やっぱり短編。作家別この三作を決定しよう

**吾輩は名無しである** · 2019/12/28(土) 08:30:19.10

長編もいいが、珠玉の短編小説に出会った時のよろこびは最高。作家別に絶品の三作を喧々諤々選び抜こうではないか。とりあえず短編の長さに関しての定義には多少の曖昧さを残しておきましょう。

まずは短編作家といえばこの人、芥川龍之介。三作といえば、

羅生門
蜜柑
歯車

これでどうでしょう。

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 07:53:35.96

芥川はこの三作で決定でよろしいか？

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 09:09:31.05

「鼻」や「藪の中」を押しのけて「蜜柑」はどうかな

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 09:29:26.67

みかんは、あかんか。

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 10:46:59.04

確かに佳作ではあるけれど出世作である「鼻」や
海外でも評価されている「藪の中」を押しのけるほどのものかね
「地獄変」だって捨てがたいし
芥川短篇を3つに絞るのはなかなか難しいよ

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 11:59:07.67

藤林丈司

**吾輩は名無しである** · 2019/12/31(火) 17:12:34.74

>>5

確かに３作に絞ること自体（特に芥川の場合）ほぼ不可能だし、そもそも意味があることかどうか分からないけどね。
でもその中で３作ということになると、どれを選びます？

**吾輩は名無しである** · 2020/01/01(水) 13:57:30.73

芥川なら「河童」をいれよう

**吾輩は名無しである** · 2020/01/01(水) 14:57:38.33

「六の宮」誰も気付かないんだね

**吾輩は名無しである** · 2020/01/04(土) 08:35:29.21

「地獄変」が傑作であるのは間違いないけれども、自分にとっては少し長いかな。
「六の宮の姫君」は大好きな作品だけど、王朝枠（枠なんてあるんかい）から一作となるとやはり「羅生門」かな。
晩年枠（だから枠なんてあるんかい）だと「或阿呆の一生」、「河童」、いろいろあるが「歯車」。

そもそも三作が無理なのは分かっているんで、そろそろ次の作家へ行く？
（誰かお題出して）

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 01:15:27.64

じゃあ短編作家っつーことでエドガー・アラン・ポーで
「赤死病の仮面」、「使い切った男」、「アッシャー家の崩壊」あたりが好き

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 03:28:19.41

江戸川乱歩
「押絵と旅する男」「屋根裏の散歩者」「芋虫」

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 04:43:46.45

私の場合、屋根裏の散歩者と人でなしの恋を交換。

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 05:12:26.37

>>11

すまん、その使い切った男を読んでいない。こんど読んでみる。

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 13:57:56.61

>>11

「盗まれた手紙」は入れないと
ポーも芥川並に3作に絞り込むのは難しい

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 14:47:56.87

使い切った男って腎虚なのか？

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 15:13:26.56

絞り込むの難しいな。あまり絞り出すと腎虚になる

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 19:29:57.41

乱歩だと比較的本格ミステリちっくな「灰神楽」とか物悲しい「毒草」が好き
グロ方面だと「蟲」とか
「目羅博士の不思議な犯罪」もいいが元ネタがあるっぽいから却下で

**吾輩は名無しである** · 2020/01/05(日) 21:19:56.63

ポーだと「メエルシュトレエムに呑まれて」もいい

**吾輩は名無しである** · 2020/01/11(土) 08:48:06.40

ポーをひと通り（安く）読むには、創元推理文庫がいい？

**吾輩は名無しである** · 2020/01/11(土) 18:54:37.76

太宰治
・カチカチ山
・畜犬談
・女生徒

**吾輩は名無しである** · 2020/01/12(日) 08:31:34.57

宮沢賢治

銀河鉄道の夜（少し長いが）
よだかの星
虔十公園林

**吾輩は名無しである** · 2020/01/13(月) 11:53:27.25

谷崎潤一郎　麒麟、少年、秘密
https://umiumiseasea.com/tanizaki/

**吾輩は名無しである** · 2020/01/26(日) 10:11:36.42

>>15

確かにポーについて3作は難しいな。どのジャンルに興味があるかによっても違うし。自分は推理小説が好きだから、そこから1作は入れて欲しいし。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/09(日) 21:42:39.18

藤林丈司

**吾輩は名無しである** · 2020/02/11(火) 17:26:17.36

誰かモーパッサンの読むべき三作を教えてくれ。「ジュール伯父さん」、「脂肪の塊」しか読んだことがない。多すぎて迷ってしまう。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/12(水) 10:17:11.07

>>26
最後の締めとして、「女の一生」(´･ω･`)

**吾輩は名無しである** · 2020/02/17(月) 21:26:45.94

>>27

「女の一生」は読んだんよ。（話はずれるが新庄嘉章の訳で読んだが、下手な文章で別の訳者にすればよかったと後悔した。またこれは彼のせいではなく、
広津和郎が悪いのだが、なんで素直に「ある人生」とでもせずに、「女の一生」なんて変な題名にしたのか）

それでもっと短編を読みたくなったが多すぎてよく分からない。読むべき三作ができるだけ多く入っている短編集を買おうかと思っている。
ここできくより、モーパッサンスレへ行った方がいいかな。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/23(日) 09:06:08.88

ついでだが、モーパッサンの短編読むんだったら、誰の訳がいいのだろう。

**吾輩は名無しである** · 2020/02/25(火) 18:10:24.62

>>11
俺なら
・アッシャー家（ゴシックの一頂点）
・盗まれた手紙（ミステリの範疇を超えてもいる）
ときて「黄金虫」と迷ったが、
・早すぎた埋葬（当時の西洋の無意識的恐怖を探り出してるから）

**吾輩は名無しである** · 2020/03/21(土) 18:53:34.40

>>30

作品としての出来はともかくとして、やはり「探偵小説」枠は確保したいな。自分は「盗まれた手紙」。

**吾輩は名無しである** · 2020/03/21(土) 20:44:46.84

>>26
>誰かモーパッサンの読むべき三作を教えてくれ。

新潮文庫の短篇集3冊（田舎・都会・怪奇）を読むと
怪奇篇から1つに絞り込むのも難しい
「パリ人の日曜日」と「オルラ」は削りたくないし

**吾輩は名無しである** · 2020/03/26(木) 18:24:46.56

>>32

ありがと。とりあえずいち(　か

**吾輩は名無しである** · 2020/03/26(木) 18:26:28.43

>>32

すまん、途中だった。とりあえず(一)から読んでみるよ。終わったら報告する。でもいつになるやら。
気長に待っていてくれ。

**吾輩は名無しである** · 2020/04/04(土) 19:49:51.51

現代の日本作家だと短篇の名手といえば、誰になるのだろう。

**吾輩は名無しである** · 2020/04/16(木) 14:37:29.69

35だが、読書歴豊かな賢者のアドバイス求む。最近、長編しかよんでいないから。

**吾輩は名無しである** · 2020/04/29(水) 06:20:28.50

短篇小説の需要は、今でもそこそこあるの？　

**吾輩は名無しである** · 2020/06/17(水) 20:54:44.74

ヘミングウエイ

『雨の中の猫』
『贈り物のカナリア』
『キリマンジャロの雪』

番外
For sales : baby shoes, never worn

**吾輩は名無しである** · 2020/06/18(木) 10:53:41.25

【かな文字】　漢字より、へブル文字に似てると話題
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/kobun/1590450750/l50

**吾輩は名無しである** · 2020/06/23(火) 11:42:52.15

ボルヘス

トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス
会議
神学者たち

**吾輩は名無しである** · 2020/07/02(木) 23:29:46.95

スタインベック｢贈り物」「蛇」「逃走」

**吾輩は名無しである** · 2020/07/14(火) 00:22:54.99

ボルヘスだったらベタに「円環の廃墟」、「エル・アレフ」あたりをいれたい

**吾輩は名無しである** · 2020/07/16(木) 06:52:43.41

村上春樹
「沈黙」「ハンティングナイフ」「偶然の旅人」

**吾輩は名無しである** · 2020/07/25(土) 10:08:16.41

カポーティ

夜の樹
誕生日の子供たち
ティファニーで朝食を

**吾輩は名無しである** · 2020/09/05(土) 22:01:15.13

フィッツジェラルドは？

**吾輩は名無しである** · 2020/09/12(土) 09:22:57.44

>>32

やっと新潮文庫のモーパッサン短編集のうち、(二)だけ読んだよ（BOOKOFFの100円コーナーに(二)しかなかったんで）
この中からあえて一作あげるとすれば『蠅』かな。(一)も(三)も読んでみるつもりだが、青柳瑞穂の訳、なんとかならないものか。
できれば他の人の翻訳で読みたいものだ。新潮社には改訳を求むが、いまどきモーパッサンがあまり読まれるとは思われないので、難しいのかな。

**吾輩は名無しである** · 2020/09/19(土) 16:21:12.08

>>45

全然詳しくないけど『家具工房の外で』は好きです。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 09:29:03.52

三島由紀夫だと何になりますか？

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 10:30:19.07

新庄嘉章も青柳瑞穂もよい翻訳者だ
これを貶す輩の日本語の感覚がおかしい

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 11:20:46.97

カポーティなら、ダイアモンドギター、クリスマスの思い出、ミリアムかな。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 18:42:53.46

>>49

>>49

本気で言っているのか？　青柳の（新庄の事は俺は言っていない）いったいどこがいい翻訳者だというのだ。変な語尾や置き換え、妙なリズムね文体。人の日本語感云々を言い前に説明してくれ。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 19:01:19.60

>>51
では具体的におかしいと思う文章を指摘してくれ

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 19:03:12.90

>>50

お前が先に人の日本語間を否定してまでいいと言い切る具体的な理由を書くのが筋だろう。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 19:35:16.06

>>53
俺は青柳の文章がおかしいとは思わない
それを貶すお前がおかしいとみる
だからおまえは具体的に指摘すべきだ
自信がないのかな

**吾輩は名無しである** · 2022/10/01(土) 21:48:40.63

俺は青柳の訳文を変だとみる。
あれを変だと思わないお前をおかしいとみる。
お前が青柳をいい翻訳者だと思う具体的な理由を示すべきだ。
自信がないのかな。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/02(日) 23:46:37.34

よく翻訳を貶す奴に限って、どの文がおかしいのか、
きちんと指摘できないよな

**吾輩は名無しである** · 2022/10/03(月) 06:51:02.21

>>56

横から口突っ込んでくるな。お前は青柳訳の何を読んだんだ。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/03(月) 07:03:31.06

ガルシア＝マルケス
『光は水に似る』
『巨大な翼をもつひどく年老いた男』
『この世で一番美しい水死者』

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 10:12:19.58

>>57
情けない奴w

**吾輩は名無しである** · 2022/10/04(火) 12:36:15.26

>>59

それはお前だ。くだらん書き込みしないで、青柳訳の本を読め。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/05(水) 00:03:06.12

>>60
恥ずかしくないのか、バカチン

**吾輩は名無しである** · 2022/10/05(水) 22:13:10.65

>>61

恥ずかしいのはお前だろう。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/05(水) 23:47:38.82

福島瑞穂は詩人で美術批評も書いたそうだから、ある程度癖のある文章で翻訳したかも。
新庄は翻訳が専業に近い人だから。
両訳とも読んでないけどww

**吾輩は名無しである** · 2022/10/06(木) 09:34:16.76

福島瑞穂は社民党党首だ
バカだねえ
世の中バカが多すぎる

**吾輩は名無しである** · 2022/10/08(土) 10:45:30.17

ドストエフスキー

いまわしい話
宣告
おかしな人間の夢

**吾輩は名無しである** · 2022/10/08(土) 16:38:16.65

遅ればせながら江戸川乱歩に今はまっている
今のところ、短編ならば
「押絵と旅する男」「人間椅子」「芋虫」がベスト3かな

**吾輩は名無しである** · 2022/10/08(土) 17:25:03.64

大江健三郎

偽証の時
幸福な若いギリアク人
僕が本当に若かった頃

**吾輩は名無しである** · 2022/10/09(日) 19:05:08.61

O.ヘンリー

「古パン」
「緑のドア」
「桃源郷の短期滞在客」

**吾輩は名無しである** · 2022/10/09(日) 19:41:51.04

しょぼいスレ
長篇を読めよ能無し

**吾輩は名無しである** · 2022/10/10(月) 10:24:27.10

長編が全てだと思っている人いるなあ。三島由紀夫なんて明らかに短編が面白いだろう。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/10(月) 14:36:32.27

短編って、文庫本でいって、何ページぐらいまでの作品をいうのか？
俺のイメージでは50ページ以内が短編で、それを超えると中編って感じだが。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/10(月) 20:37:26.82

小泉八雲

「むじな」
「赤い婚禮」
「因果話」

**吾輩は名無しである** · 2022/10/11(火) 08:39:58.19

サキ

「開いた窓」
「二十日鼠」
「運命」

**吾輩は名無しである** · 2022/10/11(火) 14:00:50.51

サキは良さが解らない

**吾輩は名無しである** · 2022/10/15(土) 01:13:05.53

國木田独歩

正直者
酒中日記
第三者

**吾輩は名無しである** · 2022/10/16(日) 08:48:59.63

むじゅかしいでしゅ

**吾輩は名無しである** · 2022/10/16(日) 09:02:22.81

ドナルド・バーセルミ

学校
ジョーカー最大の勝利
タイヤの国

**吾輩は名無しである** · 2022/10/16(日) 09:13:07.50

ウラジーミル・ナボコフ

フィアルタの春
忘れられた詩人
チョルブの帰還

**吾輩は名無しである** · 2022/10/20(木) 19:09:07.40

江戸川乱歩

モノグラム
防空壕
接吻

**吾輩は名無しである** · 2022/10/21(金) 14:40:44.43

尾崎紅葉
『拈華微笑』
『心の闇』
『青葡萄』

**吾輩は名無しである** · 2022/10/22(土) 15:11:59.25

芥川龍之介のホラー
「夢」
「奇怪な再会」
「妙な話」

もっとも芥川は短編しか書いていないが

2022/10/22(土) 15:20:20.88

短編ほどの時間があれば体動かせ。広島ルヴァン杯逆転勝利。
ドラゴンフライズも復興頑張れよ。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/23(日) 17:42:41.27

モームの短編集を読んだけど、つまらなかった
俺には会わないや

**吾輩は名無しである** · 2022/10/23(日) 18:40:49.39

アントン・チェーホフ

中二階のある家
退屈な話
六号室

**吾輩は名無しである** · 2022/10/24(月) 00:00:04.84

徳田秋声

夜航船
お品とお島の立場
死に親しむ

**吾輩は名無しである** · 2022/10/27(木) 08:48:27.00

皆さまの短編を愛する気持ちと読書量の多さに感服しております。チェーホフで『かわいい女』が入らない見識。挙げていただいた三編、読んでみます。

**吾輩は名無しである** · 2022/10/29(土) 00:21:36.96

オノレ・ド・バルザック

捨てられた女
知られざる傑作
アルベール・サヴァリュス

**吾輩は名無しである** · 2022/11/16(水) 20:53:58.85

ローベルト・ムージル

愛の完成
静かなヴェロニカの誘惑
トンカ

**吾輩は名無しである** · 2022/11/19(土) 20:55:40.93

石川啄木

病院の窓
天鵞絨
ない！

**吾輩は名無しである** · 2022/11/28(月) 10:03:04.72

志賀直哉

・城の崎にて
・小僧の神様
・（該当なし）

**吾輩は名無しである** · 2022/11/29(火) 00:21:37.31

３つ目なしというのが流行っているのか？

**吾輩は名無しである** · 2022/12/04(日) 08:31:59.98

大体三番目というのは曖昧なものだ。高い山も日本は富士山→北岳→？だし、世界もエベレスト→K2→？だ。

**吾輩は名無しである** · 2023/04/16(日) 16:33:06.48

>>87
ジャック・リベットは短い『知らぜざる傑作』を原作としてあの長い映画を撮ったのか。すごい

**吾輩は名無しである** · 2023/07/16(日) 03:20:02.08

星新一公式サイト
星新一とショートショート
補足：400字詰め原稿用紙7、8枚というのは「ボッコちゃん」「おーいでてこーい」の長さ。星新一の改行量で2,000～2,500字程度
2020年4月

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 07:09:32.12

このスレを参考にして久しぶりに何冊か短編集を買おうと思う

**吾輩は名無しである** · 2024/04/30(火) 19:15:44.66

「アーネスト・ヘミングウェイの短編小説」
キリマンジャロの雪
殺し屋 (小説)
フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯

**吾輩は名無しである** · 2024/05/06(月) 16:04:51.36

NHK
森鷗外没後100年「いまこそ読みたい鷗外（1）平野啓一郎
さん」
2022年7月8日
一度、鷗外を挫折してしまった人たちへ～いまこそ薦めたい作品2選～

（1）『花子』
『花子』は鷗外作品の気品と美しさが凝縮された、非常に短い作品です。
『考える人』で有名なロダンという実在の有名な彫刻家を主人公にした、アト
リエでのちょっとした出来事を描いていますが、ロダンという芸術家のアトリ
エの、非常に澄んだ空気が満ちた創作の空間というのが的確に描かれていて、
作品自体も、白い大理石で彫られたように感じます。日々インターネットなど
ことばがあふれる世界の中で、自分のことばの水準がだんだんと下がっている
と感じている人が読むと、ことばのレベルが上がるような読書体験ができるん
じゃないかと。決して日常ことばが必ずしもそんなに美しく彫琢されたことば
でないといけないとは思いませんが、こういう日本語があるというのは、知っ
てもらいたいなと思います。

（2）『最後の一句』
“お上のすることに間違いはございませんから”ということばに、奉行と同じよ
うに、読んでいる我々がどきっとする。
当時は、儒教的な忠孝ということが美化されていた世界で、その正しいことの
究極として、まだ10歳にもならないような子どもたちが、父親のために自分た
ちを殺してくださいと訴えに行くと。親のために子どもが尽くすことが第一と
されてきましたが、“お上（行政）のやっていることは間違っていない”とまで
言われると、やっぱり大人はどきっとする。
やっぱり10代の女の子とかが、私を殺してくださいというふうに言ってくると
いうのは異様なわけですよね。『最後の一句』は、非常に短い作品ですけど、
決して親のことを考えて自分の命を投げ出すなんて立派だなというふうに読ま
ずに、やっぱりその“違和感”を大事にしてほしい。

**吾輩は名無しである** · 2024/05/13(月) 22:26:53.27

O・ヘンリー
ハーグレイブズの一人二役
失われた混合酒
二十年後

**吾輩は名無しである** · 2024/05/27(月) 11:27:07.80

銀河鉄道の夜

宮沢賢治の代表作と言えば、やはり「銀河鉄道の夜」でしょう。この作品は、孤独な少年ジョバンニと親友カムパネルラの銀河鉄道での旅を描いた物語です。壮大なスケールと美しい描写は、読者を夢の世界へと誘い、深い感動を与えてくれます。

よだかの星

「よだかの星」は、病弱なカラスのヨダカと、彼の親友である星の子の交流を描いた作品です。ヨダカは病に苦しみながらも、星の子との友情を大切にし、生きる希望を見出していきます。この作品は、生命の尊さや友情の大切さを教えてくれます。

虔十公園林

「虔十公園林」は、宮沢賢治が実際に訪れた公園を舞台にした作品です。自然の美しさや生命の力強さを描いたこの作品は、読む人の心を穏やかにしてくれます。

宮沢賢治作品の魅力

宮沢賢治作品の魅力は、何と言ってもその独特の世界観にあります。彼の作品は、現実と幻想が交錯するような不思議な世界を描いており、読者を深い思索へと誘います。また、彼の作品には、生命への愛や人間への深い洞察が込められており、私たちに生きる勇気を与えてくれます。

**吾輩は名無しである** · 2024/05/27(月) 19:47:28.82

>>99
あなたは私>>22ですか？

**吾輩は名無しである** · 2024/06/08(土) 19:38:04.65

>>99
『虔十公園林』については全く読みが浅いし的外れだな。読む人の心を穏やかにするような作品ではない

**吾輩は名無しである** · 2024/06/09(日) 03:13:49.30

>>101
歴史版各地のスレに書き込まれているこのキモいスレは、上の西郷吉之助のレスも間違いだらけで、AI生成なんだろうが、何の目的があって書き込んでいるのか

**吾輩は名無しである** · 2024/07/06(土) 13:27:25.92

結晶星団
S-Fマガジン 1972年09月号臨時増刊 (通巻164号)

ヴォミーサ
S-Fマガジン 1975年07月号 (通巻200号)

ゴルディアスの結び目 (小松左京の小説)
野性時代 1976年1月号

**吾輩は名無しである** · 2024/08/03(土) 09:04:31.05

>>69
スレ違日本なるがそこまで言うなら長編のおススメを教えてよ

**吾輩は名無しである** · 2024/08/25(日) 15:55:59.21

>>99
銀河鉄道の夜についても読みが表面的すぎないか

**吾輩は名無しである** · 2024/10/02(水) 23:40:37.56

筒井康隆

鍵
遠い座敷
関節話法

**吾輩は名無しである** · 2024/12/16(月) 00:56:32.42

魯迅

狂人日記
孔乙己
故郷

**吾輩は名無しである** · 2024/12/30(月) 16:57:40.91

出版・読書メモランダム
2022-02-25
古本夜話１２４２「中篇小説叢書」と藤森成吉『旧先生』

「中篇とは、長篇よりも短く、短篇よりは纏まつた二百枚前後の
作品、海外に於てノヴエレツトと称するものに名づけたので、収むる所の存在の各篇、何れも現代文壇中堅作家の名作
揃である。短篇を雑然輯めた叢書類の比でないことは云ふ迄もない」