文学の中の「寝取られ」

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:37:17.75

志賀直哉の「雨蛙」とか
大江健三郎の「万延元年のフットボール」とか
谷崎の「鍵」、芥川の「藪の中」
太宰の人間失格もそうか

実は枚挙に暇が無い。

語りましょう。

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:39:52.60

人間失格の、対義語遊びしてて

”「とんだ空豆だ！」
そこには二匹の獣がいました”

は別に興奮しないけどな。おそらくレイプだろうから。
これが和姦だったら萌え～

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:46:35.30

大江「万延元年」で
「星」が鷹四と菜採子の姦通を蜜に報告するくだりは
かなり萌える。

菜採子がヤリながら星に「蜜に言ってもいいのよ」とか、凄い。

あれは、もう鷹四と再会した時から、この二人は姦通するなというのが
最初から予感されていて、やるかやるかと思ってたらやっぱりヤッってしまった
という感じがリアル。
「愛と幻想のファシズム」なんかも、フルーツとトウジがやったときに
フルーツが「すべては決められてしまっているのね」というところが
凄いリアル。

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:48:36.14

あと海外では「ロベルトは今夜」というのがある。
クロソウスキーだっけ？
谷崎の「鍵」と書かれた時期も設定も近いね

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:51:30.45

>>3の、寝取られると予感してたらホントに寝取られてしまったというのは
文学ではなくドラマだけど
三谷幸喜の「今夜、この宇宙の片隅で」なんかでも
うまく表現されている。

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:56:01.93

「藪の中」なら、寝取られた後に
「俺は妻のあんなに美しい顔を見たことがない」という表現がいいね。

志賀の「雨蛙」は、姦通を斡旋してるような役回りの女音楽教師の存在がリアル。
「女だからって固いと思われるばかりじゃ堪らないわ」みたいなセリフを言うのが良い。
寝取られの様子を聞いた後に夫が「なんという自分だろう」というところが
NTRへの「目覚め」をうまく表現している

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 19:58:47.84

トマス・ピンチョンの「競売ナンバー49の叫び」も
ヒロインの浮気のところも萌えたし
家で焼身自殺しようとしたら
隣にに妻と上司が入ってきて浮気を初めて・・・
みたいなくだりが萌える

**↑書き直し** · 2019/11/28(木) 20:00:10.31

トマス・ピンチョンの「競売ナンバー49の叫び」も
ヒロインの浮気のところも萌えたし
挿話中のある男が家で焼身自殺しようとしたら
隣に妻と上司が入ってきて浮気を初めて・・・
みたいなくだりが萌える

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 20:01:33.62

あと、詩人の金子光晴と妻の森某の話とか
朔太郎の話とか

**吾輩は名無しである** · 2019/11/28(木) 20:04:48.35

https://kinema.hateblo.jp/entry/20100317
金子光晴のコキュ生活

あとは、純文学で、一発屋だったけど
末弘なんとかの「塔」という何かの受賞作品にも
そういうくだりがあるとか

↑ · 2019/11/28(木) 20:07:50.49

末広喜久ね

↑ · 2019/11/28(木) 20:09:08.92

末弘喜久か

**吾輩は名無しである** · 2019/11/29(金) 19:50:37.48

お前らのような、阿保のブサとブスの寝取られニヤニヤのデカダンスじゃカッコつかねーぞw

**吾輩は名無しである** · 2019/11/30(土) 17:47:30.85

阿呆も書けないのか。

**吾輩は名無しである** · 2019/12/02(月) 10:14:15.53

漱石だって三角関係を好んで描いたから
一種の寝取られ好き？

行人なんて寝取らせじゃないか
弟に妻を当てがって、妻も夜化粧したりして
そのくだりは、ちょっとエロい

**吾輩は名無しである** · 2019/12/03(火) 19:36:16.80

石原慎太郎の太陽の季節だって兄貴に女売ったよな
兄弟なんだから兄弟になるのも必然

**吾輩は名無しである** · 2019/12/04(水) 18:19:22.58

慎太郎原作の映画「狂った果実」は
弟が兄貴に寝取られるんじゃなかったか？
穴兄弟になったかどうか憶えてないけど

**吾輩は名無しである** · 2019/12/05(木) 01:28:41.50

「共食い」が芥川賞とった文脈ってヘテロ少年のセクシャリティとしてのNTRが実父にまで及んで、かつ日本の歴史笑を母性に担保させる、っていう、まるっきり男根中心主義なものだったよねw

ツイフェミは大嫌いだけど、ツイフェミが感知している、一方においての古典的なエディプス複合を持つ男性って、確率的にずっと存在し続けると思う。お前らの問題って古典的なんだよ、てのが本人達に伝わらないのが問題なんだけど

**吾輩は名無しである** · 2019/12/06(金) 19:02:26.12

男根の逆は女陰？むしろ女核だろうけど
女核中心主義的作家って誰がいる？
純文学じゃないけど、小池真理子じゃないかと思う。
山田詠美は実はそうじゃない気がする。

**吾輩は名無しである** · 2019/12/06(金) 19:04:14.74

>>18
そもそも「共食い」は性交中に女を殴るとか
その設定だけで読む気を無くした

**吾輩は名無しである** · 2019/12/06(金) 19:11:22.24

田中康夫の「なんクリ」も
彼氏が出張中に体の浮気する話だから
寝取られか。

娯楽小説系だけど村山由佳「花酔い」はMの男が出てくる。
Sの女が「あの鏡の向こうでうちの旦那とあんたの奥さんがやってると
想像してみ。あんた、そういうの見とうてたまらんのやろ？」と言われて
M男がものすごく興奮するシーンがあったな。
しかし、この二人の間では寝取られプレイは無かったのが残念。
どっかのバーのボーイにちょっと色目使って嫉妬させるようなくだりがあったけど
あっさりしてたし。たしかM男が誠司でS女が千桜じゃなかったか、名前。
誠司の「まこと」の部分のイニシャルがMで千桜の「さくら」がSってことかな

**吾輩は名無しである** · 2019/12/08(日) 00:26:16.16

金色夜叉がこれを真っ向から描いた
金がないのは辛いよ

**吾輩は名無しである** · 2019/12/08(日) 00:32:43.48

田山花袋の布団もある意味そう言えるのかな
当時としては赤裸々な見苦しさがスキャンダラスだったのかもしれないが、
現代人の俺にはその衝撃をストレートには感じなかったな
駄作とは思わないけど

**吾輩は名無しである** · 2019/12/08(日) 21:30:28.62

ダイヤモンドに目が眩み（パンパン！）って感じ。

谷崎賞受賞絲山秋子の「薄情」でも、やっぱ
フリーター兼神主見習いが
金持ちに彼女を寝取られる。
あの小説だと、蜂須賀という、べつに何とも思ってなかった女友達が
自分が尊敬していた芸術家の彼女だったと知った途端に
なぜか嫉妬してしまうというくだりがあった。

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 11:32:16.28

俺は文学の中の「エディプスコンプレックス」に興味がある

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 11:33:29.81

あるいは近親相姦

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 20:17:30.38

近親相姦は萎えるな

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 20:17:30.63

近親相姦は萎えるな

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 20:19:51.51

連投すまん↑

小島信夫の抱擁家族とか、大庭みな子の「三匹の蟹」とか
外人＝アメリカに寝取られるのは興奮する
江藤淳もそうだったとか

**吾輩は名無しである** · 2019/12/11(水) 22:22:46.50

源氏物語の時代からある話

**吾輩は名無しである** · 2019/12/12(木) 03:37:36.85

たけくらべも、伊豆の踊り子も
この先起こる事を解りながらも、その前の時点までしか描かなかった為に
まだ甘いロマンスに浸れる余韻をもてる

**吾輩は名無しである** · 2019/12/12(木) 19:10:51.94

映画でいえば台湾ニューウェーブのエドワード・ヤンは「恐怖分子」にしても
「クーリンチェ少年殺人事件」にしても寝取られだし
ホウ・シャオシェンの恋恋風塵も兵役中に
想い人が金持ちに嫁がれちゃう話。少年の泣き叫ぶ声が切なかった。

表現の根源に寝取られがある？

最近の純文学だと何があったかな。吉本隆明と「もの食う人々」の作家誰だっけ
「自動起床装置」で芥川賞とった・・・辺見庸か・・・その二人の対談で
小川国夫の青銅時代のが凄いとかなんとか

**吾輩は名無しである** · 2019/12/12(木) 19:16:45.92

外国もコキュ文学は多いよね。

鹿島茂がプルーストとかジョイスのユリシーズとか上げてるけど

**吾輩は名無しである** · 2020/01/22(水) 19:44:09.58

＞吉本、辺見庸、小川国夫

「夜と女と毛沢東」ね

学術 · 2020/01/22(水) 19:58:15.03

アナソミー　ネグりジャンヌ

**吾輩は名無しである** · 2020/01/31(金) 20:03:02.79

角川アウトロー文庫に
「ネトラレ」という小説があったな。
あと、女性向け官能小説で竹中直人が監督した「自縄自縛の私」？とかいう小説の
女流作家は、ツイッターで
アニメ映画「この世界の片隅に」で寝取らせ未遂シーンがあったが
そこをもっと描いてほしかったと言ってたな

**吾輩は名無しである** · 2020/01/31(金) 20:04:24.71

角川アウトロー文庫→幻冬舎アウトロー文庫

**吾輩は名無しである** · 2020/02/06(木) 19:13:18.54

近松秋江の
妻が書生と旅館に泊まったとかいうやつは
寝取られ的にはどう？

**吾輩は名無しである** · 2020/02/06(木) 19:30:00.06

>>31
>伊豆の踊り子もこの先起こる事を解りながらも

あれは枕営業をまだしていなかったと悟って安堵するんだけど
そういう処女と別れて（その後の運命を予感して）涙するというお話でしょう
掌の小説にも都会に女郎として売られていく村娘という話があったけど
川端はこういう少女漫画的な設定が好きなんだね
ただ、これは寝取られではないよね

**吾輩は名無しである** · 2020/02/08(土) 21:56:46.28

大江の「個人的な体験」でも、火見子のとこに出入りする男たちの中に
少年がいて、自分が彼女とやることよりも
他の男とのプレイを手伝うことに興奮する、そのくせ凄くヤキモチ焼きなの、なんていうくだりが
あったな。バードが「君はその子にそういうサービスをしてあげたかい」なんて訊くと
「まさか！」なんて言ってたな。なんで「まさか！」なんだろう？

大江自身は、たぶん寝取られ好きでもないだろう。万延～で鷹四と菜採子の姦通に対しても
最初は興奮したけど、すぐに萎えたからね。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/08(土) 22:06:26.20

谷崎は「鍵」とか「饒太郎」とかそういう嗜好の男を描いたし
マゾッホとかクロソウスキーとか、
この題材は文学的にはさほど珍しくないんだけど
最近のネットでNTRとかそういう言葉が流行ってるし
そのような現代ならではのコキュ文学が出てきてほしいね。

寝取られプレイにIT機器を活用した、鍵ならぬ「科技」なんていうのを誰か書いて
芥川賞受賞しろ。男子アナとお天気お姉さんがそういうプレイを楽しんでたとかいうスキャンダルもあったし
それをモデルにするとかさ

**吾輩は名無しである** · 2020/02/08(土) 22:28:33.40

しかし、大江だと、チェンジリングでも「キルプの軍団」でも
自身の弟＝四男をモデルにしたらしき男が出てきて（警察官）
後者のほうは、もしかした妻と姦通してるんじゃないかと思わせた。
語り手が高校生だから気づいてないんだけど
彼の目に映った表層を、もう少し大人になった目線から再解釈すると実は・・・
みたいな匂いがあった。

そういや、向田邦子の「あ・うん」は三角関係を書いてるけど
娘の目線からそれを見てて、杉浦直樹演じる男と母の何気ないやりとりがラブシーンのように見えてしまう
というくだりが、エロイ。大江の万延～も自分が目撃するのではなく伝聞というところに
リアルな効果がある。
志賀直哉の雨蛙もそうか。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/08(土) 22:42:07.81

あとヌーボーロマンのロブグリエの小説でも
語り手の視点だけで、現場を描かなくても
妻の浮気を表現する、というのがあると
柄谷浅田らの必読書１５０で紹介されてた記憶があるな

フランス人はそういうの好きだねえ

**吾輩は名無しである** · 2020/02/22(土) 08:58:09.31

有名エロ漫画家のひとが
自分は寝取られ好きというより横恋慕が好きなんだと思うなんてことを書いてた
女性作家視点だとそれも配慮したほうが良いのだろうね

**吾輩は名無しである** · 2020/02/22(土) 18:29:18.78

阿木耀子は「魅せられて」の「好きな男の胸の中でも違う男の夢を～」が有名だが
小説も書いてる。

式前にウエディングドレスで他の男とやる短編も書いてた。
こういうのが大して話題にならなかったのは不思議

**吾輩は名無しである** · 2020/03/13(金) 20:26:35.00

https://school.genron.co.jp/works/critics/2015/students/iwata/313/
東が寝取られ論

**吾輩は名無しである** · 2020/06/21(日) 15:56:20.54

東はゲンロンも寝取られた？

**吾輩は名無しである** · 2020/07/16(木) 08:38:06.83

>>43
「嫉妬」ね
びっくりするぐらいツマラナイ作品だから読んじゃダメだぞ

**吾輩は名無しである** · 2020/07/20(月) 20:47:11.47

寝取られマゾや嫉妬フェチなら
読めるかもよ

**吾輩は名無しである** · 2020/07/25(土) 22:49:51.80

トルストイ「チーホンとマラーニャ」「牧歌」
トルストイだけど変なテンションの作品

**吾輩は名無しである** · 2020/08/02(日) 18:03:41.26

チンポとマラ？

**吾輩は名無しである** · 2020/08/07(金) 18:33:35.98

ホフマン「磁気催眠術師」

**吾輩は名無しである** · 2020/08/09(日) 19:46:08.89

ホフマンのそれはどんな内容？

**吾輩は名無しである** · 2020/08/09(日) 20:50:56.16

>>53
磁石を使った催眠術で女の夢を操り自分を好きにさせる男がいて
女が恋人へ「大好きなあなたへ、私はあなたの事が好きだけどあの男に乗っ取られてしまいそうです」みたいな手紙を出す
寝取られものとしては弱い

**吾輩は名無しである** · 2020/08/09(日) 21:08:24.95

>>50は二つに別れているけど未完成なだけで一つの短編
「チーホンとマラーニャ」
しっかり者のチーホンとその両親、妻のマラーニャがいる家庭の風景を簡単に描いたスケッチ分の短編で
夫のチーホンが出稼ぎにいってる間の男手にと１７歳の少年を雇おうと決めたところで未完成で終わる

「牧歌」
「チーホン」ではただ妻という描写だけだったマラーニャが
実はものすごい美人で村のあらゆる男を手球に取ってきた女だと明かされる
自分に興味がなければこちらから誘惑してしかも絶対にやらせないという女で男をたぶらかして遊ぶ
それが雇った少年のことだけは本気で好きになり、うぶな少年をじらしにじらして楽しんで
てっきりその少年とやる流れかと思ったら最後に女たらしのチャラ男がいきなり出てきて
そいつに誘惑されたら鉄壁だったマラーニャがなぜかフニャフニャになって抵抗できずにあっさりやられてしまって終わる

最初の「チーホン」が寝取られものの男目線みたいになってるのと
最後のまさかの展開にNTR好きにはたまらない作品かもしない
あとNTRに興奮してるのかトルストイのテンションがなんか変

**吾輩は名無しである** · 2020/08/17(月) 17:55:55.98

ロシア人はわりと好きなのかNTR
ドストの悪霊もあるというし
ナボコフの「断頭台への何たら」にも、あった。
ネトラレスキーなんてwww

**吾輩は名無しである** · 2020/08/17(月) 17:58:41.91

チェーホフの「犬を連れた奥さん」というのは
犬は実は旦那で
他の男とやってるところを
鎖につないで
見せつける
みたいな展開？

53 · 2020/08/19(水) 09:06:43.71

>>54
さんくす

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 08:24:59.76

「トロイラスとクレシダ」

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 08:25:20.03

「結婚１５の歓び」

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 08:26:10.25

「トルティーヤフラッド１０章」

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 19:45:17.23

「結婚15の喜び」は「寝取られる喜び」ってことかな。
フランスのコント。フランスはコキュ文化だから
クロソウスキーの「ロベルトは今夜」なんか谷崎の鍵とよく似た感じ。
藤本ひとみの「コキュ伯爵の何たら」なんていうのがあったな。
小池真理子も三角関係をよく書いてるようだけど。
「知的悪女のすすめ」でモラヴィアの妻が浜辺の男の死体を見て
この男と愛し合ってたのと夫に告白する話が出てたな。
日本も、こういう路線をもっとやったほうがいいよ。

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 19:49:48.99

>>29
大江のインタビュー本の中に
小島と大庭は
中上健次と津島佑子みたいな盟友的男女だったというけど
「アメリカ男性に寝取られ男」と「アメリカ人男性と浮気女」という盟友か？
大庭がアメリカ男とやってるところを小島に見せつけるプレーとか
やってたのかな？ｗ

**吾輩は名無しである** · 2020/08/24(月) 19:57:11.09

ラクロの「危険な関係」はよく映画化されるが
若いカップルの女を寝取るところが一番興奮する。
マルコビッチ版では、ユマサーマンが演じた女。
ジェラールフィリップ版が一番いいんだけど

**吾輩は名無しである** · 2020/09/25(金) 19:56:42.65

「青が散る」（宮本輝）に
寝取られあるって？

**吾輩は名無しである** · 2021/06/14(月) 10:01:28.42

イプセン『ブラン』

**吾輩は名無しである** · 2021/06/14(月) 19:54:04.15

>>66
どんな感じ？

**吾輩は名無しである** · 2022/12/10(土) 00:58:32.81

森村誠一『太陽黒点』はどうよ？

**吾輩は名無しである** · 2022/12/10(土) 10:06:56.57

所有の感覚があるから、取られたと感じる訳で、そういうプチブル感覚をコケにするところに
面白味があったのは大分昔だろ。
ブルースやロックの主人公はバックドアマン。
これまた古い。

**吾輩は名無しである** · 2022/12/25(日) 16:31:46.91

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=13dsvr00774/
このVRが設定的に最高だと思って購入したけど
VRのアプリソフトが上手く導入できない。
誰か助けて。
Dmmの指導に従って、ダウンロードのアイコンをクリックすると「あと何秒」とか出るんだけど、けっこう時間かかるし、やっと完了しても、何だかんだで映像を観れん orz
PCの機種の問題かな
ネットカフェの座席はビジネス用を愛用しているけど、それが理由かな？
ゲーム用とかにしたら観れるかな？

**吾輩は名無しである** · 2023/05/20(土) 23:43:26.34

名前： AV板投稿不能により、こっちに
E-mail：
内容：
俺もそれがいい。で、浮気相手は旦那の上司とか
旦那より上の存在が良い。
夫を愛してるけど
夫より上の男に抱かれると、そのシチュエーションに興奮して感じてしまう
みたいな、のがいいね。
警察では、出世したいノンキャリア警官はキャリア官僚に妻を提供するという話を
告発警官の仙波敏郎さんが本に書いてた。妻もノリノリで抱かれてしまうのがいいね。
結婚する前の若い頃、女子大生、女子高生の頃から、
夫の上司と体だけの関係になる妄想でオナってるような女が
大人になったら夢が実現するっていうのがいい。
実は、学生時代も彼氏の部活の先輩と浮気してたとか。
先輩が特別魅力的だからというワケじゃなく
そういう状況に興奮するから、ヤッてた、みたいな

**吾輩は名無しである** · 2023/08/10(木) 17:14:08.27

(‡▼Д▼)y━-┛~~~｡o○

**吾輩は名無しである** · 2024/04/28(日) 21:54:22.35

文芸スノッブ
志賀直哉「暗夜行路」青年作家の「寝取られ人生」
はつまらないか？
2023年10月24日

京都で見つけた女性<直子>と結婚して、平穏な暮らしをしていた謙作だったが、彼が旅行へ
出かけている間に、嫁の直子が別の男（直子の従兄）に寝取られてしまう。

従兄に強姦された嫁を、謙作は赦したいと考えるが、感情と理性とがうまく一致しない。

直子に虐待を繰り返すうちに、精神を病んだ謙作は一人、悟りの旅へと出かける。

しかし、山の中の寺で、謙作が知り合った男<竹さん>は、偶然にも「寝取られ男」だった。

竹さんは、嫁が多くの男たちと肉体関係を持ち、寝取られているのを、黙って見過ごしてい
るという。

最初、竹さんを「変態ではないか」と疑った謙作だが、竹さんの妻に対する愛し方もまた、
一つの愛し方だったことを理解する。

竹さんの嫁が、情夫の一人に殺された直後、明け方の山の中で、謙作は「寝取られ」を乗り
越える。

**吾輩は名無しである** · 2024/05/05(日) 22:53:51.06

webちくま
昨日、なに読んだ？
File118．「コスパ」に心が冷えたときに読みたい本

今
回のゲストは、『語る老女語られる老女：日本近現代文学にみる女の老い』や『テロ
ルの女たち : 日本近代文学における政治とジェンダー』などの著者で、日本近代文学
がご専門の倉田容子さん（駒沢大学教授）です。

　松浦理英子の『ヒカリ文集』（講談社）は、「面倒な贈与」に満ちあふれた小説だ。こ
の小説は、賀集ヒカリという女性に恋をした劇団ＮＴＲの元劇団員たちが、それぞれヒカ
リとの思い出を戯曲や小説、手記など様々な形で綴り、約二年の月日をかけて完成した私
家版の文集、という設定となっている（なお、元劇団員たちの性別や性的指向は様々であ
り、他の松浦作品と同様、この小説でもヘテロセクシズムは明確に退けられている）。

　ヒカリは稀有な魅力をもった女性であり、元劇団員たちは次々に彼女に魅了され、親密
な関係を結ぶが、その関係はつねにヒカリによって壊される。

**吾輩は名無しである** · 2024/05/12(日) 17:15:22.84

NHK
世界サブカルチャー史欲望の系譜

『ピアニストを撃て』（Tirez sur le pianiste）
公開：2022年6月24日(金)
ライター　高田秀樹

1960年
監督：フランソワ・トリュフォー
出演：シャルル・アズナヴール、マリー・デュボワ、アルベール・レミー

パリのカフェでピアノ弾きとして生計を立てているシャルリ（アズナヴール）は、実はかつて
有名なコンサートピアニストだった。愛する妻が自分の仕事のために不貞を重ねたことを許
せず、そのせいで彼女が自殺してしまった過去を持つ。そのことから人生に絶望し、今は身
をやつしている。
そんな彼の元を、ある日、兄シコ（レミー）が訪ねてくる。シコは、犯罪組織を裏切ったことで
追いかけられていた。彼は仕方なく兄を逃がすが、そのことでギャングの抗争に巻き込まれ
てしまう。
一方、同じカフェで働くレナ（デュボワ）はシャルリへ思いを寄せており、シャルリは再び人生
に希望を見出す。二人は店を辞めて新しい生活を始めようとするが、店主と口論になり、シ
ャルリは事故で彼を刺してしまう。レナと共に実家へ隠れたシャルリだが、そこへギャングた
ちが追いかけてくる。
アメリカ映画の手法を採り入れたトリュフォーの長編第２作。フィルムノワール、ロマンス、コ
メディ……さまざまな要素が詰め込まれた作品だ。

**吾輩は名無しである** · 2024/05/12(日) 17:17:50.20

翻訳ミステリー大賞シンジケート
2016.04.28【毎月更新】必読！ミステリー塾
第25回『ピアニストを撃て』（執筆者：畠山志津佳・加藤篁）祝1/4達成！

というわけで今月のお題はデイヴィッド・グーディス著『ピアニストを撃て』、
1956年の作品です。

　相変わらず早とちりの私は、タイトルと裏表紙の内容紹介から「軟弱系なピ
アニストが悪党の兄に巻き込まれてさぁ大変、いきなり重要人物になってしま
って「ピアニストを撃て」と命じられた殺し屋に狙われる話ね」……と当たりを
つけたのですが、見事に的を外しました。

　まさかピアニスト（＝エディ）自身が途方もない虚無、闇の深淵を抱えた人
だったとは。（てか、なんでここまで勝手に思い込んじゃうんだろう、アタシ）

　ちなみに、畠山さんが最初に書いた通り、作者であるデイヴィッド・グーデ
ィスはパルプ・マガジンの出身で、本書はもともとゴールド・メダルのペイパ
ーバックオリジナル（ハードカバーなどの原著のない、多くは書き下ろし）。

　そして、セリ・ノワールに収録後、フランスでの映画化に伴い改題して、別
レーベルから出たのがこれ。

　もともとペイパーバック蒐集家だった小鷹さんが片岡義男さんにそそのかさ
れ（？）ゴールド・メダル初期2000作の初版コンプリートを目指した、涙ぐま
しくも恐ろしきマニア道に興味のある方は『私のペイパーバック』を是非どう
ぞ。

■勧進元・杉江松恋からひとこと
ミステリー史を振り返ったとき、1950年代か
ら1960年代半ばにかけての15年間で大西洋の東西において書かれた作品が後世
にどのような影響を及ぼしたかは、もっと詳しく検証されるべきだと思ってい
ます。