾輩は名無しである** · 2022/08/03(水) 20:01:20.33

横溝は清張より年長だから「さん」
高木は清張より年少だから「君」なんだろ

**吾輩は名無しである** · 2022/08/04(木) 12:52:57.48

同じく清張より年少の鮎川哲也は「鮎川哲也氏」で、トリックに驚嘆と一目置いている風だが、
高木彬光には後年になっても「高木君は他人の説を無断で使っているじゃないか」と遠慮してない。
鮎川氏＞高木君だろうね

**吾輩は名無しである** · 2022/08/04(木) 13:53:37.57

清張の学歴コンプレックスじゃないのかね
高木は帝大卒のインテリだし

**吾輩は名無しである** · 2022/08/04(木) 18:02:00.86

格上か格下かって言うより
高木彬光は色々と素行が悪くて…
「邪馬台国の秘密」で自らが創作した
名探偵・神津恭介に言いたい放題言わせて
他の研究者に喧嘩売りまくってたからなぁ
清張も論争に参加してたけど
色々と利用される形になって不愉快だったんじゃないかな

**吾輩は名無しである** · 2022/08/08(月) 10:08:23.52

松本清張の作品は1960年頃の時代を舞台としている。
ゆえに、登場人物が使う交通機関も、以下の様な今は廃線になった鉄道とかが出てくる。
「ゼロの焦点」
北陸鉄道金石線（中橋～大野港）・能登線（羽咋～三明）
「砂の器」
北陸鉄道山中線（大聖寺～山中温泉）

**吾輩は名無しである** · 2022/08/08(月) 10:25:02.01

>>244
特に都市部については、1950年代・1960年代頃と
現在とでは、街の風景が全く違っているので、この時代を舞台とする話を
映像化する場合、そのまま外で撮影することができない。

松本清張の作品ではないが、京極夏彦著作「魍魎の匣」が映画化された。
1950年代の東京を舞台とする話だが、現在の東京で撮影できないので、
中国上海市の郊外の浙江省嘉興市西塘鎮などでロケが行われた。
「ALWAYS 三丁目の夕日」も、全てセットを組んで撮影されたはず。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/08(月) 11:21:15.60

CGじゃないの？

**吾輩は名無しである** · 2022/08/09(火) 09:04:08.91

>>254
Wikipedia「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ると、
街の風景などはVFX(visual effects)を使用、三丁目の住宅・商店など
人が演じる場所はセットで再現した。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/10(水) 19:00:31.48

なるほど。ありがと。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/10(水) 21:09:35.40

>>234
大谷直子のが面白かったな

**吾輩は名無しである** · 2022/08/15(月) 15:58:01.92

けものみちみたいにフィクサーが警察官の首を切ったり、マスコミに疑惑を持ち込んでも連中が報復を恐れて取り上げてもらえないなんてこと日本であるのか？
イタリアでもマフィアを追いかけ続けた女のジャーナリストがいたぐらいだぞ？殺されたけど
ちょっと浮世離れしてるよな

**吾輩は名無しである** · 2022/08/15(月) 18:36:54.10

>マスコミに疑惑を持ち込んでも連中が報復を恐れて取り上げてもらえない

日常茶飯事、というかタレ込んでもマスコミが取り上げない（握り潰す）のは
けものみちが書かれた当時よりもむしろ、現代のほうが酷い

**吾輩は名無しである** · 2022/08/15(月) 19:55:36.07

>>259
それは報復を恐れてなのかな？
NHKが内閣を批判しにくいとかはわかるけど、反社のフィクサーを恐れて雑誌が書かないとかはないとおもうけどな

**吾輩は名無しである** · 2022/08/21(日) 12:59:31.21

清張はいろいろ読んだけど
『波の塔』が一番好きかも

**吾輩は名無しである** · 2022/08/21(日) 15:01:09.19

>>258
下山事件とかそれだろ

**吾輩は名無しである** · 2022/08/21(日) 22:02:46.22

『波の塔』はなんだかんだで人気が根強いね
清張のロマンスものとしては他に『風の視線』『砂漠の塩』『霧の会議』とか結構あるけど、
難しいこと抜きに、いちばんシンプルに楽しめるのはこれかもね

**吾輩は名無しである** · 2022/08/21(日) 22:37:53.70

波の塔とゼロの焦点は女性に人気あるイメージ

**吾輩は名無しである** · 2022/08/22(月) 11:09:05.00

男だとなんだろう？　『砂の器』かな？

**吾輩は名無しである** · 2022/08/22(月) 12:40:26.08

しかし考えてみたら松本清張が文学スレにあるのはすごいな。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/28(日) 16:51:16.25

この瀧川さんはテレビの松本清張ミステリー時代劇のプロデューサーさんか
https://youtu.be/3LzEzKErw2Y

**吾輩は名無しである** · 2022/08/29(月) 16:17:21.55

党三役
清張会長

**吾輩は名無しである** · 2022/08/30(火) 15:42:12.62

『文藝』1963年5月号の「現代の文学と大衆」という座談会、参加者は清張のほか、
三島由紀夫、川端康成、井上靖、丹羽文雄、円地文子という顔触れだが、
三島が「さっきも松本さんがおっしゃったが」と言ったり、清張が「三島さんに同感」と応じたり、
清張と三島の間で、話もしたくないといった様子はみられないし
清張が三島を怒らせる発言をした気配もない。
それどころか、参加者5人中、2人の間で話が転がっている局面さえある。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/30(火) 15:51:00.87

↑×参加者5人　〇参加者6人

中央公論社の「日本の文学」で、三島が「ぼくは松本清張の文学を認めない」と川端と言い争いになるのは、
同じ年の7月だが、この座談会にその前兆は全然無い。

あと当時の文藝賞の選考委員としても、三島と清張は名前を連ねているね。1年だけだったが。

**吾輩は名無しである** · 2022/09/03(土) 14:31:43.62

>>269
そのメンツの中で清張と多少交流あったのは井上靖くらいか
川端との絡みはあった？

**吾輩は名無しである** · 2022/09/03(土) 14:45:13.07

清張の文学は物質的で、三島の文学は表象的という違いはある。
三島には中村光夫という、表象第一主義の文芸評論家のバックもついていた。
清張の考古学好きは本物だから、物そのものや物証に拘るのは当然。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/02(日) 18:42:50.49

>>271
清張と川端の特に目立った絡みはなし。
というより川端が後半ほとんど喋ってない。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/02(日) 19:16:56.64

天城越えって川端へのオマージュでもあったんだよね？

**吾輩は名無しである** · 2022/10/02(日) 23:13:26.84

リメイクと呼ぶ研究者もいる。

藤井淑禎の「清張闘う作家」以降、天城越えを伊豆の踊子に「対抗」する作品とする論者が増えたが（阿刀田高もこの線）
清張自身による天城越えの後書きには、アンチ川端といった様子は特に見られない。

芥川賞の選評によれば、川端は坂口安吾に次いで「或る小倉日記伝」を評価したのであり、
数年後の「日本の文学」騒動を連想した故か、この件で川端への「対抗」を強調する論者は、
論者自身の欲望が先走っている観もあり、やや滑稽に見える。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 07:43:08.51

初めて映画版『点と線』を観たけど、原作からまもなく映像化された作品は良いなとあらためて思った。
当時の人たちの心情の機微な部分って、色々と設定を変えようが、リメイクでは表現しがたいものがあるなと。
谷原章介の「証言」とか、もう設定変えすぎてわけわかんなかったしw

あと当時のロケ地がそのまま使えるというのが何より。
まぁそれでも、たけしのリメイクドラマ版『点と線』はものすごく頑張った方だとは思うけど。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 08:20:55.88

>>276
証言は柳生さん版が秀逸ですよね～
やはり戦後から高度経済成長ーバブル期までに撮られた作品が魅力的だと思います。
綺麗な鬼畜はちょっとね…

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 12:28:07.63

>>277
柳生博のは観たことないけど、秀逸なんか～
機会があれば観てみたいな。

だけど、清張モノは原作からいかに時間を置かないで作られたかが、より重要だと個人的に感じてしまうわ。
例えば、1982年の名取裕子主演『けものみち』でさえ、原作時と製作時のロケ地風景の「ズレ」が気になったし、
より現代的に描かれていた民子の女性像にも違和感があった。

なので、映画版とドラマ版という違いがあるにせよ、池内淳子のが至高ということになっちゃうんだよね、自分的には。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 13:43:51.92

>>274

逆に石川さゆりの『天城超え』は清張に乗っかったような。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 14:00:13.08

天城超えのあの不気味さは天才的だよ

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 15:24:37.82

>>280

どっちの『天城越え』よ？

**吾輩は名無しである** · 2022/10/05(水) 09:55:03.28

恥ずかしながらずっと「天城(てんじょう)越え」だと思ってました
パチスロか！

**吾輩は名無しである** · 2022/10/08(土) 21:15:16.93

任務松本清張未刊行短篇集
発行：中央公論新社　発売予定日：2022年11月8日
国民作家が終生描き続けた「組織・社会と個人との葛藤」をテーマに、これまで単著・全集未収録だった短篇小説を精選。自身の体験を反映した戦争小説から実在の事件をモデルにした小説まで、巨匠のエッセンスを凝縮した全十篇。没後三十年記念企画第二弾。
任務（1955）危険な広告（1954）筆記原稿（1957）鮎返り（1955）女に憑かれた男（1956）悲運の落手（1957）秘壺（1960）電筆（1961）特派員（1979）雑草の実（1976）　解説：権田萬治

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784120055881

**吾輩は名無しである** · 2022/10/09(日) 00:14:53.25

昔の映像作品見てると、自分でが子供の頃の東京が見れてそれもまた楽しみの１つだったりします。
寒流や証言で80年代の三茶下北西新宿が出てきて思わずニンマリ笑

**吾輩は名無しである** · 2022/10/11(火) 19:17:17.17

>>283
権田萬治ってまだ生きてるの？

**吾輩は名無しである** · 2022/10/16(日) 03:03:03.89

https://i.imgur.com/o1kn2Sh.jpg

**吾輩は名無しである** · 2022/11/13(日) 13:49:58.81

>>275
坂口安吾の小倉日記伝の選評は怖いわ
「この人は推理小説を書いても成功するだろう」みたいなこと書いてるからな
清張は後年「巫女の呪文のように思える」と書いてるね

**吾輩は名無しである** · 2022/11/13(日) 21:19:05.32

ｼ青弓長女兼い

**吾輩は名無しである** · 2022/11/13(日) 21:20:29.65

ウ
女
五
口
女子
き

**吾輩は名無しである** · 2022/11/15(火) 10:05:44.20

>>287
推理小説で成功する、が正解
文学性が乏しかった

**吾輩は名無しである** · 2022/11/15(火) 14:57:14.99

>>290
正解はこう。
「小倉日記の追跡だからこのように静寂で感傷的だけれども、この文章は実は殺人犯人をも追跡しうる自在な力があり、その時はまたこれと趣きが変りながらも同じように達意巧者に行き届いた仕上げのできる作者であると思った」

亀吉 · 2022/11/15(火) 21:45:42.52

清張って何から読んでいけばいいのかな

**吾輩は名無しである** · 2022/11/15(火) 23:20:21.64

ｼ青弓長女兼い

**吾輩は名無しである** · 2022/11/15(火) 23:31:08.16

>>292
とりあえず「黒い画集」

**吾輩は名無しである** · 2022/11/16(水) 06:45:40.88

たまに読みたくなるが
実際に読むとなんかがっかりする

**吾輩は名無しである** · 2022/11/16(水) 06:52:27.08

>>295

よく分かる。

亀吉 · 2022/11/16(水) 23:21:10.23

>>294
さんきゅー

**吾輩は名無しである** · 2022/11/17(木) 11:03:42.27

>>291
普通に予言者だよね
この時点で誰も推理作家になるとは思ってない

**吾輩は名無しである** · 2022/11/17(木) 23:32:40.28

>>292
松本清張全集の短編集
アムステルダム運河殺人事件
屈折回路
影の車
死の枝
絢爛たる流離

亀吉 · 2022/11/17(木) 23:54:23.08

>>299
さんきゅー

**吾輩は名無しである** · 2022/11/19(土) 22:32:08.88

>>299
松本清張全集の短編集を挙げているのは慧眼
特に35巻36巻37巻ね
新潮文庫の傑作短編集を挙げる人は多いが、松本清張全集を挙げる人はなかなかいない

**吾輩は名無しである** · 2022/11/20(日) 22:15:02.42

清張は初期から晩年までコンスタントに名作短編を書いてるよ
まあ当たり外れは読んだ人間が決めれば良い

**吾輩は名無しである** · 2022/11/21(月) 19:14:49.11

>>299

高校殺人事件を是非とも追加させてくれ。

**吾輩は名無しである** · 2022/11/21(月) 19:20:01.31

亀吉嫌い

**吾輩は名無しである** · 2022/11/21(月) 22:29:45.97

松本清張全集に入ってないが加えるべき作品
・昭和史発掘の二・二六全部（入ってないのがおかしい）
・神々の乱心（同上）
・影の地帯
・蒼い描点・黒い樹海のどちらか
・高校殺人事件
・神と野獣の日
・混声の森
・状況曲線
・湖底の光芒

松本清張全集に入っているけど外してもいいんじゃねと思う作品
・地の骨
・北の詩人
・雑草群落
・彩り河

**吾輩は名無しである** · 2022/11/21(月) 22:35:01.02

昭和史発掘はそろそろ電子書籍化してほしい

**吾輩は名無しである** · 2022/11/22(火) 10:19:29.25

清張嫌い

**吾輩は名無しである** · 2022/11/23(水) 14:16:44.26

清張さん、悪人を描かせたら最高
悪人ってさ、本人にパワーがある
描き甲斐があります

本格的にぶっ壊せる人物は同時に何かを想像できる

俺も含めて歴史上に名を成せない善人は
パワーそのものが無く、なにも創造できないし壊せもしない
良く言えば「人畜無害」
こんな魅力ない奴ら、小説の題材になりません

新しい時代を切り拓ける人物は、同時にそれを破壊できる逸材

**吾輩は名無しである** · 2022/11/23(水) 14:34:32.58

先生の作品、普通の善人が力不足ながら悪人になろうとして
必ず挫折破滅コースに至る

これって我々自身の話そのものです
このあたりの描き方が何とも云えません

**吾輩は名無しである** · 2022/11/23(水) 22:42:44.70

あんまり言われないけど新青年を愛読してただけあって初期の江戸川乱歩作品みたいなのだけじゃなくて夢野久作とか小栗虫太郎の影響もあるんじゃないかって作品がチラホラある
アガサ・クリスティっぽいというか海外作品の影響下の小説もある
明治時代のジャーナリストの影響も大きいらしいがこれは自分は皆目わからない
誰が松本清張に影響を与えた文筆家リストを作ってくれ

**吾輩は名無しである** · 2022/11/24(木) 01:00:48.73

作家さんって、上戸が多い
しかし先生は一滴も飲めない下戸
だから無駄な酒宴に付き合うことが無いからあれだけの多作出来ました

自分の天職が見つかったら酒は毒であり時間の無駄や