読まれなくなった作家、読まれ続ける作家
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1マグナ
2024/04/30(火) 00:59:11.70ID:yJBjnVjd その違いはどこにあるのか
2マグナ
2024/04/30(火) 01:12:50.98ID:yJBjnVjd 文芸誌スレで話題に出てたが本当に残らんもんだな
日野啓三、坂上弘、 田久保英夫、富岡多恵子、河野多惠子、高井有一、清岡卓行とかつて一世を風靡した作家たちもほとんどの著作が絶版になってる
日野啓三、坂上弘、 田久保英夫、富岡多恵子、河野多惠子、高井有一、清岡卓行とかつて一世を風靡した作家たちもほとんどの著作が絶版になってる
3マグナ
2024/04/30(火) 16:46:48.12ID:yJBjnVjd もっと古い年代の作家たちでもあらかた絶版だわな
その作家と時代を同じくした人たち影響を受けた後輩たちが生きてるうちはいいが、もっと後の世代になるともう読まれなくなるのが多いわな
詩人だが左川ちかみたいに当時は無視されてて現代に復活してくる例もあるが
その作家と時代を同じくした人たち影響を受けた後輩たちが生きてるうちはいいが、もっと後の世代になるともう読まれなくなるのが多いわな
詩人だが左川ちかみたいに当時は無視されてて現代に復活してくる例もあるが
4マグナ
2024/05/01(水) 00:51:49.73ID:ZiIaIB+O 文学の価値は絶版になっているかどうかだけじゃ計れない!
という意見はもちろん正しい
だがやっぱり古典でもクオリティが高く、読まれている作家の作品はだいたい残っているというのも確か
という意見はもちろん正しい
だがやっぱり古典でもクオリティが高く、読まれている作家の作品はだいたい残っているというのも確か
5吾輩は名無しである
2024/05/01(水) 01:00:54.03ID:KGluSaNY 残るとか残らないとかアホすぎる
そんなことばっか考えて今生きてる人らを度外視して歳だけ食ったんだろうな
なっさけないのう
そんなことばっか考えて今生きてる人らを度外視して歳だけ食ったんだろうな
なっさけないのう
6マグナ
2024/05/01(水) 15:27:38.18ID:ZiIaIB+O 武陽は村上浪六をあげてたな
確かに誰にも読まれはしない
明治の小説家は今顧みられないのが本当にゴロゴロいる
確かに誰にも読まれはしない
明治の小説家は今顧みられないのが本当にゴロゴロいる
7マグナ
2024/05/01(水) 16:31:49.98ID:ZiIaIB+O 逆に時代小説家は強いな
司馬遼太郎はもちろん、山岡荘八、吉川英治、山田風太郎、山本周五郎みな現役で本が買える
司馬遼太郎はもちろん、山岡荘八、吉川英治、山田風太郎、山本周五郎みな現役で本が買える
8マグナ
2024/05/01(水) 16:43:22.31ID:ZiIaIB+O 三島由紀夫、安部公房は無事古典になっていくだろう
大江健三郎はどうだろうかな
村上春樹は現役なのでまだわからない
大江健三郎はどうだろうかな
村上春樹は現役なのでまだわからない
9マグナ
2024/05/01(水) 16:51:03.01ID:ZiIaIB+O 星新一は主要作品が現役で読める
直木賞に取った作家の大半より認知されてるよな
澁澤龍彦もあと十年二十年単位ではどうなるかわからんが、文ストでキャラクター化されたり、後代にも知られるようにはなってきてるよな
直木賞に取った作家の大半より認知されてるよな
澁澤龍彦もあと十年二十年単位ではどうなるかわからんが、文ストでキャラクター化されたり、後代にも知られるようにはなってきてるよな
10マグナ
2024/05/01(水) 17:39:57.57ID:ZiIaIB+O 残るか残らないかってのはやっぱ重要だと思うんだよな
もちろん復活みたいなこともあるから何とも言えないが、岩波や文芸文庫的なとこから出るのは美術館に収蔵されるみたいなもんで、残ったとは言えないからな
もちろん復活みたいなこともあるから何とも言えないが、岩波や文芸文庫的なとこから出るのは美術館に収蔵されるみたいなもんで、残ったとは言えないからな
11吾輩は名無しである
2024/05/01(水) 19:49:14.87ID:+dDyx0vq 石川達三は読まれなくなった
12マグナ
2024/05/02(木) 22:00:13.34ID:062K8rwA 石川達三、石坂洋次郎もまったく読まれてないな
井上靖は意外に本が残っているし、まだ映像化、舞台化されてるな
井上靖は意外に本が残っているし、まだ映像化、舞台化されてるな
13マグナ
2024/05/02(木) 22:42:25.03ID:062K8rwA 中山義秀はほとんどの作品が絶版になってるが文学賞の名前としては残っているな
14マグナ
2024/05/02(木) 22:57:31.15ID:062K8rwA 最近死んだ三木卓は純文学系はほとんど絶版だが児童文学(特に翻訳)はロングセラーで読まれてるっぽいのがあるな
芹沢光治良は本は結構出てるんだが、うーむこれは……
芹沢光治良は本は結構出てるんだが、うーむこれは……
15マグナ
2024/05/03(金) 00:27:00.26ID:OYi+4ZVL かつてすごく影響力のあった丸谷才一の一派が「文学には社会生活が描かれてなきゃいけない! 日本の小説にはそれがないんだよ!」みたいなことを言っていたが、振り返って見ればそういう「社会」を描き込もうと努力した小説の大半が絶版、忘却の淵にあり、
丸谷が嫌悪した三島や太宰と言った社会性の薄い作家たちがかえって現役で若い読者を獲得して言っているのは皮肉と言えば皮肉。
そりゃそうで花柳界なんてすっかり馴染みがなくなった現在、そんな世界を描いた小説など文学好きですらなかなか読まないからだ。
長田幹彦前ちょっろっと読んだら面白かったがよ。
趣味小説とか青春小説とかも廃れる傾向は強いわな。
「社会」なんかないほうが古典になっていくんだという皮肉だわな
丸谷が嫌悪した三島や太宰と言った社会性の薄い作家たちがかえって現役で若い読者を獲得して言っているのは皮肉と言えば皮肉。
そりゃそうで花柳界なんてすっかり馴染みがなくなった現在、そんな世界を描いた小説など文学好きですらなかなか読まないからだ。
長田幹彦前ちょっろっと読んだら面白かったがよ。
趣味小説とか青春小説とかも廃れる傾向は強いわな。
「社会」なんかないほうが古典になっていくんだという皮肉だわな
16マグナ
2024/05/03(金) 00:40:13.92ID:OYi+4ZVL 獲得していっている、だわな
野坂昭如も俺は好きだが続々絶版だわな
火垂るの墓ぐらいじゃねえか残るのは
野坂昭如も俺は好きだが続々絶版だわな
火垂るの墓ぐらいじゃねえか残るのは
17マグナ
2024/05/03(金) 00:53:10.61ID:OYi+4ZVL 遠藤周作はかなり文庫で買える
映像化が多いのも関係してるだろう
吉行、野坂が忘れられて遠藤が読まれるのは不思議だ
映像化が多いのも関係してるだろう
吉行、野坂が忘れられて遠藤が読まれるのは不思議だ
2024/05/03(金) 12:36:09.04ID:PIKElr89
古本評判記
永井荷風
一、江戸時代の読本は馬琴の八犬伝弓張月をはじめとして今も猶得るに難
からず。然るに紅葉露伴等の小説は僅二十余年程前の出版なるに早くも湮
滅して尋ねんやうなし。一体近頃の出版物は凡て出版の当時にのみ限りて
数年を経れば忽ち散逸して古本屋の手にも残らぬなり。何処へ行きてしま
ふものなるや。或人のはなしによれば当今の出版物は古本にしても売買す
るほどの値段にならぬ故紙屑になし原の製紙原料にしてしまふなりと。或
は然らん。
永井荷風
一、江戸時代の読本は馬琴の八犬伝弓張月をはじめとして今も猶得るに難
からず。然るに紅葉露伴等の小説は僅二十余年程前の出版なるに早くも湮
滅して尋ねんやうなし。一体近頃の出版物は凡て出版の当時にのみ限りて
数年を経れば忽ち散逸して古本屋の手にも残らぬなり。何処へ行きてしま
ふものなるや。或人のはなしによれば当今の出版物は古本にしても売買す
るほどの値段にならぬ故紙屑になし原の製紙原料にしてしまふなりと。或
は然らん。
19マグナ
2024/05/03(金) 15:51:42.36ID:OYi+4ZVL 舟橋聖一はほぼ絶版、文学賞で名前を残すのみ
長部日出雄もほぼ絶版、八木義徳もペーパーバック本以外は新刊で読めない
長部日出雄もほぼ絶版、八木義徳もペーパーバック本以外は新刊で読めない
20吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 15:54:38.49ID:OYi+4ZVL 高橋揆一郎もほぼ絶版
島村利正は全集が出てるがとうてい気楽に読める値段ではない
島村利正は全集が出てるがとうてい気楽に読める値段ではない
21吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 16:00:06.68ID:w4U4kaVX 今年は安部公房と吉行淳之介の生誕100年だが、
安部は読まれ続け、吉行は読まれなくなった
新潮社のフェアも安部特集のみで、吉行は無視
安部は読まれ続け、吉行は読まれなくなった
新潮社のフェアも安部特集のみで、吉行は無視
22マグナ
2024/05/03(金) 16:16:07.87ID:OYi+4ZVL 岡松和夫もほぼ絶版、森内俊雄は最近出た本は残ってるが、読まれてなさそうだな
23マグナ
2024/05/03(金) 16:18:01.28ID:OYi+4ZVL24マグナ
2024/05/03(金) 17:09:53.58ID:OYi+4ZVL 丸谷才一自身にしてからが絶版はどんどん増えていってるな
やはりああいう風に余裕があって文学を楽しもうという姿勢から日本人(いや、世界のどこでもそうか)が離れつつあるからな
やはりああいう風に余裕があって文学を楽しもうという姿勢から日本人(いや、世界のどこでもそうか)が離れつつあるからな
25吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 17:26:04.39ID:w4U4kaVX 谷崎賞の『たった一人の反乱』なんてだだの風俗小説にすぎない
こんなものを褒めて賞を上げた作家たちの眼力のなさは情けない
こんなものを褒めて賞を上げた作家たちの眼力のなさは情けない
26マグナ
2024/05/03(金) 18:34:22.17ID:NTX2F4dk なんで丸谷があそこまで影響力があったのか謎だわな
それこそ今フェミジェンダーが牛耳ってるのと同じくらい時代の流れというものなんだろう
それこそ今フェミジェンダーが牛耳ってるのと同じくらい時代の流れというものなんだろう
27吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 18:44:50.46ID:8T7mQCf6 丸谷の影響力ってのは、小説じゃなくて、英文学とか国文学関係の評論とか紹介とか
から来てる。小説家というよりも英文学者、批評家。だから忘れられるのは当然。
から来てる。小説家というよりも英文学者、批評家。だから忘れられるのは当然。
29吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 18:57:26.07ID:w4U4kaVX ジョイス『ユリシーズ』の翻訳者、ヨーロッパ文学の紹介者
としてのみ丸谷才一は意義があった
としてのみ丸谷才一は意義があった
>>29
アイルランド勤務の人に誤訳扱いをされた分厚い本を出されていたな
アイルランド勤務の人に誤訳扱いをされた分厚い本を出されていたな
31吾輩は名無しである
2024/05/03(金) 19:39:58.19ID:KKhzhsI7 >>30
それ持ってるわ
それ持ってるわ
32マグナ
2024/05/04(土) 00:48:58.02ID:PgMgx0gJ 臼井吉見、原田康子もほとんど絶版だな
ただ原田に関しては「挽歌」のみは残っており、ベストセラー本になるということは強いんだなと
臼井の場合はベストセラーの「事故のてんまつ」も絶版
これは川端自殺の余波で売れたのだろうな
『安曇野』の認知度は結構あったみたいだが今は読まれてないだろう
https://nendai-ryuukou.com/1950/book.html
ただ原田に関しては「挽歌」のみは残っており、ベストセラー本になるということは強いんだなと
臼井の場合はベストセラーの「事故のてんまつ」も絶版
これは川端自殺の余波で売れたのだろうな
『安曇野』の認知度は結構あったみたいだが今は読まれてないだろう
https://nendai-ryuukou.com/1950/book.html
33マグナ
2024/05/04(土) 00:54:34.96ID:PgMgx0gJ 池田満寿夫も小説家としてはもちろん、画家としても忘れられてる感はあるわな
金子國義もそうなんだが俺にはどうもいい画家とは思えない
金子國義もそうなんだが俺にはどうもいい画家とは思えない
34マグナ
2024/05/04(土) 01:08:57.59ID:PgMgx0gJ 青島幸男も生前はにぎやかな人だった覚えがあるが今はほとんど絶版
しかし、かなり余技的な仕事だと思われる『23分間の奇跡』の翻訳が残っているのは皮肉
しかし、かなり余技的な仕事だと思われる『23分間の奇跡』の翻訳が残っているのは皮肉
35マグナ
2024/05/04(土) 01:12:14.37ID:PgMgx0gJ 渡辺淳一もあれこれ言われた人だが、本は現役が多い
意外に残るのではと思われるな
意外に残るのではと思われるな
36マグナ
2024/05/04(土) 01:29:35.66ID:PgMgx0gJ 小田実も「何でも見てやろう」は辛うじて在庫あるみたいだが絶版多数
ベ平連とか、明らかに時代の中心にいた存在なのに、ここまで注目されなくなった作家も珍しいのではないか
ベ平連とか、明らかに時代の中心にいた存在なのに、ここまで注目されなくなった作家も珍しいのではないか
37吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 01:53:24.17ID:aiS+EGUI 黒井千次「老いの深み」中公新書
「吉行淳之介掌篇全集」中公文庫
「吉行淳之介掌篇全集」中公文庫
38吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 02:41:41.13ID:lT24TAfM 特に何のデータにも則ってない
絶版かどうかだけの暇人の所感
頭悪いよね
絶版かどうかだけの暇人の所感
頭悪いよね
39マグナ
2024/05/04(土) 02:53:49.72ID:PgMgx0gJ まあ読まれてるか読まれてないかはわかりづらいしなあ
念のために読書メーターも参照してみるか
臼井吉見はなんと一桁多数
読まれなくなった作家と言えるだろうな
https://bookmeter.com/authors/78609
小田実は『なんでも見てやろう』が飛び抜けて多いがそれでも634、他は二桁多数で一桁も少ない
読まれなくなった作家と言える
今現在読書メーターで大人気の安部や三島と比べて往時はそこまで読まれている率に差がなかったと思うんよ
https://bookmeter.com/authors/54205
念のために読書メーターも参照してみるか
臼井吉見はなんと一桁多数
読まれなくなった作家と言えるだろうな
https://bookmeter.com/authors/78609
小田実は『なんでも見てやろう』が飛び抜けて多いがそれでも634、他は二桁多数で一桁も少ない
読まれなくなった作家と言える
今現在読書メーターで大人気の安部や三島と比べて往時はそこまで読まれている率に差がなかったと思うんよ
https://bookmeter.com/authors/54205
40マグナ
2024/05/04(土) 03:01:16.97ID:PgMgx0gJ >一桁も少ない
一桁も少なくない
だな
まあ読メは読みたい本も登録されるからな
読まれたとは限らない
田久保英夫なんてアンソロジーが60で、一桁多数、なかにはゼロがある
読まれなくなった作家だろう
https://bookmeter.com/authors/168159
日野啓三は二桁が多くまだましだな
https://bookmeter.com/authors/59200
河野多惠子はそれに次ぐ感じだわな
https://bookmeter.com/authors/24197
一桁も少なくない
だな
まあ読メは読みたい本も登録されるからな
読まれたとは限らない
田久保英夫なんてアンソロジーが60で、一桁多数、なかにはゼロがある
読まれなくなった作家だろう
https://bookmeter.com/authors/168159
日野啓三は二桁が多くまだましだな
https://bookmeter.com/authors/59200
河野多惠子はそれに次ぐ感じだわな
https://bookmeter.com/authors/24197
41吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 03:08:08.10ID:PgMgx0gJ 高井有一は『この国の空』が124だが既に絶版、他は一桁多数なので読まれなくなった作家
https://bookmeter.com/authors/42013
丸谷才一、渡辺淳一は読メ始まったとき存命だったし、ネットでもたびたび話題になっていたがそれでも3桁越えない
丸谷で一番読まれているのがシリトーの翻訳だな
https://bookmeter.com/authors/42013
丸谷才一、渡辺淳一は読メ始まったとき存命だったし、ネットでもたびたび話題になっていたがそれでも3桁越えない
丸谷で一番読まれているのがシリトーの翻訳だな
2024/05/04(土) 11:09:03.43ID:TqQla4iu
戦後すぐの時代、丹羽文雄、舟橋聖一、石川達三らの風俗小説が
ベストセラーになっていた
中村光夫がこれらを批判して、作家が反論し、論争になった
中村の批判は正当で、それら今読む人はいない
ベストセラーになっていた
中村光夫がこれらを批判して、作家が反論し、論争になった
中村の批判は正当で、それら今読む人はいない
43吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 11:52:37.55ID:o/r50KJc でも中村光夫は、彼ら以上に忘れ去られている。
評論家などそんなもの。
評論家などそんなもの。
2024/05/04(土) 14:48:41.30ID:TqQla4iu
評論家は忘れ去られていい
しかし同時代の作品を透徹して本物か贋物か
見極める眼力だけは問われる
しかし同時代の作品を透徹して本物か贋物か
見極める眼力だけは問われる
45マグナ
2024/05/04(土) 14:54:30.49ID:iw0nXClx 石川達三は青春の蹉跌が606回、生きている兵隊が316回でこの二冊はまだかろうじて読まれている感じだわな
本も残ってる
蒼氓(絶版)は175回、四十八歳の抵抗(絶版)が137回
本も残ってる
蒼氓(絶版)は175回、四十八歳の抵抗(絶版)が137回
2024/05/04(土) 15:01:24.97ID:TqQla4iu
石川達三の『四十八歳の抵抗』と『風にそよぐ葦』は
当時話題になったベストセラーだった
それらを読んだ人々はもうこの世にいないし、小説も忘れ去られる
当時話題になったベストセラーだった
それらを読んだ人々はもうこの世にいないし、小説も忘れ去られる
47マグナ
2024/05/04(土) 15:18:04.68ID:rXRrs1s3 石坂洋次郎の方が読まれてない
『青い山脈』は138回でこれが最高
日野啓三は『夢の島』123回で、もっと後の世代の作家なのに読まれていない
現在でも5ケタまで読まれている文豪は夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、司馬遼太郎ぐらいだ
芥川、谷崎、清張、川端、大江でも4ケタだからな
村上春樹は5ケタ大量にあって一番読まれてるが現役なので置いておく
『青い山脈』は138回でこれが最高
日野啓三は『夢の島』123回で、もっと後の世代の作家なのに読まれていない
現在でも5ケタまで読まれている文豪は夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、司馬遼太郎ぐらいだ
芥川、谷崎、清張、川端、大江でも4ケタだからな
村上春樹は5ケタ大量にあって一番読まれてるが現役なので置いておく
2024/05/04(土) 15:26:12.82ID:rdtwPEVV
林芙美子とか田辺聖子とか有吉さわことかまだ読まれてんのかね
49マグナ
2024/05/04(土) 15:39:14.95ID:rXRrs1s3 鴎外は四ケタあるが最高が約3000回で他の文豪と比べると読まれていないのが明確だな
https://bookmeter.com/authors/14916
>>48
林芙美子は『放浪記』が678回で、吉行、丸谷、野坂、武田泰淳とほぼ同クラスだな
田辺聖子は映像化の影響もあってか『ジョゼと虎と魚たち』が4206回で、四ケタの五文豪に準じるぐらいには読まれているようだ
有吉佐和子は『悪女について』が3304回で並んでいる
石川淳もほとんど読まれてない
紫苑物語が297回で最高
忘れられた作家になりつつあるのかもな
https://bookmeter.com/authors/14916
>>48
林芙美子は『放浪記』が678回で、吉行、丸谷、野坂、武田泰淳とほぼ同クラスだな
田辺聖子は映像化の影響もあってか『ジョゼと虎と魚たち』が4206回で、四ケタの五文豪に準じるぐらいには読まれているようだ
有吉佐和子は『悪女について』が3304回で並んでいる
石川淳もほとんど読まれてない
紫苑物語が297回で最高
忘れられた作家になりつつあるのかもな
50マグナ
2024/05/04(土) 15:59:54.70ID:rXRrs1s3 中村光夫は再刊してる『日本の近代小説』が185回で、石川達三の小説には負けてるかもしれんが舟橋聖一、丹羽文雄よりも読まれているのが現状なとこだ
花田清輝は102回が最高でほぼ忘れられている
ああいう文章を面白いと思える層がほとんどいないんだろうな
花田清輝は102回が最高でほぼ忘れられている
ああいう文章を面白いと思える層がほとんどいないんだろうな
51マグナ
2024/05/04(土) 16:01:45.69ID:rXRrs1s3 倉橋由美子は案外復活するかもな、1000回を越えている本が多い
ちゃんとした全集が出ていないので期待したいところだ
ちゃんとした全集が出ていないので期待したいところだ
52吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 17:22:23.38ID:o/r50KJc 江戸川乱歩も新潮文庫の傑作選は5ケタいってる。
53吾輩は名無しである
2024/05/04(土) 17:25:53.53ID:o/r50KJc 大江健三郎や中上健次は人気のないのが明白。
大江はノーベル賞取ってこれくらい?
大江はノーベル賞取ってこれくらい?
55マグナ
2024/05/04(土) 18:32:54.02ID:rXRrs1s3 中上健次は岬が1550回で最高だから倉橋由美子と同じような感じだな
>>52
乱歩は順調に読まれてるな
久作も『ドグラ・マグラ』上巻が9296回読まれてる
やはり話題性のある作品は残りやすいんだろう
対して久生十蘭は570回が最高で、読者を選ぶ作家と言える
石川達三が600回はあるのでまあ同じぐらいだな
>>52
乱歩は順調に読まれてるな
久作も『ドグラ・マグラ』上巻が9296回読まれてる
やはり話題性のある作品は残りやすいんだろう
対して久生十蘭は570回が最高で、読者を選ぶ作家と言える
石川達三が600回はあるのでまあ同じぐらいだな
2024/05/04(土) 20:36:45.55ID:cS4otMWN
俺が大江スレで読書メーターに世界各国のAmazon、中国の当当網を
使って何が読まれてるのか調べて遊んでたのが3年前やな
あの時点で俺が見切ったことを今さらやってんのな
センスねえ〜
使って何が読まれてるのか調べて遊んでたのが3年前やな
あの時点で俺が見切ったことを今さらやってんのな
センスねえ〜
57マグナ
2024/05/04(土) 22:01:05.69ID:6AyR2kTf 中村真一郎で読まれてるのは翻訳だけだな
文筆家・作家としてはほぼ忘却の彼方にある
本読んだらすごい知識の人だと思ったんだがなあ
それでもこうなるのか
福永武彦は草の花と何作かがまだ読まれてはいるようだ
堀辰雄も風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)が読まれてるな
加藤周一はそれに準じる感じ
文筆家・作家としてはほぼ忘却の彼方にある
本読んだらすごい知識の人だと思ったんだがなあ
それでもこうなるのか
福永武彦は草の花と何作かがまだ読まれてはいるようだ
堀辰雄も風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)が読まれてるな
加藤周一はそれに準じる感じ
58マグナ
2024/05/04(土) 22:11:55.61ID:rXRrs1s3 文豪の中では泉鏡花はあまり読まれていないな
やはり難しいからだろう
読了回数では1000回〜で、中上、倉橋とならぶ感じだ
やはり難しいからだろう
読了回数では1000回〜で、中上、倉橋とならぶ感じだ
59マグナ
2024/05/04(土) 22:26:23.14ID:rXRrs1s3 小川国夫は個人作品では88回が最高、100を越えなかった
地味な印象のある純文学はやはり徹底して読まれない傾向があるようだ
地味な印象のある純文学はやはり徹底して読まれない傾向があるようだ
60マグナ
2024/05/04(土) 22:30:55.55ID:rXRrs1s3 後藤明生は432回が最高で思ったよりも読まれていた
小沼丹も同じく
小沼丹も同じく
61マグナ
2024/05/04(土) 22:38:23.50ID:PgMgx0gJ 藤枝静男もそうだな
久生、倉橋、後藤、小沼、藤枝と皆、コアなファンがいてネットでたまに語られる作家たちだからな
対して日野や坂上、田久保、小川、高井の場合はコアなファンは昔はいたが死んでしまったか、ネットをやらないかといったところなんだろうな
久生、倉橋、後藤、小沼、藤枝と皆、コアなファンがいてネットでたまに語られる作家たちだからな
対して日野や坂上、田久保、小川、高井の場合はコアなファンは昔はいたが死んでしまったか、ネットをやらないかといったところなんだろうな
62マグナ
2024/05/05(日) 00:30:19.75ID:JKAr2AQ2 近藤啓太郎は16回が最高で、しかも古事記の解説本
他の第三の新人とも差がつきすぎている
長谷川四郎も個人著作だと38回しか読まれていない
三浦朱門はエッセイ集も30回台
安岡章太郎も庄野潤三も阿川弘之も500回台が最高
小島信夫は717回なので少し上
島尾敏雄は『死の棘』が読まれていて1000を越えてる
なんで遠藤周作だけが飛び抜けているのかさっぱりわからん
他の第三の新人とも差がつきすぎている
長谷川四郎も個人著作だと38回しか読まれていない
三浦朱門はエッセイ集も30回台
安岡章太郎も庄野潤三も阿川弘之も500回台が最高
小島信夫は717回なので少し上
島尾敏雄は『死の棘』が読まれていて1000を越えてる
なんで遠藤周作だけが飛び抜けているのかさっぱりわからん
63マグナ
2024/05/05(日) 01:03:53.55ID:JKAr2AQ2 柏原兵三は40回台が最高
阿部昭も同じく40回台でほとんど読まれてないな
大庭みな子も『三匹の蟹』が99回で最高であり、読まれているとは言いがたい
最近まで存命だった富岡多恵子は『波うつ土地・芻狗』の63回が最高でさらに読まれていない
井上光晴は129回が最高で読まれておらず、
堀田善衛は『方丈記私記』262回読まれているが、これは古典の解説本的な意味合いで読まれているのだと思う
小説の『路上の人』は32回でやはり忘れられた作家だろう
阿部昭も同じく40回台でほとんど読まれてないな
大庭みな子も『三匹の蟹』が99回で最高であり、読まれているとは言いがたい
最近まで存命だった富岡多恵子は『波うつ土地・芻狗』の63回が最高でさらに読まれていない
井上光晴は129回が最高で読まれておらず、
堀田善衛は『方丈記私記』262回読まれているが、これは古典の解説本的な意味合いで読まれているのだと思う
小説の『路上の人』は32回でやはり忘れられた作家だろう
64マグナ
2024/05/05(日) 01:10:27.11ID:JKAr2AQ2 大岡昇平は『野火』が3574回読まれている
安部、三島、大岡、次いで島尾が戦後派作家のなかで残っていると言えるのではないか
安部、三島、大岡、次いで島尾が戦後派作家のなかで残っていると言えるのではないか
65マグナ
2024/05/05(日) 01:23:10.14ID:JKAr2AQ2 第二次ではだな
だが第一次もあまり読まれていないな
武田泰淳は割合読まれてるほうだったんだな
だが第一次もあまり読まれていないな
武田泰淳は割合読まれてるほうだったんだな
66マグナ
2024/05/05(日) 01:57:22.59ID:JKAr2AQ2 田宮虎彦も47回が最高で読まれていない
富士正晴も翻訳が29回でもう読まれていない
復刊はされてるがそれも7回しか読まれてないとは
富士正晴も翻訳が29回でもう読まれていない
復刊はされてるがそれも7回しか読まれてないとは
67マグナ
2024/05/05(日) 03:04:01.50ID:JKAr2AQ2 北村小松は1が最高
もうこのクラスになるとマジで呼んでる人がいないレベルだわな
北林透馬も当然読まれていない作家
橘外男は有名だし、最近復刊されているがそれでも57回が最高
乱歩とどうしてこうも違うのか
もうこのクラスになるとマジで呼んでる人がいないレベルだわな
北林透馬も当然読まれていない作家
橘外男は有名だし、最近復刊されているがそれでも57回が最高
乱歩とどうしてこうも違うのか
2024/05/05(日) 03:35:10.25ID:GtkA8vLw
埴谷雄高とか大西巨人とかまだ読む人いるんかね
2024/05/05(日) 05:19:41.14ID:Op8HSSH5
尾辻克彦はなかなか味があったが今は読まれてるのかな
70吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 06:51:41.81ID:H+yRr1QX 梅崎春生
71吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 06:51:57.21ID:H+yRr1QX 横光利一
72吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 08:28:58.17ID:OIJdIusr 新潮文庫が圧倒的に多く読まれている。
「新潮文庫の100冊」とかに選ばれると、一夏で3000くらいは
行くかもしれん。逆に岩波文庫とか講談社文芸文庫とかひどいね。
そんな文庫に入った時点で、むしろ読まれなくなるイメージ。
「新潮文庫の100冊」とかに選ばれると、一夏で3000くらいは
行くかもしれん。逆に岩波文庫とか講談社文芸文庫とかひどいね。
そんな文庫に入った時点で、むしろ読まれなくなるイメージ。
73吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 12:14:36.95ID:7hLlDbln 回数云々の話はもういいよ。そんなことして何か意味があるのか?
74吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 12:28:37.86ID:Baqk8AJj >>73
お前がここへ来るな
お前がここへ来るな
75吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 14:50:50.89ID:7hLlDbln >>74
お前が出でいけ
お前が出でいけ
76マグナ
2024/05/05(日) 16:11:42.00ID:d/gpo7PJ77マグナ
2024/05/05(日) 16:19:04.09ID:d/gpo7PJ 歿後20年を迎える中島らもは読書メーターで四ケタ台が多く、まだ読まれてる
同じく20年の鷺沢萠も平均500〜300回は読まれているのだが絶版が多いな
同じく20年の鷺沢萠も平均500〜300回は読まれているのだが絶版が多いな
78吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 16:31:42.99ID:OIJdIusr どうもおかしいのもあるけど、まあ読書メーターの数字は一つの基準にはなりうるね。
79吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 16:52:18.29ID:7hLlDbln >>76
その通りだ。映画のトマトと同じようなことをしても、ふーんと思う人が多かろう。あえて読了メーターを使うなら属性(年齢・性別)についても知りたい
その通りだ。映画のトマトと同じようなことをしても、ふーんと思う人が多かろう。あえて読了メーターを使うなら属性(年齢・性別)についても知りたい
80マグナ
2024/05/05(日) 18:01:18.12ID:d/gpo7PJ まとめておこう
没した作家はどれぐらい読まれているのか
夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、江戸川乱歩、司馬遼太郎
このあたりは現代の小説家も凌駕するぐらい読まれているレジェンダリー(古典化していく)クラス
芥川龍之介、谷崎潤一郎、夢野久作、宮沢賢治、松本清張、川端康成、大江健三郎、田辺聖子、有吉佐和子、中島らも、藤沢周平
数千の読者数を持ち、準レジェンダリークラス
森鴎外、澁澤龍彦、倉橋由美子、泉鏡花
2000〜1000回台が二作以上あり、細々と読まれている作家たち
島尾敏雄、永井荷風、渡辺淳一、栗本薫、古井由吉、中上健次、山田風太郎、尾崎翠
1000を越える作品はあるが一作のみ、他は少なく、今後忘れられてしまう可能性もある作家たち
中上は900台がもう一個あるので上にいくかもな
古井と尾崎翠はほぼ同格でわずかに尾崎が勝ってるんだよな、ここが興味深い
武田泰淳、吉行淳之介、石川達三、小田実、森茉莉
1000を越える作品がない作家たち
かつて人気があったが今は落ち着いてしまっている者、コアなファンはいるがそれを越えていかない者とさまざま
それでも600〜800回ぐらいの作品はある
海音寺潮五郎、鷺沢萠、後藤明生、小沼丹、藤枝静男、埴谷雄高、丸谷才一、大西巨人
500〜300台がある作家たち
こちらもコアなファンのいる作家と、かつての人気から落ち着いてしまった作家が多いな
没した作家はどれぐらい読まれているのか
夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、江戸川乱歩、司馬遼太郎
このあたりは現代の小説家も凌駕するぐらい読まれているレジェンダリー(古典化していく)クラス
芥川龍之介、谷崎潤一郎、夢野久作、宮沢賢治、松本清張、川端康成、大江健三郎、田辺聖子、有吉佐和子、中島らも、藤沢周平
数千の読者数を持ち、準レジェンダリークラス
森鴎外、澁澤龍彦、倉橋由美子、泉鏡花
2000〜1000回台が二作以上あり、細々と読まれている作家たち
島尾敏雄、永井荷風、渡辺淳一、栗本薫、古井由吉、中上健次、山田風太郎、尾崎翠
1000を越える作品はあるが一作のみ、他は少なく、今後忘れられてしまう可能性もある作家たち
中上は900台がもう一個あるので上にいくかもな
古井と尾崎翠はほぼ同格でわずかに尾崎が勝ってるんだよな、ここが興味深い
武田泰淳、吉行淳之介、石川達三、小田実、森茉莉
1000を越える作品がない作家たち
かつて人気があったが今は落ち着いてしまっている者、コアなファンはいるがそれを越えていかない者とさまざま
それでも600〜800回ぐらいの作品はある
海音寺潮五郎、鷺沢萠、後藤明生、小沼丹、藤枝静男、埴谷雄高、丸谷才一、大西巨人
500〜300台がある作家たち
こちらもコアなファンのいる作家と、かつての人気から落ち着いてしまった作家が多いな
82吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 19:07:56.35ID:7hLlDbln 存命作家ではどうなんだろう。五木寛之や吉本ばなななど一部を除いて読まれなくなったように思うが
2024/05/05(日) 19:09:31.46ID:JLW7I2Xw
内田百閒、木山捷平、小沼丹もヨロシクネ♪
2024/05/05(日) 19:13:44.16ID:fOYqXLE3
>>82
自分は十数年前学生の時国語教科書や便覧で紹介されてたので吉本ばななの「TUGUMI」を読んだことがある
自分は十数年前学生の時国語教科書や便覧で紹介されてたので吉本ばななの「TUGUMI」を読んだことがある
85マグナ
2024/05/05(日) 19:14:21.23ID:d/gpo7PJ86吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 19:23:51.26ID:7hLlDbln >>84
すまん、俺の日本語が曖昧だ。両作家とも一部の作品を除いて読まれなくなって来ているのではないかと思った。五木なら『親鸞』は読まれるが『青春の門』や『朱鷺の墓』は読まれない。吉本で読まれているのは『キッチン』、『TUGUMI』くらい。まあ根気はないが
すまん、俺の日本語が曖昧だ。両作家とも一部の作品を除いて読まれなくなって来ているのではないかと思った。五木なら『親鸞』は読まれるが『青春の門』や『朱鷺の墓』は読まれない。吉本で読まれているのは『キッチン』、『TUGUMI』くらい。まあ根気はないが
87吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 19:24:21.89ID:7hLlDbln 根気→根拠です
89吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 19:25:50.56ID:7hLlDbln 中原中也なんて永遠に読まれ続けられるのではないか?
90吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 19:29:36.83ID:8h0jnszl これも偏差値教育の弊害か
2024/05/05(日) 19:30:12.08ID:beI7SFqc
三浦 朱門(みうら しゅもん、1926年〈大正15年〉1月12日 - 2017年〈平成29年〉2月3日)は、日本の作家。
復学後、1948年東京大学文学部言語学科卒業[5]。1950年第17次『新思潮』に参加し、1951年の「冥府山水図」で「芥川の再来」と呼ばれ、1952年「斧と馬丁」で芥川賞候補となり、作家活動に入る。妻の曽野綾子(本名:三浦知寿子)とともに、“第三の新人”の一人[6]。
父の口利きで1948年から日本大学芸術学部非常勤講師となる。1952年10月助教授、1967年10月教授となるが、もともと日大の教員になったのは三流私大なら不勉強な自分でも教えられるだろうと高を括ったためであり、殊に30代半ば以降は作家としての収入が助教授の給料の数倍に達し、教員をするのがバカらしくなり、そういう気持ちが態度や勤務状況に反映して同僚から反感を買ったという[7]。結局、1969年の日大紛争で学生からも孤立し、赤塚行雄とともに辞職[8]。
1967年 - 第14回新潮社文学賞(『箱庭』)[14]
1970年 - 聖シルベストロ教皇騎士団勲章
1983年 - 第33回芸術選奨文部科学大臣賞(『武蔵野インディアン』)[15]
1987年 - 日本芸術院賞・恩賜賞[16]、日本芸術院会員
1999年 - 第14回正論大賞、文化功労者顕彰
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ
復学後、1948年東京大学文学部言語学科卒業[5]。1950年第17次『新思潮』に参加し、1951年の「冥府山水図」で「芥川の再来」と呼ばれ、1952年「斧と馬丁」で芥川賞候補となり、作家活動に入る。妻の曽野綾子(本名:三浦知寿子)とともに、“第三の新人”の一人[6]。
父の口利きで1948年から日本大学芸術学部非常勤講師となる。1952年10月助教授、1967年10月教授となるが、もともと日大の教員になったのは三流私大なら不勉強な自分でも教えられるだろうと高を括ったためであり、殊に30代半ば以降は作家としての収入が助教授の給料の数倍に達し、教員をするのがバカらしくなり、そういう気持ちが態度や勤務状況に反映して同僚から反感を買ったという[7]。結局、1969年の日大紛争で学生からも孤立し、赤塚行雄とともに辞職[8]。
1967年 - 第14回新潮社文学賞(『箱庭』)[14]
1970年 - 聖シルベストロ教皇騎士団勲章
1983年 - 第33回芸術選奨文部科学大臣賞(『武蔵野インディアン』)[15]
1987年 - 日本芸術院賞・恩賜賞[16]、日本芸術院会員
1999年 - 第14回正論大賞、文化功労者顕彰
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ
92マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/05(日) 22:07:53.52ID:d/gpo7PJ >>83
内田百闢ヌまれてないな
『小川洋子と読む 内田百閭Aンソロジー』が279で、石川淳とならぶクラス
こんなに読まれてないのかとむしろ驚くが
木山捷平は『鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選』が52回、読まれてない
内田百闢ヌまれてないな
『小川洋子と読む 内田百閭Aンソロジー』が279で、石川淳とならぶクラス
こんなに読まれてないのかとむしろ驚くが
木山捷平は『鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選』が52回、読まれてない
93マグナ 警備員[Lv.1][新初]
2024/05/05(日) 22:12:34.23ID:d/gpo7PJ94マグナ 警備員[Lv.2][新初]
2024/05/05(日) 22:31:09.25ID:d/gpo7PJ 梶井基次郎の檸檬は新潮文庫5910回
ほぼ同内容の他の本を加えたら1万いくな
やはりよく読まれてるよなと思う
中島敦はそれよりも少し読まれてないんだが3958回の本がある
かなり大量の本を出しても100いかない大家もいるかと思えばここまで読まれる存在がいる
その違いは何なんだろうな
ほぼ同内容の他の本を加えたら1万いくな
やはりよく読まれてるよなと思う
中島敦はそれよりも少し読まれてないんだが3958回の本がある
かなり大量の本を出しても100いかない大家もいるかと思えばここまで読まれる存在がいる
その違いは何なんだろうな
95マグナ 警備員[Lv.2][新初]
2024/05/05(日) 22:38:31.78ID:d/gpo7PJ 池波正太郎、意外に読まれていないんだな
司馬遼太郎に次ぐぐらいはあるんじゃないかと思ったが2000台が最高
読んでる層が年寄りのためネットに現れてこないのかもしれんが
司馬遼太郎に次ぐぐらいはあるんじゃないかと思ったが2000台が最高
読んでる層が年寄りのためネットに現れてこないのかもしれんが
96マグナ 警備員[Lv.3][新初]
2024/05/05(日) 22:44:22.05ID:d/gpo7PJ 歿後十年以上になる伊藤計劃
五ケタが二つもある
ほぼ古典化してると言ってもいいのかもしれんな
五ケタが二つもある
ほぼ古典化してると言ってもいいのかもしれんな
97マグナ 警備員[Lv.3][新初]
2024/05/05(日) 22:56:21.31ID:d/gpo7PJ 虚宮改め櫻塚くんが好きな森敦は222回か
石川淳よりちょっと下ぐらいだが
10回程度しか読まれていない文豪も多いなか、これはすごいのかもしれん
石川淳よりちょっと下ぐらいだが
10回程度しか読まれていない文豪も多いなか、これはすごいのかもしれん
98吾輩は名無しである
2024/05/05(日) 23:55:41.91ID:/uvdAgt199マグナ 警備員[Lv.5][新苗]
2024/05/06(月) 00:08:16.21ID:gWgdVt+E 教科書に載っても読まれなくなった作家はいるぞ
立松和平とか
絵本を除くと『光の雨』が117回で最高
教科書に載った『海の命』絵本が152回と今まであげてきた作家と比べても読まれていない
立松和平とか
絵本を除くと『光の雨』が117回で最高
教科書に載った『海の命』絵本が152回と今まであげてきた作家と比べても読まれていない
100マグナ 警備員[Lv.5][新苗]
2024/05/06(月) 00:16:23.23ID:gWgdVt+E 松下竜一も教科書に載っていたようだが78回が最高と読まれていない
横光利一は583回でギリギリ残っている水準
石川達三読まれなくなったといわれていたが、それでも横光に並ぶぐらいは読まれていることになるな
横光利一は583回でギリギリ残っている水準
石川達三読まれなくなったといわれていたが、それでも横光に並ぶぐらいは読まれていることになるな
101マグナ 警備員[Lv.6][新苗]
2024/05/06(月) 00:53:04.92ID:gWgdVt+E ただ読メもどこまで読書率を反映しているか微妙だな
例えば『転生したらスライムだった件』ってラノベ、アニメ化したぐらいだからかなり読まれてると思うんだが、読了は1000ぐらいだ
あまり登録したがらない読者層はいるのだろう
かといって高い本はやはり読まれてるし、逆に低い本は読まれていないのは確かだな
例えば『転生したらスライムだった件』ってラノベ、アニメ化したぐらいだからかなり読まれてると思うんだが、読了は1000ぐらいだ
あまり登録したがらない読者層はいるのだろう
かといって高い本はやはり読まれてるし、逆に低い本は読まれていないのは確かだな
102吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 01:59:43.31ID:8AKN7CTx 現行の教科書に掲載されていてなおかつ今も文庫ですぐ手に取れる本に決まってんだろ
アホすぎる
そらいつまで経ってもワナビ止まりなわけや
アホすぎる
そらいつまで経ってもワナビ止まりなわけや
103マグナ 警備員[Lv.7][新苗]
2024/05/06(月) 02:11:06.77ID:gWgdVt+E 単純に梶井と中島の文の良さもあると思うぞ
読んでて気持ちいいからな
読んでて気持ちいいからな
104吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 02:33:15.39ID:8AKN7CTx それでいいならこのスレいらんわな
アホすぎる
ただの冴えない暇人っぽいからもういいや
乙
アホすぎる
ただの冴えない暇人っぽいからもういいや
乙
105マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/06(月) 03:42:11.42ID:gWgdVt+E 俺も別にレスバしたいわけじゃあねえからな
次行くぞ
瀧井孝作、『無限抱擁』が読まれた数32回!
これが最高、文芸文庫の中ではまだ読まれている方なのかも知れんな
次行くぞ
瀧井孝作、『無限抱擁』が読まれた数32回!
これが最高、文芸文庫の中ではまだ読まれている方なのかも知れんな
106マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/06(月) 03:47:02.37ID:gWgdVt+E 豊田三郎は知らんだろ
俺も知らん
それでも青空文庫で『リラの手紙』が6回読まれている
やっぱり青空で読めるようにしておくのは大事なんだと思う
著作権保護期限が21年伸びたことで、忘れられる作家はさらに増えるだろうな
俺も知らん
それでも青空文庫で『リラの手紙』が6回読まれている
やっぱり青空で読めるようにしておくのは大事なんだと思う
著作権保護期限が21年伸びたことで、忘れられる作家はさらに増えるだろうな
107吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 03:58:04.38ID:gWgdVt+E 宇井無愁
知らんだろ(略)
それでも中公新書の『落語のみなもと』が3回読まれている
肝心の小説の方は0ばかり
本自体は読まれてるんだがな
土岐雄三
知らんだろ(略)
山本五十六の本やカミさんについて書いた本が2〜3回ぐらいは読まれてるな
知らんだろ(略)
それでも中公新書の『落語のみなもと』が3回読まれている
肝心の小説の方は0ばかり
本自体は読まれてるんだがな
土岐雄三
知らんだろ(略)
山本五十六の本やカミさんについて書いた本が2〜3回ぐらいは読まれてるな
108マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/06(月) 04:02:21.76ID:gWgdVt+E 北町一郎も知らんかった
探偵小説集成で復刊されているが、それでも1回しか読まれてない
こんなにたくさん本出していて今は読まれないとは無情なもんだなあ
探偵小説集成で復刊されているが、それでも1回しか読まれてない
こんなにたくさん本出していて今は読まれないとは無情なもんだなあ
109マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/06(月) 04:26:42.08ID:gWgdVt+E 豊田三郎って森村桂の父親なのか
知らんかった
森村はベストセラー『天国にいちばん近い島』が208回読まれてるが絶版
たくさん著書があるがいずれも絶版で忘れられた作家だろうなあ
エッセイスト系でもまだ読まれている作家もいると思うがなぜこうも明暗がわかれるのか
知らんかった
森村はベストセラー『天国にいちばん近い島』が208回読まれてるが絶版
たくさん著書があるがいずれも絶版で忘れられた作家だろうなあ
エッセイスト系でもまだ読まれている作家もいると思うがなぜこうも明暗がわかれるのか
110マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/06(月) 04:33:52.49ID:gWgdVt+E 森瑤子は忘れられた作家として語られることが多い
だが、『情事』は301回、『望郷』は275回も読まれている
森瑤子を忘れられたとすると石川淳も忘れられた作家になるだろうな
景山民夫は『遠い海から来たCOO』が741回読まれている
だが他の作品は総じてあまり読まれてないな
だが、『情事』は301回、『望郷』は275回も読まれている
森瑤子を忘れられたとすると石川淳も忘れられた作家になるだろうな
景山民夫は『遠い海から来たCOO』が741回読まれている
だが他の作品は総じてあまり読まれてないな
111マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/06(月) 04:40:12.90ID:gWgdVt+E 検索で引っかかったが船山馨も忘れられた作家
代表作『お登勢』が28回
このスレで取り上げた作家のなかだと富士正晴のクラスだな
代表作『お登勢』が28回
このスレで取り上げた作家のなかだと富士正晴のクラスだな
112マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/06(月) 04:42:53.30ID:gWgdVt+E 少し番外編になるがエッセイストとしてのさくらももこも準レジェンダリークラスだな
もちろん『ちびまる子ちゃん』という不朽の名作の原作者として語り継がれていくわけだが、随筆家としても読まれている存在になるだろう
もちろん『ちびまる子ちゃん』という不朽の名作の原作者として語り継がれていくわけだが、随筆家としても読まれている存在になるだろう
113吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 07:25:27.38ID:1/rX1sU3 >>94
短篇
短篇
114吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 09:17:27.03ID:QBmmkh9O バカバカしい。何がレジェンダリークラスだ。鷗外より遠藤周作の方が偉いと
本気で思っているとしたら、度し難いアホだ。
本気で思っているとしたら、度し難いアホだ。
115吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 11:40:11.64ID:jieHnIZw 読書メーターはあくまでも一つの基準であって、絶対的なものじゃない。
当たり前。そもそも読書メーターに登録しない層が圧倒的。50代以上は、
極端に登録が少ないだろうし、高校生以下もそうだろう
当たり前。そもそも読書メーターに登録しない層が圧倒的。50代以上は、
極端に登録が少ないだろうし、高校生以下もそうだろう
116吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 11:40:47.29ID:jieHnIZw 遠藤周作は、「沈黙」の映画化が近年あったし、新潮文庫で「文豪遠藤周作」とかが
出たことが実力以上の結果を招いている。遠藤の母校である慶應閥が暴れまくって、
持ち上げていることもある。明らかに実態がかさ上げされているのが明白。
それに対して鴎外とか志賀直哉とか島崎藤村、大江健三郎や中上健次は、
親しまれにくい作風や文体で、数字は低く出ている。
一つの参考と思えばいい。
出たことが実力以上の結果を招いている。遠藤の母校である慶應閥が暴れまくって、
持ち上げていることもある。明らかに実態がかさ上げされているのが明白。
それに対して鴎外とか志賀直哉とか島崎藤村、大江健三郎や中上健次は、
親しまれにくい作風や文体で、数字は低く出ている。
一つの参考と思えばいい。
117マグナ 警備員[Lv.10][新苗]
2024/05/06(月) 16:05:11.70ID:gWgdVt+E いや、俺も鴎外は好きだぞ全集集めてるぐらいには
たしかに遠藤は過大評価な気がするわな
実際ここまで読まれてるのかとちょっと驚いたぐらいだ
だが日野啓三や田久保英夫みたいに明らかに読まれなくなった作家も実在するわけだろ
晦渋な作風で読者が限られているのと、本当に忘れられたのをどう区別するか
たしかに遠藤は過大評価な気がするわな
実際ここまで読まれてるのかとちょっと驚いたぐらいだ
だが日野啓三や田久保英夫みたいに明らかに読まれなくなった作家も実在するわけだろ
晦渋な作風で読者が限られているのと、本当に忘れられたのをどう区別するか
118マグナ 警備員[Lv.11][新苗]
2024/05/06(月) 17:48:09.67ID:tl1jm30V Xで拾ってきたが、西東登(25回)、藤村正太(28回)、太田俊夫(2回)、奥野他見男(2回)、土屋隆夫(83回)
土屋は知っていたが他は知らんかった
過去には物凄くたくさんの人がいて物凄くたくさんの出来事があったが今を生きる俺らはほとんどそんなこと関心なく生きており、そしてまた百年たてばあらかた忘れられているということなんだろうな
土屋は知っていたが他は知らんかった
過去には物凄くたくさんの人がいて物凄くたくさんの出来事があったが今を生きる俺らはほとんどそんなこと関心なく生きており、そしてまた百年たてばあらかた忘れられているということなんだろうな
119マグナ 警備員[Lv.11][新苗]
2024/05/06(月) 18:05:19.88ID:FN/lmUMP 菊田一夫、『君の名は』某映画とタイトル被りなので少しは読まれてるかとおもいきや、8が最高
ここまで読まれなくなるもんだな
ここまで読まれなくなるもんだな
120吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 18:13:15.68ID:1/rX1sU3 >>119
某映画は著作権の問題かタイトルは『君の名は。』としている。この辺は鋭く見抜くのだろう
某映画は著作権の問題かタイトルは『君の名は。』としている。この辺は鋭く見抜くのだろう
121吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 18:18:15.69ID:1/rX1sU3 >>118
ミステリー好きには知られた名前だがもう読まれないのかな? 俺も本を持っているのは西東と藤村と土屋だけだし、実際何年も買ってないし読んでもいない
ミステリー好きには知られた名前だがもう読まれないのかな? 俺も本を持っているのは西東と藤村と土屋だけだし、実際何年も買ってないし読んでもいない
122吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 19:19:08.66ID:OD9Kaqky 丸山健二
123吾輩は名無しである
2024/05/06(月) 19:56:50.46ID:1/rX1sU3 >>122
読まれなくなって映画も消えて行くのか、それとも残るのか
読まれなくなって映画も消えて行くのか、それとも残るのか
124マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/06(月) 22:17:13.08ID:FN/lmUMP 賀川豊彦、『復刻版 死線を越えて』が31回読まれている
富士正晴や坂上弘、田久保英夫など若い世代の作家よりは読まれてるな
国語便覧とかで見た気がする徳永直は『太陽のない街』が56回
古い世代の作家のなかで選ばれた者は後の世代より読まれる傾向があるのかもしれん
富士正晴や坂上弘、田久保英夫など若い世代の作家よりは読まれてるな
国語便覧とかで見た気がする徳永直は『太陽のない街』が56回
古い世代の作家のなかで選ばれた者は後の世代より読まれる傾向があるのかもしれん
125マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/06(月) 22:23:09.24ID:FN/lmUMP 立原正秋は『冬の旅』が301回
森瑤子とならび忘れられた作家か
昭和期に流行作家で今忘れられてるだと数百クラスぐらいにはなるな
逆に昭和期でも読まれてなくて今でも読まれていない作家は、100もいかないことがある
森瑤子とならび忘れられた作家か
昭和期に流行作家で今忘れられてるだと数百クラスぐらいにはなるな
逆に昭和期でも読まれてなくて今でも読まれていない作家は、100もいかないことがある
126マグナ 警備員[Lv.5][新初]
2024/05/07(火) 01:34:00.26ID:kQMNlpAg 干刈あがたは『ウホッホ探険隊』59回が最高
ほぼ全作品が絶版、忘れられた作家だ
森村桂や立原正秋らと何が違うのかなと考えてみると、やはり大衆的な人気が当時あったかなかったかがカギなんだろうな
昔読んだ本を思い出登録する人もいるので
ほぼ全作品が絶版、忘れられた作家だ
森村桂や立原正秋らと何が違うのかなと考えてみると、やはり大衆的な人気が当時あったかなかったかがカギなんだろうな
昔読んだ本を思い出登録する人もいるので
127マグナ 警備員[Lv.6][新初]
2024/05/07(火) 01:43:33.22ID:kQMNlpAg 井上友一郎も読まれてねえな、1回とかだ
西川満、99年まで生きていた作家だが同姓同名の人物の著作以外だと2回が最高
西川満、99年まで生きていた作家だが同姓同名の人物の著作以外だと2回が最高
128マグナ 警備員[Lv.6][新初]
2024/05/07(火) 01:59:08.18ID:kQMNlpAg 大藪春彦こんなに読まれてないのか
『蘇える金狼 野望篇』がかろうじて残っていて、60回
賞名とかで残っている感じなのか
『蘇える金狼 野望篇』がかろうじて残っていて、60回
賞名とかで残っている感じなのか
129吾輩は名無しである
2024/05/07(火) 08:38:17.43ID:49DZgdRX130吾輩は名無しである
2024/05/07(火) 13:48:01.00ID:egJRPnbm 読み継がれる作家がそんなたくさんいるわけがない。
本当は百年に一人か二人くらいだ。
日本近代文学のくくりでいうと、夏目漱石くらいしか残らないかも。
源氏物語の時代だって、「物語」の類は山ほど書かれた。当時の日記にも、
海岸の砂粒ほどの物語があると記されている。でも今残っているのは、
源氏物語のみ。
本当は百年に一人か二人くらいだ。
日本近代文学のくくりでいうと、夏目漱石くらいしか残らないかも。
源氏物語の時代だって、「物語」の類は山ほど書かれた。当時の日記にも、
海岸の砂粒ほどの物語があると記されている。でも今残っているのは、
源氏物語のみ。
131マグナ 警備員[Lv.10][新苗]
2024/05/07(火) 17:44:34.93ID:kQMNlpAg 寺山修司は四ケタあるな
準レジェンダリークラスだ
一方別役実、高取英、元虚宮くんの好きだった清水邦夫、最近亡くなった唐十郎などの演劇人の著作は読まれていない
彼らの戯曲を上演している人々もいるから、忘れられたとは一概に言えないだろうが
準レジェンダリークラスだ
一方別役実、高取英、元虚宮くんの好きだった清水邦夫、最近亡くなった唐十郎などの演劇人の著作は読まれていない
彼らの戯曲を上演している人々もいるから、忘れられたとは一概に言えないだろうが
132マグナ 警備員[Lv.11][新苗]
2024/05/07(火) 19:20:03.44ID:y5J9WG6l 井上ひさしも忘れられてるんじゃねえかと思いきや、『十二人の手紙』が四ケタだな
意外に残ってるほうか
意外に残ってるほうか
133マグナ 警備員[Lv.11][新苗]
2024/05/07(火) 19:22:58.81ID:y5J9WG6l 忘れられたとは言いながら獅子文六はリバイバルしてる方だな
最高1796回で古井よりも読まれてることになる
最高1796回で古井よりも読まれてることになる
134マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/08(水) 00:29:08.03ID:Yrt8msLw 白井喬二、八犬伝の翻訳が読まれてるだけ
小説の読まれた数は9回!
本人が生きてたら確実に不本意だろう残り方だな
吉田絃二郎は最高5回!
だが青空文庫で読まれている痕跡がある
こういうかたちでリバイバルすることもあるからなあ
尾崎士郎も『人生劇場』14回
『平家物語』翻訳の方が読まれてる
確かオウム信者の回想記かなにかで大学を『人生劇場』のような感じだと思っていたら全然違ったみたいな記述があったはず
その頃はまだ読まれていたのか
小説の読まれた数は9回!
本人が生きてたら確実に不本意だろう残り方だな
吉田絃二郎は最高5回!
だが青空文庫で読まれている痕跡がある
こういうかたちでリバイバルすることもあるからなあ
尾崎士郎も『人生劇場』14回
『平家物語』翻訳の方が読まれてる
確かオウム信者の回想記かなにかで大学を『人生劇場』のような感じだと思っていたら全然違ったみたいな記述があったはず
その頃はまだ読まれていたのか
135マグナ 警備員[Lv.2][新芽]
2024/05/08(水) 00:51:06.21ID:Yrt8msLw 中野実もまったく読まれてないな、1回が最高のようだ
同姓同名もいるので分かり辛い
下村千秋は読書メーターで復権してる
11回
やはり著作権51年のままにしているべきだった気がするんだが
同姓同名もいるので分かり辛い
下村千秋は読書メーターで復権してる
11回
やはり著作権51年のままにしているべきだった気がするんだが
136マグナ 警備員[Lv.3][新初]
2024/05/08(水) 01:12:10.06ID:Yrt8msLw 伊藤永之介も青空文庫での復活組
あとアンソロジーで読まれてるな
芥川賞を辞退した人としてのみ知られる高木卓は源氏物語と義経記の翻訳が読まれてる
阿部知二は翻訳ばかりが読まれていて、自作小説の冬の宿は21回だ
あとアンソロジーで読まれてるな
芥川賞を辞退した人としてのみ知られる高木卓は源氏物語と義経記の翻訳が読まれてる
阿部知二は翻訳ばかりが読まれていて、自作小説の冬の宿は21回だ
137マグナ 警備員[Lv.6][新初]
2024/05/08(水) 15:24:30.80ID:Tu0is+Dk 100年経ってしまうと社会はまるで変わってしまうから顧みられなくなってしまう事象は多いな
いま皆が当然と思っていることも十年後は廃れてるかも知れない
いま皆が当然と思っていることも十年後は廃れてるかも知れない
138マグナ 警備員[Lv.8][新初]
2024/05/08(水) 18:53:35.24ID:A8JCS2eH 胡桃沢耕史は『黒パン俘虜記』が72回読まれてる
1回とか見てしまうとまあ読まれてる方なのかと思ってしまう
1回とか見てしまうとまあ読まれてる方なのかと思ってしまう
139吾輩は名無しである
2024/05/08(水) 19:00:04.54ID:A8JCS2eH 西村寿行も忘れられたと語られる
『君よ憤怒の河を渉れ』は映画化しても180回は少ないな
『君よ憤怒の河を渉れ』は映画化しても180回は少ないな
140吾輩は名無しである
2024/05/08(水) 21:08:59.74ID:L2XoHSxi 邦枝完二
141吾輩は名無しである
2024/05/08(水) 21:09:24.12ID:L2XoHSxi 国枝史郎
142吾輩は名無しである
2024/05/08(水) 21:09:59.35ID:L2XoHSxi 萬造寺斉
143マグナ 警備員[Lv.10][新苗]
2024/05/08(水) 21:28:08.56ID:A8JCS2eH144吾輩は名無しである
2024/05/09(木) 00:43:08.97ID:BiexQWWV 結局、結論はこんなに凄い人たちでさえ残るものを書けないなら何もしないほうがマシだー!なんだろ?
自分が無能なのを棚に上げるための方便
それのアラフォー版
10年後にまた違う言い訳用意するだけ
くだらなすぎる
自分が無能なのを棚に上げるための方便
それのアラフォー版
10年後にまた違う言い訳用意するだけ
くだらなすぎる
145マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/09(木) 01:23:52.70ID:7NIoPmQO 山本有三ってどれぐらいなんだと思って検索してみると『路傍の石』が意外に読まれてて605回
『心に太陽を持て』、『真実一路』も読まれており、石川達三に次ぐぐらいには読まれてることになる
『心に太陽を持て』、『真実一路』も読まれており、石川達三に次ぐぐらいには読まれてることになる
146マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/09(木) 01:25:04.28ID:7NIoPmQO 俺自身マイナーな作家が好きというのはある
誰も読まないような小説家に興味を持って本を集めたり
好古趣味みたいなもんだろうな
誰も読まないような小説家に興味を持って本を集めたり
好古趣味みたいなもんだろうな
147マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
2024/05/09(木) 01:27:19.04ID:7NIoPmQO 佐佐木茂索は芥川賞選考委員にまでなったが、青空文庫でちょこちょこ読まれてるぐらいだな
本で読んだという人はいない
本で読んだという人はいない
148マグナ ころころ
2024/05/09(木) 04:22:37.33ID:B9zykq/p 黒岩重吾、あまり読まれてないがそれでも100回が何作品もある
歿後二十一年なのでまだ読んでる人はいるだろうが
半村良、『戦国自衛隊』が486回
かつてと比べると余り読まれてないのだろうが、微妙なとこだわな
歿後二十一年なのでまだ読んでる人はいるだろうが
半村良、『戦国自衛隊』が486回
かつてと比べると余り読まれてないのだろうが、微妙なとこだわな
149吾輩は名無しである
2024/05/09(木) 04:34:24.19ID:B9zykq/p 樹下太郎、単著では7回
加堂秀三は4回
まあ忘れられた作家たちだわな
津原の師匠だった山村正夫は43回
半村ほどは認知がないが、残っている本があるな
加堂秀三は4回
まあ忘れられた作家たちだわな
津原の師匠だった山村正夫は43回
半村ほどは認知がないが、残っている本があるな
150マグナ 警備員[Lv.6][新初]
2024/05/09(木) 04:55:36.48ID:B9zykq/p 佐多稲子は37回が最高
読まれてないっぽいな
だが復刊もされてるし、どうなるかわからないとこだ
永倉万治、16回
この人の著作見掛けたことあるが、知られてた人なんだな
親交のあった向田邦子はよく読まれている四ケタの準レジェンダリークラス
向田繋がりで
久世光彦は281回が最高であまり読まれていない
この人のエッセイは面白かったが小説はなんか微妙な感じだった
読まれてないっぽいな
だが復刊もされてるし、どうなるかわからないとこだ
永倉万治、16回
この人の著作見掛けたことあるが、知られてた人なんだな
親交のあった向田邦子はよく読まれている四ケタの準レジェンダリークラス
向田繋がりで
久世光彦は281回が最高であまり読まれていない
この人のエッセイは面白かったが小説はなんか微妙な感じだった
151マグナ 警備員[Lv.7][新初]
2024/05/09(木) 15:18:14.79ID:AC74feqX 作家ではないが、ヤスケンこと安原顯もほぼ忘れ去られている
19回が最高
この人も一時期はえらく影響力あったよな
あまり好きな人物ではないがこっそり小説を書いていて賞で落とされ続けていたという話はちょっと寂しい
今ではヤスケンと言えば安田顕だからな
津島佑子、『狩りの時代』130回で、最近まで存命だったのに読まれていない
19回が最高
この人も一時期はえらく影響力あったよな
あまり好きな人物ではないがこっそり小説を書いていて賞で落とされ続けていたという話はちょっと寂しい
今ではヤスケンと言えば安田顕だからな
津島佑子、『狩りの時代』130回で、最近まで存命だったのに読まれていない
152マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/09(木) 16:09:17.10ID:FpaTl1rL 岩橋邦枝、野上弥生子の伝記が25回か
小説も書いてたが、ほとんど読まれてないな
野上は秀吉と利休が88回だがほとんど絶版でやはり読まれているとは言いがたい
深沢七郎は『楢山節考』が1681回読まれていて思いのほか影響力を留めているな
小説も書いてたが、ほとんど読まれてないな
野上は秀吉と利休が88回だがほとんど絶版でやはり読まれているとは言いがたい
深沢七郎は『楢山節考』が1681回読まれていて思いのほか影響力を留めているな
153マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/09(木) 16:23:07.55ID:AC74feqX ここ十年で明らかにパラダイムシフトあったよな
十年前は「小説をちゃんと読めないやつが悪い! 売れ筋ばかり追いかけているのは陳腐!」がまだ通用したが、現在は「小説? なにそれ美味しいの? 読まれたいなら読まれるよう書く努力をしなさい!」が普通に通用する社会になった
で、読まれなくなった小説界は政治的に目覚めた方向に進んでいったと
十年前は「小説をちゃんと読めないやつが悪い! 売れ筋ばかり追いかけているのは陳腐!」がまだ通用したが、現在は「小説? なにそれ美味しいの? 読まれたいなら読まれるよう書く努力をしなさい!」が普通に通用する社会になった
で、読まれなくなった小説界は政治的に目覚めた方向に進んでいったと
154マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
2024/05/09(木) 16:48:46.39ID:AC74feqX 吉村昭は準レジェンダリークラス
『羆嵐』は5000回も読まれてる
昔に起こった事件を題材にしているものでも読まれるものは読まれるよな
『羆嵐』は5000回も読まれてる
昔に起こった事件を題材にしているものでも読まれるものは読まれるよな
155マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/09(木) 16:53:35.75ID:AC74feqX 三浦綾子は読まれてる
『塩狩峠』が9714回でレジェンダリークラスに近い
昭和のベストセラー作家ってぱたりと読まれなくなるのと、順調に読まれ続けるのと二傾向があるな
『塩狩峠』が9714回でレジェンダリークラスに近い
昭和のベストセラー作家ってぱたりと読まれなくなるのと、順調に読まれ続けるのと二傾向があるな
156マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/09(木) 17:29:27.54ID:FpaTl1rL 菊村到は硫黄島が89回読まれてるな
ちょっと興味ある読んでみたいのだが手に入るか
極力小口研磨は入手したくない
ちょっと興味ある読んでみたいのだが手に入るか
極力小口研磨は入手したくない
157マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/09(木) 17:42:55.57ID:FpaTl1rL 住井すゑ、戦争賛美してたのに戦後は反戦主義に転じたあたりあまり良い印象がない
まあ逆に言えばそれぐらい変わり身が早い方がいきやすいということだろう
反戦左翼はやはり信じられないがな
まだ『橋のない川』は現役だ
374回が最高、あまり読まれてる方ではないな
まあ逆に言えばそれぐらい変わり身が早い方がいきやすいということだろう
反戦左翼はやはり信じられないがな
まだ『橋のない川』は現役だ
374回が最高、あまり読まれてる方ではないな
158マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
2024/05/09(木) 17:53:46.76ID:AC74feqX 戦争協力してても戦後黙って生きていったのなら別に批判はされないわな
戦争協力したその口で反戦平和だみたいなこと言ってるのはやはり信じられんとなる
戦争協力したその口で反戦平和だみたいなこと言ってるのはやはり信じられんとなる
159マグナ 警備員[Lv.13][苗]
2024/05/10(金) 17:35:19.87ID:XXD4QWqD 純文学スレでプロレタリア文学について言及があったので調べてみる
宮島資夫青空文庫で、8回
宮地嘉六は6回
後者の名前は知ってたが、前者の方が読まれてるな
宮島資夫青空文庫で、8回
宮地嘉六は6回
後者の名前は知ってたが、前者の方が読まれてるな
160マグナ 警備員[Lv.13][苗]
2024/05/10(金) 17:42:59.29ID:XXD4QWqD 平林初之輔は推理作家として青空文庫ちょこちょこ読まれてる
Rinkoの四コマ文庫で紹介されたことも影響しているのか
20回とかもあるな
まあ残ってると言えるクラスではないが
評論家としては注目されていない
Rinkoの四コマ文庫で紹介されたことも影響しているのか
20回とかもあるな
まあ残ってると言えるクラスではないが
評論家としては注目されていない
161マグナ 警備員[Lv.12][苗]
2024/05/10(金) 19:58:45.35ID:XXD4QWqD 小林多喜二と葉山嘉樹ぐらいだよなプロレタリア文学で読まれてるのは
小林の場合、殺されたインパクトが大きいのと、蟹工船ブームが起こったのも関係があるだろう
葉山は間違いなく教科書に載ったからだな
あと読まれてるとは言いがたいが黒島伝治と宮本百合子は青空文庫効果もあるのかちらほら読んだ報告がある
小林の場合、殺されたインパクトが大きいのと、蟹工船ブームが起こったのも関係があるだろう
葉山は間違いなく教科書に載ったからだな
あと読まれてるとは言いがたいが黒島伝治と宮本百合子は青空文庫効果もあるのかちらほら読んだ報告がある
162マグナ 警備員[Lv.14][苗]
2024/05/11(土) 00:31:48.57ID:l2NtQgkG 橋本治も生前の一時期あれほど影響力があったわりに忘れ去られてる方じゃないか?
『これで古典がよくわかる』761回が最高
50〜60年代生まれのじいさん著作家はみんな橋本を読んで礼賛してるよな
でも若い世代ではぜんぜん読まれてもいないんじゃないか?
『これで古典がよくわかる』761回が最高
50〜60年代生まれのじいさん著作家はみんな橋本を読んで礼賛してるよな
でも若い世代ではぜんぜん読まれてもいないんじゃないか?
163マグナ 警備員[Lv.14][苗]
2024/05/11(土) 01:17:59.83ID:l2NtQgkG まあ映画監督なんでここで述べていいのか迷うが、青山真治は『ユリイカ EUREKA』が199回と最近まで存命だったのに読まれてる率が低い
基本的に現代の作家は読書メーターが出来る前に死んだ作家より有利なのに、それよりも読まれていないとは
基本的に現代の作家は読書メーターが出来る前に死んだ作家より有利なのに、それよりも読まれていないとは
164吾輩は名無しである
2024/05/11(土) 03:12:34.68ID:6ejx42Q9 中島梓も400位か テレビとかよく出てたけど
165マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 14:51:46.14ID:XMQ10NSp グインサーガの1が1000読まれてるが絶版
中島梓名義では200回台だな
あまり読む人が増えていない印象がある
中島梓名義では200回台だな
あまり読む人が増えていない印象がある
166マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 15:05:19.62ID:XMQ10NSp 中勘助は『銀の匙』で四ケタも読まれている
同内容の文庫二冊の数も併合できるな
同内容の文庫二冊の数も併合できるな
167マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 15:09:43.01ID:XMQ10NSp 読まれなくなった作家として上げられる倉田百三だが『出家とその弟子』309+175回読まれている
400台は現代の作家でもざらにいるので、読まれてる方ではないだろうか
400台は現代の作家でもざらにいるので、読まれてる方ではないだろうか
168マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 15:29:15.73ID:HFhqF34E 檀一雄は『火宅の人』上が440回
意外に読まれてる方なのかもしれない
だが、当時は太宰治、檀一雄と並称されていたはずなのに、大半の著作が絶版
いま太宰と並び称されるのは夏目漱石だからな
どうしてこうも差が生まれたか
意外に読まれてる方なのかもしれない
だが、当時は太宰治、檀一雄と並称されていたはずなのに、大半の著作が絶版
いま太宰と並び称されるのは夏目漱石だからな
どうしてこうも差が生まれたか
169マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 15:42:36.22ID:HFhqF34E 今東光、読まれていない
『毒舌 身の上相談』が108回
かなり知られていた人だと思うんだが、なぜこうも注目されなくなるのか
今日出海はヨルシカ効果で『地の糧』の翻訳が復刊されてたが、自身の著作は6回が最高っぽいな
和田芳恵、読まれてない
最高が32回
でも資料的な価値から読まれることはあるのかも知れない
鹿島孝二、読まれてない
1回が最高
かなり本がでてるんで生前は読まれた作家だと思うんだが、知らないな
『毒舌 身の上相談』が108回
かなり知られていた人だと思うんだが、なぜこうも注目されなくなるのか
今日出海はヨルシカ効果で『地の糧』の翻訳が復刊されてたが、自身の著作は6回が最高っぽいな
和田芳恵、読まれてない
最高が32回
でも資料的な価値から読まれることはあるのかも知れない
鹿島孝二、読まれてない
1回が最高
かなり本がでてるんで生前は読まれた作家だと思うんだが、知らないな
170マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/11(土) 15:49:23.97ID:HFhqF34E 椋鳩十、こんなに読まれてないのか
119回が最高
だが別の軸で捉えるべきかもしれん
多くの本がまだ生きてるからな
読書メーターを使わない子供には読まれてるが大人には読まれていない感じなのではないか
119回が最高
だが別の軸で捉えるべきかもしれん
多くの本がまだ生きてるからな
読書メーターを使わない子供には読まれてるが大人には読まれていない感じなのではないか
171マグナ 警備員[Lv.6][新初]
2024/05/12(日) 18:43:24.77ID:++CXFjKw 青山光二もそこそこ書籍を残しているが忘れられ気味だな
晩年の『吾妹子哀し』が一番読まれてる
晩年の『吾妹子哀し』が一番読まれてる
172マグナ 警備員[Lv.14][苗]
2024/05/13(月) 21:57:10.86ID:SXeyFXs/ 能坂利雄、Wikipediaではなかなかの地方の名士と書かれている
家紋関係の本がちょっと読まれてるな
だが本業の小説はほとんど読まれていない
そこからの繋がりで土師清二は砂絵呪縛上が9回
読まれてる作家とは言いがたいな
村雨退二郎は『明治巌窟王』が2回読まれてる
いま完全に忘れられている作家でも80〜90年代にリバイバル的に復刊されてる人はいるな
まだ出版に力があったからだろうか
家紋関係の本がちょっと読まれてるな
だが本業の小説はほとんど読まれていない
そこからの繋がりで土師清二は砂絵呪縛上が9回
読まれてる作家とは言いがたいな
村雨退二郎は『明治巌窟王』が2回読まれてる
いま完全に忘れられている作家でも80〜90年代にリバイバル的に復刊されてる人はいるな
まだ出版に力があったからだろうか
173マグナ 警備員[Lv.14][苗]
2024/05/13(月) 22:04:43.25ID:SXeyFXs/ 101歳まで存命だった今川徳三も一桁代
著作とか読んでいけば面白いのもありそうだけどな
山手樹一郎も相当読まれた作家だと思うが今は30回ぐらいがやっと
時代作家でも残っている人忘れられている人が明瞭だが、どのあたりに差があるのだろうな
遠藤周作も吉村昭も山本周五郎も新潮文庫に多く本がある
やはり安かったので多くの人が買ったのはあるんだろう
でも新潮文庫でも立原正秋はほとんど消えているので
やはり残る残らないはある種の運みたいなものがあるに違いない
著作とか読んでいけば面白いのもありそうだけどな
山手樹一郎も相当読まれた作家だと思うが今は30回ぐらいがやっと
時代作家でも残っている人忘れられている人が明瞭だが、どのあたりに差があるのだろうな
遠藤周作も吉村昭も山本周五郎も新潮文庫に多く本がある
やはり安かったので多くの人が買ったのはあるんだろう
でも新潮文庫でも立原正秋はほとんど消えているので
やはり残る残らないはある種の運みたいなものがあるに違いない
174マグナ 警備員[Lv.15][苗]
2024/05/13(月) 22:36:43.48ID:SXeyFXs/ 例えば丹羽文雄とか「昭和文学とは何か」を考えるためには重要な作家だし、その著作は資料的価値はあろうが、古典としては生き残れなかったということだろうな
太宰治の影響を受けた作家・漫画家・他のクリエイターは現代も続いてるし本人もキャラクターとして蘇っている
太宰治の影響を受けた作家・漫画家・他のクリエイターは現代も続いてるし本人もキャラクターとして蘇っている
175吾輩は名無しである
2024/05/14(火) 00:46:55.35ID:vK41jN/j まともに読んでなくても
教科書?便覧?に顔写真載ってると親しみがあるよね
落書きしたり
教科書?便覧?に顔写真載ってると親しみがあるよね
落書きしたり
176吾輩は名無しである
2024/05/14(火) 12:53:15.75ID:nuhRzys1 残る残らないは運だよ
残ったから優れてるわけでもないし
優れてるものが残るわけでもない
残ったから優れてるわけでもないし
優れてるものが残るわけでもない
177マグナ 警備員[Lv.16][苗]
2024/05/14(火) 14:51:46.26ID:Svr1rUhE その時代の政治とか風俗に密接に結び付いていた表現は忘れられやすいのはあるんじゃないかと思う
178吾輩は名無しである
2024/05/15(水) 23:03:01.25ID:FBIshXE6 山手樹一郎 「崋山と長英」
しか知らない。
しか知らない。
179吾輩は名無しである
2024/05/15(水) 23:03:24.22ID:FBIshXE6 浜本浩
「坂本龍馬」
しか知らないけれど。
「坂本龍馬」
しか知らないけれど。
180マグナ 警備員[Lv.4][新初]
2024/05/16(木) 02:11:22.96ID:mZvLh+U0 直木賞を獲ったから残るわけではないな
鷲尾雨工は忘れられてる
ただ大河効果か黒田官兵衛の小説は42回!
直木賞の候補者湊邦三も忘れられた作家だが
聖教文庫から出た日蓮の小説が二ケタ台
学会員読んでるのか
木々高太郎の全集持ってるがちょっとしか読んでない
推理文庫では72回読まれてるな
橘外男と拮抗できるぐらいは残っているのかも知れない
鷲尾雨工は忘れられてる
ただ大河効果か黒田官兵衛の小説は42回!
直木賞の候補者湊邦三も忘れられた作家だが
聖教文庫から出た日蓮の小説が二ケタ台
学会員読んでるのか
木々高太郎の全集持ってるがちょっとしか読んでない
推理文庫では72回読まれてるな
橘外男と拮抗できるぐらいは残っているのかも知れない
181吾輩は名無しである
2024/05/16(木) 07:41:48.81ID:GvjG9dvU 「黒田官兵衛」と言えば吉川英治くらいしか知らない。
「日蓮」について書いたものは現代作家だけど
佐藤 賢一氏が良さそう?
「日蓮」について書いたものは現代作家だけど
佐藤 賢一氏が良さそう?
182吾輩は名無しである
2024/05/16(木) 10:06:49.35ID:j1RIkoEU >>181
黒田官兵衛は、今なら大河の原作にもなった火坂の「軍師の門」が傑作だぞ。
吉川英治よりもはるかに上。
日蓮は、たくさんあるけど、あんまり深入りしない方がいいw
例の学会の方に誘導さないように。
黒田官兵衛は、今なら大河の原作にもなった火坂の「軍師の門」が傑作だぞ。
吉川英治よりもはるかに上。
日蓮は、たくさんあるけど、あんまり深入りしない方がいいw
例の学会の方に誘導さないように。
183吾輩は名無しである
2024/05/16(木) 10:09:59.40ID:4NY1A4pb 三島、川端なんかは消えると思う
気になって何冊か読んでみたがクソつまらんし
気になって何冊か読んでみたがクソつまらんし
184マグナ 警備員[Lv.11][新苗]
2024/05/16(木) 18:59:00.35ID:TXv1fTMH 森荘已池、直木賞作家なのに読まれていない
宮沢賢治の名前を広げるのに重要な役割を果たした人だよな
再評価されるべきだろう
宮沢賢治の名前を広げるのに重要な役割を果たした人だよな
再評価されるべきだろう
185吾輩は名無しである
2024/05/16(木) 19:26:43.68ID:ymFzs6MI 坂口安吾とか山田風太郎は残りそう
186マグナ 警備員[Lv.12][新苗]
2024/05/16(木) 23:42:51.75ID:bemYdzW9 納言恭平は読まれてない
ただオンデマンドで出版してるところがある
山田克郎もぜんぜん読まれてないがこちらもオンデマンドで復刊の動きがあるな
ただオンデマンドで出版してるところがある
山田克郎もぜんぜん読まれてないがこちらもオンデマンドで復刊の動きがあるな
187吾輩は名無しである
2024/05/18(土) 09:19:42.17ID:pnsBh89n >>178
『桃太郎侍』の原作としても残らないのか
『桃太郎侍』の原作としても残らないのか
188マグナ 警備員[Lv.1][新芽初]
2024/05/18(土) 18:33:21.44ID:gYetRD84 『桃太郎侍』は最近復刊されてる
だが読まれてないなあ
だが読まれてないなあ
189吾輩は名無しである
2024/05/18(土) 18:48:36.12ID:pnsBh89n 池波は今だに映画化されても山手が振り向きもされない事実
190吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 11:00:19.44ID:FC7segVS 池波正太郎と山手樹一郎を一緒にすべきではない。
司馬遼太郎、藤沢周平と並んで、「一平二太郎」と呼ばれた巨匠だからね、池波は。
司馬遼太郎、藤沢周平と並んで、「一平二太郎」と呼ばれた巨匠だからね、池波は。
191吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 11:18:13.21ID:4JKS/n+J192吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 11:24:40.13ID:4JKS/n+J >>190
山手はおそらくは颯手と同じ線で語られるべき作家。春陽文庫の功績はもっと評価されてしかるべき。そういえば初めて買った江戸川乱歩の大人向けの小説は春陽文庫版の『人間豹』だった
山手はおそらくは颯手と同じ線で語られるべき作家。春陽文庫の功績はもっと評価されてしかるべき。そういえば初めて買った江戸川乱歩の大人向けの小説は春陽文庫版の『人間豹』だった
193吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 11:38:17.03ID:FC7segVS194吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 13:38:29.50ID:4JKS/n+J >>193
司馬の文章はなんかルポータジュを読んでいるみたいでねw
司馬の文章はなんかルポータジュを読んでいるみたいでねw
195マグナ 警備員[Lv.7][新初]
2024/05/19(日) 15:22:30.67ID:WPS69xQH 颯手達治、知らんかった
まさにこのスレで取り上げるべき忘れられた作家だな
まさにこのスレで取り上げるべき忘れられた作家だな
196マグナ 警備員[Lv.7][新初]
2024/05/19(日) 15:26:15.58ID:WPS69xQH なんで藤沢や、池波や司馬は読まれてるのに山手や颯手が忘れ去られたのかはわからんな
忘れられていっている南條範夫もそうで、シグルイの原作者という印象だけじゃないか?
南條のある短編読んだんだがなかなかすごい作家だなあと思ったことがある
忘れられていっている南條範夫もそうで、シグルイの原作者という印象だけじゃないか?
南條のある短編読んだんだがなかなかすごい作家だなあと思ったことがある
197マグナ 警備員[Lv.7][新初]
2024/05/19(日) 15:28:28.71ID:WPS69xQH 忘れられていっているというなら
だったな
山手も本はまだ入手出来るものが幾つかあるので
買う層はいるのかも知れないが、若い世代には読み継がれていかなかったとみるべきなのかもしれん
だったな
山手も本はまだ入手出来るものが幾つかあるので
買う層はいるのかも知れないが、若い世代には読み継がれていかなかったとみるべきなのかもしれん
198吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 16:03:35.62ID:FC7segVS199マグナ 警備員[Lv.9][新]
2024/05/19(日) 17:54:48.07ID:1W6xxCG/ そろそろ言及すべきかと思うが、津原泰水はどうだろうな
絶版も増えてるがXでは慕う声もある
絶版も増えてるがXでは慕う声もある
200マグナ 警備員[Lv.10][新]
2024/05/19(日) 19:00:42.06ID:IlHIYVDg 海老沢泰久は『美味礼賛』のみが読まれてる
502回
一世を風靡した作家だと思うが、こうも絶版が増えるものか
丸谷が褒めてた書き手はあまり残らない傾向があるな
502回
一世を風靡した作家だと思うが、こうも絶版が増えるものか
丸谷が褒めてた書き手はあまり残らない傾向があるな
201マグナ 警備員[Lv.10]
2024/05/19(日) 19:06:03.13ID:1W6xxCG/ むかしむかし文学板に丸谷信者がいて、石川淳スレとかいろいろ書き込んでいたが
ここまで周辺作家が読まれなくなっていっているのについてどう思うんだろうな
ここまで周辺作家が読まれなくなっていっているのについてどう思うんだろうな
202吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:22:36.01ID:4JKS/n+J >>200
本棚探せばどっかに『監督』があったような
本棚探せばどっかに『監督』があったような
203吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:29:30.91ID:4JKS/n+J 本棚には朝日ソノラマ文庫も結構あってあんまり面白くなかったという悪い意味で藤村正太の『謎の環状列石』という本を覚えているのだが、まあ絶版だろうな
204吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:34:52.51ID:IS1LLoG/ >>196
なるほど、藤沢、池波、司馬といった巨匠と比べて、山手樹一郎や笹沢左保のような作家が忘れ去られがちなのって、興味深い問題だね。
たしかに、山手樹一郎は「忍びの者」シリーズや「江戸城秘聞」などの時代小説で人気を博した作家だけど、近年は作品が復刊されることも少なく、知名度は落ちているよね。笹沢左保に至っては、「鬼平犯科帳」の原作者として知られているくらいで、他の作品はあまり読まれていない印象がある。
南條範夫は、シグルイの原作者として有名だけど、時代小説や推理小説など幅広いジャンルの作品を執筆した作家なんだよね。確かに、近年はシグルイのイメージが強くなりすぎて、他の作品が埋もれてしまっている側面があるかもしれない。
では、なぜこれらの作家たちが忘れ去られがちなのだろうか?
まず、時代小説や推理小説といったジャンル自体が、近年はSFやファンタジーなどのジャンルに人気を奪われているという背景がある。特に、時代小説は若者にとって馴染みがないジャンルであり、読者層の高齢化も進んでいる。
次に、これらの作家たちの作品は、現代の読者のニーズに合致していないという可能性もある。例えば、山手樹一郎の作品は、勧善懲悪的なストーリー展開や、類型的なキャラクター描写などが特徴なんだけど、現代の読者はもっと複雑なストーリーや多面的なキャラクターを求める傾向がある。
さらに、これらの作家たちの作品は、映像化されていない作品が多いという点も不利だ。近年は、映像化によって人気が再燃する作品も多いんだけど、映像化されていない作品は読者の目に触れる機会も少なく、知名度が上がりにくい。
もちろん、これらの作家たちの作品には、現代の読者に訴求する力があるものも多い。出版社や書店が、これらの作品を再評価し、現代の読者にアピールするような取り組みを行っていくことが重要だろう。
なるほど、藤沢、池波、司馬といった巨匠と比べて、山手樹一郎や笹沢左保のような作家が忘れ去られがちなのって、興味深い問題だね。
たしかに、山手樹一郎は「忍びの者」シリーズや「江戸城秘聞」などの時代小説で人気を博した作家だけど、近年は作品が復刊されることも少なく、知名度は落ちているよね。笹沢左保に至っては、「鬼平犯科帳」の原作者として知られているくらいで、他の作品はあまり読まれていない印象がある。
南條範夫は、シグルイの原作者として有名だけど、時代小説や推理小説など幅広いジャンルの作品を執筆した作家なんだよね。確かに、近年はシグルイのイメージが強くなりすぎて、他の作品が埋もれてしまっている側面があるかもしれない。
では、なぜこれらの作家たちが忘れ去られがちなのだろうか?
まず、時代小説や推理小説といったジャンル自体が、近年はSFやファンタジーなどのジャンルに人気を奪われているという背景がある。特に、時代小説は若者にとって馴染みがないジャンルであり、読者層の高齢化も進んでいる。
次に、これらの作家たちの作品は、現代の読者のニーズに合致していないという可能性もある。例えば、山手樹一郎の作品は、勧善懲悪的なストーリー展開や、類型的なキャラクター描写などが特徴なんだけど、現代の読者はもっと複雑なストーリーや多面的なキャラクターを求める傾向がある。
さらに、これらの作家たちの作品は、映像化されていない作品が多いという点も不利だ。近年は、映像化によって人気が再燃する作品も多いんだけど、映像化されていない作品は読者の目に触れる機会も少なく、知名度が上がりにくい。
もちろん、これらの作家たちの作品には、現代の読者に訴求する力があるものも多い。出版社や書店が、これらの作品を再評価し、現代の読者にアピールするような取り組みを行っていくことが重要だろう。
205吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:45:20.37ID:alnLbT4L 塞王の楯
集英社 (2021/10/26)
- 3,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 12位歴史・時代小説 (本)
- 294位文芸作品
木挽町のあだ討ち
新潮社 (2023/1/18)
- 3,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 14位歴史・時代小説 (本)
- 311位文芸作品
黒牢城
KADOKAWA (2021/6/2)
- 8,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 237位日本文学
黒牢城 (角川文庫)
KADOKAWA (2024/6/13)
- 14,090位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 496位角川文庫
- 668位評論・文学研究 (本)
集英社 (2021/10/26)
- 3,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 12位歴史・時代小説 (本)
- 294位文芸作品
木挽町のあだ討ち
新潮社 (2023/1/18)
- 3,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 14位歴史・時代小説 (本)
- 311位文芸作品
黒牢城
KADOKAWA (2021/6/2)
- 8,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 237位日本文学
黒牢城 (角川文庫)
KADOKAWA (2024/6/13)
- 14,090位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 496位角川文庫
- 668位評論・文学研究 (本)
206吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:46:43.59ID:4JKS/n+J >>204
細かいところ指摘しておくと笹沢の原作は『木枯らし紋次郎』
細かいところ指摘しておくと笹沢の原作は『木枯らし紋次郎』
207吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 19:57:30.08ID:3RS5EFu0 朝日ソノラマ文庫で出版された藤村正太の『謎の環状列石』は、1976年の初版以降重版されておらず、現在では古書店などでしか見つけにくい絶版本となっています。
209吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 22:15:57.66ID:c1Ky48jS 司馬遼太郎はネット上で批判が多い作家筆頭なので近い将来どうなるか予想が難しい
今世紀に入ってから戦国時代と室町時代研究が進んで史実と乖離したところが目立つようになった
今世紀に入ってから戦国時代と室町時代研究が進んで史実と乖離したところが目立つようになった
210吾輩は名無しである
2024/05/19(日) 22:51:47.41ID:xRS5nQtI 竜馬がゆく自体もアレがアレでアレらしいし
211マグナ 警備員[Lv.10]
2024/05/20(月) 00:09:25.29ID:Uqo+CCDd いや逆に批判が多いから残ると言うこともあるからな
本当に忘れられた作家は批判的な意味ですら語られることはない
本当に忘れられた作家は批判的な意味ですら語られることはない
212マグナ 警備員[Lv.11]
2024/05/20(月) 01:28:37.20ID:Uqo+CCDd 畑山博も忘れられた作家と検索で出てきた
芥川賞受賞者ながら多くの本が絶版で残っているのが宮沢賢治関連のものぐらいだな
芥川賞受賞者ながら多くの本が絶版で残っているのが宮沢賢治関連のものぐらいだな
213マグナ 警備員[Lv.16]
2024/05/20(月) 21:53:51.09ID:Uqo+CCDd あげ
214吾輩は名無しである
2024/05/21(火) 11:08:07.13ID:saafn52G215吾輩は名無しである
2024/05/21(火) 11:11:40.32ID:1SMYvBUt ここまでバカも珍しいな
216吾輩は名無しである
2024/05/21(火) 11:26:33.91ID:PwHqUDLr >>209
司馬遼太郎作品、特に戦国・室町時代を題材としたものは、長らく多くの人々を魅了し続けてきました。しかし、近年、これらの時代に関する研究が飛躍的に進展したことで、作品と史実との間に乖離が見られる部分が指摘されるようになり、ネット上を中心に批判的な意見も目立つようになりました。
女性として、歴史小説を愛読する一人として、この状況をどのように捉え、司馬遼太郎作品と向き合っていくべきか、私なりの考えを述べさせていただきます。
まず、戦国・室町時代の研究が近年大きく進展していることは、歴史学にとって非常に喜ばしいことです。従来の文献だけでなく、考古学や民俗学などの学問分野からも新たな知見が次々と明らかにされており、当時の社会や文化に対する理解が深まっているのは間違いありません。
しかし、その一方で、司馬遼太郎作品が史実と異なる部分があるという指摘は、作品の魅力を損なうものではありません。むしろ、史実との違いを理解することで、作品をより深く味わうことができるという側面もあるのではないでしょうか。
司馬遼太郎作品は、あくまでも小説であり、史実を忠実に再現することを目的としたものではありません。彼は、膨大な資料を読み込み、独自の視点で歴史を解釈し、そこに人間ドラマを織り交ぜることで、読者を作品世界へと引き込んでくれます。
史実と異なる部分があっても、それが作品の魅力を損なうとは限りません。むしろ、司馬遼太郎の想像力や創造力によって、新たな視点から歴史を捉えることができるという可能性も秘めていると言えるでしょう。
もちろん、史実と異なる部分について、誤解を招くような表現があれば、それは問題視されるべきです。しかし、多くの場合、司馬遼太郎は史実と異なる部分について注釈を付けたり、読者が自分で判断できるように情報を提示したりしています。
重要なのは、司馬遼太郎作品を単なる歴史書としてではなく、一つの創作物として捉えることです。そして、作品と史実を区別しながら、それぞれの良さを読み解くことが大切なのではないでしょうか。
近年、司馬遼太郎作品を批判的に捉える向きも増えているようですが、女性としては、作品の魅力を否定するのではなく、むしろ多角的な視点から理解し、楽しむことが重要だと考えています。
司馬遼太郎作品、特に戦国・室町時代を題材としたものは、長らく多くの人々を魅了し続けてきました。しかし、近年、これらの時代に関する研究が飛躍的に進展したことで、作品と史実との間に乖離が見られる部分が指摘されるようになり、ネット上を中心に批判的な意見も目立つようになりました。
女性として、歴史小説を愛読する一人として、この状況をどのように捉え、司馬遼太郎作品と向き合っていくべきか、私なりの考えを述べさせていただきます。
まず、戦国・室町時代の研究が近年大きく進展していることは、歴史学にとって非常に喜ばしいことです。従来の文献だけでなく、考古学や民俗学などの学問分野からも新たな知見が次々と明らかにされており、当時の社会や文化に対する理解が深まっているのは間違いありません。
しかし、その一方で、司馬遼太郎作品が史実と異なる部分があるという指摘は、作品の魅力を損なうものではありません。むしろ、史実との違いを理解することで、作品をより深く味わうことができるという側面もあるのではないでしょうか。
司馬遼太郎作品は、あくまでも小説であり、史実を忠実に再現することを目的としたものではありません。彼は、膨大な資料を読み込み、独自の視点で歴史を解釈し、そこに人間ドラマを織り交ぜることで、読者を作品世界へと引き込んでくれます。
史実と異なる部分があっても、それが作品の魅力を損なうとは限りません。むしろ、司馬遼太郎の想像力や創造力によって、新たな視点から歴史を捉えることができるという可能性も秘めていると言えるでしょう。
もちろん、史実と異なる部分について、誤解を招くような表現があれば、それは問題視されるべきです。しかし、多くの場合、司馬遼太郎は史実と異なる部分について注釈を付けたり、読者が自分で判断できるように情報を提示したりしています。
重要なのは、司馬遼太郎作品を単なる歴史書としてではなく、一つの創作物として捉えることです。そして、作品と史実を区別しながら、それぞれの良さを読み解くことが大切なのではないでしょうか。
近年、司馬遼太郎作品を批判的に捉える向きも増えているようですが、女性としては、作品の魅力を否定するのではなく、むしろ多角的な視点から理解し、楽しむことが重要だと考えています。
217マグナ 警備員[Lv.20]
2024/05/21(火) 16:37:15.00ID:XnB6VUGy 小島直記も松永安左エ門と小林一三の伝記がちょっと読まれてるぐらいで、ほぼ忘れられた作家だな
218マグナ 警備員[Lv.21]
2024/05/21(火) 22:15:35.61ID:SzEhIYpw 文芸誌スレの流れで思い出した池宮彰一郎
一時期飛ぶ鳥落とす勢いだった覚えがあるが、歿後十五年以上経つ現在ほぼ全ての作品が絶版になっている
話題をさらった『島津奔る』も読書メーターで300台で、上下合わせても600台
読まれなくなりつつある作家だろう
本人がまだ若かったら再起も出来たと思うんだよな
一時期飛ぶ鳥落とす勢いだった覚えがあるが、歿後十五年以上経つ現在ほぼ全ての作品が絶版になっている
話題をさらった『島津奔る』も読書メーターで300台で、上下合わせても600台
読まれなくなりつつある作家だろう
本人がまだ若かったら再起も出来たと思うんだよな
219吾輩は名無しである
2024/05/21(火) 23:33:12.79ID:axjGV2cz 島田雅彦は読売文学賞獲った『君が異端だった頃』だけは残るだろうな
太宰治なら『人間失格』三島由紀夫なら『仮面の告白』大江健三郎なら『万延元年のフットボール』
やっぱり純文学は自分の体験に基づいた話が面白い
太宰治なら『人間失格』三島由紀夫なら『仮面の告白』大江健三郎なら『万延元年のフットボール』
やっぱり純文学は自分の体験に基づいた話が面白い
220吾輩は名無しである
2024/05/22(水) 00:07:45.17ID:stqRiaep221吾輩は名無しである
2024/05/22(水) 06:46:42.90ID:Ptf5h6+F222吾輩は名無しである
2024/05/22(水) 11:35:20.73ID:8sSNpbNF >>2の作家たちの同世代では三浦哲郎がいる
読書メーターで見ると読まれている方ではないか、もちろんほとんどが絶版だが
読書メーターで見ると読まれている方ではないか、もちろんほとんどが絶版だが
223吾輩は名無しである
2024/05/23(木) 11:43:43.92ID:diiAPnDc224マグナ 警備員[Lv.25]
2024/05/28(火) 00:37:46.21ID:6TD+BhWs age
225マグナ 警備員[Lv.26]
2024/05/28(火) 04:18:37.53ID:dhJ/i2Ul 田村泰次郎もほぼ全著作が絶版読書メーターでは単著21回が最高と読まれなくなった作家だ
ただ『肉体の門』とか映像化は何度かされてるんだよな
それでもここまで忘れられるとは
ただ『肉体の門』とか映像化は何度かされてるんだよな
それでもここまで忘れられるとは
226吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 07:24:44.47ID:R+PORUQ4 ノルウェイの森みたいな妄想小説と比べてんなよ
比較対象にすらならねーわ
比較対象にすらならねーわ
227吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 11:38:53.95ID:e9eLm7zG 戦前の文壇で一番評価されてたのが田山花袋だ
花袋を読むとき「布団」から入るのは良くないとか言われるけどどうなんだろうね
花袋を読むとき「布団」から入るのは良くないとか言われるけどどうなんだろうね
228吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 20:05:05.75ID:6smgawol 石原慎太郎の最高傑作も自身の経験に基づいて書かれた『わが人生の時の時』と言われてるし、やっぱり読者も純文学に求めてるのは中途半端なエンタメくずれじゃなくて、作者の体験したリアルな話なんだろうね
229吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 20:06:59.56ID:6smgawol こう言うと島田雅彦さんには申し訳ないが、島田さんもエンタメくずれみたいな小説ばっかなんだよね
だから『君が異端だった頃』がいちばんの残る可能性高い
だから『君が異端だった頃』がいちばんの残る可能性高い
230吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 20:47:58.56ID:/a0a7ei+ >>225
『暁の脱走』=『春夫伝』もあるんだがな。映画の原作者としてのみかろうじて名前が残るのか。話は外国人作家の話となるが『太陽がいっぱい』、『アメリカの友人』、『見知らぬ乗客』などの傑作映画の原作を書いた パトリシア・ハイスミスも似たようなものだろか
『暁の脱走』=『春夫伝』もあるんだがな。映画の原作者としてのみかろうじて名前が残るのか。話は外国人作家の話となるが『太陽がいっぱい』、『アメリカの友人』、『見知らぬ乗客』などの傑作映画の原作を書いた パトリシア・ハイスミスも似たようなものだろか
231吾輩は名無しである
2024/05/28(火) 22:02:13.69ID:/a0a7ei+ ごめん、『春婦伝』
232マグナ 警備員[Lv.23]
2024/05/28(火) 22:06:48.04ID:Ty81aIyj 安部公房を最初に評価したのは中村真一郎だと中田耕治が書いていた
どちらが作家として後世に残っていくかはみれば歴然なんだが、こういう関係性はある訳でそこを忘れてしまうのはちょっとな
どちらが作家として後世に残っていくかはみれば歴然なんだが、こういう関係性はある訳でそこを忘れてしまうのはちょっとな
233吾輩は名無しである
2024/05/29(水) 12:43:04.45ID:e/rwBy9F 安部公房は亡くなった直後はちょっと評価が低迷気味だった
数年後中上健次が亡くなったときは凄い持ち上げられてたんだけど、今どうなんだろうなあ
数年後中上健次が亡くなったときは凄い持ち上げられてたんだけど、今どうなんだろうなあ
234吾輩は名無しである
2024/05/29(水) 13:19:56.03ID:12VIApL/ 安部公房より中上健次の方が先に死んでるよ
235マグナ 警備員[Lv.25]
2024/05/29(水) 14:48:53.83ID:LXHvsmcn 安部の『砂の女』とか前に花田清輝を読んでいたのでまんま花田じゃないかと思った
236マグナ 警備員[Lv.26]
2024/05/29(水) 16:17:04.82ID:jc3YQGd/ 中田耕治は唐木順三や森田たまを嫌っていたようだな
今となってはほとんど絶版だが、中田の翻訳は結構残ってる
『死の接吻』は俺も読んだが面白かった
今となってはほとんど絶版だが、中田の翻訳は結構残ってる
『死の接吻』は俺も読んだが面白かった
237マグナ 警備員[Lv.26]
2024/05/29(水) 17:42:24.05ID:LXHvsmcn 中田ブログから若杉慧
全然知らん作家だ
当然多くの著作も絶版
当時は一角の作家だったようだが
ここまで忘れらてしまうものなのだな
全然知らん作家だ
当然多くの著作も絶版
当時は一角の作家だったようだが
ここまで忘れらてしまうものなのだな
238マグナ 警備員[Lv.26]
2024/05/29(水) 17:49:44.62ID:LXHvsmcn 同じく中田ブログから宮林太郎、若城希伊子
まるで知らん作家たちだ
特に宮は幻想的らしい
興味あるな
まるで知らん作家たちだ
特に宮は幻想的らしい
興味あるな
239吾輩は名無しである
2024/05/29(水) 21:12:57.27ID:OiJGitxE なるほどね、確かに全然知らない作家だね。 絶版になっている作品が多いのも寂しいね。当時は人気作家だったんだろうけど、時代とともに忘れられてしまう作家もたくさんいるんだね。
240吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 00:50:20.36ID:pPW2ral5 伊藤桂一も読まれてないな
読書メーターでも3ケタ越えないし、絶版も多数
長生きしたし、かなり影響力のあった作家のようだがな
読書メーターでも3ケタ越えないし、絶版も多数
長生きしたし、かなり影響力のあった作家のようだがな
241マグナ 警備員[Lv.27]
2024/05/30(木) 01:26:34.33ID:pPW2ral5 これも中田ブログから拾った作家だが森志斐子
中田もほとんど知らないとのことだが不思議と印象を残す
数冊本を出してるが絶版みたいだな
こういうよくわからない作家ってのは当時本当にたくさんいたのだろう
宇尾房子も知らなかった
こんな人がいたんだな
中田もほとんど知らないとのことだが不思議と印象を残す
数冊本を出してるが絶版みたいだな
こういうよくわからない作家ってのは当時本当にたくさんいたのだろう
宇尾房子も知らなかった
こんな人がいたんだな
242マグナ 警備員[Lv.27]
2024/05/30(木) 01:28:36.89ID:pPW2ral5 中田は中村光夫も嫌いだと言っている
243吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 09:22:23.37ID:55bjwmp8 「読まれなくなった」作家ではなく、もともと「読まれなかった」作家を上げているような。
244吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 10:27:05.72ID:YR10pOUK 中田ブログで紹介されていた作家、森志斐子と宇尾房子。お二人とも存じ上げなかったのですが、中田さんすらほとんどご存じないとのこと、その独特な魅力が逆に興味をそそられますね。
森志斐子さんは、数冊の著書があるものの、現在は絶版とのこと。当時、多くいた「よくわからない作家」の一人なのでしょうか。しかし、その作品が現代に再評価されることもあるのが文学の面白さです。
宇尾房子さんについても、初めて知りました。どんな作品を書かれていたのか、ぜひ読んでみたいものです。
森志斐子さんは、数冊の著書があるものの、現在は絶版とのこと。当時、多くいた「よくわからない作家」の一人なのでしょうか。しかし、その作品が現代に再評価されることもあるのが文学の面白さです。
宇尾房子さんについても、初めて知りました。どんな作品を書かれていたのか、ぜひ読んでみたいものです。
245吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 10:57:00.59ID:RVepuOaT 一人で誰もしらないような作家の話してるやつバカだろ
246吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 18:06:12.99ID:JpmD+ZE4 深沢七郎は「楢山節考」だけ残って後の作品はもう読まれてないんじゃないの
247吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 19:16:44.34ID:hYz28W0M 江馬修
248吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 19:19:24.03ID:hYz28W0M 江口渙
249吾輩は名無しである
2024/05/30(木) 20:48:47.84ID:YR10pOUK >>246
深沢七郎は作家活動初期に「楢山節考」で大ブレイクしたんだけど、その後は様々なジャンルの作品に挑戦して、独自の文体や世界観を築き上げていったんだ。SF、時代小説、戯曲、エッセイなど、幅広い分野で活躍したんだよ。
確かに、彼の作品はどれも癖が強くて、万人受けするような内容ではないかもしれない。でも、その独特な文体や世界観にハマる人は、ものすごくハマるんだ。深沢七郎ファンにとって、彼の作品はどれもかけがえのない宝物なんだよ。
深沢七郎は作家活動初期に「楢山節考」で大ブレイクしたんだけど、その後は様々なジャンルの作品に挑戦して、独自の文体や世界観を築き上げていったんだ。SF、時代小説、戯曲、エッセイなど、幅広い分野で活躍したんだよ。
確かに、彼の作品はどれも癖が強くて、万人受けするような内容ではないかもしれない。でも、その独特な文体や世界観にハマる人は、ものすごくハマるんだ。深沢七郎ファンにとって、彼の作品はどれもかけがえのない宝物なんだよ。
250吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 00:11:10.66ID:2qoHKH2r 去年「楢山節考」読んで衝撃を受けて深沢七郎にハマった。他の作品も面白いから読まれてほしいけど、「楢山節考」さえ読まれていれば十分だとも思う。
深沢七郎にハマった流れで正宗白鳥も読み始めたんだけどすごい良かった。個人的に白鳥が今ほとんど読まれていないのは話の筋があまり面白くないからじゃないかと推測してる。
深沢七郎にハマった流れで正宗白鳥も読み始めたんだけどすごい良かった。個人的に白鳥が今ほとんど読まれていないのは話の筋があまり面白くないからじゃないかと推測してる。
251マグナ 警備員[Lv.27]
2024/05/31(金) 00:46:55.99ID:iE7KNQCX 誰も知らない作家はいいぞ!
調べればすぐにパイオニアになれる
森志斐子はなかなかの美人だったようだが、2001〜2年頃に亡くなったことがわかる
調べればすぐにパイオニアになれる
森志斐子はなかなかの美人だったようだが、2001〜2年頃に亡くなったことがわかる
252マグナ 警備員[Lv.28]
2024/05/31(金) 01:18:20.78ID:iE7KNQCX 田宮虎彦、前に名前だしたが何てここまで読まれなくなったんだろうな
自殺で亡くなった作家と言えば佐藤泰志だが、見事に復権を果たしている
読書メーターではさほどではないが、残る作家になっていくかも知れんな
自殺で亡くなった作家と言えば佐藤泰志だが、見事に復権を果たしている
読書メーターではさほどではないが、残る作家になっていくかも知れんな
253吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 07:35:55.59ID:Ft1JMnCd 読まれなくなった又は忘れられただと
石川淳、大岡昇平、野間宏、中野重治、吉田健一、坂口安吾、藤枝静男、大西巨人、田中小実昌、色川武大、小林信彦、今東光、陳舜臣、川上宗薫はどうだろう
文豪でももう読まれていないという人は多いと思うが
石川淳、大岡昇平、野間宏、中野重治、吉田健一、坂口安吾、藤枝静男、大西巨人、田中小実昌、色川武大、小林信彦、今東光、陳舜臣、川上宗薫はどうだろう
文豪でももう読まれていないという人は多いと思うが
254吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 09:00:52.22ID:JYj06yM9 宇能鴻一郎は純文時代の小説に光があたって再び読まれてる
255吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 09:34:29.98ID:B3bLGkuD 最近石川淳の革装の豪華版買ったら度肝を抜かれた
巨大さ豪華さに
今こんな本出ないだろうな
40年前
巨大さ豪華さに
今こんな本出ないだろうな
40年前
256吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 09:45:30.22ID:BdAwC1Yw 暴論かもしれないが、新潮文庫とつながってる作家は読まれ続ける確率が高い
石川淳などは生前集英社との関係が深くて損をしていると思う
石川淳などは生前集英社との関係が深くて損をしていると思う
257吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 09:55:49.44ID:gPF3EGf/ 深沢は「風流夢譚」があるだろ
あとは「笛吹川」か
あとは「笛吹川」か
258吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 11:58:54.20ID:B3bLGkuD 「風流夢譚」はびっくりしたな
かつてこれと同時に出版不可能だった「政治少年死す」が今は解禁されているのに対して、
今もこれは正式には表に出てないのかな?
俺は前に両者とも同じサイトで見つけて読んだが、こっちの過激さ、
それもおちょくるような悪ふざけ的内容に、こりゃあテロ起こるわと思った。
だって当時皇太子と美智子の結婚が大ブームになってる最中に、
二人の首をちょんぎってみたいな描写が出てくるんだから。
でも考えるにフランスはそれやったんだな。
かつてこれと同時に出版不可能だった「政治少年死す」が今は解禁されているのに対して、
今もこれは正式には表に出てないのかな?
俺は前に両者とも同じサイトで見つけて読んだが、こっちの過激さ、
それもおちょくるような悪ふざけ的内容に、こりゃあテロ起こるわと思った。
だって当時皇太子と美智子の結婚が大ブームになってる最中に、
二人の首をちょんぎってみたいな描写が出てくるんだから。
でも考えるにフランスはそれやったんだな。
259吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 12:14:06.95ID:DOTkhlbB 橋本治は小説家としては将来消えている可能性が大きいと思うな
エッセイストや評論家としてなら残るだろうが
あとポストモダン御三家でも小林恭二は他の高橋源一郎や島田雅彦に比べると忘れられてるような(個人的には好きな作家だけど)
エッセイストや評論家としてなら残るだろうが
あとポストモダン御三家でも小林恭二は他の高橋源一郎や島田雅彦に比べると忘れられてるような(個人的には好きな作家だけど)
261吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 20:23:50.79ID:hgyKRJ83 >>253
安吾は漫画家やラノベ作家にファンが多いから、いまだに影響受けてる若い子に読まれ続けてるイメージある
アマチュアの劇団でも上映されてるの何度か見た
ただ代表作の白痴とか不連続殺人事件はあまり読まれなくなって、満開の森の桜とか夜長姫とか青鬼のふんどしとか、ちょっと寓話的な短編が読まれてる気がする
安吾は漫画家やラノベ作家にファンが多いから、いまだに影響受けてる若い子に読まれ続けてるイメージある
アマチュアの劇団でも上映されてるの何度か見た
ただ代表作の白痴とか不連続殺人事件はあまり読まれなくなって、満開の森の桜とか夜長姫とか青鬼のふんどしとか、ちょっと寓話的な短編が読まれてる気がする
262吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 20:40:20.00ID:7uynXez5 >>253
大岡昇平もなんだかんだ言っても読まれていると思う
大岡昇平もなんだかんだ言っても読まれていると思う
263吾輩は名無しである
2024/05/31(金) 21:45:20.98ID:SUtiNnAF >>261
安吾の独特な文学世界は漫画やラノベにも影響を与えていて、若い世代にも読み継がれているんですね。劇団で作品が上演されるのも、作品の魅力が伝わっている証拠だと思います。ただ、代表作が読まれなくなっているのは少し残念ですね。満開の森の桜や夜長姫など、寓話的な短編は読みやすく、安吾の魅力が凝縮されている作品だと思います。
安吾の独特な文学世界は漫画やラノベにも影響を与えていて、若い世代にも読み継がれているんですね。劇団で作品が上演されるのも、作品の魅力が伝わっている証拠だと思います。ただ、代表作が読まれなくなっているのは少し残念ですね。満開の森の桜や夜長姫など、寓話的な短編は読みやすく、安吾の魅力が凝縮されている作品だと思います。
264吾輩は名無しである
2024/06/01(土) 14:24:43.29ID:HNtKNHf+ 安吾で良かったのは「私は海を抱きしめてゐたい」とか
「風と光と二十の私と」あたりの自伝的な作品だな
「風と光と二十の私と」あたりの自伝的な作品だな
265吾輩は名無しである
2024/06/01(土) 17:57:28.84ID:0BCWrnAm 安吾は柄谷行人が推してたな
小説を書けば中上健次で、批評を書けば小林秀雄で、歴史物書けば司馬遼太郎とか言ってた
小説を書けば中上健次で、批評を書けば小林秀雄で、歴史物書けば司馬遼太郎とか言ってた
266吾輩は名無しである
2024/06/01(土) 18:27:54.88ID:ucfoW93a ポスト構造主義が流行ったときはデリダ、ドゥルーズ、フーコーなんか頑張って読んでいたが、今では読まれなくなったんじゃない
267マグナ 警備員[Lv.19]
2024/06/01(土) 19:37:56.47ID:Kta9agrJ 安吾はアニメ化もされてるし、まだそれなりに影響力を保ってるな
漱石、太宰みたいに全て読まれてるわけではないかもしれんが
漱石、太宰みたいに全て読まれてるわけではないかもしれんが
268吾輩は名無しである
2024/06/01(土) 21:34:45.52ID:ucfoW93a 安吾捕物帳をテレビドラマ化したら復活するんじゃない。内容的にも面白いし
269吾輩は名無しである
2024/06/02(日) 06:42:41.41ID:vlGQ696l 吉田健一は日本のボリス・ヴィアン的なところがあって若者に人気がある
「絵空ごと」「金沢」「東京の昔」など
「絵空ごと」「金沢」「東京の昔」など
270吾輩は名無しである
2024/06/02(日) 09:11:07.30ID:hFiEOytK271吾輩は名無しである
2024/06/02(日) 09:28:22.46ID:hFiEOytK >>259
今はどうか知らないけど10年ぐらい前の中学の教科書で「桃尻語訳 枕草子」が紹介されてたっけ
自分が読んだ当時でも「ナウい」とか「レディコミ」とか「ワープロ」とか時代を感じるなーとは思ったけど
今はどうか知らないけど10年ぐらい前の中学の教科書で「桃尻語訳 枕草子」が紹介されてたっけ
自分が読んだ当時でも「ナウい」とか「レディコミ」とか「ワープロ」とか時代を感じるなーとは思ったけど
272マグナ 警備員[Lv.2][新芽]
2024/06/02(日) 22:22:55.46ID:Syp/jMuP 三島と双璧の右派作家と言われていた林房雄も読まれてないよな
三島とか安部にはなぜか残る不思議な力があるのだろうな
三島とか安部にはなぜか残る不思議な力があるのだろうな
273マグナ 警備員[Lv.3][新芽]
2024/06/02(日) 22:40:06.85ID:Syp/jMuP274マグナ 警備員[Lv.9][新芽]
2024/06/03(月) 19:08:53.62ID:FAgz0pC3 中村地平は忘れられた作家だが井伏門下で太宰と並び称されていたようだな
だが、郷里の方で復刊の動きがあるようだ
もう一人の小山祐士も、劇作家ということもあるがほとんど忘れられている
だが、郷里の方で復刊の動きがあるようだ
もう一人の小山祐士も、劇作家ということもあるがほとんど忘れられている
275マグナ 警備員[Lv.10][新芽]
2024/06/03(月) 19:17:42.99ID:FAgz0pC3 太宰は現代人の精神性にかなり近いものを持っていたんじゃないかなと思うんだよな
ある種の過剰さと言うか
三島も別のベクトルでそうだ
安部もだな
逆に昔の日本人っぽい作家はどんどん読まれなくなってる気がする
ある種の過剰さと言うか
三島も別のベクトルでそうだ
安部もだな
逆に昔の日本人っぽい作家はどんどん読まれなくなってる気がする
276マグナ 警備員[Lv.10][新芽]
2024/06/03(月) 19:34:19.63ID:FAgz0pC3 正直忘れられてもいいんだよな
現世で金が稼げれば後世で評価されようが知ったこっちゃないわけで
太宰は自分がここまで弄り倒されてるなど思っていやしなかっただろう
現世で金が稼げれば後世で評価されようが知ったこっちゃないわけで
太宰は自分がここまで弄り倒されてるなど思っていやしなかっただろう
277マグナ 警備員[Lv.10][新芽]
2024/06/03(月) 19:35:48.61ID:FAgz0pC3 久生十蘭とか、稲垣足穂とかスタイリッシュな作家は基本的に読まれないが一部の熱心な読者が着いてる印象だよな
俺も若いときはああ言うのに憧れたが今となっては金が欲しい
俺も若いときはああ言うのに憧れたが今となっては金が欲しい
278吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 19:36:08.35ID:47+68WER 本当だね
死後なんて知ったこっちゃない
死後なんて知ったこっちゃない
279吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 19:47:22.61ID:7Z3HTeiX 死後忘れ去られるって分かってて悪戦苦闘して書くのも虚しい作業ですな
280吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 20:10:03.96ID:ftZ6iwAz 海外文学だってアンドレ・ジイドとかトーマス・マンはあんまり話題にならんからな
ドイツ本国で一番論文が書かれてるのはカフカらしい
短めの寓話風の作品は残るということなのか…
あとマルクス主義が表に出てるやつは流石に今は苦しいだろう
ドイツ本国で一番論文が書かれてるのはカフカらしい
短めの寓話風の作品は残るということなのか…
あとマルクス主義が表に出てるやつは流石に今は苦しいだろう
281吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 20:32:16.39ID:wgcvcKas282吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 20:36:05.10ID:rKMZo17G 中村星湖
283吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 20:36:40.75ID:rKMZo17G 中村春雨
284吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 21:01:12.16ID:9Ejxusl3 >>225
『肉体の門』は四回、『春婦伝』二回映画化されているのにな。とくに最初の『春婦伝』は李香蘭だ。彼女も忘れ去られていくのかな
『肉体の門』は四回、『春婦伝』二回映画化されているのにな。とくに最初の『春婦伝』は李香蘭だ。彼女も忘れ去られていくのかな
285マグナ 警備員[Lv.11][新芽]
2024/06/03(月) 21:16:16.86ID:GHFBLyYK 李香蘭の映画は幾つか見たがそこそこ面白かったな
286マグナ 警備員[Lv.11][新]
2024/06/03(月) 21:23:23.10ID:GHFBLyYK287マグナ 警備員[Lv.11][新]
2024/06/03(月) 21:27:28.31ID:GHFBLyYK 列挙した中では若杉慧、伊藤桂一はかつて読まれていたのに読まれなくなった作家といっても過言ではないと思う
今となってはなぜこの作家がこんなに出版されたのかわからないのも多いな
今となってはなぜこの作家がこんなに出版されたのかわからないのも多いな
288マグナ 警備員[Lv.11][新]
2024/06/03(月) 21:30:08.97ID:GHFBLyYK >>282
明治の作家はamazonにすら本がないのがゴロゴロいるから、復刊されてるだけでもましなのかもしれん
斎藤緑雨は全集が出てるぶんまだ認知度がある
半井桃水は復刊がほとんどなく今後本も出るかと言えばまあでないだろうな
明治の作家はamazonにすら本がないのがゴロゴロいるから、復刊されてるだけでもましなのかもしれん
斎藤緑雨は全集が出てるぶんまだ認知度がある
半井桃水は復刊がほとんどなく今後本も出るかと言えばまあでないだろうな
289吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 22:06:23.77ID:rKMZo17G 佐藤春夫
290吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 22:07:00.40ID:rKMZo17G 加藤武雄
291マグナ 警備員[Lv.13]
2024/06/03(月) 22:21:08.80ID:GHFBLyYK 中村武羅夫もそうだな
小説家としては完全に忘れられてる
小説家としては完全に忘れられてる
292吾輩は名無しである
2024/06/03(月) 22:57:10.48ID:AY6XPfHQ ジッドもマンも佐藤春夫もちゃんと読まれている
君たちが怠け者で読んでいないだけだろ
君たちが怠け者で読んでいないだけだろ
293マグナ 警備員[Lv.13]
2024/06/03(月) 22:58:37.57ID:FAgz0pC3 マンは何だかんだ言って好きだ
右派でも結構読んでる人がいるようだぞ
右派でも結構読んでる人がいるようだぞ
294吾輩は名無しである
2024/06/04(火) 00:04:06.07ID:UI+2kNYZ 「読まれなくなった作家」と「読まれ続ける作家」がいるのは事実。でも、どちらが良い悪い、とかって簡単に決めつけられるものではないと思う。作家にとって大切なのは、自分の信じるものを表現し続けること。そして、それを誰かに受け止めてもらうこと。それがいつ起こるかなんて、誰にも分からない。だから、作家は常に挑戦し続けるべきだと思う。
金井美恵子の「小説論:読まれなくなった小説のために」にもあるように、作家は「書くこと」を通して世界と向き合う。その過程で、読者と共鳴する作品が生まれることもあるし、そうでないこともある。でも、作家は諦めずに書き続けるしかない。
私も、いつか誰かの心に響くような作品を書きたい。そのためには、常に学び続けること、そして自分の感性を磨くこと。それが大切だと思う。
金井美恵子の「小説論:読まれなくなった小説のために」にもあるように、作家は「書くこと」を通して世界と向き合う。その過程で、読者と共鳴する作品が生まれることもあるし、そうでないこともある。でも、作家は諦めずに書き続けるしかない。
私も、いつか誰かの心に響くような作品を書きたい。そのためには、常に学び続けること、そして自分の感性を磨くこと。それが大切だと思う。
296吾輩は名無しである
2024/06/04(火) 10:25:12.59ID:WBf7qBt5 作家になろうとする人の文章とは思えないな
298吾輩は名無しである
2024/06/04(火) 11:37:31.08ID:qrkYlx5s 大江健三郎がノーベル文学賞受賞した時、ワイドショーでは街頭インタビューで「大江健三郎って知ってますか?読んだことありますか?」とたすねて、回答はほとんどの人が知らない&読んでないだった
ワイドショーそのものも大江って誰という報道の仕方だった
ワイドショーそのものも大江って誰という報道の仕方だった
299マグナ 警備員[Lv.24]
2024/06/06(木) 03:19:00.51ID:RnWEFt6K 立野信之も読まれなくなった作家だよな
往時はそれなりに認知度があったようだ
二・二六事件の著作が資料的に読まれてる感じだろうか
往時はそれなりに認知度があったようだ
二・二六事件の著作が資料的に読まれてる感じだろうか
300吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 03:25:13.02ID:610qI4HS >>294
「読まれなくなった作家」と「読まれ続ける作家」が存在するのは事実ですね。しかし、単純に「良い悪い」で片付けるのは違うと思います。
作家にとって大切なのは、何よりも「自分の信じるものを表現し続けること」だと私は考えます。作品が世に認められ、多くの人に読まれることはもちろん素晴らしいことですが、同時に、商業的な成功に囚われず、自分の内面を正直に表現し続けることが重要です。
「読まれなくなった作家」と「読まれ続ける作家」が存在するのは事実ですね。しかし、単純に「良い悪い」で片付けるのは違うと思います。
作家にとって大切なのは、何よりも「自分の信じるものを表現し続けること」だと私は考えます。作品が世に認められ、多くの人に読まれることはもちろん素晴らしいことですが、同時に、商業的な成功に囚われず、自分の内面を正直に表現し続けることが重要です。
301吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 03:30:34.91ID:610qI4HS >>299
立野信之は、埋もれた文豪と言われるほど、現代ではあまり知られていない作家かもしれません。しかし、彼の作品は、現代社会にも通じるメッセージを発信しており、再読する価値のある作品ばかりです。
立野信之は、埋もれた文豪と言われるほど、現代ではあまり知られていない作家かもしれません。しかし、彼の作品は、現代社会にも通じるメッセージを発信しており、再読する価値のある作品ばかりです。
302マグナ 警備員[Lv.24]
2024/06/06(木) 03:36:18.72ID:RnWEFt6K 澤野久雄もそれなりに読まれてたんだな
やはりほぼ全作品が絶版で読書メーターでもほとんど読まれていない
『夜の河』は映画化もされたのだが、まさにこのスレで取り上げるべき読まれなくなった作家の一人だ
やはりほぼ全作品が絶版で読書メーターでもほとんど読まれていない
『夜の河』は映画化もされたのだが、まさにこのスレで取り上げるべき読まれなくなった作家の一人だ
303吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 03:52:43.47ID:ZBHNa4ak 立野は正直知らなかった。
このスレ読んで初めて名前を知ったのもぽつぽつある。
こうして言及される声があるというだけでも、読まれ続けている証とも言える。一度活字と成った著作はこの世のどこかで静かに生きている。
このスレ読んで初めて名前を知ったのもぽつぽつある。
こうして言及される声があるというだけでも、読まれ続けている証とも言える。一度活字と成った著作はこの世のどこかで静かに生きている。
304吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 09:46:06.49ID:XPh0faeL イギリス人にとって、誰もが知っていて、売れてもいるけど実は読まれてない、買ったまま、もしくは挫折した小説の典型がジョージ・オーウェルの「1984」と聞いた事がある。
日本だと古いが「源氏物語」とか漱石、鴎外辺りだろうか。
谷崎の「細雪」も然り。
川端も大江健三郎もノーベル賞取った事は知ってるが日本人の大半が触れた事無いだろうし、どんどん疎遠になってるだろう。
芥川も教科書の「羅生門」ぐらいをチラ見で通り過ぎて行く人が殆どじゃなかろか?
日本だと古いが「源氏物語」とか漱石、鴎外辺りだろうか。
谷崎の「細雪」も然り。
川端も大江健三郎もノーベル賞取った事は知ってるが日本人の大半が触れた事無いだろうし、どんどん疎遠になってるだろう。
芥川も教科書の「羅生門」ぐらいをチラ見で通り過ぎて行く人が殆どじゃなかろか?
305吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 11:17:16.57ID:o5sexLG7 源氏物語は、原文では読まれていなくても、瀬戸内寂聴とか角田光代とかの翻訳では
よく読まれてる。やっぱり日本最大のベストセラーだわ。千年前に書かれているんだから。
漱石もよく読まれている。
鴎外はもともと敬遠されがち。
近代の作家では、漱石、芥川、太宰、三島くらい。それからあとは村上春樹。
それくらいが読まれ続けているのかな。大江健三郎は早くも読まれなくなっている。
よく読まれてる。やっぱり日本最大のベストセラーだわ。千年前に書かれているんだから。
漱石もよく読まれている。
鴎外はもともと敬遠されがち。
近代の作家では、漱石、芥川、太宰、三島くらい。それからあとは村上春樹。
それくらいが読まれ続けているのかな。大江健三郎は早くも読まれなくなっている。
306吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 11:55:11.10ID:XPh0faeL 村上春樹の様な、リベラルでどの国の人が読んでも所謂翻訳調に感じられる作家が読まれる一方で、
より日本的なモノを探って行ける作品が日本人に求められて、ポツポツと読まれて行く傾向になるのだろうかね。
世界的にグローバル化や移民の問題が顕著になっているけど、そうなればなるほど各国で自国のアイデンティティを欲する動きが読書においても既に出始めているらしい。
例えばそれも、大江よりも三島が好まれる一因ではなかろうか?
日本も英語教育が幼少期から盛んになっており、あたかも日本語よりも大事な風潮になっているが、
鴎外や泉鏡花の様な、音節の連なり響きに限らず、文章に用いる漢字など視覚的な美しさにまで拘った文体も再発見されて行く流れになれば良いが、
もうゆとり教育を経て難し過ぎて、一部の人の文化的嗜好品になっている感があるのが悲しいね。
より日本的なモノを探って行ける作品が日本人に求められて、ポツポツと読まれて行く傾向になるのだろうかね。
世界的にグローバル化や移民の問題が顕著になっているけど、そうなればなるほど各国で自国のアイデンティティを欲する動きが読書においても既に出始めているらしい。
例えばそれも、大江よりも三島が好まれる一因ではなかろうか?
日本も英語教育が幼少期から盛んになっており、あたかも日本語よりも大事な風潮になっているが、
鴎外や泉鏡花の様な、音節の連なり響きに限らず、文章に用いる漢字など視覚的な美しさにまで拘った文体も再発見されて行く流れになれば良いが、
もうゆとり教育を経て難し過ぎて、一部の人の文化的嗜好品になっている感があるのが悲しいね。
307吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 12:36:57.94ID:610qI4HS 村上春樹のようなグローバルに読まれる作家と、大江健三郎のような日本的な作家では、読者層が異なってくる傾向がありますよね。
世界的にグローバル化や移民の問題が顕著になる中、自国のアイデンティティへの回帰が読書にも表れているのは興味深いですね。三島由紀夫が好まれるのも、その一例と言える
世界的にグローバル化や移民の問題が顕著になる中、自国のアイデンティティへの回帰が読書にも表れているのは興味深いですね。三島由紀夫が好まれるのも、その一例と言える
308吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 12:38:45.33ID:610qI4HS >>305
日本の文学作品に対する興味が深まりました。原文を読むのは難しいかもしれませんが、翻訳で作品に触れるのも良いですね。また、近代・現代の作家についても、もっと深く知りたいと思いました。
日本の文学作品に対する興味が深まりました。原文を読むのは難しいかもしれませんが、翻訳で作品に触れるのも良いですね。また、近代・現代の作家についても、もっと深く知りたいと思いました。
309吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 12:51:20.43ID:FwWx1efm 志賀直哉
310吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 12:54:09.04ID:XPh0faeL >>308
源氏物語、とっつきにくいかな、長くて大変そうだな、、って思うが読んだら昔の人の恋愛観、情緒の深さ、柔らかさ、先進性などに驚くよね。
三島由紀夫曰く
「物事の裏表から、是も非も決めずに連綿と綴られる文章」
大昔から日本人は最後までモノを言い切らない、言えない、言う事を良しとしない民族で、御先祖様たちから脈々と受け継がれている気質ですね。
YESorNOが言えない。良くも悪くも曖昧な国民性。
恋愛にしても現代人より高度で繊細な綾を知っている感性。
そこから時代を経た武士達の世界でも、片想い、それも相手がまるで気付いていない、そして成就させない片想いが最上の恋と言う考えもあったくらい。
面倒くさい日本人。
源氏物語、とっつきにくいかな、長くて大変そうだな、、って思うが読んだら昔の人の恋愛観、情緒の深さ、柔らかさ、先進性などに驚くよね。
三島由紀夫曰く
「物事の裏表から、是も非も決めずに連綿と綴られる文章」
大昔から日本人は最後までモノを言い切らない、言えない、言う事を良しとしない民族で、御先祖様たちから脈々と受け継がれている気質ですね。
YESorNOが言えない。良くも悪くも曖昧な国民性。
恋愛にしても現代人より高度で繊細な綾を知っている感性。
そこから時代を経た武士達の世界でも、片想い、それも相手がまるで気付いていない、そして成就させない片想いが最上の恋と言う考えもあったくらい。
面倒くさい日本人。
311吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 13:11:16.14ID:XPh0faeL >>307
例えばドイツでは若者に移民社会のフラストレーションは顕著で、難しい方向にも作用し始めて、いわゆる右傾化が起きている。
世界中の移民を受け入れている国で政治もその流れになっている。
「忘れられて消えて行く自国の文化への回帰」からより「排他的な自国文化の維持」の流れになってくる。
今の日本もいずれはそうなると思う。クルド人の問題しかり、どこのコンビニ、チェーン店に行っても外国人が働いている。
リゾート地も外国の富裕層に買われ始めている。
三島由紀夫の作品や生前の言葉に惹かれる人が多いのも分かる気がする。
色々叩かれた人だが、石原慎太郎の言葉も右派文学者特有の力強さがあったね。
例えばドイツでは若者に移民社会のフラストレーションは顕著で、難しい方向にも作用し始めて、いわゆる右傾化が起きている。
世界中の移民を受け入れている国で政治もその流れになっている。
「忘れられて消えて行く自国の文化への回帰」からより「排他的な自国文化の維持」の流れになってくる。
今の日本もいずれはそうなると思う。クルド人の問題しかり、どこのコンビニ、チェーン店に行っても外国人が働いている。
リゾート地も外国の富裕層に買われ始めている。
三島由紀夫の作品や生前の言葉に惹かれる人が多いのも分かる気がする。
色々叩かれた人だが、石原慎太郎の言葉も右派文学者特有の力強さがあったね。
312マグナ 警備員[Lv.24]
2024/06/06(木) 14:57:19.95ID:L6kbRxrp 野間宏のWikipedia読んだがなかなかひでえやつだな
左派とかリベラルが言葉とは裏腹にとかいうのも現代ではよくある話だが、文学界は過去の問題を総括しないままにフェミジェンダー、ウォーキズムに流れたんだよな
五十年前なら文学を志す者はまず読んでおけと言われた作家であろうに、今の忘れられっぷりが凄いな
左派とかリベラルが言葉とは裏腹にとかいうのも現代ではよくある話だが、文学界は過去の問題を総括しないままにフェミジェンダー、ウォーキズムに流れたんだよな
五十年前なら文学を志す者はまず読んでおけと言われた作家であろうに、今の忘れられっぷりが凄いな
313吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 16:39:27.04ID:610qI4HS 添削後
野間宏のWikipedia、なかなかひどい内容だな。
左派やリベラルが言葉とは裏腹な行動をとるというのは、現代ではよくある話だが、文学界は過去の問題を総括しないまま、フェミニズムやウォーキズムに流れてしまった。
五十年前なら、文学を志す者はまず読むべき作家とされていたのに、今ではすっかり忘れられてしまったようだ。
野間宏のWikipedia、なかなかひどい内容だな。
左派やリベラルが言葉とは裏腹な行動をとるというのは、現代ではよくある話だが、文学界は過去の問題を総括しないまま、フェミニズムやウォーキズムに流れてしまった。
五十年前なら、文学を志す者はまず読むべき作家とされていたのに、今ではすっかり忘れられてしまったようだ。
314吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 18:00:00.24ID:5Q4qC98y 野田宇太郎
315吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 19:13:23.83ID:o5sexLG7 野間宏はマルクス主義者だったんだよ。死ぬまで変わらなかった。
今まったく読まれないのは、それも大きいと思う。
まあしかし野間に限らず、あの当時の作家たちで読まれているのは、
三島由紀夫とか安部公房しかいない。
今まったく読まれないのは、それも大きいと思う。
まあしかし野間に限らず、あの当時の作家たちで読まれているのは、
三島由紀夫とか安部公房しかいない。
316マグナ 警備員[Lv.25]
2024/06/06(木) 19:26:34.27ID:2MIFqD3G 野間はソ連崩壊の直前に死んでるんだよな
そこからガラガラとなにもかも変わってしまい、過去の遺物と化したのだろう
当人たちが生きてたらなんで「三島と安部だけがこんなに読まれてるんだ!」と激怒しそうではあるよな
そこからガラガラとなにもかも変わってしまい、過去の遺物と化したのだろう
当人たちが生きてたらなんで「三島と安部だけがこんなに読まれてるんだ!」と激怒しそうではあるよな
317マグナ 警備員[Lv.25]
2024/06/06(木) 19:38:45.48ID:2MIFqD3G 長谷川四郎が読まれていないのは戦争を扱ったのもあるからか
七月に文庫で作品集が出るようだが
ロシア語・ドイツ語ほか外国語に長けた作家なのでガイブンとの比較とかの意味でももっと語られないのか
島尾敏雄は『死の棘』があたってそれのみの作家みたいにみなされて戦争物はあんまりだろうな
七月に文庫で作品集が出るようだが
ロシア語・ドイツ語ほか外国語に長けた作家なのでガイブンとの比較とかの意味でももっと語られないのか
島尾敏雄は『死の棘』があたってそれのみの作家みたいにみなされて戦争物はあんまりだろうな
318マグナ 警備員[Lv.25]
2024/06/06(木) 19:40:36.56ID:2MIFqD3G 長谷川は英独仏、さらに西語の翻訳をこなしてるあたり、相当な才能だったのだろうなと思う
319吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 19:49:57.71ID:WjXlvpoF 少なくともスターリンを持ち上げた作家は全滅に近い
花田清輝は本当に例外だがあれは澁澤龍彦が愛読していたからかな
つまり若い世代の作家が「この作家が大好きでした」と宣伝してくれると読まれ続けるのかもしれない
花田清輝は本当に例外だがあれは澁澤龍彦が愛読していたからかな
つまり若い世代の作家が「この作家が大好きでした」と宣伝してくれると読まれ続けるのかもしれない
320吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 21:16:31.80ID:o5sexLG7 いやいや長谷川に限らず「戦争文学」なんて誰も読まないから。
戦争が身近だった当時だけ。「プロレタリア文学」とかも同じだけどね。
戦争だの労働争議だの革命運動だの基本的につまんねんから。
戦争が身近だった当時だけ。「プロレタリア文学」とかも同じだけどね。
戦争だの労働争議だの革命運動だの基本的につまんねんから。
321吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 21:28:50.46ID:oVMvGz4w ≫319
花田清輝はどこでスターリンを持ち上げてる?
花田清輝はどこでスターリンを持ち上げてる?
322マグナ 警備員[Lv.26]
2024/06/06(木) 21:46:14.29ID:Ai61bqUo この流れから言ってフェミジェンダー的な現在の文学の流行り小説も時代が過ぎればすっぱり読まれなくなることは十分想定できるよな
323吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 21:49:06.91ID:KZt9gD9X 花田清輝は美術理論などはそうじゃないか
アヴァンギャルド芸術も最終的には社会主義的リアリズムへ移行すべきと説いていた
アヴァンギャルド芸術も最終的には社会主義的リアリズムへ移行すべきと説いていた
324マグナ 警備員[Lv.26]
2024/06/06(木) 21:50:58.34ID:Ai61bqUo 花田清輝も読まれてるとは言えないんじゃないのか
吉田健一と近い枠だな
一部に支持者はいるが新しく読者を獲得できて言ってるかは微妙だ
吉田健一と近い枠だな
一部に支持者はいるが新しく読者を獲得できて言ってるかは微妙だ
325吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 21:57:54.49ID:XPh0faeL >>320
主義や問題提起、どんな時代や体制の中での作品であれ、作品は創作物として面白くないとやっぱり生き残らないですね。
自然主義やプロレタリア等、その主義に作者が酔っちゃって枠の中に収まっている感が、時間の経過に耐えられずに賞味期限切れを起こしている。
ロシアのノーベル賞作家のソルジェニーツィンの「イワン・デニソヴィッチの1日」とかは、作者とあの時代の弾圧体制下での摩擦や齟齬を痛烈に批判しているんだけど、読み物として視点や描写、収容所内での人物像が滅茶苦茶面白いから読まれ続けている。
セルバンテスの「ドン・キホーテ」も当時流行っていた騎士道精神と現実の人間等の俗悪さと言った乖離、欺瞞への痛烈な皮肉を書いてるが、話が下世話でクソ面白いから読まれ続けている。
主義や問題提起、どんな時代や体制の中での作品であれ、作品は創作物として面白くないとやっぱり生き残らないですね。
自然主義やプロレタリア等、その主義に作者が酔っちゃって枠の中に収まっている感が、時間の経過に耐えられずに賞味期限切れを起こしている。
ロシアのノーベル賞作家のソルジェニーツィンの「イワン・デニソヴィッチの1日」とかは、作者とあの時代の弾圧体制下での摩擦や齟齬を痛烈に批判しているんだけど、読み物として視点や描写、収容所内での人物像が滅茶苦茶面白いから読まれ続けている。
セルバンテスの「ドン・キホーテ」も当時流行っていた騎士道精神と現実の人間等の俗悪さと言った乖離、欺瞞への痛烈な皮肉を書いてるが、話が下世話でクソ面白いから読まれ続けている。
326吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 22:21:43.10ID:WjXlvpoF 大物がいた
吉本隆明
あれだけ読まれていたが読者層が団塊に偏っていたためか
名前を聞くことも激減した
吉本隆明
あれだけ読まれていたが読者層が団塊に偏っていたためか
名前を聞くことも激減した
327吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 22:31:44.43ID:XPh0faeL >>322
読まれなくなると思う。
フェミだ何だが当たり前になれば素材としての鮮度も失うし、そもそもがそれありきで内容が薄い。
自由恋愛が主流になって、駆け落ち物、心中物が忘れられて行った様に。不倫なんて食傷気味でしょう。
読まれなくなると思う。
フェミだ何だが当たり前になれば素材としての鮮度も失うし、そもそもがそれありきで内容が薄い。
自由恋愛が主流になって、駆け落ち物、心中物が忘れられて行った様に。不倫なんて食傷気味でしょう。
328吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 22:38:24.83ID:o5sexLG7 まあ結末は見えてるよな。
フェミLGBT系、コロニアル人種民族系、ディストピア系。
これら流行ものは、すべてプロレタリア物や戦争物と同じ運命。
フェミLGBT系、コロニアル人種民族系、ディストピア系。
これら流行ものは、すべてプロレタリア物や戦争物と同じ運命。
329吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 22:57:44.64ID:XPh0faeL 主義、主張、思想が軸でも、話者として語り部としての才能が当然ながら大事だね。
川端の「眠れる美女」とか三島の「豊穣の海」とかまず話が面白い。
谷崎の「少将滋幹の母」なんて語りの職人芸。安部公房も然り。
泉鏡花の「天守物語」のイマジネーションは現代に読んでもびっくりする。
鴎外も武骨ばったイメージがあるが「高瀬舟」や「最後の一句」等、流石の切れ味で。
社会的な問題提起をされて深刻になるだけの小説はその時代が終われば忘れられるよ。
結局、サマセット•モームが言う様に
「小説は面白く無いといけない」
川端の「眠れる美女」とか三島の「豊穣の海」とかまず話が面白い。
谷崎の「少将滋幹の母」なんて語りの職人芸。安部公房も然り。
泉鏡花の「天守物語」のイマジネーションは現代に読んでもびっくりする。
鴎外も武骨ばったイメージがあるが「高瀬舟」や「最後の一句」等、流石の切れ味で。
社会的な問題提起をされて深刻になるだけの小説はその時代が終われば忘れられるよ。
結局、サマセット•モームが言う様に
「小説は面白く無いといけない」
330吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 23:09:50.17ID:JN+GPuLf ほとんどの作家が読まれなくなって、最後に残るのは漱石だろうな
331吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 23:15:12.25ID:XPh0faeL332吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 23:32:08.77ID:JN+GPuLf 自分が漱石を凄いと思ったのは「明暗」を読んだときだな。
例えば劇場の場面なんか、プルーストにも負けない描写力だ。
あと数年生きて、「明暗」を完成して欲しかった。漱石の早すぎる死は
日本文学最大の損失だった。
例えば劇場の場面なんか、プルーストにも負けない描写力だ。
あと数年生きて、「明暗」を完成して欲しかった。漱石の早すぎる死は
日本文学最大の損失だった。
333吾輩は名無しである
2024/06/06(木) 23:53:03.91ID:XPh0faeL イギリスで文化、風土に馴染めず神経衰弱になって帰国した漱石と、
ドイツで人種差別にも屈せず、毅然と独語で議論を交わし敬意を得て、ドイツ人女性と恋愛も出来る鴎外。
日本人の意地を感じられる、人も作品も鴎外の方に魅力を感じる。
生徒に「I love you.」を日本人なら「月がキレイですね」と訳しなさい。と教えた漱石も好きだが。
芥川の「鼻」を激賞したのも流石。
ドイツで人種差別にも屈せず、毅然と独語で議論を交わし敬意を得て、ドイツ人女性と恋愛も出来る鴎外。
日本人の意地を感じられる、人も作品も鴎外の方に魅力を感じる。
生徒に「I love you.」を日本人なら「月がキレイですね」と訳しなさい。と教えた漱石も好きだが。
芥川の「鼻」を激賞したのも流石。
334吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 01:01:33.32ID:/cK8yF1M >>331
コメントにある「漱石はあんまり面白くない」というご意見、確かに人によって作品との相性はありますよね。しかし、お札の肖像画に選ばれたことからも分かるように、漱石作品には単なる面白さ以上の魅力が存在すると言えるでしょう。
漱石作品の魅力の一つは、普遍的なテーマを扱っていることです。人間心理の複雑さ、社会の矛盾、人生の苦悩など、時代を超えて多くの人が共感できるテーマを、鋭い洞察力と巧みな筆致で描き出しています。
コメントにある「漱石はあんまり面白くない」というご意見、確かに人によって作品との相性はありますよね。しかし、お札の肖像画に選ばれたことからも分かるように、漱石作品には単なる面白さ以上の魅力が存在すると言えるでしょう。
漱石作品の魅力の一つは、普遍的なテーマを扱っていることです。人間心理の複雑さ、社会の矛盾、人生の苦悩など、時代を超えて多くの人が共感できるテーマを、鋭い洞察力と巧みな筆致で描き出しています。
335吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 01:02:47.89ID:/cK8yF1M >>332
コメントにある「明暗」を読んだ時の衝撃は、多くの読者が共感するのではないでしょうか。特に劇場の場面は、まるでその場に自分がいるかのような臨場感で描かれており、漱石の卓越した描写力に圧倒されます。
コメントにある「明暗」を読んだ時の衝撃は、多くの読者が共感するのではないでしょうか。特に劇場の場面は、まるでその場に自分がいるかのような臨場感で描かれており、漱石の卓越した描写力に圧倒されます。
336吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 01:03:50.49ID:/cK8yF1M >>333
漱石と鴎外は、海外留学経験を通してそれぞれ異なる魅力を培いました。漱石は繊細な心理描写とユーモア感覚、鴎外は客観的な視点と論理的な思考が特徴です。
漱石と鴎外は、海外留学経験を通してそれぞれ異なる魅力を培いました。漱石は繊細な心理描写とユーモア感覚、鴎外は客観的な視点と論理的な思考が特徴です。
337吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 01:06:18.11ID:1YaV8J2t それとAIはクソ。
読まれる読まれない以前の問題。
読まれる読まれない以前の問題。
338マグナ 警備員[Lv.26]
2024/06/07(金) 01:07:06.18ID:7TXSTcrx 文学板らしく実証的にいこう
「月が綺麗ですね」って漱石は発言してないらしいぞ
「月が綺麗ですね」って漱石は発言してないらしいぞ
339吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 01:20:42.32ID:1YaV8J2t >>336
海外に出て剛健な姿では無く、胃痛に悩まされる漱石の姿は、何だか控え目で、より日本人らしいね。
鴎外の気骨、豪放磊落な恬然とした一面は侍の強がり、列強国に負けじとしていた当時の日本の矜持にも感じる。
文学の内容にもそれは互いに出ていて、本読みがどちらをより好きになるか、興味深い。
三島は案の定、鴎外の文体を一時期目指していた。
谷崎も露伴や鴎外の影響を受けていると語っているね。
海外に出て剛健な姿では無く、胃痛に悩まされる漱石の姿は、何だか控え目で、より日本人らしいね。
鴎外の気骨、豪放磊落な恬然とした一面は侍の強がり、列強国に負けじとしていた当時の日本の矜持にも感じる。
文学の内容にもそれは互いに出ていて、本読みがどちらをより好きになるか、興味深い。
三島は案の定、鴎外の文体を一時期目指していた。
谷崎も露伴や鴎外の影響を受けていると語っているね。
340吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 06:10:46.57ID:L//bWruF 2000年くらいに急に小林多喜二の「蟹工船」がベストセラーになったみたく
妙な切っ掛けで本が売れるというのはある
あとプロレタリア文学は教科書に載っているから知名度がある程度ある
葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」など
妙な切っ掛けで本が売れるというのはある
あとプロレタリア文学は教科書に載っているから知名度がある程度ある
葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」など
341吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 13:42:22.99ID:e3O0QOUs 清水一行
342吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 15:13:00.78ID:/cK8yF1M >>338
近年ではこの逸話の信憑性に疑問を投げかける研究も増えています。まず、この逸話を裏付ける文献資料は見つかっておらず、口伝のみで伝わってきたものです。さらに、漱石自身がこのような発言をしたことを示唆するような書簡や日記なども存在しません。
近年ではこの逸話の信憑性に疑問を投げかける研究も増えています。まず、この逸話を裏付ける文献資料は見つかっておらず、口伝のみで伝わってきたものです。さらに、漱石自身がこのような発言をしたことを示唆するような書簡や日記なども存在しません。
343吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 15:33:57.94ID:9/GhY+GO 漱石、鴎外、芥川、谷崎、太宰、三島、川端らは何故に読まれ続けるのだろうか?
文学でも何の創作物にしろ、時代の流れに朽ち果てずに魅力を保ち続ける作品は、何がそうさせるのかね?
文学でも何の創作物にしろ、時代の流れに朽ち果てずに魅力を保ち続ける作品は、何がそうさせるのかね?
344吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 18:00:10.18ID:vX2qA83w 「蟹工船」は面白いからな
345吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 19:28:32.18ID:vjTwpgFH 安部公房は読まれてると言っている人がいるが
本当に読まれているか?
それこそ好きな人は好きだけどという作家じゃないの
本当に読まれているか?
それこそ好きな人は好きだけどという作家じゃないの
346吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 19:56:31.15ID:9/GhY+GO カミュの異邦人なんかも文学好きには必読の書と思うが、
「理由なき殺人」の普遍性、先見性はこれからも時代を経ても読まれ、研究されて行くだろう。
あの時代に良く書いたと思う。
ジョージ・オーウェルの「1984」なども現在進行形のロシアや中国、その他の独裁国家を鑑みれば痛烈だ。
鴎外の「高瀬舟」なども「安楽死の是非」は今後更に色々な国の社会で問題になってくるだろうから、訴求力を持ってる。
「阿部一族」などもかつての日本人の極端さ、苛烈さ、モラル、恥の意識などが現代の日本人と照らし合わされて示唆に富む。
読まれる作家には何らかの「普遍性」があり、それは人間の本質に迫るテーマだったり、語り手としての純粋な娯楽性、芸術性が高次元であるのだと思う。
三島はただの右派では無くて、語りが面白く、日本語文章の洗練、絢爛、構成美等のある時点での天辺を突いていると思う。
死ぬまでロマンチストの天才文学少年だった。
「理由なき殺人」の普遍性、先見性はこれからも時代を経ても読まれ、研究されて行くだろう。
あの時代に良く書いたと思う。
ジョージ・オーウェルの「1984」なども現在進行形のロシアや中国、その他の独裁国家を鑑みれば痛烈だ。
鴎外の「高瀬舟」なども「安楽死の是非」は今後更に色々な国の社会で問題になってくるだろうから、訴求力を持ってる。
「阿部一族」などもかつての日本人の極端さ、苛烈さ、モラル、恥の意識などが現代の日本人と照らし合わされて示唆に富む。
読まれる作家には何らかの「普遍性」があり、それは人間の本質に迫るテーマだったり、語り手としての純粋な娯楽性、芸術性が高次元であるのだと思う。
三島はただの右派では無くて、語りが面白く、日本語文章の洗練、絢爛、構成美等のある時点での天辺を突いていると思う。
死ぬまでロマンチストの天才文学少年だった。
347吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 20:36:32.65ID:76WP7Wu8 大江健三郎なんかはノーベル賞までもらって、優れた作家なのは間違いないが、でもこれから
読まれ続けるかどうかは微妙。過去に志賀直哉も「小説の神様」とまで持ち上げられたが、
現在はほとんど読まれない。島崎藤村も文豪には入るが、あまり人気はない。
鴎外だって、それほど読まれているとは言えない。
だから評価が高くて古典の仲間入りしている作家と「読み続けられる作家」は
かなりずれる可能性はあるね。
読まれ続けるかどうかは微妙。過去に志賀直哉も「小説の神様」とまで持ち上げられたが、
現在はほとんど読まれない。島崎藤村も文豪には入るが、あまり人気はない。
鴎外だって、それほど読まれているとは言えない。
だから評価が高くて古典の仲間入りしている作家と「読み続けられる作家」は
かなりずれる可能性はあるね。
348吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 20:55:10.22ID:ejGq4XP4 佐藤春夫は座談の名手だったの込みでの大家だったから
死後急速に読まれなくなったのかな?
対談座談会に顔を出し続けて文壇内の地位を維持する…みたいな作家は相応にいるんじゃないかな
死後急速に読まれなくなったのかな?
対談座談会に顔を出し続けて文壇内の地位を維持する…みたいな作家は相応にいるんじゃないかな
349吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:07:36.22ID:bdKlhyth 蓮實重彦や柄谷行人、浅田彰などのいわゆるニューアカの連中は三島由紀夫が大嫌いだな
それらに薫陶を受けた金井美恵子とかも三島が嫌い
三島に発掘してもらった感もある深沢七郎も三島自害後は猛烈に批判していた
それらに薫陶を受けた金井美恵子とかも三島が嫌い
三島に発掘してもらった感もある深沢七郎も三島自害後は猛烈に批判していた
350吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:09:05.90ID:fx009o/Q >>347
単純に純文学が読まれなくなっているだけでは?
単純に純文学が読まれなくなっているだけでは?
351吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:10:40.65ID:fx009o/Q >>349
でも三島は読まれ続けられるよ
でも三島は読まれ続けられるよ
352吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:28:20.84ID:e6Qmt88z >>349
でも読まれてる。
没後50年の時も全国の書店で特集組まれていた。
誰誰が嫌いと言ってるから、読まれてない、売れてない。では無いから、趣旨がズレてる。
三島の同年代で活躍した作家で三島ほど読まれて評論が書かれてる作家はいないのでは?
でも読まれてる。
没後50年の時も全国の書店で特集組まれていた。
誰誰が嫌いと言ってるから、読まれてない、売れてない。では無いから、趣旨がズレてる。
三島の同年代で活躍した作家で三島ほど読まれて評論が書かれてる作家はいないのでは?
353吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:34:46.85ID:e6Qmt88z >>350
世界的な話で、哲学をやる人達も少なくなってるそうですね。
曰く「あいつらは結局、2千年以上、色々やってるが、何かを解決した事は無い」
と数学、物理、生物学、科学などの学界からは批判されるそうです。
大学の哲学科も減少してるとの事。
人生に懐疑的になったり思索したりする時に、文学作品を手にする人は今は少ないだろうね。
電車の中吊り広告で見られる様な、ハウトゥー本や実践所、自己啓発の本が売れるそうです。
世界的な話で、哲学をやる人達も少なくなってるそうですね。
曰く「あいつらは結局、2千年以上、色々やってるが、何かを解決した事は無い」
と数学、物理、生物学、科学などの学界からは批判されるそうです。
大学の哲学科も減少してるとの事。
人生に懐疑的になったり思索したりする時に、文学作品を手にする人は今は少ないだろうね。
電車の中吊り広告で見られる様な、ハウトゥー本や実践所、自己啓発の本が売れるそうです。
354吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:36:35.73ID:76WP7Wu8 いやそもそもポストモダンの連中なんて、クソみたいなやつらだからな。
三島や村上春樹を罵倒しているのは、連中が持ち上げている大江健三郎や
中上健次よりも人気があるからというだけだ。
あそこまで大江健三郎を持ち上げていたのに、大江自身はハスミや柄谷を
相手にもしていなかったという事実w当たり前だわ。
日本の批評家って屑ばかり。つか屑でなければ小説家になってるよな。
三島や村上春樹を罵倒しているのは、連中が持ち上げている大江健三郎や
中上健次よりも人気があるからというだけだ。
あそこまで大江健三郎を持ち上げていたのに、大江自身はハスミや柄谷を
相手にもしていなかったという事実w当たり前だわ。
日本の批評家って屑ばかり。つか屑でなければ小説家になってるよな。
355吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:41:27.75ID:ejGq4XP4 ポストモダンはソーカル事件の衝撃がなんだかんだ強くて
あれ以降はあちら系の人たちは純文学のテリトリーに籠もっちゃった印象
あれ以降はあちら系の人たちは純文学のテリトリーに籠もっちゃった印象
356吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:44:45.82ID:e6Qmt88z 三島嫌いの批評家、作家は何故三島が売れ続け、読まれて行くのか?しっかり説明して欲しいね。
是が非では無く、あくまで机上の作家と本当に命をかけて生きた作家、より興味、訴求力があるのは後者だろう。
誰が今更、三島と同時代を生き、ぬくぬくと戦後に跋扈した左翼の話を金払って聞きたい、読みたいのか?
是が非では無く、あくまで机上の作家と本当に命をかけて生きた作家、より興味、訴求力があるのは後者だろう。
誰が今更、三島と同時代を生き、ぬくぬくと戦後に跋扈した左翼の話を金払って聞きたい、読みたいのか?
357吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 21:50:02.32ID:e6Qmt88z358マグナ 警備員[Lv.30]
2024/06/07(金) 21:51:45.01ID:TIDFXISX 三島なんか先日もXでバズってたぞ
歿後も存在感がデカ過ぎるな
歿後も存在感がデカ過ぎるな
359マグナ 警備員[Lv.30]
2024/06/07(金) 21:59:36.65ID:b/E6WCWm ポストモダンは残念ながらポリコレwokeに変貌したからな
煙にまく思想が正義の名の下に弾劾する思想になったことはよく語られているわけで
煙にまく思想が正義の名の下に弾劾する思想になったことはよく語られているわけで
360吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:01:44.36ID:ArP5B6by 好き嫌いは別として、話題性では漱石、太宰、三島が抜きん出てるな。
この三人は常に話題になる。文学も面白いけど、生き方も面白かった。
この三人は常に話題になる。文学も面白いけど、生き方も面白かった。
361吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:16:04.63ID:e6Qmt88z >>359
身代わりの速さは職人芸だ。
身代わりの速さは職人芸だ。
362吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:23:22.27ID:/cK8yF1M >>348
佐藤春夫は、小説家、詩人、随筆家として活躍した大家であり、座談の名手としても知られていました。しかし、死後急速に読まれなくなったという評価は、必ずしも正確ではありません。
たしかに、戦後しばらくの間、彼の作品はあまり読まれなくなりましたが、1970年代以降、再評価の機運が高まり、近年では再び注目を集めています。特に、小説家としての評価は高く、その繊細な心理描写と美しい文体は、現代の読者にも共感を呼んでいます。
一方、対談座談会に顔を出し続けて文壇内の地位を維持する作家は、確かに存在します。しかし、佐藤春夫はそうした作家とは一線を画す存在であり、彼の作品は、確かな文学的価値を備えています。
佐藤春夫は、小説家、詩人、随筆家として活躍した大家であり、座談の名手としても知られていました。しかし、死後急速に読まれなくなったという評価は、必ずしも正確ではありません。
たしかに、戦後しばらくの間、彼の作品はあまり読まれなくなりましたが、1970年代以降、再評価の機運が高まり、近年では再び注目を集めています。特に、小説家としての評価は高く、その繊細な心理描写と美しい文体は、現代の読者にも共感を呼んでいます。
一方、対談座談会に顔を出し続けて文壇内の地位を維持する作家は、確かに存在します。しかし、佐藤春夫はそうした作家とは一線を画す存在であり、彼の作品は、確かな文学的価値を備えています。
363吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:26:48.11ID:76WP7Wu8 漱石、太宰、三島、そして現題の村上春樹。この4人くらいが話題になりやすい。
今でも純文学の新人は太宰とか三島を目標にしていることが多い。春樹も
人気がある。漱石も読まれている。
今でも純文学の新人は太宰とか三島を目標にしていることが多い。春樹も
人気がある。漱石も読まれている。
364吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:27:51.15ID:76WP7Wu8 佐藤春夫が再評価? AIのミスだなw
365吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:29:37.84ID:E0c+qtbN >>363
古典の仲間入りするよ。必ず。
古典の仲間入りするよ。必ず。
366吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:33:17.11ID:fx009o/Q >>362
有名な細君譲渡事件の相手である谷崎と比べて佐藤は読まれなくなったとまでは言わないけれど影場薄い。松本清張が『昭和史発掘』の中で書いてあるように多岐に亘った佐藤の仕事は彼の死後多くの後継者に受け継がれていったが、谷崎の仕事は谷崎でなければなし得ることが出来ずそれが大谷崎の所以であり、佐藤との違いだと書いていたが、今日佐藤の作品の影が薄いのは案外こんな理由なのではないか
有名な細君譲渡事件の相手である谷崎と比べて佐藤は読まれなくなったとまでは言わないけれど影場薄い。松本清張が『昭和史発掘』の中で書いてあるように多岐に亘った佐藤の仕事は彼の死後多くの後継者に受け継がれていったが、谷崎の仕事は谷崎でなければなし得ることが出来ずそれが大谷崎の所以であり、佐藤との違いだと書いていたが、今日佐藤の作品の影が薄いのは案外こんな理由なのではないか
367吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:33:28.11ID:/cK8yF1M >>363
このコメントは、それぞれの作家が活動した時代背景を無視しています。例えば、漱石は明治時代、太宰治と三島由紀夫は昭和時代、村上春樹は平成・令和時代と、それぞれ異なる時代に活動しました。それぞれの時代の社会情勢や文化的な背景を理解せずに、作家を単純に比較することはできません。
このコメントは、それぞれの作家が活動した時代背景を無視しています。例えば、漱石は明治時代、太宰治と三島由紀夫は昭和時代、村上春樹は平成・令和時代と、それぞれ異なる時代に活動しました。それぞれの時代の社会情勢や文化的な背景を理解せずに、作家を単純に比較することはできません。
368吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:38:54.01ID:fx009o/Q >>367
優れた作家、作品は時代を超えた本質的な価値があるだろう。活躍した時代が違うから比較できないというロジックはよく分からない
優れた作家、作品は時代を超えた本質的な価値があるだろう。活躍した時代が違うから比較できないというロジックはよく分からない
369吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:40:57.20ID:E0c+qtbN >>366
シンプルに「谷崎の作品は今読んでも面白い」からだと思う。
スラスラと読み手の頭に流れてくる日本語文章の流麗さ、文体の変幻自在っぷりも相まって。
「刺青」読めば才能のぶっ飛び具合が分かる。
口の悪い永井家風が激賞する位だ。
シンプルに「谷崎の作品は今読んでも面白い」からだと思う。
スラスラと読み手の頭に流れてくる日本語文章の流麗さ、文体の変幻自在っぷりも相まって。
「刺青」読めば才能のぶっ飛び具合が分かる。
口の悪い永井家風が激賞する位だ。
370吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:48:16.81ID:fx009o/Q ということで谷崎は読まれ続けられる作家と結論でいいのかな。因みに俺の頭ではすらすらと入ってこない文章もある。『吉野葛』や『少将滋幹の母』なんかは読むスピードががくんと落ちた
371吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 22:57:50.72ID:E0c+qtbN 世界を見るとドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」はキリスト教社会、世界にとって、その宗教の本質を常に問いかけ続ける怪物的な小説だろう。
切っても切り離せない核心を付いて宗教関係者や信者を苦悩させる。禁断の書だ。
ずっと読まれ続ける所か最大の論点、「大審問官」の章は、キリスト教の根幹を鈍器で思いっきりぶん殴っていて世界が崩壊するかの様な衝撃。
切っても切り離せない核心を付いて宗教関係者や信者を苦悩させる。禁断の書だ。
ずっと読まれ続ける所か最大の論点、「大審問官」の章は、キリスト教の根幹を鈍器で思いっきりぶん殴っていて世界が崩壊するかの様な衝撃。
372吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 23:03:06.95ID:fx009o/Q 読まれ続ける作家、作品はなぜ読まれ続けるのかに主旨が変わってきたなw 興味深いことだ
373吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 23:07:03.91ID:fx009o/Q >>371
『カラマーゾフの兄弟』が今日どれほど読まれているのか知らないが、読まれている理由をキリスト教だけに求めるのはこの小説の極々一部を言っているに過ぎないだろう
『カラマーゾフの兄弟』が今日どれほど読まれているのか知らないが、読まれている理由をキリスト教だけに求めるのはこの小説の極々一部を言っているに過ぎないだろう
374吾輩は名無しである
2024/06/07(金) 23:17:02.13ID:E0c+qtbN >>372
1.教科書やメディアなどに出て来て、ある程度有名な事。
2.時代が変わっても読み物として面白く、示唆に富んでいる事(時代時代の風潮や価値観にある意味左右されず普遍的な内容を持っている事)
3.その国の文化を表す教養の趣きを帯び始めている事
4.文学作品として構成、文章、テーマがそもそも優れている事
時代に流行る主義、思想の文学ははいかんせん、その枠から出ずに時代が変われば廃れてしまう。
「生まれてすみません」
なんて文章は、生まれる事🟰裟婆苦に墜ちる事を言ってしまう、いつの時代の人が読んでも普遍的でドキリとする。
1.教科書やメディアなどに出て来て、ある程度有名な事。
2.時代が変わっても読み物として面白く、示唆に富んでいる事(時代時代の風潮や価値観にある意味左右されず普遍的な内容を持っている事)
3.その国の文化を表す教養の趣きを帯び始めている事
4.文学作品として構成、文章、テーマがそもそも優れている事
時代に流行る主義、思想の文学ははいかんせん、その枠から出ずに時代が変われば廃れてしまう。
「生まれてすみません」
なんて文章は、生まれる事🟰裟婆苦に墜ちる事を言ってしまう、いつの時代の人が読んでも普遍的でドキリとする。
375吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 05:52:53.81ID:vHQ1cN+G Shun'ichiro AKIKUSA @shun_akikusa
私はある作家が人気がなくなり、忘れられていくプロセスに関心がある(脱正典化)。ほとんどの場合、きっかけははっきりしないだろうけど。
たとえば五木寛之は、半世紀前にはそれこそ春樹・龍ほどの人気だったと言われるが、いつごろから・なんで読まれなくなったのか。論文もほとんどない。
あまりはっきりとは言われないが、(特に純)文学の世界では明らかに「書きすぎ」による評価低下というのはあると思う。人気作家になればなるほど
依頼がくるので次々に作品を発表するが、批評家が反応しきれないという現象だ。研究の面でも長編が例えば30ある作家を新規に論じるのは心理的に難しくなる。
こういった問いに応えようとした研究がなかったわけではない。フランコ・モレッティ『遠読』の中の「文学の屠場」より「なぜホームズ作品だけが同時代の
多くの犯罪小説のなかで生き残ったのか?」を「手がかり」やその可視性で分類した図。後の探偵小説に繋がらない小説は忘れられていったという説。
https://pbs.twimg.com/media/GPeIF1PacAAG9Ef.jpg
柳原孝敦 @cafecriollo
そういえばは僕の先生(牛島信明先生)ははじめて村上春樹を読んだ感想として、これで五木寛之は使命を
終えたという感じ、とおっしゃっていました。その時はピンとこなかったけれども、案外興味深い指摘かもしれないですね。
私はある作家が人気がなくなり、忘れられていくプロセスに関心がある(脱正典化)。ほとんどの場合、きっかけははっきりしないだろうけど。
たとえば五木寛之は、半世紀前にはそれこそ春樹・龍ほどの人気だったと言われるが、いつごろから・なんで読まれなくなったのか。論文もほとんどない。
あまりはっきりとは言われないが、(特に純)文学の世界では明らかに「書きすぎ」による評価低下というのはあると思う。人気作家になればなるほど
依頼がくるので次々に作品を発表するが、批評家が反応しきれないという現象だ。研究の面でも長編が例えば30ある作家を新規に論じるのは心理的に難しくなる。
こういった問いに応えようとした研究がなかったわけではない。フランコ・モレッティ『遠読』の中の「文学の屠場」より「なぜホームズ作品だけが同時代の
多くの犯罪小説のなかで生き残ったのか?」を「手がかり」やその可視性で分類した図。後の探偵小説に繋がらない小説は忘れられていったという説。
https://pbs.twimg.com/media/GPeIF1PacAAG9Ef.jpg
柳原孝敦 @cafecriollo
そういえばは僕の先生(牛島信明先生)ははじめて村上春樹を読んだ感想として、これで五木寛之は使命を
終えたという感じ、とおっしゃっていました。その時はピンとこなかったけれども、案外興味深い指摘かもしれないですね。
376吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 06:20:38.05ID:MKvqyp1M 小説の良し悪しと売り上げは関係ないだとすれば
又吉直樹は大作家になっちゃうわけ?
又吉直樹は大作家になっちゃうわけ?
377吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 07:02:13.36ID:LCxwK4X1 読む価値のない作家
378吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 07:09:07.05ID:LDGCcfsv test
379吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 09:11:45.19ID:Z5NsvubF 五木寛之と村上春樹は違うだろ。エンターテインメント作家と純文学作家。
380吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 09:13:25.91ID:Z5NsvubF381吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 09:13:44.91ID:Z5NsvubF 間違ったw 大江健三郎な。
382吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 09:37:59.44ID:jJtZLOKd Oh yeah, Kenzaburo
383吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 10:26:24.86ID:ho/wwIu5384吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 10:52:01.75ID:3daMONJI 爺さん向けの啓発本ばかり書いていればそうなるわな
386吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 13:47:55.26ID:xKcgdNaZ 五木の『蒼ざめた馬を見よ』は作風はエンタメだが、
テーマはソルジェニーツィン級の本格派
村上春樹の小説にも大衆性がある
テーマはソルジェニーツィン級の本格派
村上春樹の小説にも大衆性がある
387吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 14:19:37.74ID:fECuGeQL >>383
そんなことを言われていたんだ。個人的には五木の作品に文学性を感じたことはないが当時は好んで読んでいた。とくに初期作品は印象深い。ただテレビドラマになった『水中花』あたりから通俗性が大きくなり『四季』シリーズで五木からは離れた。作品では『戒厳令の夜』がとくに印象に残っているが、もう読まれていないのかな
そんなことを言われていたんだ。個人的には五木の作品に文学性を感じたことはないが当時は好んで読んでいた。とくに初期作品は印象深い。ただテレビドラマになった『水中花』あたりから通俗性が大きくなり『四季』シリーズで五木からは離れた。作品では『戒厳令の夜』がとくに印象に残っているが、もう読まれていないのかな
388吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 14:20:59.83ID:fECuGeQL >>375
その柳原とかいうセンセイ何も分かっていないね
その柳原とかいうセンセイ何も分かっていないね
389吾輩は名無しである
2024/06/08(土) 16:07:31.86ID:8aLMDfL7 五木寛之なんて田口ランディみたいなもんだろ。
390マグナ 警備員[Lv.28]
2024/06/09(日) 01:15:58.55ID:EybkBPdg 真継伸彦も誰も知らんだろ
読書メーターでも17回が最高
だが筑摩の現代文学大系だと加賀乙彦と並んで収録されていたのだから、当時は有力な作家と見なされていたはず
読書メーターでも17回が最高
だが筑摩の現代文学大系だと加賀乙彦と並んで収録されていたのだから、当時は有力な作家と見なされていたはず
391マグナ 警備員[Lv.28]
2024/06/09(日) 01:28:34.85ID:EybkBPdg 古山高麗雄も名前はよく見た人いると思うが、読まれなくなってるな
41回が最高
41回が最高
392マグナ 警備員[Lv.28]
2024/06/09(日) 02:20:40.38ID:EybkBPdg 田畑修一郎も読まれてないな
ある時期までは古典と見なされていたようだが、突然ふっと読まれなくなる
この現象はなんなのだろう
ある時期までは古典と見なされていたようだが、突然ふっと読まれなくなる
この現象はなんなのだろう
393吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 03:08:32.38ID:ybK0g48O >>392
歴史版各地のスレに書き込まれているこのキモいスレは、上の西郷吉之助のレスも間違いだらけで、AI生成なんだろうが、何の目的があって書き込んでいるのか
歴史版各地のスレに書き込まれているこのキモいスレは、上の西郷吉之助のレスも間違いだらけで、AI生成なんだろうが、何の目的があって書き込んでいるのか
394吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 05:27:09.78ID:Xxfx9CtY 俺の先生曰く
遠藤周作と瀬戸内寂聴はよく読まれているけど
どちらも小説が下手だねえとのこと
遠藤周作と瀬戸内寂聴はよく読まれているけど
どちらも小説が下手だねえとのこと
395吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 06:30:35.67ID:po3vOThV >>390
昔は文芸誌で時々見た。多分俺も彼の小説が掲載された号を何冊か持っている
昔は文芸誌で時々見た。多分俺も彼の小説が掲載された号を何冊か持っている
396吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 06:33:00.26ID:hChBma3a 戸川残花
397吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 06:33:23.87ID:hChBma3a 戸川秋骨
398マグナ 警備員[Lv.29]
2024/06/09(日) 15:14:16.90ID:EybkBPdg やはり当時はそれなりに認知度あったんだよな
作家同士が友人でも、友人は完全に忘れられてみたいなことはたくさんある
現世の付き合いは関係ないことがわかるよな
作家同士が友人でも、友人は完全に忘れられてみたいなことはたくさんある
現世の付き合いは関係ないことがわかるよな
399吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 20:09:02.35ID:po3vOThV >>394
瀬戸内については読まないからよく分からないが遠藤が小説が下手というのは当たっているね。好きだけど
瀬戸内については読まないからよく分からないが遠藤が小説が下手というのは当たっているね。好きだけど
400吾輩は名無しである
2024/06/09(日) 20:38:40.48ID:1e0Y07YQ 今年で戦後約80年になるけど
日本のノーベル文学賞受賞者が2人は悲しいな
非西洋圏では多い方なんだろうけれど
ボブ・ディランに負けてると思うとね……
日本のノーベル文学賞受賞者が2人は悲しいな
非西洋圏では多い方なんだろうけれど
ボブ・ディランに負けてると思うとね……
401吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 14:55:22.51ID:weM2nZEF 小さな島国なんだから上出来だよ
402吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 15:08:01.37ID:MNI4f9AY というより言語だね。日本語じゃあ勝ち目ないわ。
ノーベル文学賞の条件は、その作家の主要作品が英仏独語すべてに翻訳されていること。
圧倒的に英語で書いてる作家が有利。三人に一人は英語圏の作家。
ノーベル文学賞の条件は、その作家の主要作品が英仏独語すべてに翻訳されていること。
圧倒的に英語で書いてる作家が有利。三人に一人は英語圏の作家。
403吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 16:09:43.50ID:e+AG/kbb >>402
川端、伊藤整、三島のノーベル賞受賞記念の鼎談があった時に、三島や伊藤らが当時からその点の難しさを指摘しているね。
川端、伊藤整、三島のノーベル賞受賞記念の鼎談があった時に、三島や伊藤らが当時からその点の難しさを指摘しているね。
404吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 18:09:39.45ID:ODy3dk9Q 川端康成のノーベル賞受賞については、色んな説があるが、俺が知ってるのだと、候補は谷崎潤一郎、西脇順三郎、川端康成、三島由紀夫の四人。
ドナルド・キーンとサイディンステッカーの意見がかなり大きく日本人のノーベル文学賞の推薦基準に影響を与えていて、谷崎は『雪国』で、その文学的才能が乏しく、世界レベルに達していない。西脇は翻訳が少ないうえにドナルド・キーンがやめろと意見した。三島は文学の才能が四人の中で一番高いが、何故か落選。川端はサイディンステッカーの翻訳した『千羽鶴』が評価されて受賞。
ドナルド・キーンとサイディンステッカーの意見がかなり大きく日本人のノーベル文学賞の推薦基準に影響を与えていて、谷崎は『雪国』で、その文学的才能が乏しく、世界レベルに達していない。西脇は翻訳が少ないうえにドナルド・キーンがやめろと意見した。三島は文学の才能が四人の中で一番高いが、何故か落選。川端はサイディンステッカーの翻訳した『千羽鶴』が評価されて受賞。
405吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 19:31:00.80ID:o8yFeT4/ 6/12 13:00~
沈黙
4度目くらい?
5度目?
ここには関係ないけれど。
沈黙
4度目くらい?
5度目?
ここには関係ないけれど。
406吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 20:52:21.01ID:MC1D9tb+407吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 20:57:35.77ID:i8nsjK7s 古井由吉は海外では読まれていない
安部公房は読まれていて、ガルシア=マルケスは
大江より先に安部が受賞すると思っていたらしい
安部公房は読まれていて、ガルシア=マルケスは
大江より先に安部が受賞すると思っていたらしい
408吾輩は名無しである
2024/06/10(月) 21:40:26.41ID:jaRiVkjY 何故か人間失格が今になって海外で売れてるらしいけど、もし太宰があと30年遅く生まれて長生きしてたらワンチャンあったかもな
409マグナ 警備員[Lv.32]
2024/06/10(月) 22:42:02.48ID:c3GnwBq5 古井は何か持ち上げてるやつが鼻に付いたから読んでねえな
今読めば、面白いのかもしれんが
今読めば、面白いのかもしれんが
410マグナ 警備員[Lv.32]
2024/06/10(月) 22:43:46.38ID:c3GnwBq5 後藤はちょっと好きなんだがやはり持ち上げている連中があまり好きではなかった
俺は左翼が嫌いでな
俺は左翼が嫌いでな
411マグナ 警備員[Lv.32]
2024/06/10(月) 22:49:00.79ID:c3GnwBq5 海外の太宰人気すげえ
amazon、15312個の評価って日本じゃ漫画すらここまでいかないぞ
amazon、15312個の評価って日本じゃ漫画すらここまでいかないぞ
412マグナ 警備員[Lv.33]
2024/06/11(火) 02:42:11.83ID:5yVL+e5E >>408
太宰の人気だが、おそらくここ近年のアメリカ社会の変容も関係しているんじゃないかと思う
内向的な人がより自分を晒して表現できるようになっきてるからな
日本の漫画やアニメが好まれるようになっている流れと太宰再評価は軌を一にしてる気がする
太宰の人気だが、おそらくここ近年のアメリカ社会の変容も関係しているんじゃないかと思う
内向的な人がより自分を晒して表現できるようになっきてるからな
日本の漫画やアニメが好まれるようになっている流れと太宰再評価は軌を一にしてる気がする
413マグナ 警備員[Lv.33]
2024/06/11(火) 04:21:17.38ID:oXi9hONI 教科書関連だと、内海隆一郎も忘れられてきてるな
谷口ジローが漫画化したものは少し読まれてるっぽいが
一斉を風靡した作家だったはずだ
谷口ジローが漫画化したものは少し読まれてるっぽいが
一斉を風靡した作家だったはずだ
414吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 06:04:11.48ID:cH0IseWs >>409
食わず嫌いではもったいない作家だ。まあ読んでみな
食わず嫌いではもったいない作家だ。まあ読んでみな
415吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 06:10:45.99ID:GN2OxgVZ アメリカでなぜ『人間失格』ブーム? きっかけは伊藤潤二のコミカライズと「文豪ストレイドッグス」
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/02061058/
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/02061058/
416吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 07:17:12.43ID:ds2kdI0S 芥川賞と直木賞の線引きもよくわからない
直木賞は大衆小説の賞だというが
井伏鱒二、梅崎春生、今東光、水上勉あたりは芥川賞でも不自然ではないような気がするが
直木賞は大衆小説の賞だというが
井伏鱒二、梅崎春生、今東光、水上勉あたりは芥川賞でも不自然ではないような気がするが
417吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 09:39:21.05ID:x3hFA6Wi 【ネトウヨ訃報・読売新聞】日韓関係「良い」は13年ぶり50%台に、韓国でも2年連続の4割超え
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1718061114/
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1718061114/
418吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 10:10:41.11ID:tiYXwslP 太宰は中国で人気だからアメリカでもそうなら、いよいよ世界的作家になりつつあるわけだ
419吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 12:25:07.12ID:domIzjCz いわゆる「チー牛」に脚光が当たる現象。日本だけではなくアメリカでも中国でも
共通なんだよね。太宰の文学は典型的な「チー牛」文学。
共通なんだよね。太宰の文学は典型的な「チー牛」文学。
420吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 14:47:45.20ID:INl+9Ncj バカの流行語覚え
421吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 16:00:24.31ID:8/l77J/y 戦後派は読まれ続けてほしいけどなあ
これも戦争体験の貴重な記録だから
これも戦争体験の貴重な記録だから
422吾輩は名無しである
2024/06/11(火) 21:58:12.89ID:WLIunh0W https://i.imgur.com/hFTy9Ng.jpg
締め切り間近です
締め切り間近です
424吾輩は名無しである
2024/06/12(水) 02:31:15.99ID:A1sZit8I425吾輩は名無しである
2024/06/12(水) 21:13:51.70ID:hkdpQJPJ >>424
日本人の知的レベルも地に落ちたもんだな
日本人の知的レベルも地に落ちたもんだな
426吾輩は名無しである
2024/06/12(水) 21:31:58.61ID:wbB7WtIc427吾輩は名無しである
2024/06/12(水) 21:48:53.37ID:hkdpQJPJ >>426
だから知的レベルと書いたんだけど
だから知的レベルと書いたんだけど
428吾輩は名無しである
2024/06/12(水) 21:59:50.71ID:wbB7WtIc >>427
「俺は大江を読んでるから、お前たちよりも知的に優れている。偉いんだ」
ってのも中々、、、
自分で「馬鹿です」って言ってるようなもんだと思うよ。
ワンピース読んでようが大江読んでようが、賢い人は賢いでしょ。
「俺は大江を読んでるから、お前たちよりも知的に優れている。偉いんだ」
ってのも中々、、、
自分で「馬鹿です」って言ってるようなもんだと思うよ。
ワンピース読んでようが大江読んでようが、賢い人は賢いでしょ。
429吾輩は名無しである
2024/06/13(木) 06:30:28.10ID:UWL3n9VU >>428
何を言ってるんだ、お前。俺は大江>ワンピースなんて言ってないぞ
何を言ってるんだ、お前。俺は大江>ワンピースなんて言ってないぞ
430吾輩は名無しである
2024/06/13(木) 07:14:25.75ID:CylBH3qd 違く
431マグナ 警備員[Lv.35]
2024/06/15(土) 00:11:36.80ID:BtcrtlAQ 中田耕治は唐木順三と中村光夫を嫌っていたが、こういう当事者間の生々しい感情は時が経つにつれて風化していくよな、と
432吾輩は名無しである
2024/06/15(土) 08:28:24.35ID:uEIyziaU 佐藤紅緑
433吾輩は名無しである
2024/06/15(土) 08:28:41.02ID:uEIyziaU 佐藤緑葉
434マグナ 警備員[Lv.30]
2024/06/16(日) 00:31:51.62ID:/zetg17p 豊島与志雄も小説家としては完全に忘れられているのだが、なぜか青空文庫でほとんどの作品を読める
牧野信一もそうだな
牧野信一もそうだな
435マグナ 警備員[Lv.30]
2024/06/16(日) 00:49:21.92ID:/zetg17p 牧野繋がりで、浅原六朗
知らなかったが最近(当スレ基準、三十年前)選集が出てるんだよな
久野豊彦もそうだ
岡田三郎も選集は出てるようだな
やたら高いが
モダニズムの作家は変わったのが多そうだから復活する作家もいるかも知れん
知らなかったが最近(当スレ基準、三十年前)選集が出てるんだよな
久野豊彦もそうだ
岡田三郎も選集は出てるようだな
やたら高いが
モダニズムの作家は変わったのが多そうだから復活する作家もいるかも知れん
436吾輩は名無しである
2024/06/16(日) 01:29:42.04ID:OFrsBOmU 折口信夫『死者の書』はあんなに読み難いのに読まれ続けている
437マグナ 警備員[Lv.36]
2024/06/18(火) 02:58:44.53ID:SyvQuWZ+ 有馬頼義
映画『兵隊やくざ』は俺も見てるが、原作まで遡ろうという気にはあまりならんなあ
原作は41回読まれていて、このスレ基準だと忘れられた作家になる
映画『兵隊やくざ』は俺も見てるが、原作まで遡ろうという気にはあまりならんなあ
原作は41回読まれていて、このスレ基準だと忘れられた作家になる
438マグナ 警備員[Lv.36]
2024/06/18(火) 03:18:12.00ID:SyvQuWZ+ 萩原葉子も朔太郎の娘という資料的価値から本を読まれることはあるだろうが、小説家としては読まれていないのが現状かもしれん
大森光章『たそがれの挽歌』がちと気になる
面白いらしい
大森光章『たそがれの挽歌』がちと気になる
面白いらしい
439吾輩は名無しである
2024/06/18(火) 21:22:48.65ID:U+Bv/0JM 獅子文六
鈴木保奈美がBSの番組でファンだって言ってるからワンチャンあるかも
鈴木保奈美がBSの番組でファンだって言ってるからワンチャンあるかも
440マグナ 警備員[Lv.15]
2024/06/21(金) 15:47:11.75ID:lBsoTivR 北条誠は当時かなり人気があったのに忘れられた作家だな
語れることもほとんどなくなってる
語れることもほとんどなくなってる
441吾輩は名無しである
2024/06/22(土) 12:44:52.24ID:JvpdP+ww 中村武羅尾
吉田義男みたいな名前なのにあまり有名じゃない
吉田義男みたいな名前なのにあまり有名じゃない
442吾輩は名無しである
2024/06/22(土) 18:57:38.08ID:QXdOV2/A 誰だ 花園を荒らす者は
中村武羅尾
という石碑が地元の公園にあったの思い出した
中村武羅尾
という石碑が地元の公園にあったの思い出した
443吾輩は名無しである
2024/06/22(土) 19:49:51.62ID:3F5VMlMp 小川国夫
444吾輩は名無しである
2024/06/23(日) 09:57:04.22ID:v9i835dd ttps://togetter.com/li/1231732
資料として大正時代の評価を
資料として大正時代の評価を
445マグナ 警備員[Lv.29]
2024/06/24(月) 15:03:49.06ID:44ijXhia 斎藤栄が91歳で亡くなったが聞いたことない作家だった
石原慎太郎と同人誌を作っていたんだな
石原慎太郎と同人誌を作っていたんだな
446吾輩は名無しである
2024/06/24(月) 15:06:50.02ID:sJxFrMaw 斎藤栄言うたら推理作家で昔は結構人気やったで
447マグナ 警備員[Lv.29]
2024/06/24(月) 15:27:22.97ID:44ijXhia448吾輩は名無しである
2024/06/24(月) 18:40:41.65ID:ZNDZacL2 >>447
貴殿が斎藤栄を知らなかったというのは意外。1970〜80年代あたりが全盛期か。カッパノベルズでよく出ていた。多分程なく忘れられる作家
貴殿が斎藤栄を知らなかったというのは意外。1970〜80年代あたりが全盛期か。カッパノベルズでよく出ていた。多分程なく忘れられる作家
449吾輩は名無しである
2024/06/25(火) 17:37:55.22ID:zGMpQ8rZ 駅のキヨスクに西村京太郎と並んでなかったっけ
450吾輩は名無しである
2024/06/25(火) 19:38:14.89ID:EwjZo0EA >>449
確かに。軽くてあたま使わないから電車の中で読むにはちょうど
確かに。軽くてあたま使わないから電車の中で読むにはちょうど
451吾輩は名無しである
2024/06/25(火) 23:00:11.58ID:ayP/P7ph 椎名麟三も椎名林檎が読んでるかもあやしい
452吾輩は名無しである
2024/06/26(水) 00:10:27.09ID:gb7t6eiq 田久保英夫…『氷夢』しか読んでないけどまあまあ面白かった。
短編の名手つながりだと山川方夫は再評価の目はあるだろうか?
高橋和巳は数年前、河出から主だった長編がシリーズで復刻されてたけど、読みつがれていくほうかな?
短編の名手つながりだと山川方夫は再評価の目はあるだろうか?
高橋和巳は数年前、河出から主だった長編がシリーズで復刻されてたけど、読みつがれていくほうかな?
453吾輩は名無しである
2024/06/28(金) 04:54:00.45ID:6m8/CeY+ かつて、有吉佐和子のように「恍惚の人」「複合汚染」などの名作を量産した作家も、近年ではあまり読まれる機会が減っているように感じる。
454吾輩は名無しである
2024/06/28(金) 06:45:43.26ID:LYJZV8Gz >>453
時流に上手く乗る作品を書いた人だったから(褒めている)時代が変わると忘れられるのも早くかと。『沈黙の春』が光文社から新訳で出るらしいが、これは『複合汚染』が消えてしまったのは逆で興味深い
時流に上手く乗る作品を書いた人だったから(褒めている)時代が変わると忘れられるのも早くかと。『沈黙の春』が光文社から新訳で出るらしいが、これは『複合汚染』が消えてしまったのは逆で興味深い
455吾輩は名無しである
2024/06/28(金) 07:58:52.46ID:WzGtV5yi >>453
青い壺がリバイバルヒットして50万部超えてるんだが…
青い壺がリバイバルヒットして50万部超えてるんだが…
456吾輩は名無しである
2024/06/28(金) 22:40:41.36ID:tK8LjQHN 原田ひ香による文庫帯がヒットのきっかけらしいな
獅子文六は鈴木保奈美に書いてもらえ
獅子文六は鈴木保奈美に書いてもらえ
457吾輩は名無しである
2024/06/29(土) 23:35:01.80ID:9Tbcqxts 教科書に載ってて「刺さる」タイプの短編を書いた作家は残る
「山月記」の中島敦を想定してるんだけど
「山月記」の中島敦を想定してるんだけど
458吾輩は名無しである
2024/06/30(日) 05:33:43.22ID:dKw0bKgN >>446
『奥の細道殺人事件』とか『徒然草殺人事件』とかもってるな。読んだけど内容はきれいに忘れてしまった
『奥の細道殺人事件』とか『徒然草殺人事件』とかもってるな。読んだけど内容はきれいに忘れてしまった
459吾輩は名無しである
2024/06/30(日) 08:54:58.02ID:7fcNfEjS 推理作家の息の長さはすごいよ
ファンの母体が大きいからこれ! という作品が一つでもあれば再注目されて復刊することがある
同じく乱歩賞作家の梶龍雄なんかはまさにそれだな
逆に斎藤栄はかつて人気も作品数もあったが推理ファンからも粗製乱造作家扱いされていたからその点は弱いように思う
ファンの母体が大きいからこれ! という作品が一つでもあれば再注目されて復刊することがある
同じく乱歩賞作家の梶龍雄なんかはまさにそれだな
逆に斎藤栄はかつて人気も作品数もあったが推理ファンからも粗製乱造作家扱いされていたからその点は弱いように思う
460吾輩は名無しである
2024/06/30(日) 09:02:21.21ID:M+ijBybH 斎藤栄言うたら殺人の棋譜やろ
斎藤作品はテレビドラマの原作でも割と使われてた
あの当時は夏樹静子、仁木悦子とか人気だったかな
昔のことは忘れたわ
斎藤作品はテレビドラマの原作でも割と使われてた
あの当時は夏樹静子、仁木悦子とか人気だったかな
昔のことは忘れたわ
461吾輩は名無しである
2024/06/30(日) 09:36:41.97ID:dKw0bKgN >>460
そういえば講談社文庫で『殺人の棋譜』も持ってるわ。全然面白くなかったけど。将棋をテーマにした作品で面白いと思ったミステリーはないな。竹本の『将棋殺人事件』もつまらなかった。比較にはならないが実際に起こった殺人事件の方が衝撃的だった
そういえば講談社文庫で『殺人の棋譜』も持ってるわ。全然面白くなかったけど。将棋をテーマにした作品で面白いと思ったミステリーはないな。竹本の『将棋殺人事件』もつまらなかった。比較にはならないが実際に起こった殺人事件の方が衝撃的だった
462吾輩は名無しである
2024/06/30(日) 13:09:29.02ID:nFJeJ+d+463吾輩は名無しである
2024/07/01(月) 23:26:30.19ID:W/9S/kxw464吾輩は名無しである
2024/07/02(火) 10:10:43.78ID:r0uyS3Bk >>461
そういえばってのがもうダメダメじゃん笑
そういえばってのがもうダメダメじゃん笑
465吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 18:55:10.09ID:rzo+OT1b このスレ読んでると藤谷治の「新刊小説の滅亡」を思い出すなあ
466吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 20:27:15.45ID:VRNB4p9O 日本の作家の話ばっかだな
467吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 20:28:12.27ID:VRNB4p9O >>464
買ったの忘れているくらいだからな
買ったの忘れているくらいだからな
468吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 20:32:04.19ID:fH8q/7HY 後出しジャンケンかよ
469吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 21:51:06.63ID:VRNB4p9O >>468
後出しジャンケンではない
後出しジャンケンではない
470吾輩は名無しである
2024/07/03(水) 23:30:23.93ID:3X3x2dGB うまいこと言うねえ
471吾輩は名無しである
2024/07/04(木) 20:56:24.26ID:fyX1fsHf 後から必死こいて調べてこき下ろし
後出しジャンケンw
後出しジャンケンw
472吾輩は名無しである
2024/07/04(木) 22:35:46.29ID:6wmNTSV9 >>471
お前、難癖しかつけれない5ちゃんに貼りついている低能、低学歴野郎か。元々忘れられている作家ということで実際忘れていた作家のその本を買っていたことを思い出しただけじゃないか。そんな暇があったら本を一作でも読めFラン
お前、難癖しかつけれない5ちゃんに貼りついている低能、低学歴野郎か。元々忘れられている作家ということで実際忘れていた作家のその本を買っていたことを思い出しただけじゃないか。そんな暇があったら本を一作でも読めFラン
473吾輩は名無しである
2024/07/05(金) 18:46:21.76ID:onfSwkJP ジョン・アーヴィングはまだ読まれているの?
474吾輩は名無しである
2024/07/07(日) 06:26:56.91ID:/YYwY9IK テア・フォン・ハルボウなんかフリッツ・ラングへの脚本提供者(妻ではあったが)としてのみ知られており小説家の彼女は未知であったが『メトロポリス』がいきなり1990年代に翻訳された。まあ復権や再評価の機運にはつながらなかったようで再び忘れ去られたようだが
475吾輩は名無しである
2024/07/09(火) 20:56:24.37ID:6Dr8KeaO アナトール・フランスも読まれなくなってしまった作家の一人か。本棚探せば『ペンギンの島』がどこかにあるはずだが
476吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 07:56:08.91ID:0kUfU7XM ドイツ人の間でもトーマス・マンは読まれなくなったと聞く
ドイツ語知らないからなんだけど文章がとても難解なのだそうだ
そのトーマス・マンと北杜夫の熱烈な愛読者だったのが少女漫画家の萩尾望都や竹宮恵子たち
漫画家といえば漫画評論家の夏目房之介が「今度、手塚治虫の描いた『罪と罰』をやるんで、最近ドストエフスキーの『罪と罰』を始めて読んだんですけど」と述べていて、あの世代でドストエフスキーを未読なのは珍しいなと思った
ドイツ語知らないからなんだけど文章がとても難解なのだそうだ
そのトーマス・マンと北杜夫の熱烈な愛読者だったのが少女漫画家の萩尾望都や竹宮恵子たち
漫画家といえば漫画評論家の夏目房之介が「今度、手塚治虫の描いた『罪と罰』をやるんで、最近ドストエフスキーの『罪と罰』を始めて読んだんですけど」と述べていて、あの世代でドストエフスキーを未読なのは珍しいなと思った
477吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 09:08:45.55ID:4duBSOG7 くだらない小説を書きてよろこべる
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
石川啄木
男憐(あは)れなり
初秋(はつあき)の風
石川啄木
478吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 15:29:47.22ID:WkvD3+xF 漱石はすごくいいんだが、文章がいまの作家のほうがうまいと思う部分もある
三四郎とか読むととくにかんじる
三四郎とか読むととくにかんじる
479吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 18:02:18.92ID:b9t4ElGR そりゃ読んでいる方は現代人だもんな
肌に合う文章を書くのは現代作家なのは当たり前
肌に合う文章を書くのは現代作家なのは当たり前
480吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 18:58:41.44ID:SLJoKpqK 言文一致体の元祖と呼ばれる二葉亭四迷の「浮雲」が1887年「千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後三時頃に」であるのに対して、漱石の「吾輩は猫である」が1905年で約20年後とはいえ「浮雲」とは比べ物にならないくらい言文一致が完成しているだろ
別に漱石が言文一致体を最初に成功させたわけじゃないけど
別に漱石が言文一致体を最初に成功させたわけじゃないけど
481吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 19:17:39.28ID:NtualmSi 山田美妙らしいな
読んだことないけど
芥川によく出てくるストリンドベルヒってのも読んだことないな
小林秀雄の大好きなベルグソンも同じく
読んだことないけど
芥川によく出てくるストリンドベルヒってのも読んだことないな
小林秀雄の大好きなベルグソンも同じく
482吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 21:52:47.23ID:8DXwhVyO >>479
漱石の方が現代の作家よりよほど文章いいと思うが、肌に合う現代作家って具体的に誰を念頭に置いているの?
漱石の方が現代の作家よりよほど文章いいと思うが、肌に合う現代作家って具体的に誰を念頭に置いているの?
483吾輩は名無しである
2024/07/10(水) 22:11:24.64ID:NtualmSi484吾輩は名無しである
2024/07/11(木) 06:32:54.09ID:xInQJkRW 『面白半分』に野坂昭如が「四畳半襖の下張り」を載せて、猥褻と裁判になった際に、吉行淳之介たちが反論として主張したのが、この作品は永井荷風筆と言われていて文学だからではなく、70年代にこの文章は読めない(だから興奮もしない)だったという
485吾輩は名無しである
2024/07/11(木) 20:25:27.53ID:DWpp1nPv 漱石が完成させたんじゃなくて漱石の文体が主流化したんだ説もあったような…
ある時期までは鴎外を上とする評価も高かった
漱石に陳腐感を感じる人が多かったらしい
ある時期までは鴎外を上とする評価も高かった
漱石に陳腐感を感じる人が多かったらしい
486吾輩は名無しである
2024/07/11(木) 20:43:05.29ID:lzeokpjS >>484
『赤い帽子の女』はどうなのだ?
『赤い帽子の女』はどうなのだ?
487吾輩は名無しである
2024/07/12(金) 19:07:49.20ID:xAHEG4Rz >>485
大岡昇平が随筆に書いていたが、戦前は圧倒的に鴎外のほうが上で、比較どころか漱石は『吾輩は猫である』の作家という印象で、文学青年で漱石を読んでいる奴は馬鹿だよと見なされていたそうだ
大岡昇平が随筆に書いていたが、戦前は圧倒的に鴎外のほうが上で、比較どころか漱石は『吾輩は猫である』の作家という印象で、文学青年で漱石を読んでいる奴は馬鹿だよと見なされていたそうだ
488吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 00:55:05.69ID:99LvoWfM >>472
Fラン乙
Fラン乙
489吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 06:59:43.20ID:FBPZK/cw >>488
アオリのかまってちゃんは5ちゃんしている暇があったら本を一冊でも多く読んでなさいね
アオリのかまってちゃんは5ちゃんしている暇があったら本を一冊でも多く読んでなさいね
490吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:01:57.55ID:DtX5AB6O これだからFランはw
491吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:04:23.55ID:FBPZK/cw >>487
その大岡自体も読まれなくなっているような気がする。多くの映画に原作を提供してはいるが。スタンダールの翻訳も新訳に順次置き換わっていくだろうし
その大岡自体も読まれなくなっているような気がする。多くの映画に原作を提供してはいるが。スタンダールの翻訳も新訳に順次置き換わっていくだろうし
492吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:05:38.75ID:FBPZK/cw >>490
新しく参入しなくていいからそんな時間があるのらお前も本を読め
新しく参入しなくていいからそんな時間があるのらお前も本を読め
493吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:08:58.03ID:FBPZK/cw >>487
漱石自体『吾輩は猫である』から『明暗』まで文体は大きく変わってないように思えるけど。風刺的ない内容が軽く見られたのかな
漱石自体『吾輩は猫である』から『明暗』まで文体は大きく変わってないように思えるけど。風刺的ない内容が軽く見られたのかな
494吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:12:25.88ID:8eLRNc8v >>490
Fランイジるのやめたれよ笑
Fランイジるのやめたれよ笑
495吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 07:52:46.09ID:hymtnmwb ドイツ人とドイツ語で堂々と議論し、恋愛もした鴎外と、
イギリスで神経衰弱となり下宿先のおばちゃんと喧嘩した漱石。
内容、文章にもその違いはよく現れてる。鴎外は、その時代にまだ望まれていたであろう、侍らしさ、乃ち日本人としての矜持を感じられる強さの様なモノがあった為、その理知的な明晰さと相まって、畏敬の念を持たれる事も多かったのではないかな?文章もより簡逕で美しく無駄なく、気品がある。
時代を経て漱石の普遍的な、親しみ易い繊細さがより広く受け入れられて行った様に思える。
ただ今読んでも鴎外の斬れ味は凄い。
イギリスで神経衰弱となり下宿先のおばちゃんと喧嘩した漱石。
内容、文章にもその違いはよく現れてる。鴎外は、その時代にまだ望まれていたであろう、侍らしさ、乃ち日本人としての矜持を感じられる強さの様なモノがあった為、その理知的な明晰さと相まって、畏敬の念を持たれる事も多かったのではないかな?文章もより簡逕で美しく無駄なく、気品がある。
時代を経て漱石の普遍的な、親しみ易い繊細さがより広く受け入れられて行った様に思える。
ただ今読んでも鴎外の斬れ味は凄い。
496吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 08:57:13.76ID:bbUDvr4i 少し昔までの批評は
鴎外批判を良く見たけど
あれは評価高かった反動なんだろうな
私小説批判も
鴎外批判を良く見たけど
あれは評価高かった反動なんだろうな
私小説批判も
498吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 09:06:18.61ID:xx9033Ix 鴎外の様な人間をみると、当時の士族の教育、人間形成への手ほどきのハイレベルさが垣間見られる。
「魚玄機」や「最後の一句」「じいさんばあさん」「佐橋甚五郎」「高瀬舟」etc
まるで良質な一話もののドラマを観ている様な簡潔さと良質さ、歯切れの良さがある。
文章も削ぎ落とされてるのに優雅で力強く、一時期、三島由紀夫が目指した文体と言うのが良く分かる。
「魚玄機」や「最後の一句」「じいさんばあさん」「佐橋甚五郎」「高瀬舟」etc
まるで良質な一話もののドラマを観ている様な簡潔さと良質さ、歯切れの良さがある。
文章も削ぎ落とされてるのに優雅で力強く、一時期、三島由紀夫が目指した文体と言うのが良く分かる。
499吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 12:08:27.12ID:FBPZK/cw >>494
Fランに何言われても気にならない
Fランに何言われても気にならない
500吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 13:37:12.42ID:FBPZK/cw 時代的な重なりもあって仕方ないところはあるけど、そもそも漱石と鴎外は比較すべきものではないんじゃない?
501吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 13:38:37.31ID:FBPZK/cw >>484
サドはいま読んでも興奮するのだがな
サドはいま読んでも興奮するのだがな
502吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 14:32:38.36ID:xx9033Ix 鴎外を見ると理系と文系の見事な融合と言うか、、
そもそも分けられるモノでも無いのかもしれないが。
そして、もし鴎外が太宰の作品を読んだら、三島と同じ様に才能は認めつつも、おそらく嫌悪感を表すだろう。
凛とした風格、漢らしさが美徳として残っていた時代でもある為、鴎外は作品の素晴らしさと共に畏敬の念を持たれていた面もある。
今の時代の若者には漱石の方が親しみやすく、人間の逡巡や悔恨、迷い、エゴ故の苦しさ、世俗の生きづらさ等、共感出来ると思う。
読者の傾向として鴎外、三島好きには太宰嫌いが多い。
そもそも分けられるモノでも無いのかもしれないが。
そして、もし鴎外が太宰の作品を読んだら、三島と同じ様に才能は認めつつも、おそらく嫌悪感を表すだろう。
凛とした風格、漢らしさが美徳として残っていた時代でもある為、鴎外は作品の素晴らしさと共に畏敬の念を持たれていた面もある。
今の時代の若者には漱石の方が親しみやすく、人間の逡巡や悔恨、迷い、エゴ故の苦しさ、世俗の生きづらさ等、共感出来ると思う。
読者の傾向として鴎外、三島好きには太宰嫌いが多い。
503吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 15:22:04.09ID:73YLhuuZ 大岡昇平は戦記物と自分の身辺を書いたものは面白い
出兵するまでを描いた短編は泣いちゃうよ
出兵するまでを描いた短編は泣いちゃうよ
504吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 20:38:14.32ID:Ed0miuYm 俺を教えてた教授が文芸評論家で、小説家と直接話すことが多々あったんだけれど、丸谷才一は文学者というより政治家だったねと言っていた
505吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 21:26:27.14ID:xx9033Ix 谷崎潤一郎は音声記録残ってるけど、八百屋のオッサンみたいな喋り方で予想を裏切る。
永井荷風、三島由紀夫の日本語は今聞いても綺麗でびっくりする。
更に三島は英語もブリティッシュ・イングリッシュで気品がある。留学経験も無いだろうに。
ドナルド・キーンは荷風の日本語がこれまで聞いた日本語で1番綺麗だったと生前語っていた。
永井荷風、三島由紀夫の日本語は今聞いても綺麗でびっくりする。
更に三島は英語もブリティッシュ・イングリッシュで気品がある。留学経験も無いだろうに。
ドナルド・キーンは荷風の日本語がこれまで聞いた日本語で1番綺麗だったと生前語っていた。
506吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 22:35:31.67ID:u9UDyT10 太宰は天性の作家、小説を書くしか能がない。三島は大蔵官僚が作家に転職した、しかし作家以外でもどんな仕事でも出来る、そんなイメージ。
507吾輩は名無しである
2024/07/13(土) 22:54:21.69ID:oQ8pop03 >>506
大蔵官僚時代に、官僚達が書く文章の酷さに辟易したそうですね。
太宰も三島も死を利用していた作家だったけど、質が全然違う。一般的に太宰は女々しい作家と言われるけど、三島曰く「女々しさは男の男性的な面から来る」と言っている様に、男の狡さ、幼稚さ、狡猾さを上手く使った実に男性的な、男臭い作家。昔に比して弱さが受け入れられる、共感される、打ち明けられる現代に人気なのも然り。
三島は太宰の才能は高く評価していたけど、同族嫌悪を底に感じていて、毛嫌いしていたね。
「太宰に溺れれば自分も太宰の様になるのではないか?」
幼少期から病弱で青瓢箪だった三島には、強がる美学、どっしりと構えた優雅さと強さを待つ鴎外に憧れたのも理解出来る。
大蔵官僚時代に、官僚達が書く文章の酷さに辟易したそうですね。
太宰も三島も死を利用していた作家だったけど、質が全然違う。一般的に太宰は女々しい作家と言われるけど、三島曰く「女々しさは男の男性的な面から来る」と言っている様に、男の狡さ、幼稚さ、狡猾さを上手く使った実に男性的な、男臭い作家。昔に比して弱さが受け入れられる、共感される、打ち明けられる現代に人気なのも然り。
三島は太宰の才能は高く評価していたけど、同族嫌悪を底に感じていて、毛嫌いしていたね。
「太宰に溺れれば自分も太宰の様になるのではないか?」
幼少期から病弱で青瓢箪だった三島には、強がる美学、どっしりと構えた優雅さと強さを待つ鴎外に憧れたのも理解出来る。
508吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 07:40:44.72ID:h4yyRsoT 三島由紀夫と比肩する作家は吉行淳之介だけじゃない?
両者とも百年、千年後も作品は読まれているだろうし
両者とも百年、千年後も作品は読まれているだろうし
509吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 07:52:24.56ID:qq/R0L1x 吉行はマイナーな作家であり、20年後にはすべての文庫が絶版だろう
三島や太宰はいくつか傑作があるが、吉行には一つもない
三島や太宰はいくつか傑作があるが、吉行には一つもない
510吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 08:10:39.34ID:9lxTnGJ0 昨今「文学者」と言える人はなかなかいないと思う。
いわゆる「作家」と言える人はいるけど。
日本語の語彙、文章、、、日本の古典から西洋の作品にまである程度精通していて、尚且つ優れた作品を書ける人は稀だと思う。かつてはいた。
三島や、その時代周辺の大作家と言われる人の作品を読むと日本語への愛着、、日本文化への造形の深さに驚く。古語を原文で読みこなせた人達。
鴎外は独逸語まで操って独逸人と議論し、ゲーテなどを早くから紹介していたから恐るべし。
いわゆる「作家」と言える人はいるけど。
日本語の語彙、文章、、、日本の古典から西洋の作品にまである程度精通していて、尚且つ優れた作品を書ける人は稀だと思う。かつてはいた。
三島や、その時代周辺の大作家と言われる人の作品を読むと日本語への愛着、、日本文化への造形の深さに驚く。古語を原文で読みこなせた人達。
鴎外は独逸語まで操って独逸人と議論し、ゲーテなどを早くから紹介していたから恐るべし。
511吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 11:54:03.01ID:g6pGurM5 >>509
『原色の街』『娼婦の部屋』だけで残るだろう
『原色の街』『娼婦の部屋』だけで残るだろう
512吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 20:26:55.16ID:D02i9idj513吾輩は名無しである
2024/07/14(日) 21:05:05.78ID:cixucc5c 「妄想」でハルトマン、ニーチェ含めて色々な哲学者に老後の心境から言及していて面白いですね。
そもそも哲学に正解は無く、今でも哲学者は屡々、各分野の学者から「2千年以上前から君たちは何も解決してない」と批判される分野であり、難しい所です。
要はあの時代の日本人で、ヨーロッパの文明の中に飛び込み、圧倒的な街並みや文化、アジア人蔑視も強い中、体も大きい独逸人の間で臆せずに堂々と振る舞った日本人と言う観点。侍、軍人の矜持を持ち、文学にも勤しんでいた人間性が興味深いです。
イギリス文明に圧倒され胃潰瘍になった漱石も、ある意味、当時の日本人像であり面白い。
そもそも哲学に正解は無く、今でも哲学者は屡々、各分野の学者から「2千年以上前から君たちは何も解決してない」と批判される分野であり、難しい所です。
要はあの時代の日本人で、ヨーロッパの文明の中に飛び込み、圧倒的な街並みや文化、アジア人蔑視も強い中、体も大きい独逸人の間で臆せずに堂々と振る舞った日本人と言う観点。侍、軍人の矜持を持ち、文学にも勤しんでいた人間性が興味深いです。
イギリス文明に圧倒され胃潰瘍になった漱石も、ある意味、当時の日本人像であり面白い。
514吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 00:56:03.96ID:I9eLbDrv 文豪と言われてる人ほとんどエリートだよね
515吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 07:12:48.00ID:IfD2VBUo なんだったっけな……高橋源一郎と島田雅彦が中上健次について対談していて、俺たち二人とも良いところの子で、中上健次も社長の息子だから、結局、文学は中流階級のものなんだよな、みたいなことを話してた
516吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 07:57:12.50ID:ctaMw0NC 太宰も豪商の息子でしたし、谷崎も荷風も途中で家は苦しくなったけど、裕福な家の出でしたね。
昔に比べて、いわゆるエリートと言われる人達が文学をやらなくなったのは確かで、昨今は哲学も人気が無く、学科から外されてしまう大学も多いです。数学や物理などの様に明確な公式として答えが出ない世界であり、お金にならないので。
しかしながら知識、教養だけでは無く、気骨も叩き込む昔の士族の様なエリート教育があって、ある意味、他のアジア諸国とは異なり、当時の列強国と張り合えたのかもしれませんね。
昔に比べて、いわゆるエリートと言われる人達が文学をやらなくなったのは確かで、昨今は哲学も人気が無く、学科から外されてしまう大学も多いです。数学や物理などの様に明確な公式として答えが出ない世界であり、お金にならないので。
しかしながら知識、教養だけでは無く、気骨も叩き込む昔の士族の様なエリート教育があって、ある意味、他のアジア諸国とは異なり、当時の列強国と張り合えたのかもしれませんね。
517吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 08:42:31.10ID:I1qt9WZ5 白樺派で読まれているのは志賀直哉と武者小路実篤くらいかな。何かのテレビ番組で武者小路実篤が自作の「友情」を涙ながら朗読していたのが印象に残っている。書いた当人をも泣かす「友情」はまれに見るロングセラーだね。
518吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 09:55:33.86ID:DqxTV9Jo 坂口安吾は個人的には好きだけど
柄谷行人や浅田彰らが過剰に持ち上げてる、というか本当に文学者として評価してるのではなくて戦略的に使っているような
だっていつも浅田彰が坂口安吾を引き合いに出すのは小林秀雄への対立軸としてだから
そもそも柄谷たちが批判するほど小林秀雄はダメなのかというこもある
柄谷行人や浅田彰らが過剰に持ち上げてる、というか本当に文学者として評価してるのではなくて戦略的に使っているような
だっていつも浅田彰が坂口安吾を引き合いに出すのは小林秀雄への対立軸としてだから
そもそも柄谷たちが批判するほど小林秀雄はダメなのかというこもある
519吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 10:47:04.77ID:zIKvqc+M >>517
気持ち悪っ
気持ち悪っ
520吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 10:57:13.67ID:IcsNdRdf >>518
自分が好きなら、それで良いと思います。
名のある批評家が否定的に言おうと。
評論家と言われる人は、人の作品を俎上に商売にしますが、同業者を批判する時も常に大概同じです。
安吾の堕ちた人間を底からまた立ち上がらせる「堕落論」は強い魅力があります。
荷風なども娼婦や遊女、放蕩者の汚れた世界の側から、悪徳の中に溺れる、そこで生きて行かざるを得ない人間に現れる真心、人情、哀しさ、美しさ等を書き集めていたので面白いですよ。
孤独な老境で1人の遊女との交流を描いた「濹東綺譚」は最高傑作だと思います。
自分が好きなら、それで良いと思います。
名のある批評家が否定的に言おうと。
評論家と言われる人は、人の作品を俎上に商売にしますが、同業者を批判する時も常に大概同じです。
安吾の堕ちた人間を底からまた立ち上がらせる「堕落論」は強い魅力があります。
荷風なども娼婦や遊女、放蕩者の汚れた世界の側から、悪徳の中に溺れる、そこで生きて行かざるを得ない人間に現れる真心、人情、哀しさ、美しさ等を書き集めていたので面白いですよ。
孤独な老境で1人の遊女との交流を描いた「濹東綺譚」は最高傑作だと思います。
521吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 11:10:26.14ID:zIKvqc+M >>520
荷風の真骨頂は個人的には『つゆのあとさき』
荷風の真骨頂は個人的には『つゆのあとさき』
522吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 12:36:48.72ID:I1qt9WZ5 戦前の作家は鷗外、漱石、谷崎は読んでいた方がいい。個人的には谷崎は「少将滋幹の母」鷗外は「渋江抽斎」漱石は「明暗」がベスト。志賀直哉の文章は谷崎潤一郎や三島由紀夫の文章読本に名文の典型として挙げられているが、あれは個人の好みだな。大江健三郎は褒めているが太宰の明友だった安吾は「暗夜行路」は文学じゃないと一刀両断に切り捨てている。最近「暗夜行路」を再読して
安吾の気持ちが幾分分ったような気がした。
安吾の気持ちが幾分分ったような気がした。
524吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 14:06:24.73ID:Ge8p3CAB 小説は中産階級の書くもので、
批評はもうワンランク上の上流の下くらいの階級のやつが書くものだった、ということかも知れないな
沢山読んで沢山映画を観て上へも下へもマウントを取るような態度になる
批評はもうワンランク上の上流の下くらいの階級のやつが書くものだった、ということかも知れないな
沢山読んで沢山映画を観て上へも下へもマウントを取るような態度になる
525吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 16:01:13.97ID:IcsNdRdf >>524
村上春樹は評論家を「殆どが小説家になる才能が無かった人達」とバッサリ斬り捨てている。毛嫌いしていて自分の作品に絶対、あとがきを書かせない。
志賀直哉、谷崎潤一郎も評論家は不要と言っていた。衒学的に言葉を贅する、肯綮に当たらない感じが腹立つのだろう。
アメリカではサリンジャーなどが有名。
映画を観まくっていた評論家の水野晴郎さんが映画撮ったら「シベリア超特急」が出来た様に、
観て批評するのと、自分で生み出すのは決定的に違う。最低限の作り手への敬意が無い評論家ほど無駄に辛辣な傾向がある。
村上春樹は評論家を「殆どが小説家になる才能が無かった人達」とバッサリ斬り捨てている。毛嫌いしていて自分の作品に絶対、あとがきを書かせない。
志賀直哉、谷崎潤一郎も評論家は不要と言っていた。衒学的に言葉を贅する、肯綮に当たらない感じが腹立つのだろう。
アメリカではサリンジャーなどが有名。
映画を観まくっていた評論家の水野晴郎さんが映画撮ったら「シベリア超特急」が出来た様に、
観て批評するのと、自分で生み出すのは決定的に違う。最低限の作り手への敬意が無い評論家ほど無駄に辛辣な傾向がある。
526吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 17:29:51.65ID:WyHjNcQz >>525
前段はその通りだが後段の映画の例で水野をもってきてだから映画評論をしていた人が実際に映画を撮るとというのはいささか無理がある。フランスのヌーヴェル・ヴァーグはどうなのだ?
前段はその通りだが後段の映画の例で水野をもってきてだから映画評論をしていた人が実際に映画を撮るとというのはいささか無理がある。フランスのヌーヴェル・ヴァーグはどうなのだ?
528吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 21:58:48.30ID:IwRngSzX >>499
Fラン無理すんなよ笑
Fラン無理すんなよ笑
529吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 22:45:43.24ID:CI0lAITx >>528
話題が変わったところで絡んでくるFランは手に負えないな。漱石でも鴎外でも谷崎でも何でもいいからスレの話してみろよ
話題が変わったところで絡んでくるFランは手に負えないな。漱石でも鴎外でも谷崎でも何でもいいからスレの話してみろよ
530吾輩は名無しである
2024/07/15(月) 23:08:25.56ID:w/m7GCnl 優れた作品と同じ様に、優れた評論を書ける作家は数少ない様に思えます。
評論家顔負けの文学論や文章読本、、戯曲、歌舞伎、能楽、浄瑠璃、、多岐にわたる怜悧な評論を残した三島由紀夫は稀有な存在で、まさに「文学者」を体現していました。日本文学の世界では、もう出て来ないと思われます。
谷崎はまるで評論に、書くことも書かれる事もとりわけ興味が無い感じでしたが、日本語文章への特異な愛着と慧眼は、その有名な文章読本の見事さに良く現れています。陰翳礼讃での美への視点、有名な芥川との大論争の様に、部分部分で強いこだわりを見せて饒舌になる感じでした。
鴎外は多くを語る事を良しとしない、侍の矜持か、内面を赤裸々に見せる事が少ないですが、晩年に書いた「妄想」は腹を割った姿が垣間見られて面白いです。
評論家顔負けの文学論や文章読本、、戯曲、歌舞伎、能楽、浄瑠璃、、多岐にわたる怜悧な評論を残した三島由紀夫は稀有な存在で、まさに「文学者」を体現していました。日本文学の世界では、もう出て来ないと思われます。
谷崎はまるで評論に、書くことも書かれる事もとりわけ興味が無い感じでしたが、日本語文章への特異な愛着と慧眼は、その有名な文章読本の見事さに良く現れています。陰翳礼讃での美への視点、有名な芥川との大論争の様に、部分部分で強いこだわりを見せて饒舌になる感じでした。
鴎外は多くを語る事を良しとしない、侍の矜持か、内面を赤裸々に見せる事が少ないですが、晩年に書いた「妄想」は腹を割った姿が垣間見られて面白いです。
531吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 03:23:05.01ID:4HaGaGJV >>529
スレ読むとお前から言い出したんだから勝手に話変えずに最後まで面倒みてやれよFランくん
スレ読むとお前から言い出したんだから勝手に話変えずに最後まで面倒みてやれよFランくん
532吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 06:41:31.31ID:pSh1X/Tp533吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 06:56:30.55ID:Ohmw3IkG534吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 13:12:00.53ID:GdJjwAj2 花田清輝は文章こそ魅力的なものの
論じていることは時代遅れで現在読むに耐えないのではないですか
論じていることは時代遅れで現在読むに耐えないのではないですか
535吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 19:01:02.68ID:FbTb8Xv9537吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 19:09:37.34ID:lc1lnOjU538吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 19:42:04.89ID:HPd8V9mu 谷崎本人は「少将滋幹の母」「卍」が気に入っていたみたいですね。「若い頃の作品は未熟で練習帳の様だ」と。
しっかりと筋、話を作って読者を楽しませようとする職人気質な所が大御所なのに惹かれる所です。
それ故に「筋の無い小説論争」で芥川と大喧嘩しましたが。
自然主義の様な作家達や評論家から「人生をいかに生きて行くべきか?が示されてない」等と批判されて辟易していたけど、晩年まで「瘋癲老人日記」の様な作品を書いて生涯を終えたのは見事です。
しっかりと筋、話を作って読者を楽しませようとする職人気質な所が大御所なのに惹かれる所です。
それ故に「筋の無い小説論争」で芥川と大喧嘩しましたが。
自然主義の様な作家達や評論家から「人生をいかに生きて行くべきか?が示されてない」等と批判されて辟易していたけど、晩年まで「瘋癲老人日記」の様な作品を書いて生涯を終えたのは見事です。
539吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 20:08:04.56ID:lc1lnOjU >>538
まあ『少将滋幹の母』が傑作であるのは言を俟たない。『卍』もそうだ。名コンビと言われた若尾文子と組んだ増村の映画も原作には遥かに及ばない。『蓼食う虫』も谷崎が詰まっている。結局は大谷崎の前にも後にも谷崎なしということか
まあ『少将滋幹の母』が傑作であるのは言を俟たない。『卍』もそうだ。名コンビと言われた若尾文子と組んだ増村の映画も原作には遥かに及ばない。『蓼食う虫』も谷崎が詰まっている。結局は大谷崎の前にも後にも谷崎なしということか
540吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 21:25:12.60ID:CB2djZvP541吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 21:43:04.09ID:P4Ww8p5d 「明暗」に劇場で吉川夫人がオペラグラスで周囲を眺めている場面がある。これは自分が最も好きな小説の一つであるプルーストの「失われた時を求めて」にも同様な場面があって、これだけでも自分が「明暗」を殊の外好む理由になっている。実は鷗外にもプルーストのような描写がある。「青年」という作品だが、クリーム色のリボンを掛けたお雪さんがダリアの花の間にひょいと現われる。サンザシの花垣の向こうにジルベルトが初めて登場する「失われた時を求めて」の有名なシーンををつい連想してしまう。
自分が鷗外では渋江抽斎を特に好むのは文章。読んでいると気持ちが引き締まって清澄になる。他にも要因はあるが、まあ、そんなところで、あくまで個人的な好みだ。
自分が鷗外では渋江抽斎を特に好むのは文章。読んでいると気持ちが引き締まって清澄になる。他にも要因はあるが、まあ、そんなところで、あくまで個人的な好みだ。
543吾輩は名無しである
2024/07/16(火) 21:54:14.51ID:HPd8V9mu >>539
谷崎の強みは、文学的に高尚だ云々どこ吹く風、作品が面白い。いつの時代の人が読んでも「この作者は倒錯者の変態だ!」とにんまり出来る。
加えて変幻自在の文章と想像力が織りなす変態的に饒舌な世界。
「武州公秘話」なんぞ、よく書くわ。
作品に煩悩の様に嫣然と付き纏う女性観に至っても「刺青」「痴人の愛」「少将滋幹の母」然り、
谷崎に取って少女、美人、遊女、悪女、母、、女はみんな菩薩である。
谷崎の強みは、文学的に高尚だ云々どこ吹く風、作品が面白い。いつの時代の人が読んでも「この作者は倒錯者の変態だ!」とにんまり出来る。
加えて変幻自在の文章と想像力が織りなす変態的に饒舌な世界。
「武州公秘話」なんぞ、よく書くわ。
作品に煩悩の様に嫣然と付き纏う女性観に至っても「刺青」「痴人の愛」「少将滋幹の母」然り、
谷崎に取って少女、美人、遊女、悪女、母、、女はみんな菩薩である。
544吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 07:16:05.29ID:Zy5WAvUO >>536
でもFランなんだろ?
でもFランなんだろ?
545吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 11:59:26.24ID:LwxlZXlm 「、、、つまり彼は真白だと称する壁の上に汚い様々な汚点を見出すよりも、投げ捨てられた襤褸の片にも美しい縫取りの残りを発見して喜ぶのだ。正義の宮殿にも往々にして鳥や鼠の糞が落ちていると同じく、悪徳の谷底には美しい人情の花と香しい涙の果実が却て沢山摘み集められる」
荷風が自ずから、何故に溝の臭気と蚊の声との中に生活する女達を恐れず醜いともせず、むしろ見ぬ前から親しみを覚えていたか、を述べている一文でありますが、キリスト的視点でもあり、ささやかな救済を感じて興味深いです。
「罪と罰」のソーニャにも通じる人間の原罪への視点に思えます。
太宰が人気みたいですが、荷風も読んで欲しいですね。厭世観、孤独感がやや強く好みが別れますが。
荷風が自ずから、何故に溝の臭気と蚊の声との中に生活する女達を恐れず醜いともせず、むしろ見ぬ前から親しみを覚えていたか、を述べている一文でありますが、キリスト的視点でもあり、ささやかな救済を感じて興味深いです。
「罪と罰」のソーニャにも通じる人間の原罪への視点に思えます。
太宰が人気みたいですが、荷風も読んで欲しいですね。厭世観、孤独感がやや強く好みが別れますが。
547吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 18:35:25.66ID:GgQCDjCy549吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 19:42:13.11ID:qyv2dwaw >>544
こんなに漱石、鴎外、谷崎の話で盛り上がっているのにそんなレスしか出来ないとは、お前可哀想な奴だな
こんなに漱石、鴎外、谷崎の話で盛り上がっているのにそんなレスしか出来ないとは、お前可哀想な奴だな
550吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 19:49:48.14ID:qyv2dwaw >>546
そりゃ乱歩は谷崎から多大な影響を受けているから当たり前。谷崎の『白昼鬼語』の発表が1915年。乱歩の処女作である『二銭銅貨』が発表されたのが1923年。この事実一つとっても分かる
そりゃ乱歩は谷崎から多大な影響を受けているから当たり前。谷崎の『白昼鬼語』の発表が1915年。乱歩の処女作である『二銭銅貨』が発表されたのが1923年。この事実一つとっても分かる
551吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 19:52:16.85ID:qyv2dwaw >>545
太宰と荷風は個人的には二大好きな作家ですが。少なくとも俺の中では、太宰と荷風は相反してはいない
太宰と荷風は個人的には二大好きな作家ですが。少なくとも俺の中では、太宰と荷風は相反してはいない
552吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 19:59:16.98ID:qyv2dwaw >>547
俺の中で評価が定まらず結論が出ていないのが『虞美人草』。非常に深いテーマで考えさせられることも多いが、初めての新聞連載小説ということもあったのか書き込んだ地の文とどちらかというと軽妙に進む会話が交互に展開されて構成的にも宙ぶらりんな気がして作品を軽くしているように感じる。このスレに集う泰斗の見方を聞いてみたいものだ
俺の中で評価が定まらず結論が出ていないのが『虞美人草』。非常に深いテーマで考えさせられることも多いが、初めての新聞連載小説ということもあったのか書き込んだ地の文とどちらかというと軽妙に進む会話が交互に展開されて構成的にも宙ぶらりんな気がして作品を軽くしているように感じる。このスレに集う泰斗の見方を聞いてみたいものだ
553吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 22:30:58.57ID:pDIM47iM 太宰は内面に抱える弱さをしたたかに利用して、自分だけに囁きかける様に読者が感じる文章で、自堕落な人間の底に自ら沈んで共感を集めて読者、支持者を得ていた感じですね。最後はエスカレートしてその泥沼から這い上がれなくなり、玉川上水から脇の土手に、互いに紐で結んだ女と醜く水死体として上げられましたが。
思春期を過ぎると青臭く恥ずかしい感じがして、読者で離れる人が多いのも、その様な面に一因があると思います。
荷風は世捨て人の流儀と言うか、人生への潔い諦観と言うか、育ちの良さか、人間の弱さ醜さに一定の距離を最後まで保ちつつ、そこから拾える美しさや悲しさ、やり切れなさを生涯愛でていた感じがあります。
自らも放蕩者と自認しながらも、溝に溺れて女と死ぬ事などは許されない矜持を持っていた大人の姿勢でした。
厭世観も十人十色ですね。
思春期を過ぎると青臭く恥ずかしい感じがして、読者で離れる人が多いのも、その様な面に一因があると思います。
荷風は世捨て人の流儀と言うか、人生への潔い諦観と言うか、育ちの良さか、人間の弱さ醜さに一定の距離を最後まで保ちつつ、そこから拾える美しさや悲しさ、やり切れなさを生涯愛でていた感じがあります。
自らも放蕩者と自認しながらも、溝に溺れて女と死ぬ事などは許されない矜持を持っていた大人の姿勢でした。
厭世観も十人十色ですね。
554吾輩は名無しである
2024/07/17(水) 22:42:04.82ID:qyv2dwaw >>553
太宰についてはやけに厳しいな
太宰についてはやけに厳しいな
555吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 17:21:48.63ID:p+S1zfNc >>540
映画好きの俺からすると花田清輝の「クロード・シャブロルは芸術家だが、ヒッチコックは『娯楽専門の無思想人』」という批評がズレまくってるなあ……と
映画好きの俺からすると花田清輝の「クロード・シャブロルは芸術家だが、ヒッチコックは『娯楽専門の無思想人』」という批評がズレまくってるなあ……と
556吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 17:28:15.88ID:Ebe9x18C557吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 19:12:13.88ID:yGNLuGwu >>555
俺はその本を読んでいないから何とも言えないがどういう文脈でシャブロルとヒッチコックがならんで比較されているのだ?
俺はその本を読んでいないから何とも言えないがどういう文脈でシャブロルとヒッチコックがならんで比較されているのだ?
558吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 19:14:46.17ID:f1JEdyfz >>556
荷風は漱石みたいに明確で深刻なテーマは一見見当たらないが、書かれた小説そのものが深い人生の機微を表している
荷風は漱石みたいに明確で深刻なテーマは一見見当たらないが、書かれた小説そのものが深い人生の機微を表している
559吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 21:43:53.86ID:Un+20lol >>557
シャブロルはヒッチコック論を書くほどヒッチコックに心酔していて
小林信彦がシャブロルの映画におけるヒッチコックの影響を論じたところ、花田清輝が芸術家のシャブロルと「娯楽専門の無思想人」であるヒッチコックを一緒に語るなと小林信彦の論を批判した
そういう文脈
シャブロルはヒッチコック論を書くほどヒッチコックに心酔していて
小林信彦がシャブロルの映画におけるヒッチコックの影響を論じたところ、花田清輝が芸術家のシャブロルと「娯楽専門の無思想人」であるヒッチコックを一緒に語るなと小林信彦の論を批判した
そういう文脈
560吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 22:57:59.49ID:m/4OSqki 漱石の評価に困るのは、肝心の話、語りが杓子定規でつまらない作品の多さだと思う。好きな人はすみません。
人生苦、娑婆苦、煩悩、エゴ、、苦悩の扱い方、それら表現が行儀が良いと言うか、日本人の品位から決して足を踏み出さない美しさ。
そんな所以か日本文学史における模範的な定点になってしまい、評価の範疇からある意味外れてしまった所に難しさがある。
そして、だからこそ文学者の中でお札に顔が載ってしまった夏目漱石。日本人が尊ぶ中庸の気品ゆえだと思いますが、誰もが知る、アイコンの様な、当たり障りの無い立ち位置になってしまった。
鴎外では軍人臭がするし、三島では皇国万歳の玉砕臭がするので、とてもお札には載りません。
でもこれらの人の方が癖があって面白い。
人生苦、娑婆苦、煩悩、エゴ、、苦悩の扱い方、それら表現が行儀が良いと言うか、日本人の品位から決して足を踏み出さない美しさ。
そんな所以か日本文学史における模範的な定点になってしまい、評価の範疇からある意味外れてしまった所に難しさがある。
そして、だからこそ文学者の中でお札に顔が載ってしまった夏目漱石。日本人が尊ぶ中庸の気品ゆえだと思いますが、誰もが知る、アイコンの様な、当たり障りの無い立ち位置になってしまった。
鴎外では軍人臭がするし、三島では皇国万歳の玉砕臭がするので、とてもお札には載りません。
でもこれらの人の方が癖があって面白い。
561吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 23:30:42.78ID:NRpLlmdj 日本人は漱石が好きなんだよ。漱石の「坊ちゃん」「我輩は猫である」「こころ」は100年後も熱心に読まれると思う。漱石以外の作家については、ここまで断定的に書けない。
562吾輩は名無しである
2024/07/18(木) 23:56:16.70ID:Ra20Pxct >>561
アメリカ人にとってのマーク・トウェインの様な感じですかね。
ある意味、日本人らしさを体現した作家なんだと思います。
ただ文学はある種の怒りや諦観、頽廃、タブー、社会への痛烈な一撃、、そんな毒を含んだ作品がやはり魅力的です。
三島が言った「文学はお薬では無い」と言う様に、危険な麻薬みたいな作品が好まれる面が確実にあります。
そして話が面白い事もやはり大事。セルバンテスが波瀾万丈の休まる所の無かったゴミクズみたいな人生、クソみたいな当時の社会の人間達へ、騎士道精神を逆手に取って、当て擦りのように書いた、「ドン・キホーテ」のヤケッパチ感の面白さ。
そう言った事を考えると、漱石の様な愛され方は稀有だと思いますね。
アメリカ人にとってのマーク・トウェインの様な感じですかね。
ある意味、日本人らしさを体現した作家なんだと思います。
ただ文学はある種の怒りや諦観、頽廃、タブー、社会への痛烈な一撃、、そんな毒を含んだ作品がやはり魅力的です。
三島が言った「文学はお薬では無い」と言う様に、危険な麻薬みたいな作品が好まれる面が確実にあります。
そして話が面白い事もやはり大事。セルバンテスが波瀾万丈の休まる所の無かったゴミクズみたいな人生、クソみたいな当時の社会の人間達へ、騎士道精神を逆手に取って、当て擦りのように書いた、「ドン・キホーテ」のヤケッパチ感の面白さ。
そう言った事を考えると、漱石の様な愛され方は稀有だと思いますね。
563吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 00:10:23.52ID:C2umvQzZ 漱石の「行人」にセルバンテスの「ドン・キホーテ」の一挿話に似たエピソードがあるね。
「ドン・キホーテ」を読んだことがある人ならすぐ分ると思うけど、あれはたまたま
セルバンテスと発想が似ていたと言うより、漱石が「ドン・キホーテ」を読んで深い感銘を
受けたからだと思う。
「ドン・キホーテ」を読んだことがある人ならすぐ分ると思うけど、あれはたまたま
セルバンテスと発想が似ていたと言うより、漱石が「ドン・キホーテ」を読んで深い感銘を
受けたからだと思う。
564マグナ 警備員[Lv.39]
2024/07/19(金) 00:35:20.49ID:ulb3y6fJ ジュール・ロマンは彼我ともに忘れられた作家だな
ペーパーバックなどでの入手も難しいようだ
ペーパーバックなどでの入手も難しいようだ
565吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 00:45:12.89ID:Vouc/RdG >>563
あのドストエフスキーも「ドン・キホーテ」を世界最高の小説と言ってるのが興味深いです。
ドン・キホーテとそれと関わる市井の人間達のどちらが愚かで滑稽である意味狂っているのか?
セルバンテスの皮肉が刺さります。
娑婆苦の中を人間が真っ当に清く生きて行くには、頭のネジがぶっ飛んだ狂人にならなければ、やってられない。聖人と狂人は紙一重である。
人間の苦悩は社会常識、理性、道徳、生存本能、諸々の欲、それらへの意識そのものに由来してます。
漱石の志向した「則天去私」の心中は如何に。ですね。
あのドストエフスキーも「ドン・キホーテ」を世界最高の小説と言ってるのが興味深いです。
ドン・キホーテとそれと関わる市井の人間達のどちらが愚かで滑稽である意味狂っているのか?
セルバンテスの皮肉が刺さります。
娑婆苦の中を人間が真っ当に清く生きて行くには、頭のネジがぶっ飛んだ狂人にならなければ、やってられない。聖人と狂人は紙一重である。
人間の苦悩は社会常識、理性、道徳、生存本能、諸々の欲、それらへの意識そのものに由来してます。
漱石の志向した「則天去私」の心中は如何に。ですね。
566吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 01:06:32.06ID:C2umvQzZ >>565
「ドン・キホーテ」には近代小説の全ての源があるとも言われているからね。上に書いた「行人」との似たエピソードというのは、自分の妻の不貞を疑った夫が妻が貞節かどうか調べるために妻を誘惑して欲しいと信頼の置ける男に依頼するというもの。「行人」の場合は依頼された男が依頼人の弟だった。
「ドン・キホーテ」にはその他にも思い当たるエピソードがたくさんある。例えば「不思議の国のアリス」に実によく似た場面もある。凄い小説だよ。
「ドン・キホーテ」には近代小説の全ての源があるとも言われているからね。上に書いた「行人」との似たエピソードというのは、自分の妻の不貞を疑った夫が妻が貞節かどうか調べるために妻を誘惑して欲しいと信頼の置ける男に依頼するというもの。「行人」の場合は依頼された男が依頼人の弟だった。
「ドン・キホーテ」にはその他にも思い当たるエピソードがたくさんある。例えば「不思議の国のアリス」に実によく似た場面もある。凄い小説だよ。
567吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 05:29:09.59ID:jAPu1aQ2 >>549
言い出しっペのFランがよく言うわ
言い出しっペのFランがよく言うわ
569吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 09:56:27.75ID:7u7kLkeQ 作家なんだから俳人・歌人も入るわけでしょ
ずっと読み続けられてる俳人・歌人は誰なの
正岡子規?高浜虚子?斎藤茂吉?原石鼎?杉田久女?
ずっと読み続けられてる俳人・歌人は誰なの
正岡子規?高浜虚子?斎藤茂吉?原石鼎?杉田久女?
570吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 12:46:51.35ID:mIACOEY9 >>567
スレの流れを断ち切るばかりか全くついて来れないならせめて出来ることは黙っておくことだ
スレの流れを断ち切るばかりか全くついて来れないならせめて出来ることは黙っておくことだ
571吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 12:52:57.08ID:Vouc/RdG 泉鏡花も若い人には読んで欲しいが、もはや同じ日本語とはとても思えないだろうし、文章そのものが読めないだろうな。
只管に美しく哀しい。妖怪と人間を扱った、お得意のマンネリ話が多いけど、文章の連なりや漢字の視覚的な印象そのものにも拘った変質狂的で異質な作風は幽玄、優美。
傑作として誉高い「高野聖」や「天守物語」の世界観は今のアニメにも通じていて魅力的だと思う。
特にヒロインの描き方。鏡花が愛するのは常に悲劇を内に抱えた母性と妖艶さを待つ幽霊の様な女性。
鏡花は常に妖怪側に鍾愛を抱き、人間の軽薄さを嘆いていた。
今読んでも斬新で、創作者の自負を感じさせる「天守物語」のラストには驚く。
只管に美しく哀しい。妖怪と人間を扱った、お得意のマンネリ話が多いけど、文章の連なりや漢字の視覚的な印象そのものにも拘った変質狂的で異質な作風は幽玄、優美。
傑作として誉高い「高野聖」や「天守物語」の世界観は今のアニメにも通じていて魅力的だと思う。
特にヒロインの描き方。鏡花が愛するのは常に悲劇を内に抱えた母性と妖艶さを待つ幽霊の様な女性。
鏡花は常に妖怪側に鍾愛を抱き、人間の軽薄さを嘆いていた。
今読んでも斬新で、創作者の自負を感じさせる「天守物語」のラストには驚く。
572吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 12:55:34.40ID:mIACOEY9 >>568
FランにはFランのレスが付くということか。まあキミには漱石とか荷風とか谷崎は難しすぎて無理だろう体読むのは止めておきなさい
FランにはFランのレスが付くということか。まあキミには漱石とか荷風とか谷崎は難しすぎて無理だろう体読むのは止めておきなさい
573吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 13:00:00.43ID:mIACOEY9 >>559
ありがとう。ヒッチコックを「娯楽専門の無思想人」というのは花田の見識の欠如と鑑識眼のなさを如実に語っているがそれではシャブロルは何と言えばいいだろう。少なくとも「芸術家」という言葉は当たらないと思うが
ありがとう。ヒッチコックを「娯楽専門の無思想人」というのは花田の見識の欠如と鑑識眼のなさを如実に語っているがそれではシャブロルは何と言えばいいだろう。少なくとも「芸術家」という言葉は当たらないと思うが
574吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 13:46:13.95ID:yfd67HPW ヒッチコックは「娯楽専門の無思想人」というのはその通りで、
それでいいじゃないか、それが素晴らしい、という発想が当時はまだなかっただけのこと。
インテリたるもの、世の中をいかに良くすべきを考えるべし、が当然の前提だったからな。
それでいいじゃないか、それが素晴らしい、という発想が当時はまだなかっただけのこと。
インテリたるもの、世の中をいかに良くすべきを考えるべし、が当然の前提だったからな。
575吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 14:36:46.15ID:Vouc/RdG 高尚であれば良い。思想、哲学があるから良い。
そんな訳では無いからね。
大衆的で身近なもの、卑小なもの、時に無教養なものからも、思いもしない作品が生まれたりする。
絵画におけるアウトサイダーアートや後に傑作と言われるB級映画も然り。
歴史的に残る古典でも、当時の作者が意図しない色を帯びて今現在、傑作の棚に収められている作品も多々。
G・マルケスの「百年の孤独」などは文学史に残る金字塔でこれからも読まれ続けるだろうが、
当時もクチコミで評判を呼び、文学的な専門家の評価以上に、その語りの面白さで大衆に売れに売れた。
文学的価値と通俗性や商業的価値の側面を併せ持った数少ない例。
「ドン・キホーテ」も巷で話題を呼び売れに売れて勝手に続編を書かれてたりしていた。
セルバンテスもまさか、何百年後まで読まれて続けて傑作と言われるなど考えもしなかっただろう。
そんな訳では無いからね。
大衆的で身近なもの、卑小なもの、時に無教養なものからも、思いもしない作品が生まれたりする。
絵画におけるアウトサイダーアートや後に傑作と言われるB級映画も然り。
歴史的に残る古典でも、当時の作者が意図しない色を帯びて今現在、傑作の棚に収められている作品も多々。
G・マルケスの「百年の孤独」などは文学史に残る金字塔でこれからも読まれ続けるだろうが、
当時もクチコミで評判を呼び、文学的な専門家の評価以上に、その語りの面白さで大衆に売れに売れた。
文学的価値と通俗性や商業的価値の側面を併せ持った数少ない例。
「ドン・キホーテ」も巷で話題を呼び売れに売れて勝手に続編を書かれてたりしていた。
セルバンテスもまさか、何百年後まで読まれて続けて傑作と言われるなど考えもしなかっただろう。
576吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 15:39:31.45ID:mIACOEY9 >>574
娯楽専門というのはまあいいとして(実際その通りだし、ヒッチコック自身にとっても何よりの褒め言葉だろうから)、後段の無思想人というのは引っかかる。彼ほど映画のことを考えいた監督はそうはいない
娯楽専門というのはまあいいとして(実際その通りだし、ヒッチコック自身にとっても何よりの褒め言葉だろうから)、後段の無思想人というのは引っかかる。彼ほど映画のことを考えいた監督はそうはいない
577マグナ 警備員[Lv.39]
2024/07/19(金) 15:49:35.64ID:ulb3y6fJ シャブロルの二重の鍵みたがヒッチコックの模倣にしか思われなかった
DVDは高いので放送された物に限るが、その後の作品もいくつか見てる
ミステリータッチだよなどれも、ヒッチコックの影響は明白
正直花田は評論家としては今ひとつだったと思う
ヒッチコックの超絶技巧がわからないのは映像を見る力がないと言われても仕方ない
逆に創作者としての能力を十分に持っていたが、思うように発揮できなかった感はあるな
DVDは高いので放送された物に限るが、その後の作品もいくつか見てる
ミステリータッチだよなどれも、ヒッチコックの影響は明白
正直花田は評論家としては今ひとつだったと思う
ヒッチコックの超絶技巧がわからないのは映像を見る力がないと言われても仕方ない
逆に創作者としての能力を十分に持っていたが、思うように発揮できなかった感はあるな
578吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 16:45:41.97ID:QXeValWq うるせえよゴミ
579吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 19:03:29.69ID:mIACOEY9 >>575
言わんとするところは分かるが、アール・ブリュットとB級映画を並べてロジックを構築するのは少し違うように思う
言わんとするところは分かるが、アール・ブリュットとB級映画を並べてロジックを構築するのは少し違うように思う
580マグナ 警備員[Lv.40]
2024/07/19(金) 19:12:17.25ID:ulb3y6fJ 花田はもちろん好きだが、時代の趨勢とか作品はそれほど見る眼はなかった感じはあるな
共産主義がここまで廃れるとは思っていなかっただろう
逆に今花田好きは左派的なものに反発している層が多い気がする
花田の評論ってのは言語芸術的なんだよな
散文詩に近いものがある
共産主義がここまで廃れるとは思っていなかっただろう
逆に今花田好きは左派的なものに反発している層が多い気がする
花田の評論ってのは言語芸術的なんだよな
散文詩に近いものがある
581吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 19:33:53.97ID:Vouc/RdG ヒッチコックも小津安二郎も、その様式そのものががある種の味わい、芸術味を帯びて映画史に確固とした立ち位置を築いているのは確かだ。
ヌーヴェルバーグもアメリカンニューシネマも然りだろう。
今で言うナイト・シャマランも、どの映画を観ても「ああ、シャマランだ」とニンマリ出来る。
単純に高尚かどうか?より芸術的かどうか?の物差しで測るのは無粋だと思う。
芸術の定義の問題になって来て、ややこしくなる。
アートとデザイン、純文学と大衆文学の線引きも実は難しい所以だ。
ヌーヴェルバーグもアメリカンニューシネマも然りだろう。
今で言うナイト・シャマランも、どの映画を観ても「ああ、シャマランだ」とニンマリ出来る。
単純に高尚かどうか?より芸術的かどうか?の物差しで測るのは無粋だと思う。
芸術の定義の問題になって来て、ややこしくなる。
アートとデザイン、純文学と大衆文学の線引きも実は難しい所以だ。
583吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 22:33:58.14ID:bimSdhRS 元祖「読まれなくなった作家」ともいうべき島田清次郎
今でも「地上」を読んでいる人はいるのかね?
今でも「地上」を読んでいる人はいるのかね?
584吾輩は名無しである
2024/07/19(金) 22:37:58.04ID:Vouc/RdG 結局、表現する事は、様式美に集約されて行く。
歌舞伎も浄瑠璃も一つの大衆娯楽から、その様式が結晶化し芸術になった感じ。浮世絵などもそう。
古典主義、浪漫主義、バロック、マニエリスム、印象派、写実主義、野獣派、シュールレアリズム、キュビズム、ポップアート、、etc
自然主義、白樺派、無頼派、耽美主義、芸術至上主義、意識の流れ、マジックリアリズム、、etc
絵画にしろ文学にしろ何にしろ、挙げればキリが無いけど、流れが生まれ追随者が出来、様式化され、その属性で各々引き出しに仕舞われる。
オリジナルを作り出すのは難しいし、詰まる所新しい様式を生み出す事だから尚更。
アンディ・ウォホールのトマト缶の価値はそこにある。
フォークナーの世界の文学者に与えた影響の偉大さも然り。
歌舞伎も浄瑠璃も一つの大衆娯楽から、その様式が結晶化し芸術になった感じ。浮世絵などもそう。
古典主義、浪漫主義、バロック、マニエリスム、印象派、写実主義、野獣派、シュールレアリズム、キュビズム、ポップアート、、etc
自然主義、白樺派、無頼派、耽美主義、芸術至上主義、意識の流れ、マジックリアリズム、、etc
絵画にしろ文学にしろ何にしろ、挙げればキリが無いけど、流れが生まれ追随者が出来、様式化され、その属性で各々引き出しに仕舞われる。
オリジナルを作り出すのは難しいし、詰まる所新しい様式を生み出す事だから尚更。
アンディ・ウォホールのトマト缶の価値はそこにある。
フォークナーの世界の文学者に与えた影響の偉大さも然り。
585吾輩は名無しである
2024/07/20(土) 18:44:32.54ID:lsHB/AKj >>571
確かに鏡花の文章が読みにくいのはいまとなっては事実だが内容の面白さがそれを上回るのと、一度リズムに乗れば案外前へ行く。自分にとっては一葉の文章もそんな感じ
確かに鏡花の文章が読みにくいのはいまとなっては事実だが内容の面白さがそれを上回るのと、一度リズムに乗れば案外前へ行く。自分にとっては一葉の文章もそんな感じ
586吾輩は名無しである
2024/07/20(土) 19:50:18.23ID:G0zNATVZ 鏡花は文章が難しいんじゃなくて、時間の経つ感覚が遅いんだよ。だから退屈する。
読まれない作家の殆どはそのケースだ。
今の若い読者は特に短縮を好む。
俺はここにいるような鈍い人達とは合わない。
読まれない作家の殆どはそのケースだ。
今の若い読者は特に短縮を好む。
俺はここにいるような鈍い人達とは合わない。
587吾輩は名無しである
2024/07/20(土) 23:23:59.15ID:FhRYbyF2 >>585
鏡花の文章は取り分け今の世代には慣れが必要で、そこを越えると一気に面白くなって行きます。
独特の漢字の当て方、文節、リズム、、鏡花作品そのものが様式美となって日本語の美しさを教えてくれます。父親が金物細工の職人さんで、鏡花もその気質を引いてるのか、繊細で精密な銀細工の嗜好品を作る様に神経質に文章を綴って作品に仕上げてます。教科書的な美文では無く、偏屈な鬼才が作り上げる美文。
「旅行燈」などはそのリズムを最大限に生かした素晴らしい作品。
日本語を操る人、日本人なら鏡花の作品の楽しみを知らないのは勿体ないけど、日本語はどんどん使う語彙も減り平易になっているので、やはり難しいでしょう。
どこかの出版社が鏡花作品を今の読み易い文章に直して出版していたと思うが、何だか本質を失って勿体ないと思いましたね。
鏡花の文章は取り分け今の世代には慣れが必要で、そこを越えると一気に面白くなって行きます。
独特の漢字の当て方、文節、リズム、、鏡花作品そのものが様式美となって日本語の美しさを教えてくれます。父親が金物細工の職人さんで、鏡花もその気質を引いてるのか、繊細で精密な銀細工の嗜好品を作る様に神経質に文章を綴って作品に仕上げてます。教科書的な美文では無く、偏屈な鬼才が作り上げる美文。
「旅行燈」などはそのリズムを最大限に生かした素晴らしい作品。
日本語を操る人、日本人なら鏡花の作品の楽しみを知らないのは勿体ないけど、日本語はどんどん使う語彙も減り平易になっているので、やはり難しいでしょう。
どこかの出版社が鏡花作品を今の読み易い文章に直して出版していたと思うが、何だか本質を失って勿体ないと思いましたね。
588吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 12:48:19.50ID:5gTLMkey 吉屋信子が初めて長谷川時雨宅を訪れ、緊張しながら、少女の頃から泉鏡花が好きだったと言うと、時雨姐さんはこう言ったという。
「ああ、誰もいちどは鏡花につかまるものよ。でもねえ、その先生の江戸っ子崇拝は、そう言っちゃあ失礼だけれど、つまり田舎者の勘違いなのよ。江戸っ子ってのは鏡花の考えるように、むやみとむかしの伝統にしがみついちゃいませんよ。江戸っ子は新しいものにとびつくものよ。舶来の唐桟はありがたがるし、ぎやまん細工は手に入れたがるし、そりゃあ新しもの好きなのが特徴よ。わたしンちも明治の初めは父が文明開化をとり入れてたいへんだったのよ。おかげでわたしも毛糸編みの洋服なんか着せられた覚えがあるのよ」(吉屋信子『自伝的女流文壇史』より)
「ああ、誰もいちどは鏡花につかまるものよ。でもねえ、その先生の江戸っ子崇拝は、そう言っちゃあ失礼だけれど、つまり田舎者の勘違いなのよ。江戸っ子ってのは鏡花の考えるように、むやみとむかしの伝統にしがみついちゃいませんよ。江戸っ子は新しいものにとびつくものよ。舶来の唐桟はありがたがるし、ぎやまん細工は手に入れたがるし、そりゃあ新しもの好きなのが特徴よ。わたしンちも明治の初めは父が文明開化をとり入れてたいへんだったのよ。おかげでわたしも毛糸編みの洋服なんか着せられた覚えがあるのよ」(吉屋信子『自伝的女流文壇史』より)
589吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 12:50:31.31ID:+h5EPcwR590吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 15:04:34.16ID:r3WMTIBN 本読みは鏡花に捕まったり太宰にかぶれたり大変だな。俺は鏡花も太宰も一過性で付き合う作家と見たことは一度もないが
591吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 15:04:44.94ID:r3WMTIBN 本読みは鏡花に捕まったり太宰にかぶれたり大変だな。俺は鏡花も太宰も一過性で付き合う作家と見たことは一度もないが
592吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 15:14:20.27ID:+sYM/2++ ゴミスレ潰せゴミ
594吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 18:59:57.93ID:YUD9fyNV >>593
定期的にスレについて来れない馬鹿が参加する。同一人物か?
定期的にスレについて来れない馬鹿が参加する。同一人物か?
595吾輩は名無しである
2024/07/21(日) 20:19:49.54ID:YUD9fyNV >>581
言わんとする主旨はよく分かるがヒッチコックや小津と同列の例としてシャマランを出すと論旨がぼやけてしまう。確かに彼の映画は誰が見てもシャマランと分かるが(様式美とはほど遠い)あれだけ低レベルだと見ること自体をやめてしまう。実際俺は『ヴィジット』以来見ていない
言わんとする主旨はよく分かるがヒッチコックや小津と同列の例としてシャマランを出すと論旨がぼやけてしまう。確かに彼の映画は誰が見てもシャマランと分かるが(様式美とはほど遠い)あれだけ低レベルだと見ること自体をやめてしまう。実際俺は『ヴィジット』以来見ていない
596吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 01:22:18.84ID:V0q3LMg+ >>568
Fランはそのくらいしか東大卒にケチつけられないからな。
Fランはそのくらいしか東大卒にケチつけられないからな。
597吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 07:00:50.48ID:Rnv1Igc2598吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 08:37:52.54ID:XMUwljmP 昔はベストセラーだったけど読まれなくなった小説といえば尾崎士郎の『人生劇場』かな
読んでいても「残侠篇」までで、以降は話も知らないという人が多いのではないか
川端康成や吉田健一が絶賛している作品ではあるんだけどね
読んでいても「残侠篇」までで、以降は話も知らないという人が多いのではないか
川端康成や吉田健一が絶賛している作品ではあるんだけどね
599吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 12:01:40.42ID:s78MKHGS ノーベル文学賞候補だった井上靖はどう?
600吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 19:07:39.53ID:t8Kx8D43 >>596
Fランのお前らに構っているより本の話している方がよっぽど楽しいからこれを最後に馬鹿の相手はやめるわ
Fランのお前らに構っているより本の話している方がよっぽど楽しいからこれを最後に馬鹿の相手はやめるわ
601吾輩は名無しである
2024/07/22(月) 19:25:28.47ID:t8Kx8D43 サルトルも読まれないのかな
602吾輩は名無しである
2024/07/23(火) 08:36:53.45ID:9MQNftKf >>601
文学者としては安部公房や初期の大江健三郎が思いっきりサルトルの影響を受けているよね
思想家としてもフーコーやドゥルーズといった構造主義およびポスト構造主義の登場で影が薄くなった感はあるけど、構造主義はサルトルやハイデガーの実存主義と切っても切り離せない関係にあるから、本当はサルトルも読まないと構造主義も理解できないんだよね
文学者としては安部公房や初期の大江健三郎が思いっきりサルトルの影響を受けているよね
思想家としてもフーコーやドゥルーズといった構造主義およびポスト構造主義の登場で影が薄くなった感はあるけど、構造主義はサルトルやハイデガーの実存主義と切っても切り離せない関係にあるから、本当はサルトルも読まないと構造主義も理解できないんだよね
603吾輩は名無しである
2024/07/23(火) 12:46:37.91ID:FSsVqXD3 >>602
また量産型AI感想文か
また量産型AI感想文か
604吾輩は名無しである
2024/07/23(火) 21:53:15.18ID:81vDc5zx >>602
人間の気持ちとは関係なく
システムを変えれば人間の考えかだ変わるというのが
構造主義だとして
しかし、その結果が今のアメリカなんだろうと思うし
そして、トランプ暗殺未遂の黒幕なんだろうと思うよ
人間の気持ちとは関係なく
システムを変えれば人間の考えかだ変わるというのが
構造主義だとして
しかし、その結果が今のアメリカなんだろうと思うし
そして、トランプ暗殺未遂の黒幕なんだろうと思うよ
605吾輩は名無しである
2024/07/24(水) 01:16:23.99ID:rnPBgWuN 井上靖は歴史もの書いても全部結局自分のことになってるよね
606吾輩は名無しである
2024/07/24(水) 13:42:16.45ID:A2rXhWRM 橋本治が平安時代の日記は人に読ませるように書いていたのではないかと大発見のように記していたが
中古を学んだ人にとっては基礎中の基礎だろうという気が……
中古を学んだ人にとっては基礎中の基礎だろうという気が……
607吾輩は名無しである
2024/07/24(水) 13:47:46.69ID:fOwICKTS お前らって建設工事音とか隣であっても本読める?
608吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 10:52:17.62ID:nkcXEYag610吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 12:22:37.77ID:w8wgH4Zb 死ね
611吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 12:51:30.90ID:L0xVK1mz 中上健次は今でも読まれてるのかな?
文壇の寵児だったけれど
文壇の寵児だったけれど
612吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 12:55:57.11ID:w8wgH4Zb 死ね
613吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 15:46:11.55ID:fkmuTvmr614吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 18:39:21.61ID:zfiR6LT4 >>613
また出てきやがったか。テメエが下らないことで絡んでこなから本の話が出来たんだよ。とにかく黙っとれ
また出てきやがったか。テメエが下らないことで絡んでこなから本の話が出来たんだよ。とにかく黙っとれ
615吾輩は名無しである
2024/07/25(木) 18:41:54.42ID:aQuQtHK9 >>611
宇多田も宇佐見も読んでるからな。因みに中上はいま読んでも(特に初期)十分に面白い
宇多田も宇佐見も読んでるからな。因みに中上はいま読んでも(特に初期)十分に面白い
616吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 19:54:47.08ID:x6Z90bzt >>607
普通に読める。ダメなのは電車で読んでるときに横でPCのキーボードかしゃかしゃやられると読めない(というか電車でPC使うの止めろよ)
普通に読める。ダメなのは電車で読んでるときに横でPCのキーボードかしゃかしゃやられると読めない(というか電車でPC使うの止めろよ)
617吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:21:19.12ID:K390WtBR 尾崎喜八
618吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:21:23.95ID:K390WtBR 大泉黒石
619吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:21:31.11ID:K390WtBR 黒岩涙香
620吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:21:43.82ID:K390WtBR 細田民樹
621吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:21:58.82ID:K390WtBR 細田源吉
622吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:48:00.49ID:K390WtBR 生田春月
623吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:48:23.80ID:K390WtBR 生田長江
624吾輩は名無しである
2024/07/26(金) 22:48:47.92ID:K390WtBR 生田葵山
625吾輩は名無しである
2024/07/27(土) 05:56:08.71ID:8yIVw/fF >>522
須賀敦子のエッセイ『遠い朝の本』の中の鴎外に関する話は(確か『父の鴎外』だったか)面白いな。須賀はずっと読まれ続けられると思う
須賀敦子のエッセイ『遠い朝の本』の中の鴎外に関する話は(確か『父の鴎外』だったか)面白いな。須賀はずっと読まれ続けられると思う
626吾輩は名無しである
2024/07/27(土) 12:22:08.95ID:dcZLhW8n 衝撃的だねえ
628吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:25:38.14ID:YtW0m+iE >>627
朝から湧いて出てきたと思ったらまた本の話も出来ないテメエか、クソウジ虫野郎。とにかく馬鹿の進行をこれ以上食い止めるため本を読め
朝から湧いて出てきたと思ったらまた本の話も出来ないテメエか、クソウジ虫野郎。とにかく馬鹿の進行をこれ以上食い止めるため本を読め
631吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:44:18.67ID:YtW0m+iE >>629
テメエみたいなホンマもののFランが湧いてくるからだろう。違うというなら大学名を公表してみろよ。あっ、失礼出来ないか。高卒だもんね
テメエみたいなホンマもののFランが湧いてくるからだろう。違うというなら大学名を公表してみろよ。あっ、失礼出来ないか。高卒だもんね
632吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:45:21.20ID:YtW0m+iE >>630
引っ込むのはテメエだろうが。いい本紹介してやろうか
引っ込むのはテメエだろうが。いい本紹介してやろうか
633吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:52:41.16ID:YtW0m+iE >>571
鏡花は原作の持つ力が凄いせいか映画化には恵まれていないような気がする。篠田正浩の『夜叉ヶ池』はひどいものだったし武智鉄二の『高野聖』は言語道断。まあ武智に何かを求めることが間違ってはいるが『高野聖』など誰かちゃんとリメイクしてくれないだろうか
鏡花は原作の持つ力が凄いせいか映画化には恵まれていないような気がする。篠田正浩の『夜叉ヶ池』はひどいものだったし武智鉄二の『高野聖』は言語道断。まあ武智に何かを求めることが間違ってはいるが『高野聖』など誰かちゃんとリメイクしてくれないだろうか
634吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:55:38.90ID:rXlVy4ZV 朝っぱらからFランが叩かれてるw
635吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:57:42.81ID:lOYw1oJM >>632
Fランが今更何を紹介するんだよ
Fランが今更何を紹介するんだよ
636吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 06:59:12.11ID:YtW0m+iE >>634
テメエも朝から出てくる必要なし。書き込むなら冒頭に卒業した大学名書いてからにしろ
テメエも朝から出てくる必要なし。書き込むなら冒頭に卒業した大学名書いてからにしろ
637吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:00:57.29ID:qWfkJnCu 言い出しっペのFランが俺が話を締めるぜと
どこまでもわがままなFランだな。
まあそれがFランと言うものだが。
どこまでもわがままなFランだな。
まあそれがFランと言うものだが。
638吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:01:48.43ID:YtW0m+iE >>636
アタマも悪くて漢字もろくに読めそうもないキミには『かいけつゾロリ』だったらなんとかなるんじゃない。それでも難しいようなら諦めなさい
アタマも悪くて漢字もろくに読めそうもないキミには『かいけつゾロリ』だったらなんとかなるんじゃない。それでも難しいようなら諦めなさい
639吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:03:01.29ID:YtW0m+iE >>637
まずはテメエが大学名言ってみろよ。言えないくせに
まずはテメエが大学名言ってみろよ。言えないくせに
641吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:05:57.81ID:c5Kyjvv5 赤IDのFラン大暴れwww
642吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:08:05.90ID:YtW0m+iE643吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:10:01.10ID:YtW0m+iE >>640
テメエの文章が何よりもFランクオリティ。とにかく卒業大学名言ってみろよ。どうせ言えないんだろう
テメエの文章が何よりもFランクオリティ。とにかく卒業大学名言ってみろよ。どうせ言えないんだろう
644吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:11:19.71ID:IqRqHsWd 赤IDのFラン邪魔なんだけど
645吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:11:21.03ID:YtW0m+iE >>641
新たな馬鹿が現れた。それとも同一人物がID変えて朝から不毛のレス?
新たな馬鹿が現れた。それとも同一人物がID変えて朝から不毛のレス?
646吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:12:07.20ID:YtW0m+iE >>644
邪魔なのはテメエ以外の誰でもない。失せろ
邪魔なのはテメエ以外の誰でもない。失せろ
647吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:14:03.82ID:XhNZXl+s Fラン発狂wwwww
648吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:19:19.57ID:YtW0m+iE >>560
おっしゃる通りそこが漱石の難しさだな(漱石は大好きだが)。特に『虞美人草』以降にそれを感じる。結局突き詰め切れたのか。『明暗』で少し戻ってしまったように思う。鴎外が歴史物に転換することにより極めようとしたこととは対象的だ
おっしゃる通りそこが漱石の難しさだな(漱石は大好きだが)。特に『虞美人草』以降にそれを感じる。結局突き詰め切れたのか。『明暗』で少し戻ってしまったように思う。鴎外が歴史物に転換することにより極めようとしたこととは対象的だ
649吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:20:38.52ID:YtW0m+iE >>647
僕ちゃん、どこの大学が書いてから発言してね
僕ちゃん、どこの大学が書いてから発言してね
650吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:24:24.50ID:XcXpiI4t 朝からFラン飛ばしてるじゃん
651吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:26:22.36ID:xWqRIbRp >>650
母校が廃校になるからイラついてるんじゃね
母校が廃校になるからイラついてるんじゃね
652吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:29:09.90ID:YtW0m+iE >>650
でテメエの構造主義に関する意見を教えてくれ
でテメエの構造主義に関する意見を教えてくれ
653吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:29:35.62ID:HiZgfCzT 赤IDってこういう奴だったのか笑
そりゃ東大卒作家の作品理解できないのも分かるわ
そりゃ東大卒作家の作品理解できないのも分かるわ
654吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:30:06.46ID:YtW0m+iE >>651
テメエの母校か? とにかく卒業した大学名書いてみろよ
テメエの母校か? とにかく卒業した大学名書いてみろよ
655吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:31:17.42ID:fa8dJJo9 >>653
まあいいじゃんそういうの
まあいいじゃんそういうの
656吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:32:31.26ID:YtW0m+iE >>653
荷風が東大卒だと思ってるんじゃないか
荷風が東大卒だと思ってるんじゃないか
657吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:33:11.02ID:p2hWf5GN >>655
Fランだから仕方ない
Fランだから仕方ない
658吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:34:59.00ID:YtW0m+iE >>657
だから大学名書いてみろよ。書けないくせに
だから大学名書いてみろよ。書けないくせに
659吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:35:10.94ID:Cnnj0ff+ Fラン夏の暴走
660吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:37:38.13ID:w0WSv2No Fランが東大卒作家の後輩にボコボコにされてるのか笑
661吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:38:25.92ID:YtW0m+iE >>659
しかしつまらん文だな。漱石でも鴎外でも荷風でもディケンズ(原文)でも何でもいいから少し読みなさい。あと冒頭に自分の大学の名前を書くことを忘れないこと
しかしつまらん文だな。漱石でも鴎外でも荷風でもディケンズ(原文)でも何でもいいから少し読みなさい。あと冒頭に自分の大学の名前を書くことを忘れないこと
662吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:39:40.53ID:LAPARDcC ミステリ研相手に頑張るFランw
663吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:40:39.95ID:YtW0m+iE >>660
それなら自分は東大だと書けばいいじゃないか。テメエも東大ということでいいのかな。逃げずにはっきり返事しろよ
それなら自分は東大だと書けばいいじゃないか。テメエも東大ということでいいのかな。逃げずにはっきり返事しろよ
664吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:41:40.82ID:VKgMxqlk Fランの情熱が止まらない
665吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:42:17.68ID:YtW0m+iE >>662
いくら言っても自分の大学名を書けないFラン
いくら言っても自分の大学名を書けないFラン
666吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:43:22.06ID:YtW0m+iE >>664
テメエも東大ということでいいんだな。逃げずにはっきり返事しろよ
テメエも東大ということでいいんだな。逃げずにはっきり返事しろよ
667吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:43:53.30ID:M8wWGZVV Fランってどこの大学?
668吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 07:53:25.37ID:AjA+yrG1 Fラン敗走
669吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 08:32:29.54ID:YtW0m+iE >>668
自分の卒業した大学も書けない奴。書けないならせめて本の話でもと思うがそれも出来ない奴
自分の卒業した大学も書けない奴。書けないならせめて本の話でもと思うがそれも出来ない奴
670吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 08:36:25.24ID:YtW0m+iE >>602
ロラン・バルトについてはどうなんだろう。単独スレもたっているくらいだから今でもそれなりには読まれていると思うが。『テクストの快楽』の影響度はそれこそすごかったと思うし、『明るい部屋』も忘れ難い
ロラン・バルトについてはどうなんだろう。単独スレもたっているくらいだから今でもそれなりには読まれていると思うが。『テクストの快楽』の影響度はそれこそすごかったと思うし、『明るい部屋』も忘れ難い
671吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 11:25:53.29ID:pN3JYTz7 読まれる読まれないは本当にどうでも良い、自分が読んで面白ければ良いじゃないか主義なので
このスレの論調は逆で勉強になる
このスレの論調は逆で勉強になる
672吾輩は名無しである
2024/07/28(日) 11:51:57.87ID:jZkMBx3C 好きな作家が読まれなくなったら、作品が入手できないじゃないか
673吾輩は名無しである
2024/07/31(水) 15:43:41.56ID:d5gb1WKq674吾輩は名無しである
2024/08/01(木) 19:09:55.00ID:zw7kytRo >>672
確かにその通りだ。本は読みたいときに買っておかないと大変なことになる
確かにその通りだ。本は読みたいときに買っておかないと大変なことになる
675吾輩は名無しである
2024/08/02(金) 00:21:58.99ID:z5014kzA >>669
でFランはどこ大学よ?
でFランはどこ大学よ?
676吾輩は名無しである
2024/08/02(金) 00:28:22.17ID:NoDK06YA >>669
お前書いてないじゃん
お前書いてないじゃん
677吾輩は名無しである
2024/08/02(金) 00:41:44.72ID:IzcoIv7m 東大ミステリーサークル相手にFラン呼ばわりするFランとか笑
678吾輩は名無しである
2024/08/03(土) 04:02:34.11ID:C8xZdvY+ お慶び申し上げます
679吾輩は名無しである
2024/08/03(土) 07:00:32.49ID:OeQQjIDl >>602
サルトルは小説と戯曲しか読んでいないので今度哲学書に取り組んでみよう。自分にとっては意外だったけどサルトルはハリウッド映画のシナリオも書いているんだね
サルトルは小説と戯曲しか読んでいないので今度哲学書に取り組んでみよう。自分にとっては意外だったけどサルトルはハリウッド映画のシナリオも書いているんだね
680吾輩は名無しである
2024/08/03(土) 13:44:53.07ID:df+IR3VZ エンターテインメント系だと山田風太郎は残るんじゃないかな
未だに作品が漫画化されている
未だに作品が漫画化されている
681吾輩は名無しである
2024/08/03(土) 14:52:40.13ID:OeQQjIDl >>680
今度『八犬伝』も映画化される。山田風太郎は間違いなく読まれ続けられる作家(だって面白いじゃない)。逆に現在読まれいる作家で30年後は誰が読まれているか(特にエンタメ系の作家)? 東野、朝井、湊、あたりは危ないと思う。林、桐野は残っていると思うが
今度『八犬伝』も映画化される。山田風太郎は間違いなく読まれ続けられる作家(だって面白いじゃない)。逆に現在読まれいる作家で30年後は誰が読まれているか(特にエンタメ系の作家)? 東野、朝井、湊、あたりは危ないと思う。林、桐野は残っていると思うが
682吾輩は名無しである
2024/08/03(土) 23:44:54.06ID:mJ0zVo3H 何でも適当に書けばいいってもんじゃない
683マグナ 警備員[Lv.11]
2024/08/04(日) 03:04:13.71ID:sZYJA1/H 70年代後半、大江健三郎、三島由紀夫、福永武彦がよく読まれていたとされる
で時は移って現代、福永は忘れられ、大江も歿後だんだんと忘れられようとしている
三島は残り続けてるわな、この違いは何なんだ
で時は移って現代、福永は忘れられ、大江も歿後だんだんと忘れられようとしている
三島は残り続けてるわな、この違いは何なんだ
684吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 04:37:09.32ID:Ag6Se5PT 三島の小説は別にって感じだが色々とすごい人だからな
安部公房もめっきり読まれなくなった
安部公房もめっきり読まれなくなった
685吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 07:11:04.66ID:7pWHjtRF 三島は「生き方」、「死に方」を含めて人間としても興味深い、佇まいも華があった強烈な存在だったから、今も惹きつけられる人が多い。
国際化や移民の問題などが顕著になっている時代、ことに「日本人」としてのアイデンティティを考える時、手に取る人が多くなるのは分かる気がする。
大江は何か人気無いね。同じノーベル賞作家でも川端の方が圧倒的に読まれていると思う。
国際化や移民の問題などが顕著になっている時代、ことに「日本人」としてのアイデンティティを考える時、手に取る人が多くなるのは分かる気がする。
大江は何か人気無いね。同じノーベル賞作家でも川端の方が圧倒的に読まれていると思う。
686吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 08:29:27.49ID:rKEW4/Zd >>684
安部公房は、最近は「飛ぶ男」「題未定」が初文庫化されて結構売れてるぞ
とうとう「もぐら日記」まで文庫化されるし
安部公房は、最近は「飛ぶ男」「題未定」が初文庫化されて結構売れてるぞ
とうとう「もぐら日記」まで文庫化されるし
687吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 08:32:07.67ID:rKEW4/Zd あと、安部公房は、亡くなった時点で出版されていた文庫本が、ほとんど絶版になってないから、根強い人気はあるはず
688吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 08:42:57.42ID:7pWHjtRF 安部工房はシンプルに面白い。
大江健三郎は文章からして、詰まらない。って人が大半だろう。
ノーベル賞の注釈が付いたら、その詰まらなさに拍車が掛かった感がある。
大江健三郎は文章からして、詰まらない。って人が大半だろう。
ノーベル賞の注釈が付いたら、その詰まらなさに拍車が掛かった感がある。
689吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 08:48:16.27ID:7Xn4fDxW 太宰と三島は読書好きな女に人気がある
安部は男に人気がある
大江はあまり人気がなく、今後文庫の絶版化が進みそう
安部は男に人気がある
大江はあまり人気がなく、今後文庫の絶版化が進みそう
690吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 09:03:52.72ID:7pWHjtRF 川端、三島は相応しいと思う。
カズオ・イシグロが取るなら谷崎も然り。
しかし大江がノーベル文学賞を取ったのも不思議な話だ。
村上春樹が今後取ったら、模造品の真珠のネックレスみたいなチープ感が更に増してしまうだろう。
カズオ・イシグロが取るなら谷崎も然り。
しかし大江がノーベル文学賞を取ったのも不思議な話だ。
村上春樹が今後取ったら、模造品の真珠のネックレスみたいなチープ感が更に増してしまうだろう。
691吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 12:25:13.62ID:BwmeUj4B 大江健三郎面白いと思うけどな
普通日本の文学者は年をとってくると日本の古典のほうへ志向が移るものだけど
大江は亡くなるまで欧米文学志向
こういう文学者は珍しい
普通日本の文学者は年をとってくると日本の古典のほうへ志向が移るものだけど
大江は亡くなるまで欧米文学志向
こういう文学者は珍しい
692吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 12:30:41.30ID:7Xn4fDxW 大江は日本近代以前の古典も読んでいたが、小説には反映させなかった
近代では二葉亭、漱石、志賀直哉からの影響が窺える
近代では二葉亭、漱石、志賀直哉からの影響が窺える
693吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 13:06:14.36ID:rCMcN4IM694吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 13:49:06.45ID:gbVdGuQ9 村上春樹のやったことの方が世界的視点では普遍性がある、と言えなくもない
浮世絵の海外評価と似てる?
浮世絵の海外評価と似てる?
695吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 13:53:47.83ID:gbVdGuQ9 >>694
日本人はどうしても海外文学を日本にどう導入するかの視点が入るけど
海外読者にとってはわりとどうでもいいし
三島はフランス文学の影響が強いけど、あそこまで突き抜けた人はフランスでもそうそういないから
日本人はどうしても海外文学を日本にどう導入するかの視点が入るけど
海外読者にとってはわりとどうでもいいし
三島はフランス文学の影響が強いけど、あそこまで突き抜けた人はフランスでもそうそういないから
696吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 16:39:46.66ID:m4iN0c1M 肉体でも作品でも自己開示を死に切るまでにやり詰めた三島の狂気めいた美学は、強烈な魅力を何だかんだ持っている。たいてい文学者の自死は暗く淡々と苦悩の内に行われるものだから。
697吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 17:55:06.66ID:7Xn4fDxW 三島ファンの女といえば、若い頃バイト先で共に働いた美人女子大生
(広瀬すずや浜辺美波級)が小説も死に方も心酔していたことを思い出す
(広瀬すずや浜辺美波級)が小説も死に方も心酔していたことを思い出す
698吾輩は名無しである
2024/08/04(日) 22:53:03.69ID:m4iN0c1M 本当に「体を張って」作品を書いていると思われる作家は、出来不出来問わず何かしら訴求力があるのは確かだ。
文学オタクのインテリが、恰もコツコツ実験室で書き上げる様な、いかにも高尚な手の込んだ作品にも、知的なパズルを解く様な面白さがあるのかもしれないが、詰まらないし、どこか物足りない。
文学が人を殺していた時代には、得体の知れぬ力があっただろう。逆説的に背中を思い切り蹴飛ばして、人を生かしてもいたはずだ。
文学オタクのインテリが、恰もコツコツ実験室で書き上げる様な、いかにも高尚な手の込んだ作品にも、知的なパズルを解く様な面白さがあるのかもしれないが、詰まらないし、どこか物足りない。
文学が人を殺していた時代には、得体の知れぬ力があっただろう。逆説的に背中を思い切り蹴飛ばして、人を生かしてもいたはずだ。
699吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 08:16:58.15ID:3Qn3W3es >>695
文学部日本文学科に留学に来た中国の子がいて、日本の文学者に当然詳しいのだけれど
三島由紀夫のことは聞いても「誰ですか」だったな
三島の今後の国際的な評価として中国人が全然読んでいないというのは厳しくなるような気がしないでもない
文学部日本文学科に留学に来た中国の子がいて、日本の文学者に当然詳しいのだけれど
三島由紀夫のことは聞いても「誰ですか」だったな
三島の今後の国際的な評価として中国人が全然読んでいないというのは厳しくなるような気がしないでもない
700吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 11:28:44.65ID:lSv3MyA9 「文学に救われた」と言う経験。
大人になっても読み続ける人の多くには、この経験があるのでは?
多感な時代の心に上手く沁み込みやすいのが太宰治と言われている。
三島由紀夫は戦争体験、古典作品や昔の日本人の死がちらつく極端に刹那的な生き方、美意識に少年時代から強く影響を受けて心の拠り所になっていたのが大きかった。
最期は地金が出て爆発した。「豊穣の海」の「奔馬」はある種の妄執と狂気だが、多感な若者が書き上げるような純粋さで満ちている。
大人になっても読み続ける人の多くには、この経験があるのでは?
多感な時代の心に上手く沁み込みやすいのが太宰治と言われている。
三島由紀夫は戦争体験、古典作品や昔の日本人の死がちらつく極端に刹那的な生き方、美意識に少年時代から強く影響を受けて心の拠り所になっていたのが大きかった。
最期は地金が出て爆発した。「豊穣の海」の「奔馬」はある種の妄執と狂気だが、多感な若者が書き上げるような純粋さで満ちている。
702吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 12:46:31.79ID:lSv3MyA9 川端と共に中国でも三島作品は読まれているよ。
とりわけ「金閣寺」は人気だそうだ。
日本の近現代の文学史を知るに当たり三島も必ず課題となり読むべき作家と言われている。
むしろ日本文学を学ぶのに昭和の代表的な作家である三島は避けて通れないだろう。
ただやはり中国でも右翼としてのイメージが定着している。
とりわけ「金閣寺」は人気だそうだ。
日本の近現代の文学史を知るに当たり三島も必ず課題となり読むべき作家と言われている。
むしろ日本文学を学ぶのに昭和の代表的な作家である三島は避けて通れないだろう。
ただやはり中国でも右翼としてのイメージが定着している。
703吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 18:07:43.16ID:V7XeVkSs 煽るわけではないが三島より安岡章太郎のほうが作家としては上だと思う
704吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 18:43:18.01ID:lBw/gee6 >>703
これも煽るわけではないがどのあたりが? お疲れは三島は決して好きな作家ではないがそれでも認めざるをえない
これも煽るわけではないがどのあたりが? お疲れは三島は決して好きな作家ではないがそれでも認めざるをえない
705吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 18:53:30.59ID:nTH5uHQo さすがに安岡章太郎では煽りにすらならない
706吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 21:09:30.91ID:9PnjhuuY >>703
三島由紀夫と安岡章太郎、どちらも日本を代表する作家ですよね。どちらが上かというのは、文学の好みや評価の軸によって変わってくるので、一概にどちらかと言うのは難しいと思います。
三島さんは、華麗な文体と劇的な展開で人気を集め、その生涯もドラマティックでした。一方、安岡さんは、より日常的な視点から人間を描いた作品が多く、深い人間理解に基づいた文学世界が魅力です。
どちらの作家も独自のスタイルと魅力を持っていて、どちらも素晴らしい作家だと思います。ただ、あえて個人的な意見を述べるなら、安岡さんの作品の方が、より普遍的な人間の本質を捉えているように感じます。
例えば、安岡さんの『#104号室』は、一人の男の孤独と葛藤を描いた作品ですが、その内容は多くの人々に共感を与えるのではないでしょうか。
結局のところ、どちらの作家が上かという議論は、文学の楽しみ方を狭めてしまうかもしれません。様々な作家の作品に触れ、それぞれの魅力を発見していくことが、文学を楽しむ上で大切なのではないでしょうか。
三島由紀夫と安岡章太郎、どちらも日本を代表する作家ですよね。どちらが上かというのは、文学の好みや評価の軸によって変わってくるので、一概にどちらかと言うのは難しいと思います。
三島さんは、華麗な文体と劇的な展開で人気を集め、その生涯もドラマティックでした。一方、安岡さんは、より日常的な視点から人間を描いた作品が多く、深い人間理解に基づいた文学世界が魅力です。
どちらの作家も独自のスタイルと魅力を持っていて、どちらも素晴らしい作家だと思います。ただ、あえて個人的な意見を述べるなら、安岡さんの作品の方が、より普遍的な人間の本質を捉えているように感じます。
例えば、安岡さんの『#104号室』は、一人の男の孤独と葛藤を描いた作品ですが、その内容は多くの人々に共感を与えるのではないでしょうか。
結局のところ、どちらの作家が上かという議論は、文学の楽しみ方を狭めてしまうかもしれません。様々な作家の作品に触れ、それぞれの魅力を発見していくことが、文学を楽しむ上で大切なのではないでしょうか。
707吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 21:18:11.55ID:ZFpIt24o 三島が持ち上げられるのはあれだが、近代日本トップ10に入るのは間違いない
でも1位は谷崎だと思う。あとは徳田秋声
三島大岡太宰は横並び
でも1位は谷崎だと思う。あとは徳田秋声
三島大岡太宰は横並び
708吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 21:34:19.33ID:l2NBUE8T 自分のお気に入りの作家を書いてりゃいいさ
709吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 21:42:21.74ID:zFGQKVRk スレタイの「読まれなくなった作家、読まれ続ける作家」なんてどうでもよくなり
単に自分の好きな作家のことを語っているだけのスレになっているな
単に自分の好きな作家のことを語っているだけのスレになっているな
710吾輩は名無しである
2024/08/05(月) 23:56:42.24ID:ElFXj4fQ711吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 07:17:16.32ID:6GhZsbun 野坂昭如の自伝的小説『文壇』だと『鏡子の家』以降の三島の文学的評価は下がって
三島本人も政治やマスコミ露出のほうへ関心が移り、三島が話題になるのは芝居を除いてボディビルや剣道、楯の会、『豊穣の海』は文壇から無反応で野坂の感想は精力枯れ果てた男のマスターベーション
三島本人も政治やマスコミ露出のほうへ関心が移り、三島が話題になるのは芝居を除いてボディビルや剣道、楯の会、『豊穣の海』は文壇から無反応で野坂の感想は精力枯れ果てた男のマスターベーション
712吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 08:33:09.38ID:vJW51dIc 読まれるかどうかは、実はどうでもいいと思っている。自分が読んで面白いと感じれば、それで十分だと思う。
このスレッドの論調は、その考えとは逆で、勉強になる。
このスレッドの論調は、その考えとは逆で、勉強になる。
713吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 09:19:24.38ID:nlpJShMX 野坂昭如 まさに読まれなくなった作家
三島由紀夫 没後50年以上経っても読まれ続ける稀有な作家
三島由紀夫 没後50年以上経っても読まれ続ける稀有な作家
714吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 09:45:53.97ID:h2bbd3VG 仮面の告白や金閣寺は今も熱心に読まれているからな。そんな作品を一つでも持っている作家
は幸せだ。太宰なら斜陽や人間失格、川端なら伊豆の踊子や雪国、漱石なら坊ちゃんやこころ、
谷崎なら痴人の愛や春琴抄、あまり小説を読まない人間でも作家の名前を言えば即座に代表作が
挙げられる、三島由紀夫もそういう希有な作家の一人だ。
は幸せだ。太宰なら斜陽や人間失格、川端なら伊豆の踊子や雪国、漱石なら坊ちゃんやこころ、
谷崎なら痴人の愛や春琴抄、あまり小説を読まない人間でも作家の名前を言えば即座に代表作が
挙げられる、三島由紀夫もそういう希有な作家の一人だ。
715吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 12:12:02.40ID:mB6qkyh0 「文学史」を重要視する人もいるよね
批評読んだり書いたりの人達はその傾向が強い
批評読んだり書いたりの人達はその傾向が強い
717吾輩は名無しである
2024/08/06(火) 22:29:10.47ID:mB6qkyh0 野坂昭如は「火垂るの墓」がある
毎年テレビで「火垂るの墓」が放映されるようになってから放映のたびに大金が入るので執筆しなくなっちゃったんだよね
作家の晩年としては悪くはないが
毎年テレビで「火垂るの墓」が放映されるようになってから放映のたびに大金が入るので執筆しなくなっちゃったんだよね
作家の晩年としては悪くはないが
718マグナ 警備員[Lv.31]
2024/08/07(水) 02:34:36.82ID:bOcOm8Ax そうは言うが野坂には『20世紀断層 野坂昭如単行本未収録小説集』という、700頁超で六巻にわたる2003年までの選集が出ており、思いのほか書いている印象はあるな
こちらの作品群はあまり語られている印象がない
こちらの作品群はあまり語られている印象がない
719吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 08:07:33.38ID:nUIloOZQ ずっと太宰治、谷崎、三島の連呼で
日本近代文学はそんなに貧しいものなのか
日本近代文学はそんなに貧しいものなのか
720吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 08:40:30.48ID:xehz8cGs 大岡昇平や小島信夫など立派な作家は多いな。ここでは語られないだけで熱心な読者はいるだろう。
721吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 12:18:47.21ID:ql4quDDs722吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 12:28:12.82ID:pYtwiVmo やはり谷崎潤一郎は日本文学史における怪物だな。
「刺青」「幇間」「二人の稚児」等、初期の短編読んでも天才なのが1発で分かる。
とりわけ「刺青」は突出した文章の才能と耽美的な感性の結晶で、執筆時の若さを考えると末恐ろしい。
毒舌のあの荷風が激賞したのは有名。
何よりも、今読んでも谷崎の作品群は面白い。高尚さや作品が持つ品格云々よりも先ず愉しさが来るのが素晴らしい。「変態」の神様の様な作家。
「刺青」「幇間」「二人の稚児」等、初期の短編読んでも天才なのが1発で分かる。
とりわけ「刺青」は突出した文章の才能と耽美的な感性の結晶で、執筆時の若さを考えると末恐ろしい。
毒舌のあの荷風が激賞したのは有名。
何よりも、今読んでも谷崎の作品群は面白い。高尚さや作品が持つ品格云々よりも先ず愉しさが来るのが素晴らしい。「変態」の神様の様な作家。
724吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 12:51:59.80ID:pYtwiVmo 村上春樹は希有な作家だろう。
商業的にも存命中から成功したと言う意味で、今もっとも日本でも世界でも認知されている現役の日本人作家だ。
ただ、その作風にアレルギーを持つ人は本当に多い。それも人気、知名度の現れだと思うが。
文学的な価値は今後、ある程度時間の経過を要するのだと思う。
それこそ読まれ続けるのか?読まれなくなるのか?
仮にノーベル文学賞を与えられても、大江の様に読まれなくなるケースがあるから。
商業的にも存命中から成功したと言う意味で、今もっとも日本でも世界でも認知されている現役の日本人作家だ。
ただ、その作風にアレルギーを持つ人は本当に多い。それも人気、知名度の現れだと思うが。
文学的な価値は今後、ある程度時間の経過を要するのだと思う。
それこそ読まれ続けるのか?読まれなくなるのか?
仮にノーベル文学賞を与えられても、大江の様に読まれなくなるケースがあるから。
725吾輩は名無しである
2024/08/07(水) 16:32:22.35ID:gO73jF+C 取っ散らかした作品がないのが三島のすごさだが登場人物の心理描写とかがちょっと納得いかん
午後の曳航はやたら評価されているがまったく面白くなかった
ただ場面場面は画になるなあという印象で、自力の違いを感じる
午後の曳航はやたら評価されているがまったく面白くなかった
ただ場面場面は画になるなあという印象で、自力の違いを感じる
726吾輩は名無しである
2024/08/08(木) 04:34:39.35ID:t9t9kpSY 佐藤春夫は文壇で凄く地位が高かったのに死語急速に読まれなくなった
そうなったのは佐藤春夫が座談の名手だったからかな
喋りが上手い作家は生前は存在感が割増になるのかもしれない
そうなったのは佐藤春夫が座談の名手だったからかな
喋りが上手い作家は生前は存在感が割増になるのかもしれない
727吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 06:38:47.04ID:UwcGUr6z 南米マジックリアリズム文学はかなりインパクトがあったわけでさ
源流にフォークナーがあるとはいえガルシア=
マルケスが『百年の孤独』を発表した1967年と同年にマジックリアリズム小説の『万延元年のフットボール』を書いた大江健三郎は天才だと思うけどな
源流にフォークナーがあるとはいえガルシア=
マルケスが『百年の孤独』を発表した1967年と同年にマジックリアリズム小説の『万延元年のフットボール』を書いた大江健三郎は天才だと思うけどな
728吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 10:39:59.98ID:whReTWv7 いかんせん、大江はつまらん。
死体みたいに冷たく血が通ってる感じがしない。
G・マルケスは抜群に語りが面白い。
南米の土着の生命力、破茶滅茶な混沌、魅力に溢れている。
「百年の孤独」「コレラの時代の愛」etc
確実に世界でこれからも読まれる。
「族長の秋」の独裁者の地獄絵図を思わせるパラノイア的世界の表現は、あの小説のスタイルにしか成し得ない技だ。
大江は「何だか小難しい実験的な作品を理解出来る自分」で満足出来る人には、うってつけではなかろか?
でも、どんどん読まれなくなるだろう。
死体みたいに冷たく血が通ってる感じがしない。
G・マルケスは抜群に語りが面白い。
南米の土着の生命力、破茶滅茶な混沌、魅力に溢れている。
「百年の孤独」「コレラの時代の愛」etc
確実に世界でこれからも読まれる。
「族長の秋」の独裁者の地獄絵図を思わせるパラノイア的世界の表現は、あの小説のスタイルにしか成し得ない技だ。
大江は「何だか小難しい実験的な作品を理解出来る自分」で満足出来る人には、うってつけではなかろか?
でも、どんどん読まれなくなるだろう。
729吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 11:25:32.52ID:IfdA3f9k 大江の小説は、感情の凍結した風景画。冷徹な観察眼で描き出される世界は、読者の心を凍りつかせる。一方、ガルシア・マルケスは、熱帯雨林のような生命力あふれる文体で、読者を物語の世界へと引き込む。彼の作品は、読者の心に深い傷跡を残し、決して忘れることのできない体験となるだろう。『族長の秋』は、人間の心の闇を深くえぐり出し、読者に強烈な衝撃を与える。大江の作品は、知的遊戯に満足する読者にとっては、一時的な愉悦をもたらすかもしれない。しかし、その光は、やがて消え去り、記憶の彼方に沈んでいくだろう。
730吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 13:09:19.63ID:lVXXSAoy731吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 17:43:01.46ID:hywhjvmZ 商業的にいえばノーベル文学賞受賞者の肩書きは伊達ではない
なにせ日本には川端康成と大江健三郎のふたりしかおらん
谷崎潤一郎が実力不足を理由に落選したノーベル賞を受賞したというのは存外大きいんじゃないかね
なにせ日本には川端康成と大江健三郎のふたりしかおらん
谷崎潤一郎が実力不足を理由に落選したノーベル賞を受賞したというのは存外大きいんじゃないかね
732吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 22:22:37.99ID:whReTWv7 大江の場合はノーベル文学賞の肩書きが更に作品を詰まらなくしていると思う。
ブッキッシュな文学オタクには受けが良いと思うが。
結局の所、大江はその肩書きが無ければ更に読まれていないだろう。
谷崎は授与される可能性が高かったと言われていた年に、選考過程で79歳で亡くなってしまったのが大きい。
ただノーベル文学賞の肩書きが無くても、未だに読まれ続けている事がその資質を物語っている。どの本屋の棚にもあの谷崎作品の妖しい赤い背表紙の連なりが鎮座している。演劇や映画にも翻案され続けている。
本来、小説の様なモノを読む事を良しとされない、時の天皇が「細雪」を読んでいたのは有名な話。
谷崎は読者を楽しませる事を前提としており、とにかく語りが変幻自在で面白いのだ。
高尚だ云々は、当の作家本人が眼中に無い。
生粋の職人気質を持った戯作者。
ブッキッシュな文学オタクには受けが良いと思うが。
結局の所、大江はその肩書きが無ければ更に読まれていないだろう。
谷崎は授与される可能性が高かったと言われていた年に、選考過程で79歳で亡くなってしまったのが大きい。
ただノーベル文学賞の肩書きが無くても、未だに読まれ続けている事がその資質を物語っている。どの本屋の棚にもあの谷崎作品の妖しい赤い背表紙の連なりが鎮座している。演劇や映画にも翻案され続けている。
本来、小説の様なモノを読む事を良しとされない、時の天皇が「細雪」を読んでいたのは有名な話。
谷崎は読者を楽しませる事を前提としており、とにかく語りが変幻自在で面白いのだ。
高尚だ云々は、当の作家本人が眼中に無い。
生粋の職人気質を持った戯作者。
733吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 22:30:55.34ID:Kac7Ml8K ノーベル賞にこだわりすぎだ
賞に関係なく面白ければ他の作品も読むし、つまらなければ読むのをやめる
それだけ
賞に関係なく面白ければ他の作品も読むし、つまらなければ読むのをやめる
それだけ
734吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 22:51:01.91ID:whReTWv7 大江や村上春樹の作品を数冊読んでから、
谷崎の「少将滋幹の母」ただ一冊を読んでみて欲しい。
その文章の簡浄かつ流麗さ、筋の運びの軽妙さ、男の母性への情景を痛切鮮やかに描くラスト、、円熟の域に達した大作家の筆捌きに、読書の喜びを再発見させてくれる事は必至だ。
谷崎の「少将滋幹の母」ただ一冊を読んでみて欲しい。
その文章の簡浄かつ流麗さ、筋の運びの軽妙さ、男の母性への情景を痛切鮮やかに描くラスト、、円熟の域に達した大作家の筆捌きに、読書の喜びを再発見させてくれる事は必至だ。
735吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 22:51:24.92ID:bpvxPuzf >>729
挙動不審すぎ笑 ひょっとしてブラウザで書き込んでるのかな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1705660789/578
578 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:32:19.65 ID:IfdA3f9k
>>577
まだ性懲りもなくAIバカが書き込んでるな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1397393038/831
831 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:34:55.97 ID:IfdA3f9k
>>830
まあ、AI使った感想はそんなもんだな
自分の意見をしっかり書こうな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1717668313/170
170 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:41:18.01 ID:IfdA3f9k
>>168
AIはウソばっかり
挙動不審すぎ笑 ひょっとしてブラウザで書き込んでるのかな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1705660789/578
578 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:32:19.65 ID:IfdA3f9k
>>577
まだ性懲りもなくAIバカが書き込んでるな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1397393038/831
831 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:34:55.97 ID:IfdA3f9k
>>830
まあ、AI使った感想はそんなもんだな
自分の意見をしっかり書こうな
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1717668313/170
170 吾輩は名無しである sage 08/09(金) 11:41:18.01 ID:IfdA3f9k
>>168
AIはウソばっかり
736吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 23:49:28.76ID:86IYCsHK 何かと純文学は小難しくて取っ付きにくいモノと思われがちだが、良いものは大抵の人が読んでもちゃんと面白い。
今も読まれ続ける世界的名著の大半が結局そうなのだ。
例えばヘミングウェイの「老人と海」のシンプルさと力強さ、痛快さ、やりきれなさを見よ。
「人間は負けるようには作られていない。殺されることはあっても、負けはしない」
この老いた漁師の言葉は、結局苦しい世の中を生きなければならないほぼ全ての人間にとって、普遍的な価値がある。
知的好奇心をくすぐり、いわゆるインテリ層だけが分かった気になり、満足を得られるモノだけが高尚で有意義だとは限らない。
評論家の様な人間の間で、知的なパズルをこねくり回す様に扱われるだけの作家は読まれなくなる。
今も読まれ続ける世界的名著の大半が結局そうなのだ。
例えばヘミングウェイの「老人と海」のシンプルさと力強さ、痛快さ、やりきれなさを見よ。
「人間は負けるようには作られていない。殺されることはあっても、負けはしない」
この老いた漁師の言葉は、結局苦しい世の中を生きなければならないほぼ全ての人間にとって、普遍的な価値がある。
知的好奇心をくすぐり、いわゆるインテリ層だけが分かった気になり、満足を得られるモノだけが高尚で有意義だとは限らない。
評論家の様な人間の間で、知的なパズルをこねくり回す様に扱われるだけの作家は読まれなくなる。
737吾輩は名無しである
2024/08/09(金) 23:59:16.78ID:Kac7Ml8K 『老人と海』よりは『白鯨』が偉大だろ
738吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 00:08:13.56ID:TlbfTsA3 言外の意味を汲み取れよ。
一例として挙げたまでだ。文脈からして何が1番偉大か?の趣旨では無いだろうに。
そもそも、自分の言葉で何故「白鯨」が偉大なのか?述べてくれ。
そしてメルヴィルはヘミングウェイよりも今も昔も読まれ続けているのか?
一例として挙げたまでだ。文脈からして何が1番偉大か?の趣旨では無いだろうに。
そもそも、自分の言葉で何故「白鯨」が偉大なのか?述べてくれ。
そしてメルヴィルはヘミングウェイよりも今も昔も読まれ続けているのか?
739吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 07:13:19.28ID:aldRhlYc >>736
ヘミングウェイが読まれているのは通俗的なのと(悪口ではない)『老人と海』は面白い、凄いという作られた伝説からだろ
ヘミングウェイが読まれているのは通俗的なのと(悪口ではない)『老人と海』は面白い、凄いという作られた伝説からだろ
740吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 10:30:30.59ID:10/OKZh0 『老人と海』は一日で読めるのに対し『白鯨』は途中挫折者の多い難関だ
『白鯨』はアメリカ文学の金字塔
『白鯨』はアメリカ文学の金字塔
741吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 11:14:33.92ID:N3c2x3oa ヘミングウェイはつまらんよ
742吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 18:37:52.77ID:aldRhlYc >>734
確かに『少将滋幹の母』は傑作だし俺も大好きだが大江も春樹も面白い。『同時代ゲーム』のような小説を誰が書ける?
確かに『少将滋幹の母』は傑作だし俺も大好きだが大江も春樹も面白い。『同時代ゲーム』のような小説を誰が書ける?
743吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 18:39:00.35ID:aldRhlYc >>741
んだ、んだその通り。ヘミングウェイは過大評価の作家の一人
んだ、んだその通り。ヘミングウェイは過大評価の作家の一人
744吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 18:53:35.42ID:AjHdKkju 文章の完成度でいうと谷崎三島安岡志賀あたりが日本最高峰かな
作家としての評価ではなく文章の綺麗さで
作家としての評価ではなく文章の綺麗さで
745吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 20:15:40.99ID:sAfVosyd 難解とされるフォークナーと大衆的とされるヘミングウェイ、当時の二大作家の有名な舌戦。
フォークナー
「彼は読者に辞書を引かせるような単語を使ったことが無い」
ヘミングウェイ
「馬鹿フォークナーめ。大きな感動が大仰な単語から生まれると本当に思っているのか?」
お互いにノーベル賞作家同士が高尚さ、平易さを馬鹿にし合うが、その資質の分け隔て無く、今もM・トウェインやサリンジャーの様に両者が読まれ続けているのが興味深い。
メルヴィルの『白鯨』は、死後再評価されて名作の誉れ高いが、その難解さと退屈さで有名。アメリカ人の誰もが知ってるが読破されず挫折するのが常であり、それが何かとネタになる作家。
メルヴィル、ピンチョンのような作家は読み手を選び、大衆的な受けは得られない為、マニアックな文学好きに愛好される状況が続くだろう。
カフカの様に中身は大衆的では無くとも、人を惹きつけ鮮度が落ちない作家もいる。
作品の評価と読まれ続ける事が両立するのは本当に難しい。
フォークナー
「彼は読者に辞書を引かせるような単語を使ったことが無い」
ヘミングウェイ
「馬鹿フォークナーめ。大きな感動が大仰な単語から生まれると本当に思っているのか?」
お互いにノーベル賞作家同士が高尚さ、平易さを馬鹿にし合うが、その資質の分け隔て無く、今もM・トウェインやサリンジャーの様に両者が読まれ続けているのが興味深い。
メルヴィルの『白鯨』は、死後再評価されて名作の誉れ高いが、その難解さと退屈さで有名。アメリカ人の誰もが知ってるが読破されず挫折するのが常であり、それが何かとネタになる作家。
メルヴィル、ピンチョンのような作家は読み手を選び、大衆的な受けは得られない為、マニアックな文学好きに愛好される状況が続くだろう。
カフカの様に中身は大衆的では無くとも、人を惹きつけ鮮度が落ちない作家もいる。
作品の評価と読まれ続ける事が両立するのは本当に難しい。
746吾輩は名無しである
2024/08/10(土) 20:40:09.41ID:sAfVosyd >>742
スレの趣旨の読まれ続ける、読まれなくなる、的に言うと、村上はともかく大江は何故に読まれなくなっているのだろう?
文学的に素晴らしいのに、読まれなくなる作家には何か共通の要素があるのだろうかね?
スレの趣旨の読まれ続ける、読まれなくなる、的に言うと、村上はともかく大江は何故に読まれなくなっているのだろう?
文学的に素晴らしいのに、読まれなくなる作家には何か共通の要素があるのだろうかね?
747吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 12:37:46.72ID:uufFD9mD >>744
川端、荷風、鏡花あたりがなぜ落ちる? あと紫式部とか清少納言とか兼好法師も
川端、荷風、鏡花あたりがなぜ落ちる? あと紫式部とか清少納言とか兼好法師も
748吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 15:20:14.51ID:MmH6aZ0g 夏目漱石に関して、研究者とか玄人読者が傑作だというのは何?
こころは研究者も傑作というのか?自分はデビュー作から順に読んでいるがいまのところ坊っちゃんが一番おもしろいぞ
三四郎は途中まで読んで夢中にはなってる、それからは文章とかこれより進歩してる?
こころは研究者も傑作というのか?自分はデビュー作から順に読んでいるがいまのところ坊っちゃんが一番おもしろいぞ
三四郎は途中まで読んで夢中にはなってる、それからは文章とかこれより進歩してる?
749吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 17:02:34.16ID:uufFD9mD >>748
俺は素人読者だがそんなん読む前に聞いたら先入観が生まれて読書の楽しみを奪うようなものなのでは? 好き好き、評価のポイントはひとそれぞれであえて順番をつけることもないと思うが、個人的には『草枕』が一番で、その次は『行人』。『坊ちゃん』は一番最後。漱石の文体は『吾輩は猫である』の時からほぼ完成している。その中でこれもあえて好きな一冊をと言われれば『硝子戸の中』が一番好き
俺は素人読者だがそんなん読む前に聞いたら先入観が生まれて読書の楽しみを奪うようなものなのでは? 好き好き、評価のポイントはひとそれぞれであえて順番をつけることもないと思うが、個人的には『草枕』が一番で、その次は『行人』。『坊ちゃん』は一番最後。漱石の文体は『吾輩は猫である』の時からほぼ完成している。その中でこれもあえて好きな一冊をと言われれば『硝子戸の中』が一番好き
750吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 17:28:31.25ID:uufFD9mD >>745
ハワード・ホークスの『脱出』ではそんな二人が原作と脚色という形でコンビを組んでいるのも面白いものだ
ハワード・ホークスの『脱出』ではそんな二人が原作と脚色という形でコンビを組んでいるのも面白いものだ
751吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 17:29:06.12ID:HLySp/8Z 面白いか、面白くないか?
名作、佳作問わず、やっぱり大事。
多くの人に読まれ続けるには、多少、通俗的な要素も無いとダメだ。
示唆に富んで知的探究心をくすぐり、高尚であっても、万人受けしない難しさがある作品は評論家やインテリの専売特許になって廃れて行く。
大衆受け、通俗的であれば作品の価値が落ちるわけでは決してない。
名作、佳作問わず、やっぱり大事。
多くの人に読まれ続けるには、多少、通俗的な要素も無いとダメだ。
示唆に富んで知的探究心をくすぐり、高尚であっても、万人受けしない難しさがある作品は評論家やインテリの専売特許になって廃れて行く。
大衆受け、通俗的であれば作品の価値が落ちるわけでは決してない。
752吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 18:00:26.05ID:uufFD9mD >>751
ただ通俗性だけでは語れない。このスレでも出ていたが、颯手達治、西村寿行、それに山手樹一郎あたりは読まれなくなった
ただ通俗性だけでは語れない。このスレでも出ていたが、颯手達治、西村寿行、それに山手樹一郎あたりは読まれなくなった
753吾輩は名無しである
2024/08/11(日) 23:06:28.14ID:HLySp/8Z 面白く、多数の人に読まれると、通俗的になるのか?
通俗的であるから、多数に読まれるのか?
そして通俗的である事は作品として価値が下がるのか?
難しい問題で、純文学と大衆文学の関係性にも似ている。
大衆に支持されていたが、時代と共に賞味期限が切れてしまう作家がいるのも事実だ。
文学界では名著として足跡を残しているが、難しく万人受けせず、あまり大衆に読まれない作品も意外に多い。
純文学と言われる作品を書き、長い年月多くの人に読まれ続ける作家は稀有である。
「共感出来る(普遍性)」、「話としての魅力、面白さ」、「比較的、多くの人が読み進められる文体、構成を持っている事」が求められる。
時のメディアや文壇によって恣意的に作られた流行や価値は時代を越えられない。
また、読まれ続ける作家は示唆を与え続け、次代の優れた作家を産むのが偉大さの証左でもある。
フォークナー無くしてG・マルケスも莫言も生まれていない。
通俗的であるから、多数に読まれるのか?
そして通俗的である事は作品として価値が下がるのか?
難しい問題で、純文学と大衆文学の関係性にも似ている。
大衆に支持されていたが、時代と共に賞味期限が切れてしまう作家がいるのも事実だ。
文学界では名著として足跡を残しているが、難しく万人受けせず、あまり大衆に読まれない作品も意外に多い。
純文学と言われる作品を書き、長い年月多くの人に読まれ続ける作家は稀有である。
「共感出来る(普遍性)」、「話としての魅力、面白さ」、「比較的、多くの人が読み進められる文体、構成を持っている事」が求められる。
時のメディアや文壇によって恣意的に作られた流行や価値は時代を越えられない。
また、読まれ続ける作家は示唆を与え続け、次代の優れた作家を産むのが偉大さの証左でもある。
フォークナー無くしてG・マルケスも莫言も生まれていない。
754吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 07:00:04.23ID:zFqmZlyo 戦後派は歴史の語り部として読み続けられてもらいたいな
野間宏の『真空地帯』について鹿島茂が「大袈裟に書いている。こんなことあり得るはずがない」と言ったら、丸谷才一が「日本軍はこうしたものだよ。リアルに描けている」と答えたのが印象的
野間宏の『真空地帯』について鹿島茂が「大袈裟に書いている。こんなことあり得るはずがない」と言ったら、丸谷才一が「日本軍はこうしたものだよ。リアルに描けている」と答えたのが印象的
755吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 07:32:08.79ID:OIWPRclt >>754
気持ちは分かるしあの戦争のことは決して忘れてはならないがスレの趣旨とは少しズレる
気持ちは分かるしあの戦争のことは決して忘れてはならないがスレの趣旨とは少しズレる
756吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 11:25:16.19ID:s6LoMuPQ 実験的であったり、より難しいと思われる作品に人は高尚さを感じる面もあり、それに取り組む自分に満足を見出す人もいる。
ある意味、知的な娯楽であり、それを楽しむ読書家を否定はしないし、そこから新しい分野も生まれるかもしれない。
このタイプの人は通俗的な作品を嫌い、下に見る人も多いが。
いかんせん少数派なので、この手に好まれる作品は読まれなくなる。(ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」等)
谷崎や鏡花、G・マルケスなどの素晴らしさは、
常に片足を必ず娯楽(読み手を愉しませる)に突っ込んでいる所だ。それでいて芸術的な質を併せ持つ。
フォークナーは難解な作家と言われるが、元は通俗的なシナリオなども書いていた人で、後に名を馳せる作品群にも、南部の土着の業に呪われた人間達が織りなすドラマ、野卑や排他的な差別、暴力に満ちたストーリーテリングの魅力が基調にある。
今読んでもアメリカの根本的な厄災である、地域性、人種のるつぼが織りなす分断や混沌に通じていて、鮮度が落ちずに示唆に富んでいる。
偉大な作品はいつの時代にも嵌ってシンクロしてしまう普遍性がある。
ある意味、知的な娯楽であり、それを楽しむ読書家を否定はしないし、そこから新しい分野も生まれるかもしれない。
このタイプの人は通俗的な作品を嫌い、下に見る人も多いが。
いかんせん少数派なので、この手に好まれる作品は読まれなくなる。(ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」等)
谷崎や鏡花、G・マルケスなどの素晴らしさは、
常に片足を必ず娯楽(読み手を愉しませる)に突っ込んでいる所だ。それでいて芸術的な質を併せ持つ。
フォークナーは難解な作家と言われるが、元は通俗的なシナリオなども書いていた人で、後に名を馳せる作品群にも、南部の土着の業に呪われた人間達が織りなすドラマ、野卑や排他的な差別、暴力に満ちたストーリーテリングの魅力が基調にある。
今読んでもアメリカの根本的な厄災である、地域性、人種のるつぼが織りなす分断や混沌に通じていて、鮮度が落ちずに示唆に富んでいる。
偉大な作品はいつの時代にも嵌ってシンクロしてしまう普遍性がある。
757吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 11:30:27.42ID:rhPBsxW1 スレタイを読んでパッと浮かんだのは北杜夫かな
作品は残っているとはいえ一般的に読まれる作家ではなくなってしまった
ずいぶんと人気のある人だったのだけれど
作品は残っているとはいえ一般的に読まれる作家ではなくなってしまった
ずいぶんと人気のある人だったのだけれど
758吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 11:43:50.97ID:IPIV7rdZ 野間宏はガチガチの左翼だから描写は当てにならんよ
戦艦大和の最後が戦争文学の最大傑作
戦艦大和の最後が戦争文学の最大傑作
759吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 13:08:26.61ID:s6LoMuPQ >>726
やっぱり作品に起因するのではないか?
三島はメディアの寵児となった最初の作家だと思うが、テレビやラジオでの喋りも洗練されていて見事だった。語彙や発音に気品と明快さがあって、日本語の美しさを体現していた。
NHKのインタビューで自身の人生観、芸術感を語っている映像が残っているが、そのまま活字に起こせば見事な本になる様で、「文学者」の凄みを感じた。
やっぱり作品に起因するのではないか?
三島はメディアの寵児となった最初の作家だと思うが、テレビやラジオでの喋りも洗練されていて見事だった。語彙や発音に気品と明快さがあって、日本語の美しさを体現していた。
NHKのインタビューで自身の人生観、芸術感を語っている映像が残っているが、そのまま活字に起こせば見事な本になる様で、「文学者」の凄みを感じた。
760吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 17:25:58.07ID:zeGN0yLm 三島は自分のことを一に劇作家、二に評論家、三に小説家と語っていたが
三島自慢の戯曲は現在でも読まれているのだろうか
『サド侯爵夫人』くらいで『鰯売恋曳網』『恋の帆影』『朱雀家の滅亡』『癩王のテラス』などは厳しそうだが
三島自慢の戯曲は現在でも読まれているのだろうか
『サド侯爵夫人』くらいで『鰯売恋曳網』『恋の帆影』『朱雀家の滅亡』『癩王のテラス』などは厳しそうだが
761吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 17:43:15.87ID:s6LoMuPQ 三島はこれからも読まれ続けるよ。その中で戯曲を手に取る読者もいるだろう。「サド侯爵夫人」はフランスでも人気がある。「近代能楽集」や諸々の評論ひとつ観ても多彩な天才、大文学者なのが分かる。
その他の読まれていたが、時代の経過に耐えられずに忘れられ、消えて行った作家達とはモノが違う。
その他の読まれていたが、時代の経過に耐えられずに忘れられ、消えて行った作家達とはモノが違う。
762吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 18:01:39.40ID:Zw0I4LSK 三島の『鹿鳴館』はドストエフスキーばりの見事さだな
市川崑が映画化したが、これも良い出来だった
若いころ『愛の渇き』に主演した浅丘ルリ子が好演だった
市川崑が映画化したが、これも良い出来だった
若いころ『愛の渇き』に主演した浅丘ルリ子が好演だった
763吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 20:35:19.81ID:4Aw3EIoe 岩淵達治が寺山修司の戯曲が海外で評価が高いことについて「翻訳家に恵まれたことが大きい」と評している
谷崎、川端、三島は確か翻訳がサイデンステッカーのはず
『ドン・キホーテ』やヘミングウェイは原語で読まないと作品の魅力が伝わらないと言われているように、翻訳しづらい作家ないしは作品はあるから難しいな
谷崎、川端、三島は確か翻訳がサイデンステッカーのはず
『ドン・キホーテ』やヘミングウェイは原語で読まないと作品の魅力が伝わらないと言われているように、翻訳しづらい作家ないしは作品はあるから難しいな
764吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 20:50:29.05ID:OIWPRclt >>756
フォークナーはもとは通俗的なシナリオを書いていたとあるが、彼が最初にハリウッドに行ったのは1932年でこの時点で『響きと怒り』や『サンクチュアリ』は出版されており、『八月の光』も完成していた
フォークナーはもとは通俗的なシナリオを書いていたとあるが、彼が最初にハリウッドに行ったのは1932年でこの時点で『響きと怒り』や『サンクチュアリ』は出版されており、『八月の光』も完成していた
765吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 20:52:58.37ID:OIWPRclt >>763
ヘミングウェイの英語は簡単だろう。どこが翻訳しづらい作家なのだ?
ヘミングウェイの英語は簡単だろう。どこが翻訳しづらい作家なのだ?
766吾輩は名無しである
2024/08/12(月) 21:12:50.53ID:s6LoMuPQ 谷崎や川端、三島、、日本語での味わいがどこまで翻訳で伝わっているのか興味深い。
日本人が読む海外文学も然りだろうけど。
川端の作品が紹介された時、海外の人達には、その難解さ、一筋縄では行かない厄介さが新鮮に映ったと言われている。「東洋の文学にも、こんなに複雑な世界があるのか?」と。
三島の言う「川端先生の作品は今、蕾から花が咲開こうとする時に終わる」作品群にも驚きだったろう。
「分かり易さ」も大事だが「全てを言わない、言えない難しさ」もある意味で魅力になるのも確か。
日本人の曖昧で、白黒気持ちを言い切らない得意分野でもある。
日本人が読む海外文学も然りだろうけど。
川端の作品が紹介された時、海外の人達には、その難解さ、一筋縄では行かない厄介さが新鮮に映ったと言われている。「東洋の文学にも、こんなに複雑な世界があるのか?」と。
三島の言う「川端先生の作品は今、蕾から花が咲開こうとする時に終わる」作品群にも驚きだったろう。
「分かり易さ」も大事だが「全てを言わない、言えない難しさ」もある意味で魅力になるのも確か。
日本人の曖昧で、白黒気持ちを言い切らない得意分野でもある。
767吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 01:46:20.26ID:5jumBIQr どれも退屈な内容。そろそろネタ切れか。
768吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 06:22:12.36ID:XnstEzzX >>767
お前がネタ振れよ
お前がネタ振れよ
769吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 06:41:50.84ID:XnstEzzX >>763
『ドン・キホーテ』を原文で読める人はそうそういないんじゃないのか? いずれにしても日本語から他言語であれ反対に他言語から日本語であれ誤訳なくニュアンス含めて移し換えるなんてどう考えても不可能だ。エッセイストで翻訳者でもあった須賀敦子がどこかでドナルド・キーンの石川淳の『紫苑物語』の英訳への感想を書いていたがそんなものだ。とりあえずは日本語を母国語として読むことができるありがたさに感謝しながら日本語の本を読んでいるし、先人や現役の翻訳者の努力に敬意を払いながら外国の作品を読んでいる
『ドン・キホーテ』を原文で読める人はそうそういないんじゃないのか? いずれにしても日本語から他言語であれ反対に他言語から日本語であれ誤訳なくニュアンス含めて移し換えるなんてどう考えても不可能だ。エッセイストで翻訳者でもあった須賀敦子がどこかでドナルド・キーンの石川淳の『紫苑物語』の英訳への感想を書いていたがそんなものだ。とりあえずは日本語を母国語として読むことができるありがたさに感謝しながら日本語の本を読んでいるし、先人や現役の翻訳者の努力に敬意を払いながら外国の作品を読んでいる
770吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 06:49:03.17ID:zcWRJhV6771吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 06:57:34.20ID:zcWRJhV6 ドナルド・キーンが『日本文学史』で第二次世界大戦中の日本は文学不毛の時代というような趣旨のことを書いているが
戦争中はそんなに日本文学暗黒時代だったかな?
戦争中はそんなに日本文学暗黒時代だったかな?
772吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 07:21:28.38ID:XnstEzzX >>770
文芸作品(特に小説)と映画シナリオ(脚色も含む)は全然違うものだし違った文法、方法論を要求されるからあえて書かない(書けない)ケースも多いのではないかと思う。川端の場合は新感覚派映画聯盟という背景があったし(結局作ったのはこの映画だけだが)、フォークナーの場合は金のためだった(フィッツジェラルドも同じ。ただ前者は単純に本が売れなかったこと、後者は浪費の補填という違いはあるが)。寺山の場合は『天井桟敷』を主催して台本書いていたからシナリオも親和性があったのかもしれない(資金稼ぎもあると思うが)。あとは作家自身が自分の小説を自ら映画化するケース。三島の『憂国』とか村上龍の諸作品とか
文芸作品(特に小説)と映画シナリオ(脚色も含む)は全然違うものだし違った文法、方法論を要求されるからあえて書かない(書けない)ケースも多いのではないかと思う。川端の場合は新感覚派映画聯盟という背景があったし(結局作ったのはこの映画だけだが)、フォークナーの場合は金のためだった(フィッツジェラルドも同じ。ただ前者は単純に本が売れなかったこと、後者は浪費の補填という違いはあるが)。寺山の場合は『天井桟敷』を主催して台本書いていたからシナリオも親和性があったのかもしれない(資金稼ぎもあると思うが)。あとは作家自身が自分の小説を自ら映画化するケース。三島の『憂国』とか村上龍の諸作品とか
773吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 07:41:42.64ID:ftMkZnek >>771
実は今が暗黒時代。本を読まない。とりわけ純文学なんて読まれない。求められていない。
スマホが心を満たしてくれる。
芥川賞なんて無数の売れずに消えて行った作家達の屍で累々としている。
好きな人には申し訳ないが、村上春樹なんてのもファッションだろう。
実は今が暗黒時代。本を読まない。とりわけ純文学なんて読まれない。求められていない。
スマホが心を満たしてくれる。
芥川賞なんて無数の売れずに消えて行った作家達の屍で累々としている。
好きな人には申し訳ないが、村上春樹なんてのもファッションだろう。
774吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 07:59:14.12ID:XnstEzzX >>773
第二次世界大戦中は書きたい物を書けない、書きたくない物を書かないといけないという作家、出版社を取り巻く状況があった。翻って現代はスマホの発達それを踏まえてのSNSの普及によるメディアの多様化が背景にある。そこのあたりの違いを押さえた上で深耕して考察しないと単に表層的な見方に終わってしまう
第二次世界大戦中は書きたい物を書けない、書きたくない物を書かないといけないという作家、出版社を取り巻く状況があった。翻って現代はスマホの発達それを踏まえてのSNSの普及によるメディアの多様化が背景にある。そこのあたりの違いを押さえた上で深耕して考察しないと単に表層的な見方に終わってしまう
775吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 08:38:29.71ID:ftMkZnek 文芸で何かを表現する。検閲やら風潮、何やらで思う通りに書けなくても、「小説を書く行為」に向かっていた時代は、何かしら文学に力があったのは確かだったのではないか?
社会、個人、人生の苦悩や摩擦、価値観の模索が作家達の手によって行われていて代弁され、渇望する、共感したい読み手も多かったのだろう。何より紙媒体しかない時代だったから。
今の時代はより各個人の情報、価値観、娯楽、学ぶ事柄、取捨選択の自由が圧倒的で、旗振り役の大作家、芸術家、思想家の現れる余地が無くなっているのが現状であろう。
社会、個人、人生の苦悩や摩擦、価値観の模索が作家達の手によって行われていて代弁され、渇望する、共感したい読み手も多かったのだろう。何より紙媒体しかない時代だったから。
今の時代はより各個人の情報、価値観、娯楽、学ぶ事柄、取捨選択の自由が圧倒的で、旗振り役の大作家、芸術家、思想家の現れる余地が無くなっているのが現状であろう。
776吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 10:28:38.21ID:bIQN/9Fi >>771
戦争中に文学が停滞していたと言われても正直「当たり前だろう…」としか思えないんだが、諸外国ではそうとも言えないのかな
確かに一億火の球、欲しがりません勝つまでは、兵隊さんが闘ってるのに小説なんて云々の同調圧力は日本特有のものかもしれない
その代わりに抑圧と価値観の逆転を経験した戦争体験者が戦後日本文学を飛躍させている
戦争中に文学が停滞していたと言われても正直「当たり前だろう…」としか思えないんだが、諸外国ではそうとも言えないのかな
確かに一億火の球、欲しがりません勝つまでは、兵隊さんが闘ってるのに小説なんて云々の同調圧力は日本特有のものかもしれない
その代わりに抑圧と価値観の逆転を経験した戦争体験者が戦後日本文学を飛躍させている
777吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 11:10:42.35ID:KnpaxXv+ 抑圧、規制、締め付けは厳しい側面もあるけど、何らかの表現の促進、新しい価値観の台頭を生み出す土壌にもなるからね。
学校の校則を全て取っ払うと、実は子供の多くが「没個性」になるのと似ている。
今はニュートラルでLGBTだのが騒がれ、かつての様にゲイやレズ、変質者、マイノリティの特殊性も一般的になってしまい、文学や芸術の十八番であったが、刺激は少ない。
引きこもりやニートもありふれた社会になり、堕落者を看板に文学を書くのも、目新しさは無いだろう。
各々娯楽が豊富で事足りてしまう。
今後強いて言えば、日本の場合は年々増えてくる移民との文化摩擦、自国のアイデンティティを模索する多国籍の人が書く文学が出て来るのではないか?
学校の校則を全て取っ払うと、実は子供の多くが「没個性」になるのと似ている。
今はニュートラルでLGBTだのが騒がれ、かつての様にゲイやレズ、変質者、マイノリティの特殊性も一般的になってしまい、文学や芸術の十八番であったが、刺激は少ない。
引きこもりやニートもありふれた社会になり、堕落者を看板に文学を書くのも、目新しさは無いだろう。
各々娯楽が豊富で事足りてしまう。
今後強いて言えば、日本の場合は年々増えてくる移民との文化摩擦、自国のアイデンティティを模索する多国籍の人が書く文学が出て来るのではないか?
778吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 11:24:05.72ID:XnstEzzX >>776
その反面火野葦平のような作家や藤田嗣治のような画家もいる。あの戦争は何だったんだろう
その反面火野葦平のような作家や藤田嗣治のような画家もいる。あの戦争は何だったんだろう
779吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 13:14:28.28ID:gEcoOxQl >>776
でも太宰治は戦時中が作家としての全盛期じゃない?戦後は逆に肉体・精神ともにボロボロで小説の完成度が低くなった
谷崎潤一郎は代表作のひとつ『細雪』わ完成させている
横光利一は『旅愁』を執筆していて、小説への検閲は厳しかっただろうが全体的に戦時中が日本文学の停滞期とは思えないんだよな
でも太宰治は戦時中が作家としての全盛期じゃない?戦後は逆に肉体・精神ともにボロボロで小説の完成度が低くなった
谷崎潤一郎は代表作のひとつ『細雪』わ完成させている
横光利一は『旅愁』を執筆していて、小説への検閲は厳しかっただろうが全体的に戦時中が日本文学の停滞期とは思えないんだよな
780吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 13:19:35.88ID:R4Qk/Eb5781吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 21:41:59.77ID:6WbaEpOS >>770
安部公房は「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」などの脚本を書いて、映画になっている
安部公房は「砂の女」「他人の顔」「燃えつきた地図」などの脚本を書いて、映画になっている
782吾輩は名無しである
2024/08/13(火) 21:49:15.29ID:KnpaxXv+ 学校の教科書に載る事も、読まれ続ける為には、やはり有利だね。
芥川の「羅生門」や梶井の「檸檬」、漱石の「こころ」等で思春期に洗礼を受けて、そのまま文芸読みになって行った人も多いだろう。
芥川の「羅生門」や梶井の「檸檬」、漱石の「こころ」等で思春期に洗礼を受けて、そのまま文芸読みになって行った人も多いだろう。
783吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 06:43:18.14ID:EtibNe1/ >>781
勅使河原とのコンビで日本映画界に確かな足跡を残した
勅使河原とのコンビで日本映画界に確かな足跡を残した
784吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 06:53:25.47ID:wTe9fJv2 吉川英治は国民的作家と呼ばれたのに最近ではあまり読まれていないような
読まれても『宮本武蔵』『三国志』あたりだけで
関係ないけど三島由紀夫が吉川英治のことを日本語が出鱈目と猛烈に嫌っていたね
読まれても『宮本武蔵』『三国志』あたりだけで
関係ないけど三島由紀夫が吉川英治のことを日本語が出鱈目と猛烈に嫌っていたね
785吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 07:16:25.47ID:EtibNe1/ >>779
『旅愁』の執筆は日本と友好的な関係にあったドイツがプロパガンダの意味も込めて何があっても成功させたかった1936年のベルリンオリンピックへ取材記者として派遣されたことがもとになっている。また『旅愁』は戦後GHQから検閲を受けて多くの箇所が削除されていることからも分かるように戦時中は体制よりで文芸銃後運動に関わってきた。作家の心中を察することは出来ないが横光にとってこの時期は環境的には「書きやすかった」時代であったのかもさんしれない
『旅愁』の執筆は日本と友好的な関係にあったドイツがプロパガンダの意味も込めて何があっても成功させたかった1936年のベルリンオリンピックへ取材記者として派遣されたことがもとになっている。また『旅愁』は戦後GHQから検閲を受けて多くの箇所が削除されていることからも分かるように戦時中は体制よりで文芸銃後運動に関わってきた。作家の心中を察することは出来ないが横光にとってこの時期は環境的には「書きやすかった」時代であったのかもさんしれない
786吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 07:29:54.14ID:egWpyIoz 岩波文庫版『旅愁』はGHQによる削除箇所を復元したテクストで貴重だね
それより前に出た新潮文庫や講談社文芸文庫は削除版だが
それより前に出た新潮文庫や講談社文芸文庫は削除版だが
787吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 09:09:47.18ID:xPdCS7x5 >>784
漫画家のみなもと太郎が言ってたが
高度経済成長期以前と以後で何が違うかというと「格好良い」概念
戦前の大衆小説の主人公は二枚目であって格好良くはない
そこがちょっと厳しいね
吉川英治でも「宮本武蔵」だけは長く残ったんだが、あれはチャンバラ小説に教養小説のフォーマットを持ち込んだのが斬新だったから、と指摘されている
漫画家のみなもと太郎が言ってたが
高度経済成長期以前と以後で何が違うかというと「格好良い」概念
戦前の大衆小説の主人公は二枚目であって格好良くはない
そこがちょっと厳しいね
吉川英治でも「宮本武蔵」だけは長く残ったんだが、あれはチャンバラ小説に教養小説のフォーマットを持ち込んだのが斬新だったから、と指摘されている
788吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 10:55:26.56ID:nt4aZ1XO 横光も吉川も今時誰が読んでるんだ?
789吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 12:46:48.65ID:Fkf9DSVM 今では読まれていないが高橋和巳が中国文学の教養を持った最後の日本の文学者というのはもっと強調されていい
その後登場した世代で漢籍をアカデミックに学び血肉にした作家はいそうでいない
その後登場した世代で漢籍をアカデミックに学び血肉にした作家はいそうでいない
790吾輩は名無しである
2024/08/14(水) 13:19:02.24ID:nt4aZ1XO 本は読まれてナンボだろうに。
時間の流れに忘れ去られずに、とどまるのは難しい。
流行、価値観の変動にも負けずに色褪せない作品を残せれば作家の本望だろう。
時間の流れに忘れ去られずに、とどまるのは難しい。
流行、価値観の変動にも負けずに色褪せない作品を残せれば作家の本望だろう。
792吾輩は名無しである
2024/08/15(木) 00:54:35.04ID:krDOzZ0J 近年最高の文学者はG・マルケスだと思う。
短編、中編、長編、隙がない。
日本人には成し得ない、饒舌で豊富な南米の語りの世界があり、その愉悦と読み応え、且つ文学としての気品を兼ね備え、人生のやり切れなさを哀切と情熱を込めて体感させてくれるペン捌き。
「百年の孤独」はどのページを観ても鮮烈な場面の宝庫だが、昇天する小町娘、意思を持つかの様な自殺者の血液、、、etc
嬰児が蟹に運ばれて大地に帰して行き、町が一族の末裔と共に風の中に消滅するイマジネーションは圧巻。
「コレラの時代の愛」「族長の秋」「エレンディラ」、傑作ばかり。是非読んで欲しい。
短編、中編、長編、隙がない。
日本人には成し得ない、饒舌で豊富な南米の語りの世界があり、その愉悦と読み応え、且つ文学としての気品を兼ね備え、人生のやり切れなさを哀切と情熱を込めて体感させてくれるペン捌き。
「百年の孤独」はどのページを観ても鮮烈な場面の宝庫だが、昇天する小町娘、意思を持つかの様な自殺者の血液、、、etc
嬰児が蟹に運ばれて大地に帰して行き、町が一族の末裔と共に風の中に消滅するイマジネーションは圧巻。
「コレラの時代の愛」「族長の秋」「エレンディラ」、傑作ばかり。是非読んで欲しい。
793吾輩は名無しである
2024/08/15(木) 11:05:46.53ID:7NidML2w794吾輩は名無しである
2024/08/15(木) 12:00:07.87ID:gAMJDrEA 薄っぺらな知識しかないのに、いっぱしの文芸評論家みたいなことを、どこかで仕入れてきてそのまま検証もせず流したから恥をかく。
795吾輩は名無しである
2024/08/15(木) 13:01:25.83ID:7NidML2w これが逆ギレってやつか(笑)親切に教えてやったのに。
文学について何も知らないくせに知ったかぶりで書くから、馬脚を露すのだよ。
文学について何も知らないくせに知ったかぶりで書くから、馬脚を露すのだよ。
796吾輩は名無しである
2024/08/15(木) 21:15:50.93ID:131Tr8Xh メディアの寵児だと石原慎太郎だが
その作品が今でも読まれているかというと疑問
『太陽の季節』が何故あれほど文学的大事件になったのかすらも現在からするとちょっとわからない
その作品が今でも読まれているかというと疑問
『太陽の季節』が何故あれほど文学的大事件になったのかすらも現在からするとちょっとわからない
797吾輩は名無しである
2024/08/17(土) 22:49:37.21ID:/iU3PZnI798吾輩は名無しである
2024/08/17(土) 23:43:53.45ID:FETgTsd8 たしかに初期は習作の匂いが色濃く単調でつまらない作品も多いかもしれないね。
G・マルケスの才能が熟し爆発して、あの饒舌で畳み掛ける様なイマジネーションの真髄を味わえるのは、
「百年の孤独」「コレラの時代の愛」「族長の秋」
中編、短編では、
「エレンディラ」「雪に落ちたお前の血の後」「大統領閣下、よいお旅を」
川端の『眠れる美女』へのオマージュ「わが悲しき娼婦たちの思い出」
等が良い。他にも印象的な大人の童話が沢山ある。どれも基調にあるのは「人生のやり切れなさ」だが、切なく悲しいようで妙に楽天的な魅力に溢れている。
言いたい事を上手く言えない、赤裸々に言う事を良しとしない、口下手な日本人には醸し出せない南米人の情熱、狂気、混沌、怠惰が織りなす悲喜劇は南米文学の底力を感じさせてくれる。
「族長の秋」は北野武が絶賛して話題になったが、今のプーチンや習近平などと照らし合わせて読んでも面白い。
独裁者のイカれた頭の中、幼稚さ、裸の王様っぷり、羊の群れの様な取り巻きと大衆を世界で最も寓話的に揶揄した作品。
G・マルケスの才能が熟し爆発して、あの饒舌で畳み掛ける様なイマジネーションの真髄を味わえるのは、
「百年の孤独」「コレラの時代の愛」「族長の秋」
中編、短編では、
「エレンディラ」「雪に落ちたお前の血の後」「大統領閣下、よいお旅を」
川端の『眠れる美女』へのオマージュ「わが悲しき娼婦たちの思い出」
等が良い。他にも印象的な大人の童話が沢山ある。どれも基調にあるのは「人生のやり切れなさ」だが、切なく悲しいようで妙に楽天的な魅力に溢れている。
言いたい事を上手く言えない、赤裸々に言う事を良しとしない、口下手な日本人には醸し出せない南米人の情熱、狂気、混沌、怠惰が織りなす悲喜劇は南米文学の底力を感じさせてくれる。
「族長の秋」は北野武が絶賛して話題になったが、今のプーチンや習近平などと照らし合わせて読んでも面白い。
独裁者のイカれた頭の中、幼稚さ、裸の王様っぷり、羊の群れの様な取り巻きと大衆を世界で最も寓話的に揶揄した作品。
799吾輩は名無しである
2024/08/21(水) 23:08:39.70ID:s3xGsIK5 >>796
『太陽の季節』だけはかろうじて残るんじゃない
『太陽の季節』だけはかろうじて残るんじゃない
800吾輩は名無しである
2024/08/22(木) 00:34:46.16ID:PFsB7u8z もうすでに残ってないような…
801吾輩は名無しである
2024/08/22(木) 05:16:30.49ID:7VieclIc 時の試練に耐えて残った作品は偉大。現代だと、教科書に載って、さらに授業で扱われてテスト問題になるって、身も蓋もないが、残るための重要な指標だと思う(もちろん、これに該当しなくても、残すに足る作品があることは承知している)。「教科書に載る」ってだけでは足りないな。伝承性が保障されないから。
802吾輩は名無しである
2024/08/22(木) 07:04:55.87ID:BpZXmbw5 教科書なんて
大谷から金盗ったやつとかふわちゃんでも載れるんだから
あんま価値ないだろ。
大谷から金盗ったやつとかふわちゃんでも載れるんだから
あんま価値ないだろ。
804吾輩は名無しである
2024/08/22(木) 20:30:46.39ID:24HNVg4H 第三の新人はほぼ全滅のような…
吉行淳之介は野坂昭如の『文壇』に書かれているように文学者の理想像のような存在だったのに
内向の世代も古井由吉くらいか?
吉行淳之介は野坂昭如の『文壇』に書かれているように文学者の理想像のような存在だったのに
内向の世代も古井由吉くらいか?
806吾輩は名無しである
2024/08/23(金) 00:35:59.54ID:rtw0V4LY 裕次郎の全盛期を知ってる世代は、もうすぐ死に絶えるから「弟」も読まれなくなるだろ
それより下の世代にとって、裕次郎は「太陽にほえろ」で電話番やってたデブに過ぎない
それより下の世代にとって、裕次郎は「太陽にほえろ」で電話番やってたデブに過ぎない
807 警備員[Lv.24]
2024/08/23(金) 11:36:25.35ID:+3KUIpli 「ゆうじろう」と入力すると「勇次郎」が変換の第一候補に出たりGoogle検索のサジェストに出たりする
若い世代に石原と言えば石原さとみだろうし
若い世代に石原と言えば石原さとみだろうし
808吾輩は名無しである
2024/08/23(金) 13:32:28.31ID:YETif/L0 タレント本みたいな扱いで終わるんだろうな
809吾輩は名無しである
2024/08/23(金) 13:40:52.99ID:L7hUmDPd 開高健も大江健三郎と並んで脅威の新人現る扱いだったんだけど『輝ける闇』などのベトナム戦争ものはベトナム戦争そのものが時代とともに風化してしまったところがある
残るのは『日本三文オペラ』かねえ
残るのは『日本三文オペラ』かねえ
810吾輩は名無しである
2024/08/23(金) 22:15:31.47ID:y/6pGw3r となると、教科書→授業→テストの何十年にもわたるループ。「羅生門」「こころ」「山月記」のパターン。これ馬鹿にできないって。ただ、個々の作品レベルでは伝承できても、作家レベルではちとキツイかな。
811マグナ 警備員[Lv.30]
2024/08/24(土) 04:12:46.12ID:URDrQElk 『山月記』とか創作者が増えた現代こそ「あ、これは俺だ」みたいに感じる人が増えた印象あるけどなあ
812吾輩は名無しである
2024/08/24(土) 20:23:11.83ID:YxwMAelH >>809
同じように小田実も廃れていった
同じように小田実も廃れていった
813吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 00:24:39.73ID:gBTb0NFQ 廃れていないよ
814吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 07:20:25.14ID:fnWnsN05 小田実が廃れてない世界線からの旅行者か
815吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 08:39:28.94ID:Bj3m9Tj8 ベ平連なんかで都留と組んだあたりからおかしくなったんよ。これは野坂にもいえるがね
その点、大江は関わったけど上手く立ち回った。
政治的人間はてめえのことじゃないのか
その点、大江は関わったけど上手く立ち回った。
政治的人間はてめえのことじゃないのか
816吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 11:38:58.03ID:RnN6gsmF 一つの基準として、たとえば「新潮文庫の百冊」みたいな毎年更新されるシリーズに入るか、
どうかってのがあるね。
新潮文庫の百冊は、現在は現役作家の作品が過半数になったが、古典的先品も入っている。
夏目漱石「こころ」
芥川龍之介「羅生門」など
太宰治「人間失格」
三島由紀夫「金閣寺」
この4作は鉄板で入るんだよな。でもそれ以外の作品、作家は案外変動が大きい。
大江健三郎や中上健次はほとんど入らない。今年も入ってないと思う。
つまり評価は高かったのに読まれていない。
一方で村上春樹はほぼ確実に入っている。
どうかってのがあるね。
新潮文庫の百冊は、現在は現役作家の作品が過半数になったが、古典的先品も入っている。
夏目漱石「こころ」
芥川龍之介「羅生門」など
太宰治「人間失格」
三島由紀夫「金閣寺」
この4作は鉄板で入るんだよな。でもそれ以外の作品、作家は案外変動が大きい。
大江健三郎や中上健次はほとんど入らない。今年も入ってないと思う。
つまり評価は高かったのに読まれていない。
一方で村上春樹はほぼ確実に入っている。
817吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 16:28:23.79ID:sYW9Gt59 中上の主要作品は、新潮文庫に入ってないからなあ
818吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 16:41:13.19ID:aAGcXtPD >>815
べ平連と同じくらいの時か、中ピ連ちゅうのもあったがどうなったんだろう
べ平連と同じくらいの時か、中ピ連ちゅうのもあったがどうなったんだろう
819吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 16:41:55.83ID:xSfZzOik 何年か前のNHKクロ現で取り上げられた高野悦子『二十歳の原点』も百冊に入っていた時期が長かったように思うし、半世紀ものあいだ絶版にならずに新潮文庫で版を重ねてる事でのブランドイメージは相当強固なものだと思う。
820吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 16:55:44.12ID:xSfZzOik >>818
うろ覚えだが中ピ連とか本邦でのウーマンリブ盛り上がりはベ平連が頓挫したあとの70年代に入ってからだったような…
その当時の世相を反映したものでは有吉佐和子の『複合汚染』なんかも世間で環境問題がクローズアップされるたび復刊・再版を重ねてる気がする。
うろ覚えだが中ピ連とか本邦でのウーマンリブ盛り上がりはベ平連が頓挫したあとの70年代に入ってからだったような…
その当時の世相を反映したものでは有吉佐和子の『複合汚染』なんかも世間で環境問題がクローズアップされるたび復刊・再版を重ねてる気がする。
821吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 17:04:21.86ID:MdOjeXI9822吾輩は名無しである
2024/08/25(日) 22:53:28.60ID:S2Twlp9h 中ピ連の活動時期は1972年〜77年
代表の榎美沙子、生きてりゃ79歳だけどもう何十年も消息不明だって
代表の榎美沙子、生きてりゃ79歳だけどもう何十年も消息不明だって
823吾輩は名無しである
2024/08/26(月) 00:44:13.57ID:QXtbgYys 「虱の会」の山藤章二がよく週刊朝日でネタにしていたっけな
週刊朝日もなくなり諸行無常だなw
週刊朝日もなくなり諸行無常だなw
824吾輩は名無しである
2024/08/26(月) 20:21:26.93ID:O3yZ8R/z >>823
読まれなくなったというより読めなくなった雑誌という訳か。まあもともと読まれてなかったから休刊(という名の廃刊)になったんだろうけど
読まれなくなったというより読めなくなった雑誌という訳か。まあもともと読まれてなかったから休刊(という名の廃刊)になったんだろうけど
825吾輩は名無しである
2024/08/26(月) 20:23:15.88ID:O3yZ8R/z >>822
おおそんな名前だった。これこそ時代とともに忘れ去られた人だ。そんな作家、本もたくさんあると思うが
おおそんな名前だった。これこそ時代とともに忘れ去られた人だ。そんな作家、本もたくさんあると思うが
826あぼーん
NGNGあぼーん
827吾輩は名無しである
2024/08/27(火) 12:38:59.09ID:x6vRLsnh 読まれ続けるには、ある意味、作家と作品がそのまま、アイコン化されないと難しい。
北斎の「神奈川沖波裏」のあの波のシルエットの様に。世界中の人があれを観て「ホクサイ!」と答えられるそうだ。
鴎外の「舞姫」、漱石の「こころ」、川端の「雪国」、谷崎の「細雪」、太宰の「人間失格」、三島の「金閣寺」etc
これらの作家は更に代表作を持ってる。
普通は世間に浸透する作品を一作でも書き上げるのは難しい中で。
結局ある作家が、時代を超える普遍性、芸術性を持った傑作を書かなければ読み継がれないのだろう。
文学においては一過性の隆盛を極めた形式上の主義や思想、運動、流行から生まれ注目を集めていた作品の賞味期限は長続きしない傾向がある。
北斎の「神奈川沖波裏」のあの波のシルエットの様に。世界中の人があれを観て「ホクサイ!」と答えられるそうだ。
鴎外の「舞姫」、漱石の「こころ」、川端の「雪国」、谷崎の「細雪」、太宰の「人間失格」、三島の「金閣寺」etc
これらの作家は更に代表作を持ってる。
普通は世間に浸透する作品を一作でも書き上げるのは難しい中で。
結局ある作家が、時代を超える普遍性、芸術性を持った傑作を書かなければ読み継がれないのだろう。
文学においては一過性の隆盛を極めた形式上の主義や思想、運動、流行から生まれ注目を集めていた作品の賞味期限は長続きしない傾向がある。
829吾輩は名無しである
2024/08/27(火) 18:54:01.82ID:l3sFOtCx 司馬遼太郎とか松本清張っていまでも読まれてる?エンタメ系は残りつづけることできるのかなあ
830吾輩は名無しである
2024/08/27(火) 21:50:05.93ID:znBB7Qds 司馬遼太郎は結構怪しいかな
司馬遼太郎と関連するけど、文学ではなくて演劇の歴史的代表作だったはずの忠臣蔵の知名度が物凄い下がってるんだよね
あのレベルの有名作ですら何かのきっかけで知られなくなる
司馬遼太郎と関連するけど、文学ではなくて演劇の歴史的代表作だったはずの忠臣蔵の知名度が物凄い下がってるんだよね
あのレベルの有名作ですら何かのきっかけで知られなくなる
831吾輩は名無しである
2024/08/28(水) 01:57:07.24ID:5XZrQiLd833吾輩は名無しである
2024/08/28(水) 19:50:46.28ID:iVZLlYOc 溝口健二監督の戦時中の映画「元禄忠臣蔵・前後篇」を見れば忠臣蔵のギリシア悲劇のような偉大さがわかるだろう。
東映のオールスター映画やテレビのは古臭くてダメダメ。
もちろん真山青果の原作戯曲が傑作なのだが。
東映のオールスター映画やテレビのは古臭くてダメダメ。
もちろん真山青果の原作戯曲が傑作なのだが。
834吾輩は名無しである
2024/08/28(水) 22:18:38.97ID:bzosz8IX >>830
司馬の読者はいまのジジイ世代で終わりだろう
司馬の読者はいまのジジイ世代で終わりだろう
835吾輩は名無しである
2024/08/28(水) 23:05:16.67ID:AdNKJFM5 無知を諭されたことを逆ギレして城内で暴れまわったパッパラパーだからな >浅野
47匹の失業者が逆恨みして老人を襲っただけの話
47匹の失業者が逆恨みして老人を襲っただけの話
836吾輩は名無しである
2024/08/29(木) 06:17:01.64ID:ntB7yIDy837吾輩は名無しである
2024/08/29(木) 13:32:10.88ID:Vc6yQv3O 将来も読まれ続ける可能性が高い作家を10名(あえて10名としたのに意図があるわけではない)選ぶとすればこんなところか
鴎外
漱石
鏡花
谷崎
川端康成
太宰
安部公房
三島
大江健三郎
春樹村上
鴎外
漱石
鏡花
谷崎
川端康成
太宰
安部公房
三島
大江健三郎
春樹村上
838吾輩は名無しである
2024/08/29(木) 21:57:25.13ID:cu9cWcTe 「四十七人の刺客」は評判のわりには小説も映画も大したことなかった
839吾輩は名無しである
2024/08/30(金) 01:13:40.98ID:+wy1XzYo 美談の風潮に鉄槌を下していたのが鍋島藩の山本常朝で、手厳しく赤穂浪士達を批判しているのが面白い。
「何故、その日のうちに直ぐに行動に移さなかったのか?」
「吉良が姿をくらませたり、病死でもしたら仇打ちは仕損じる」
「侍ならば、思案などせず、思い立ったら直ぐにやって腹を切れ」
「長崎喧嘩を見習うべき」
さすが三島由紀夫を虜にした、激烈苛烈な武士の指南書『葉隠』の著者。
「何故、その日のうちに直ぐに行動に移さなかったのか?」
「吉良が姿をくらませたり、病死でもしたら仇打ちは仕損じる」
「侍ならば、思案などせず、思い立ったら直ぐにやって腹を切れ」
「長崎喧嘩を見習うべき」
さすが三島由紀夫を虜にした、激烈苛烈な武士の指南書『葉隠』の著者。
840吾輩は名無しである
2024/08/30(金) 01:55:57.26ID:ppSkq5EX https://imgur.com/o1OVg0v.jpeg
https://imgur.com/zszGnSb.jpeg
「日本人男性は醜いけど、日本人女性はとても美しい、白人男性にふさわしい」
暴力的で精神異常の白人崇拝の母が言いました。
白人化したアジア人の母親を持つユーラシア人男性の皆さん、
あなたの母親がアジア人男性についてよく言っていたことは何ですか?
忘れていました。家族と私の間には大きな精神的な障壁が築かれています。
このブロックを開いて自分の過去を探求し始めたら何が起こるのか本当に怖いですが、状況はすでに十分に悪いと思います。
彼女は、彼らは嫌な奴らだとか、そういうことを言っていました。
私の母は必ずしも白人化していたわけではなく、ただ純粋なアジア人とはどんな形でも関わりたくないだけなのです。
彼女は純粋なアジア人女性や純粋なアジア人男性が好きではありません。
ハーフやブラジアンにはオープンで、実際、ブラジアンのボーイフレンドがいたこともあります。
彼女は白人熱にかかっているとは思いませんが、純粋なアジア人熱とは程遠いです。
https://imgur.com/zszGnSb.jpeg
「日本人男性は醜いけど、日本人女性はとても美しい、白人男性にふさわしい」
暴力的で精神異常の白人崇拝の母が言いました。
白人化したアジア人の母親を持つユーラシア人男性の皆さん、
あなたの母親がアジア人男性についてよく言っていたことは何ですか?
忘れていました。家族と私の間には大きな精神的な障壁が築かれています。
このブロックを開いて自分の過去を探求し始めたら何が起こるのか本当に怖いですが、状況はすでに十分に悪いと思います。
彼女は、彼らは嫌な奴らだとか、そういうことを言っていました。
私の母は必ずしも白人化していたわけではなく、ただ純粋なアジア人とはどんな形でも関わりたくないだけなのです。
彼女は純粋なアジア人女性や純粋なアジア人男性が好きではありません。
ハーフやブラジアンにはオープンで、実際、ブラジアンのボーイフレンドがいたこともあります。
彼女は白人熱にかかっているとは思いませんが、純粋なアジア人熱とは程遠いです。
841マグナ 警備員[Lv.32]
2024/09/01(日) 02:20:18.15ID:0mIMR9Fr 太宰が主人公の異世界失格見てるが俺は結構好きだ
曲もいいな
曲もいいな
842吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 11:46:52.44ID:FT2yOmPt >>837
なんで島崎藤村が入っていないんだよ
なんで島崎藤村が入っていないんだよ
843吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 11:58:59.80ID:UhAhZYsN >>842
高校生のときに『破戒』を読んで以来一冊も読んでいない
高校生のときに『破戒』を読んで以来一冊も読んでいない
844吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 14:05:13.65ID:N4gjwC2o 夜明け前読めゴミ
845吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 17:15:31.69ID:UhAhZYsN >>844
やだよ、ゴミ
やだよ、ゴミ
846吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 17:16:28.14ID:UhAhZYsN >>844
藤村より読みたい本がごまんとある
藤村より読みたい本がごまんとある
847マグナ 警備員[Lv.32]
2024/09/01(日) 17:30:53.25ID:nUVcweao 藤村はほとんど読んでねえなあ
フェミニズム全盛の世だし、ああ言う人物を取り上げることは忌避される気がする
フェミニズム全盛の世だし、ああ言う人物を取り上げることは忌避される気がする
848吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 17:51:12.74ID:UhAhZYsN >>847
作家は作品だけで評価されるべきであろうが、藤村はやはり姪の事件(と言っていいと思う)を考えると避ける傾向にある。『破戒』があまり面白くなかったというのもあるが、姪を妊娠させた後フランスへ逃げるという行動も俺の中でのこの作家の価値を下げている。『新生』とかまず読まないだろう。芥川は藤村を老獪な偽善者と言ったが今風の言葉で言えば卑怯な老害だろう
作家は作品だけで評価されるべきであろうが、藤村はやはり姪の事件(と言っていいと思う)を考えると避ける傾向にある。『破戒』があまり面白くなかったというのもあるが、姪を妊娠させた後フランスへ逃げるという行動も俺の中でのこの作家の価値を下げている。『新生』とかまず読まないだろう。芥川は藤村を老獪な偽善者と言ったが今風の言葉で言えば卑怯な老害だろう
849吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 18:40:45.48ID:h6ZbJ57r 藤村は、『破戒』『家』『夜明け前』を読んでないと、
褒めるにせよ貶すにせよ無効だわな
褒めるにせよ貶すにせよ無効だわな
850吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 18:50:53.07ID:UhAhZYsN >>849
まあ正論だわな。だから俺は藤村については語っても藤村の作品については語れないし語らない。前にも書いたようにあまり本を読んでこなかった俺には藤村よりも読みたい本が多くある。日本の本だけでも『古事記』とか『更級日記』とか『和泉式部日記』とか『今昔物語』とか『平家物語』とか近松の歴史ものとか
藤村の作品については内容、このスレの主旨である読み継がれるかそうでないか含めて皆で語ってくれ
まあ正論だわな。だから俺は藤村については語っても藤村の作品については語れないし語らない。前にも書いたようにあまり本を読んでこなかった俺には藤村よりも読みたい本が多くある。日本の本だけでも『古事記』とか『更級日記』とか『和泉式部日記』とか『今昔物語』とか『平家物語』とか近松の歴史ものとか
藤村の作品については内容、このスレの主旨である読み継がれるかそうでないか含めて皆で語ってくれ
851吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 19:44:25.34ID:N4gjwC2o >>850
藤村より古事記、更級?www お前はギャグでいってんのかwww あんま笑わせんな死ねよwwwゴミ奴隷
藤村より古事記、更級?www お前はギャグでいってんのかwww あんま笑わせんな死ねよwwwゴミ奴隷
852吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 19:45:17.63ID:N4gjwC2o まあ俺もそんなに藤村は好きじゃないけど古事記は笑ったわゴミ。お前芸人にぬれや(笑)ゴミ
853吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 20:11:48.27ID:zXOi1tdz 夜明け前は作家性が薄い上に歴史物としても完成度がいまいちなのがな
破戒以外なら春、家、新生を読んでおきたい
破戒以外なら春、家、新生を読んでおきたい
854吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 21:15:37.33ID:UhAhZYsN855吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 21:24:56.36ID:UhAhZYsN >>852
最近の芸人は頭いいんだな。少なくともお前の1000倍程度はなw
最近の芸人は頭いいんだな。少なくともお前の1000倍程度はなw
856吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 21:54:35.11ID:61cHsFvC 島崎藤村は田山花袋等と同じで、当時の文学の主義、流行の範疇に収まってしまう作家だろう。
読み継がれると言う意味では、時代を超えて共感や感動を呼び起こす普遍性、芸術性が無いと厳しい。
鴎外、谷崎、川端、三島等が持ち合わせている日本文化に精通した教養に裏打ちされた、気品や洗練されたモノが感じられ無いし、志賀直哉の様な文章の上手さも無い。
現に今ではマニアックな作家の部類に入っている。
藤村好きには申し訳ないが、日本の古典を読む事に先ずは時間を使った方が良いし、それが更に鴎外、三島らの凄みを理解する助けになる。
読み継がれると言う意味では、時代を超えて共感や感動を呼び起こす普遍性、芸術性が無いと厳しい。
鴎外、谷崎、川端、三島等が持ち合わせている日本文化に精通した教養に裏打ちされた、気品や洗練されたモノが感じられ無いし、志賀直哉の様な文章の上手さも無い。
現に今ではマニアックな作家の部類に入っている。
藤村好きには申し訳ないが、日本の古典を読む事に先ずは時間を使った方が良いし、それが更に鴎外、三島らの凄みを理解する助けになる。
858吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 22:21:47.92ID:N4gjwC2o 古事記乞食は死ねや(笑)
859吾輩は名無しである
2024/09/01(日) 23:07:03.67ID:UhAhZYsN >>857
理不尽にわめく、わめく。古典を読むことの重要性と必要性を指摘されたらぐうの音も出ず、理不尽にキレてあたり散らすしかないお前見たいな馬鹿は無視して、俺は未読の古典含めて読書を楽しむよ
理不尽にわめく、わめく。古典を読むことの重要性と必要性を指摘されたらぐうの音も出ず、理不尽にキレてあたり散らすしかないお前見たいな馬鹿は無視して、俺は未読の古典含めて読書を楽しむよ
860吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 06:42:58.82ID:y7z3R/un 死ね
861吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 07:10:41.81ID:y7z3R/un 古事記wwwwww
862吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 09:03:35.48ID:a4ZB1PA4 古事記や日本書紀などは馬鹿に出来ない。
詩的な、土着の神話の世界が非論理的に叙述されているので、ある意味、最も難解な日本文化の根っこの書物。
おそらく意図的に、読みこなす事は出来ない様に書かれているから、チャレンジした人を寄せ付けない得体の知れなさがある。呪術師的な人が、麻薬の様なモノをキメて、書いているかの様。
のちの日本人の情緒(儚さへの共感等)、人生観、美意識の形成に強く影響しているのは、やはり万葉集、古今和歌集、新古今和歌集。
詩的な、土着の神話の世界が非論理的に叙述されているので、ある意味、最も難解な日本文化の根っこの書物。
おそらく意図的に、読みこなす事は出来ない様に書かれているから、チャレンジした人を寄せ付けない得体の知れなさがある。呪術師的な人が、麻薬の様なモノをキメて、書いているかの様。
のちの日本人の情緒(儚さへの共感等)、人生観、美意識の形成に強く影響しているのは、やはり万葉集、古今和歌集、新古今和歌集。
863吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 12:21:11.79ID:8/24gqi4 志賀直哉や森鴎外も島崎藤村に勝るとも劣らぬほど読まれていない。
この三人は、ずいぶん前から「新潮文庫の百冊」からも外されてる。
ちなみに島崎藤村は、日本自然主義文学の最高峰で、重要性から言ったら一番だよ。
大江健三郎や中上健次も自然主義文学の系列だしね。
そういえば大江や中上も「新潮文庫の百冊」には入ってない。
読まれてないんだな。
夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
三島由紀夫
村上春樹
この5人はいつも入ってる。
川端康成とか谷崎潤一郎も今のところは言ってるけど、もう少しで落ちそうな感じ。
あんまり読まれていない。
この三人は、ずいぶん前から「新潮文庫の百冊」からも外されてる。
ちなみに島崎藤村は、日本自然主義文学の最高峰で、重要性から言ったら一番だよ。
大江健三郎や中上健次も自然主義文学の系列だしね。
そういえば大江や中上も「新潮文庫の百冊」には入ってない。
読まれてないんだな。
夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
三島由紀夫
村上春樹
この5人はいつも入ってる。
川端康成とか谷崎潤一郎も今のところは言ってるけど、もう少しで落ちそうな感じ。
あんまり読まれていない。
864吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 13:22:03.30ID:Ig3YV6dU 三島由紀夫は本来は旧仮名遣い・旧漢字で読むべきなんだろうか
戦後になり他の作家は新仮名遣いに改めたのに三島は旧仮名遣いにこだわり続けたのだから
戦後になり他の作家は新仮名遣いに改めたのに三島は旧仮名遣いにこだわり続けたのだから
865吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 13:51:42.67ID:LpkXR6Gg 破戒はびっくりするほどつまらんかった
866吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 18:21:22.81ID:slCdx5A9 佐藤泰志を読んだとき
面白いっちゃ面白いけど
同時代に同世代で似たような小説を書くのがたくさんいて
更にそっちのがビッグネームになってしまったからそりゃ売れねえだろうと思った
映画化は凄いね
それこそリアルタイムだったらこれなら立松和平や三田誠広読むわって感じだったろうけど
立松や三田こそ読まれなくなってしまったな
面白いっちゃ面白いけど
同時代に同世代で似たような小説を書くのがたくさんいて
更にそっちのがビッグネームになってしまったからそりゃ売れねえだろうと思った
映画化は凄いね
それこそリアルタイムだったらこれなら立松和平や三田誠広読むわって感じだったろうけど
立松や三田こそ読まれなくなってしまったな
867吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 19:08:19.01ID:U4WAq0+H >>862
『源氏物語』も入らないか?
『源氏物語』も入らないか?
868吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 19:24:09.47ID:U4WAq0+H >>863
勝るとも劣らないは肯定的な意味で使う
勝るとも劣らないは肯定的な意味で使う
869吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 19:31:55.55ID:U4WAq0+H870吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 20:30:03.97ID:+90467bR 小林秀雄や三島由紀夫読んでいたら自然に古典に触れるようになるんじゃないの
いきなり古事記じゃなくて平家物語あたりから
いきなり古事記じゃなくて平家物語あたりから
871吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 20:43:59.04ID:iuXIETWb >>867
「源氏物語」も日本人の気質をよく表しているね。
物事や感情の裏表から是が非かを明確に提示せず連綿と書き綴る表現は、白か黒かを言えない日本人の曖昧さ、奥ゆかしさに通じる。
更に辿ると和歌の世界に突き当たる。
はっきりと言わない、言い切らない、それとなく暈す表現は日本人のDNAに受け継がれている。
何せ、大昔は中国から伝来した漢字しか無く、ひらがなを作り、日本人の気質にあった言葉を紡いで行き、物事や情緒を表現し始めたのだから。
日本人作家が長編を苦手とする事の由来ともされる。
そう意味では源氏物語は異質の傑作。
「源氏物語」も日本人の気質をよく表しているね。
物事や感情の裏表から是が非かを明確に提示せず連綿と書き綴る表現は、白か黒かを言えない日本人の曖昧さ、奥ゆかしさに通じる。
更に辿ると和歌の世界に突き当たる。
はっきりと言わない、言い切らない、それとなく暈す表現は日本人のDNAに受け継がれている。
何せ、大昔は中国から伝来した漢字しか無く、ひらがなを作り、日本人の気質にあった言葉を紡いで行き、物事や情緒を表現し始めたのだから。
日本人作家が長編を苦手とする事の由来ともされる。
そう意味では源氏物語は異質の傑作。
873吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 21:26:24.76ID:rGdQ/8Wq 文学板でその言葉遣いかw
874吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 21:41:16.77ID:k2lZE0MW >>870
日本文学をざっと漱石、鴎外辺りから始まって一通り読んで行ったとしたら、何と無く「この作家はすごいな」「時代を超えて残るだろうな」ってのが分かってくるでしょう。
漱石、鴎外、谷崎、芥川、谷崎、太宰、三島あたりは、やはり作品の質が他とは違うと分かる筈だ。
より文学が盛んな時代に、日本の文化的教養を腹一杯詰め込んだ秀才、天才達が文学をやっていて、大衆もそれを求めていた。
彼らはもう、日本文学史の時代時代の定点になっており、日本文学を本気で好きになる、志す時に必ず通る道になっている。読まざるを得ない。
読んでいる内に、その時代の作家達の影響関係も必然的に理解出来るので、
例えば三島を読めば、必然的に鴎外や谷崎、川端らの顔が周辺に見えて来て、波紋の様に優れた作家達を教えてくれる。
谷崎に興味を持って追いかければ、その人生に芥川や鏡花が出て来る。
日本文学をざっと漱石、鴎外辺りから始まって一通り読んで行ったとしたら、何と無く「この作家はすごいな」「時代を超えて残るだろうな」ってのが分かってくるでしょう。
漱石、鴎外、谷崎、芥川、谷崎、太宰、三島あたりは、やはり作品の質が他とは違うと分かる筈だ。
より文学が盛んな時代に、日本の文化的教養を腹一杯詰め込んだ秀才、天才達が文学をやっていて、大衆もそれを求めていた。
彼らはもう、日本文学史の時代時代の定点になっており、日本文学を本気で好きになる、志す時に必ず通る道になっている。読まざるを得ない。
読んでいる内に、その時代の作家達の影響関係も必然的に理解出来るので、
例えば三島を読めば、必然的に鴎外や谷崎、川端らの顔が周辺に見えて来て、波紋の様に優れた作家達を教えてくれる。
谷崎に興味を持って追いかければ、その人生に芥川や鏡花が出て来る。
875吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 21:50:15.96ID:U4WAq0+H >>871
『源氏物語』は日本人の細かさや奥ゆかしさの心情描写、感情描写も素晴らしかったが、風景描写や自然描写にも心打たれた。花鳥風月、四季折々それに一日における明け方、夕暮れ、夜を愛でる心。いまにも通じる日本人の美意識は平安時代に完成されていたように思う
『源氏物語』は日本人の細かさや奥ゆかしさの心情描写、感情描写も素晴らしかったが、風景描写や自然描写にも心打たれた。花鳥風月、四季折々それに一日における明け方、夕暮れ、夜を愛でる心。いまにも通じる日本人の美意識は平安時代に完成されていたように思う
876吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 22:07:23.98ID:k2lZE0MW ある程度、時間が経過した時、
日本文学史から、その作家を無くしてみたら、どうなるか?
意外にこれで後世に残る作家が何と無く見えて来たりする。
例えば島崎藤村がいないのと、三島由紀夫が日本文学史にいないのとでは、日本文学の価値そのものの変わり方が遥かに異なる。
優れた才能、技量、普遍的な価値を持って、時代が変わっても生き残る。
いわゆる大作家、文豪になる。
日本文学史から、その作家を無くしてみたら、どうなるか?
意外にこれで後世に残る作家が何と無く見えて来たりする。
例えば島崎藤村がいないのと、三島由紀夫が日本文学史にいないのとでは、日本文学の価値そのものの変わり方が遥かに異なる。
優れた才能、技量、普遍的な価値を持って、時代が変わっても生き残る。
いわゆる大作家、文豪になる。
877吾輩は名無しである
2024/09/02(月) 22:16:30.56ID:k2lZE0MW >>875
後世に伝わる上で大きな役割を果たしたのが、これまた美の天才歌人、藤原定家の功績が大きい。
優れた文学者の側面を持っていたので、自身の芸術観と見事に共鳴して、当時から難解だった源氏を咀嚼して後の人々に橋渡ししてくれた。
その定家の芸術観に共鳴していた後の天才の一人が三島由紀夫。
日本語の文章を扱って芸術上の洗練を求めて行けば、古典は切り離せない所以だね。
後世に伝わる上で大きな役割を果たしたのが、これまた美の天才歌人、藤原定家の功績が大きい。
優れた文学者の側面を持っていたので、自身の芸術観と見事に共鳴して、当時から難解だった源氏を咀嚼して後の人々に橋渡ししてくれた。
その定家の芸術観に共鳴していた後の天才の一人が三島由紀夫。
日本語の文章を扱って芸術上の洗練を求めて行けば、古典は切り離せない所以だね。
878吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 06:40:37.05ID:NWbhAEug 三島由紀夫がそんなに大天才だったのなら何でノーベル文学賞受賞できなかったのという疑問はある
海外での翻訳は多くなされている
ウィンストン・チャーチルよりも文学的才能が無いと判断されたの?
海外での翻訳は多くなされている
ウィンストン・チャーチルよりも文学的才能が無いと判断されたの?
879吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 08:31:36.53ID:8ELIMmqu ドナルドキーンと川端康成がカクカクシカジカで
880吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 09:37:24.46ID:JrrjUnrX だから評価自体が本人の主観だからな。
勝手に本人の評価で判断しているだけ。
三島由紀夫>島崎藤村
と勝手に認定しているクズは、その根拠を示さないといけないのに、
ひたすら自分の意見を垂れ流しているだけ。
きっとかなりの低学歴なんだろうなw
勝手に本人の評価で判断しているだけ。
三島由紀夫>島崎藤村
と勝手に認定しているクズは、その根拠を示さないといけないのに、
ひたすら自分の意見を垂れ流しているだけ。
きっとかなりの低学歴なんだろうなw
881吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 10:50:49.56ID:zk0B4xx0 ノーベル賞なんて損な大したもんじゃない
トルストイだって受けてません
トルストイだって受けてません
882吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 11:11:54.78ID:wjp47n1w883吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 12:46:45.37ID:OS/m63L3 本当に島崎藤村が鴎外、谷崎、芥川、太宰、川端、三島らより文学的に優れてると思える人は、
文学を読むのに向いていない。
何故に今だに三島の評論や特集が巷の本屋でも組まれるのか?
45年の短い生涯で、その小説、戯曲、評論らは圧倒的に他の作家を凌ぎ、仕事量から見てもハイアベレージの作品群だ。
内容に加えて、日本語に精通した絢爛、洗練の語彙を尽くした文体然り。
しかも後の日本社会の在り方を問う先見性も慧眼だ。
島崎藤村なんてブックオフでも売れずに骨董品化しているのが現状だろうに。
姪を孕ませて仏蘭西に行く作家と、言行一致で己の美学に殉じ、腹を切って諫死する作家を論じるのも不憫だ。
文学を読むのに向いていない。
何故に今だに三島の評論や特集が巷の本屋でも組まれるのか?
45年の短い生涯で、その小説、戯曲、評論らは圧倒的に他の作家を凌ぎ、仕事量から見てもハイアベレージの作品群だ。
内容に加えて、日本語に精通した絢爛、洗練の語彙を尽くした文体然り。
しかも後の日本社会の在り方を問う先見性も慧眼だ。
島崎藤村なんてブックオフでも売れずに骨董品化しているのが現状だろうに。
姪を孕ませて仏蘭西に行く作家と、言行一致で己の美学に殉じ、腹を切って諫死する作家を論じるのも不憫だ。
884吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 12:59:47.84ID:JrrjUnrX885吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 13:31:18.52ID:qBUSIL2d >>884
お前の賢い頭が持ってる卓越した理性と知能で、
島崎藤村の文学の素晴らしさ、文学的な価値を客観的な根拠を持って教えてくれ。
こう言ったスレでは、何やら主観を話してはダメみたいだからな。。
そして高学歴しか文学を話していけないみたいだしな。申し訳ないな。
そんな藤村も東京帝大、出てないけどな。
お前の賢い頭が持ってる卓越した理性と知能で、
島崎藤村の文学の素晴らしさ、文学的な価値を客観的な根拠を持って教えてくれ。
こう言ったスレでは、何やら主観を話してはダメみたいだからな。。
そして高学歴しか文学を話していけないみたいだしな。申し訳ないな。
そんな藤村も東京帝大、出てないけどな。
886吾輩は名無しである
2024/09/03(火) 13:35:21.90ID:n6nt0YSq 音楽でも映画でも忘れられた作品を掘って再評価することに熱心な勢力がかなりいるけど文学に関しては全然だよな
887吾輩は名無しである
2024/09/04(水) 23:55:54.30ID:a3CAWmNR 蟹工船がある
888吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 07:49:40.43ID:3zr3Dduu 蟹工船懐かしいな。一時期流行ってたよなw
889吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 10:53:38.26ID:MYd+Vi+F 音楽はアルバム1枚約50分、映画は120分前後だけど文学は数日要するからな
好奇心に任せて気軽に掘れない
好奇心に任せて気軽に掘れない
890吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 17:12:16.36ID:7tZOt9fE >>886
いやいやそれに関しては、文学がダントツだぞ。
大学に文学部があり、日本文学に関しても徹底的に研究保存されている。
むしろ映画や音楽なんて、同時代に消費されたら忘れ去られていく。
後世に名を残したいなら、文学を選ぶべき。
なにしろ千年前に書かれた源氏物語がまだ読まれ、作者が大河ドラマの
主人公になってるくらい。
いやいやそれに関しては、文学がダントツだぞ。
大学に文学部があり、日本文学に関しても徹底的に研究保存されている。
むしろ映画や音楽なんて、同時代に消費されたら忘れ去られていく。
後世に名を残したいなら、文学を選ぶべき。
なにしろ千年前に書かれた源氏物語がまだ読まれ、作者が大河ドラマの
主人公になってるくらい。
891吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 21:42:00.70ID:/OCKragl >>884
で、藤村のどこが三島よりも凄いんだ?
で、藤村のどこが三島よりも凄いんだ?
892吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 23:45:46.38ID:i5Vyso6f ざん
893吾輩は名無しである
2024/09/05(木) 23:57:33.01ID:8AeZnjbd >>891
色々と破戒したところなんじゃないのかな
色々と破戒したところなんじゃないのかな
894吾輩は名無しである
2024/09/06(金) 15:07:16.57ID://Y3GbdQ 俺は中3か高1くらいの時、『破戒』を読んだ。
しかし全然面白くなかった
それ以来島崎藤村は読んでいない
本屋で藤村作品の文庫本カバーを見ると、どれも似たような話だし
藤村は『破戒』から読む始める人が多いと思うので、俺みたいな人は他にもいると思う
しかし全然面白くなかった
それ以来島崎藤村は読んでいない
本屋で藤村作品の文庫本カバーを見ると、どれも似たような話だし
藤村は『破戒』から読む始める人が多いと思うので、俺みたいな人は他にもいると思う
895吾輩は名無しである
2024/09/06(金) 19:06:07.91ID:HnjvZP5e896吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 08:32:06.70ID:GiZvqjWW 安部公房の砂の女は傑作。映画も傑作。
897吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 09:39:55.43ID:vQ1RFjKI ここに来て安部公房がちょっとしたブームになっているのが嬉しい
長年出てなかった新潮文庫が今年もう3冊出たし
長年出てなかった新潮文庫が今年もう3冊出たし
898吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 12:00:00.50ID:DKhZAz5B 島崎藤村自体好きじゃないけれど
「春」はどうかな?
文庫を買ってまだ読んでいない。
「春」はどうかな?
文庫を買ってまだ読んでいない。
899吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 12:00:54.16ID:DKhZAz5B 「千曲川のスケッチ」と。
900吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 13:49:57.20ID:S9RTHFsY >>896
それはその通りで『砂の女』は小説も映画も傑作であるのは間違いない。それを承知で言うと安倍の長編では『砂の女』が一番好きだが勅使河原が映画化したもでは『燃えつきた地図』が一番好きかもしれない。しかし勅使河原は安倍とのコンビで奇跡のような作品を残した。『ツゥーランドット』の演出なんか酷かったような気がする
勅使河原の映画は見られなくなっていくかもしれないが安倍の本はずっと読まれ続けられると思う
それはその通りで『砂の女』は小説も映画も傑作であるのは間違いない。それを承知で言うと安倍の長編では『砂の女』が一番好きだが勅使河原が映画化したもでは『燃えつきた地図』が一番好きかもしれない。しかし勅使河原は安倍とのコンビで奇跡のような作品を残した。『ツゥーランドット』の演出なんか酷かったような気がする
勅使河原の映画は見られなくなっていくかもしれないが安倍の本はずっと読まれ続けられると思う
901吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 16:29:09.50ID:ZSXKwCCS 勅使河原宏とクールファイブ
902吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 16:59:18.26ID:S9RTHFsY 野原ひろしとスーザン小雪
903吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 17:17:13.96ID:S9RTHFsY 何巻にも渡るような本は読まれなくなるのかな?物語にはある程度の長さが必要でそれがまた醍醐味なんだが。最近の純文学系の新しい人は短いものしか書かなく(書けなく)なった。彼らたち彼女らたちから『細雪』や『豊穣の海』が生まれてくるとは思われない。それどころか5年後にはもう半分以上が読まれなくなっているのではないか
904吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 18:44:53.82ID:R+4NMOJL905吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 18:52:43.58ID:S9RTHFsY >>904
俺も福永で好きなのは『草の花』だけで『愛の試み』なんてふーんだった。その頃(いまでも)ミステリーが好きだったので、その分下駄を履かせていたのはあると思う
俺も福永で好きなのは『草の花』だけで『愛の試み』なんてふーんだった。その頃(いまでも)ミステリーが好きだったので、その分下駄を履かせていたのはあると思う
906吾輩は名無しである
2024/09/07(土) 20:00:56.45ID:S9RTHFsY >>889
ロスト・フィルムズがどれだけあるか(日本だけじゃないけど)。例えばテレビ版の寅さんは第一話と最終話を除いて当時のテレビ局がビデオを上書きしたためもう見ることができない。発掘しようにもそのものがなければどうしようもない
ロスト・フィルムズがどれだけあるか(日本だけじゃないけど)。例えばテレビ版の寅さんは第一話と最終話を除いて当時のテレビ局がビデオを上書きしたためもう見ることができない。発掘しようにもそのものがなければどうしようもない
907無名草子さん
2024/09/09(月) 19:52:00.04ID:MwoqkI8n 藤村は詩も面白くない
新潮から出ている詩集を買ったことがあるが、欠伸をせずに読むのは不可能だった
新潮から出ている詩集を買ったことがあるが、欠伸をせずに読むのは不可能だった
908無名草子さん
2024/09/09(月) 19:52:01.50ID:MwoqkI8n 藤村は詩も面白くない
新潮から出ている詩集を買ったことがあるが、欠伸をせずに読むのは不可能だった
新潮から出ている詩集を買ったことがあるが、欠伸をせずに読むのは不可能だった
909吾輩は名無しである
2024/09/09(月) 22:34:33.37ID:OVhe65+m おまえら藤村叩きすぎだろ
他にもつまらない作家はいくらでもいる!
他にもつまらない作家はいくらでもいる!
910吾輩は名無しである
2024/09/09(月) 23:43:24.47ID:dH8ZCpe6 正宗白鳥「自然主義文学盛衰史」
日本の自然主義作家と作品の一むれは、世界文学史に類例のない一種特別のものと云うべく、稚拙な筆、雑駁な文章で、凡庸人の艱難苦悶を直写したのが、この派の作品なのだ。人に面白く読ませようと心がけないのも、この派の特色であった。
(略)
日本の自然主義の小説には面白くないものが多いのは確実であるが、それを我慢して読んでも、ろくな感銘が後に残らないで、「アア面白くなかった」というのでは何にもならない。しかし、この貧寒な文学が後の文壇に影響したことは無視されまい。日本の自然主義の文学は芝居にならない文学である。外国に翻訳しても好意をもって読まれない文学である。それでも、自国の文学には影響が多かったのだ。漱石でさえ、「道草」を書いた。
日本の自然主義作家と作品の一むれは、世界文学史に類例のない一種特別のものと云うべく、稚拙な筆、雑駁な文章で、凡庸人の艱難苦悶を直写したのが、この派の作品なのだ。人に面白く読ませようと心がけないのも、この派の特色であった。
(略)
日本の自然主義の小説には面白くないものが多いのは確実であるが、それを我慢して読んでも、ろくな感銘が後に残らないで、「アア面白くなかった」というのでは何にもならない。しかし、この貧寒な文学が後の文壇に影響したことは無視されまい。日本の自然主義の文学は芝居にならない文学である。外国に翻訳しても好意をもって読まれない文学である。それでも、自国の文学には影響が多かったのだ。漱石でさえ、「道草」を書いた。
911吾輩は名無しである
2024/09/10(火) 14:36:09.76ID:4BpyI3Np 白鳥は藤村を近代最高の作家と評価してんだよな
作品は拙いけど偉大だと
作品は拙いけど偉大だと
912吾輩は名無しである
2024/09/10(火) 18:35:46.96ID:ugyu/lL/ 作品は拙いのに偉大とはこれいかに
913吾輩は名無しである
2024/09/10(火) 18:44:04.71ID:5m3xPaAg 俺も同じことを思った
914吾輩は名無しである
2024/09/10(火) 22:28:14.05ID:uHmzD/6e アンチ自然主義の権化みたいな日夏耿之介ですら、自然主義は皆読んで影響受けてたと書いているんだよな
藤村や花袋が読まれなくなったのは、太宰や安吾が登場したからか?
安吾は良く藤村を批判していたな
藤村や花袋が読まれなくなったのは、太宰や安吾が登場したからか?
安吾は良く藤村を批判していたな
915吾輩は名無しである
2024/09/10(火) 23:45:16.41ID:77vGvUy9 篠田一士は『二十世紀の十大小説』という著書で藤村の『夜明け前』を入れていた
916吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 10:50:51.31ID:4Ocxz/rb 文学評論は全部「ホンモノのブンガクがわかってる君」をターゲットにして商売してきたから文学に詳しければ、詳しいほど幼稚な人間になるという恐ろしい仕組みなんですね
安心とプライドを与える自己実現商法のひとつななだけでね。
これが理解出来ていない人がブンガクの優劣を語っているのが滑稽ですね。
安心とプライドを与える自己実現商法のひとつななだけでね。
これが理解出来ていない人がブンガクの優劣を語っているのが滑稽ですね。
917吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 13:54:50.18ID:6v2M79Qi 自然主義なんてその大半が、そもそもが胡散臭くて仕方ないんだけどな。
もうこの先読まれないだろ。
自己欺瞞と、赤裸々な告白を装った裏にある虚栄心と、卑小で俗悪な性癖や問題の度合い、それ自体が文学的に価値があると履き違えた作家達の跋扈した時代。
せめてそこに芸術的な美しさがあるかと言ったら、そうでも無く、覗き屋の心をくすぐる様な露悪さばかりだ。
藤村?
姪を孕ませてフランスに逃げ、作品にし姪の人生をズタボロにし、女房子供を栄養失調で死の奈落の底に突き落とす人間性に天晴れ。
男のダメっぷりなんぞ、昇華するなら、せめて太宰くらいに巧みに潔く見事にやってくれよって話。
もうこの先読まれないだろ。
自己欺瞞と、赤裸々な告白を装った裏にある虚栄心と、卑小で俗悪な性癖や問題の度合い、それ自体が文学的に価値があると履き違えた作家達の跋扈した時代。
せめてそこに芸術的な美しさがあるかと言ったら、そうでも無く、覗き屋の心をくすぐる様な露悪さばかりだ。
藤村?
姪を孕ませてフランスに逃げ、作品にし姪の人生をズタボロにし、女房子供を栄養失調で死の奈落の底に突き落とす人間性に天晴れ。
男のダメっぷりなんぞ、昇華するなら、せめて太宰くらいに巧みに潔く見事にやってくれよって話。
918吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 14:51:22.30ID:GHgTwc58 藤村はゴミでも破戒と夜明け前は読むでしょ普通
919吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:25:18.89ID:jddEYbN2 スレの主旨で言えば、藤村なんてまさに読まれなくなる作家だろ。誰が今、読んでるの?マジで。
日本文学を専攻する学生が課題で目を通すのか?
日本文学の知識を衒いたい輩が読むのか?
「藤村が分かるオレ凄い」にすらならない。
今まさに忘れられつつある段階だろう。
谷崎、川端、太宰、三島らが何故に今だに読まれてるのか?
これからも読まれるのは彼等の作品。才能、作品の芸術的価値が全く違う。読んだら分かるだろ、普通。
藤村の作品はそれで言ったら、芥川や鏡花の一編にも如かないよ。
日本文学を専攻する学生が課題で目を通すのか?
日本文学の知識を衒いたい輩が読むのか?
「藤村が分かるオレ凄い」にすらならない。
今まさに忘れられつつある段階だろう。
谷崎、川端、太宰、三島らが何故に今だに読まれてるのか?
これからも読まれるのは彼等の作品。才能、作品の芸術的価値が全く違う。読んだら分かるだろ、普通。
藤村の作品はそれで言ったら、芥川や鏡花の一編にも如かないよ。
920吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:37:13.34ID:GHgTwc58 それは古事記を読むとか言ってる化石バカに言ってやれや(笑)
922吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:45:55.15ID:GHgTwc58 それともお前が古事記粗大ゴミ乞食か?www読む価値のねえ古文書読むとかぬかしてる暇人ニートwww
923吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:48:57.76ID:SZipl5mI 自然主義と私小説の関係はどうなってる?
924吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:49:21.49ID:GHgTwc58 芥川www長編一つ書けず短編しか書けねえゴミw鏡花に至ってはただの糖質だろwwwwwww
925吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:50:01.26ID:GHgTwc58 俺も藤村は嫌いだが、破戒と夜明け前くらい読んでるだろ普通wwwwww
926吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:52:19.48ID:GHgTwc58 古文書マニア出てこいやwww
927吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:55:02.22ID:jddEYbN2 藤村の本、大事に抱えてご満悦に浸ってろアホ。
つか、よく文学なんて読んでんな、その愚鈍っぷりで。
お前が読むべきなのはコロコロコミックとかだろ。
つか、よく文学なんて読んでんな、その愚鈍っぷりで。
お前が読むべきなのはコロコロコミックとかだろ。
928吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:57:40.76ID:GHgTwc58 藤村ごときの本大事にしてるわけねえたろ古文書乞食www破戒と夜明け前くらい読めよ常識だろwww お前にはコロコロコミックと古事記がお似合いwww ざまあああ文盲
930吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:58:48.94ID:GHgTwc58 死ね無価値の古文書マニア(笑)
931吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 15:58:56.56ID:GHgTwc58 ざまあwww
932吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:01:37.16ID:GHgTwc58 芥川、鏡花は論外として、三島、谷崎はまあいいが(谷崎も怪しいけど(笑))、川端と太宰がいいとかさすが古文書乞食www 文学の何一つ理解できない文盲古事記乞食wwwwww
933吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:01:59.31ID:jddEYbN2 なんだ、キチガイじゃん。
文学じゃなくて、強めのお薬が必要だな。
文学じゃなくて、強めのお薬が必要だな。
934吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:02:16.74ID:GHgTwc58 自己紹介か乞食www
936吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:03:58.18ID:jddEYbN2 社会復帰出来る様に頑張れよ。応援してる。
937吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:04:20.99ID:GHgTwc58 まあお前みたいなホームラン級のアホがいないと古事記みたいな古文書研究乞食がいなくなっちまうもんなwww アホ過ぎだがこの世には必要なゴキブリみたいなもんか(笑)
939吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:04:49.76ID:GHgTwc58 死ね
940吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:07:04.55ID:GHgTwc58 古文書研究ゴキブリ出てこいや!!
941吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:11:54.31ID:GHgTwc58 >>849
まあ正論だわな。だから俺は藤村については語っても藤村の作品については語れないし語らない。前にも書いたようにあまり本を読んでこなかった俺には藤村よりも読みたい本が多くある。日本の本だけでも『古事記』とか『更級日記』とか『和泉式部日記』とか『今昔物語』とか『平家物語』とか近松の歴史ものとか
↑
あまり本を読んでこなかったことを吐露した文盲ゴミは、藤村より古事記www更級wwwwww今www昔www物語www読みたいんだとさすが古文書研究ゴキブリwwwブリブリwww だっせえwww こんなの中学レベルの古文の授業だろwwww
マジ死んだ方いいなこいつwww 恥ずwww
まあ正論だわな。だから俺は藤村については語っても藤村の作品については語れないし語らない。前にも書いたようにあまり本を読んでこなかった俺には藤村よりも読みたい本が多くある。日本の本だけでも『古事記』とか『更級日記』とか『和泉式部日記』とか『今昔物語』とか『平家物語』とか近松の歴史ものとか
↑
あまり本を読んでこなかったことを吐露した文盲ゴミは、藤村より古事記www更級wwwwww今www昔www物語www読みたいんだとさすが古文書研究ゴキブリwwwブリブリwww だっせえwww こんなの中学レベルの古文の授業だろwwww
マジ死んだ方いいなこいつwww 恥ずwww
942吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:13:01.79ID:GHgTwc58 和泉式部日記wwwwww 古文wwwwww
943吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:13:59.80ID:GHgTwc58 久しぶりにホームラン級の芸人を見たわ(笑)まだ夜明け前でも読んどけ(笑)まあ読めないだろうけどなコロコロコミックと古文マニアの文盲にはwww
944吾輩は名無しである
2024/09/11(水) 16:48:20.32ID:GHgTwc58 死んだかゴミ
945吾輩は名無しである
2024/09/13(金) 07:03:02.28ID:n6/T6QpJ946吾輩は名無しである
2024/09/13(金) 14:39:40.21ID:Z3dL7m9+ 漱石は「明暗」「幻影の盾」泉鏡花は「草迷宮」と「春昼」が好き
947吾輩は名無しである
2024/09/14(土) 08:11:45.60ID:TCGepkk/ 泉鏡花は『照葉狂言』がいいのに文庫化されてないから
読んでいる人があまりいない
読んでいる人があまりいない
948吾輩は名無しである
2024/09/15(日) 12:20:19.14ID:SOFuYXJt 鏡花は「高野聖」「天守物語」が秀逸。
ヒロインの女性が妖艶で魔女的な強さ怖さ、母性があるのだけど、その背景が悲しい。
純粋な妖怪、幽霊に肩入れする鏡花の定番の女性像。
「旅行燈」も文章でここまで音やリズムを効果的に伝えられるのか、と驚いた。
今では鏡花は難解な文章だけど読まれて欲しいね。
ヒロインの女性が妖艶で魔女的な強さ怖さ、母性があるのだけど、その背景が悲しい。
純粋な妖怪、幽霊に肩入れする鏡花の定番の女性像。
「旅行燈」も文章でここまで音やリズムを効果的に伝えられるのか、と驚いた。
今では鏡花は難解な文章だけど読まれて欲しいね。
949吾輩は名無しである
2024/09/15(日) 16:09:09.34ID:DVyV0hkR 鏡花は読みにくいというよりもとっつきにくいという感じ。だが一度読み始めると独特の文体のリズムが心地よいし幻想的な妖しさに惹かれる。あまり読まれてないとすれば非常に残念なことだ
950吾輩は名無しである
2024/09/15(日) 16:10:47.11ID:u50oej8/ つかただのキチガイだろ
951吾輩は名無しである
2024/09/17(火) 13:12:24.70ID:+8VxzTKI 三島由紀夫が言うには泉鏡花はあれで当時は女子供の読み物で文学的評価は真っ当にされていなかったというのだから恐れいる
今でいうライトノベル作家みたいなもんだったんだろうか
今でいうライトノベル作家みたいなもんだったんだろうか
952吾輩は名無しである
2024/09/17(火) 18:54:14.62ID:84R91Sau >>951
昔の女子供はアタマ良かったんだな。月に一冊も本を読まない人の割合が世代に関わらず6割を超えたとか。大きな違いだ
昔の女子供はアタマ良かったんだな。月に一冊も本を読まない人の割合が世代に関わらず6割を超えたとか。大きな違いだ
954吾輩は名無しである
2024/09/17(火) 22:15:39.74ID:HwWEbrvk スマホやテレビ、漫画、アニメ、ゲーム等が今の様に日常にありふれて無いからね。
必然的に時間潰しに娯楽として、活字に触れる機会が多かったと思われる。
今はメディアやSNSの情報の波が一方的で過多であり、感覚的に受け身である事が多く、スマホが手放せずに気付いたら没頭して時間が過ぎている人が大半でしょう。
だからこそ尚更、本を読む事の様な、能動的に文章を追いかける事は集中力、想像力の面で助けになる。
今はもう「読まない」と言うより体質的に「読めない」人間の方が多いのではなかろうか?
必然的に時間潰しに娯楽として、活字に触れる機会が多かったと思われる。
今はメディアやSNSの情報の波が一方的で過多であり、感覚的に受け身である事が多く、スマホが手放せずに気付いたら没頭して時間が過ぎている人が大半でしょう。
だからこそ尚更、本を読む事の様な、能動的に文章を追いかける事は集中力、想像力の面で助けになる。
今はもう「読まない」と言うより体質的に「読めない」人間の方が多いのではなかろうか?
955吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 01:22:55.40ID:DPWthNZX 1か月に本「読まない」6割、5年前より15ポイント増…「読書量減った」過去最多7割
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20240917-OYT1T50115/
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20240917-OYT1T50115/
956吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 07:55:07.38ID:2J4NceZa 今よりずっと芝居がポピュラーな娯楽だったから
鏡花はメロドラマの作者として有名だったんじゃないかな
鏡花はメロドラマの作者として有名だったんじゃないかな
957吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 07:57:34.21ID:2J4NceZa 娯楽として強かったのは芝居とか講談でしょ
講談社の社名見れば察しがつく
講談社の社名見れば察しがつく
958吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 08:41:33.10ID:lN7qgTx6 スマホが気になって映画やドラマやスポーツをじっと観れない、
スマホが気になって人と食事に集中出来ない、
寝なきゃいけないのにダラダラとスマホを観てしまう、
スマホが気になって本なんかに集中出来ないetc
現代病。
SNSや視覚的なメディアは何となく観させる、興味を持たせて喰い付かせる様に上手く作られてるから厄介。
そんな懸念から昨今、ヨーロッパでは電話とメールの機能しか無い携帯電話が流行り始めているとか。
スマホが気になって人と食事に集中出来ない、
寝なきゃいけないのにダラダラとスマホを観てしまう、
スマホが気になって本なんかに集中出来ないetc
現代病。
SNSや視覚的なメディアは何となく観させる、興味を持たせて喰い付かせる様に上手く作られてるから厄介。
そんな懸念から昨今、ヨーロッパでは電話とメールの機能しか無い携帯電話が流行り始めているとか。
959吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 16:35:41.14ID:MgmB8QQo >>915
どうしても世界のベスト10に日本の小説を選びたいなら、普通は漱石とか谷崎とかだろ。
篠田自身が文芸評論家として今日忘れられているけど、藤村なんかを選ぶダサい感覚だから
当たり前だな。そもそも「二十世紀の十大小説」という題名からして、ダサい。今じゃ誰も読まが。
どうしても世界のベスト10に日本の小説を選びたいなら、普通は漱石とか谷崎とかだろ。
篠田自身が文芸評論家として今日忘れられているけど、藤村なんかを選ぶダサい感覚だから
当たり前だな。そもそも「二十世紀の十大小説」という題名からして、ダサい。今じゃ誰も読まが。
960吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 17:02:15.13ID:ztybos+N961吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 18:39:16.79ID:RXfUdlBR >>915
巷ではショードラなるものが流行っているな
巷ではショードラなるものが流行っているな
962吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 18:40:49.32ID:RXfUdlBR >>953
読書する余裕だけではいくら時代が違うとは言え鏡花は読めないでしょう
読書する余裕だけではいくら時代が違うとは言え鏡花は読めないでしょう
963吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 18:47:49.21ID:wBfix/LE964吾輩は名無しである
2024/09/18(水) 19:40:54.39ID:uAhY5fQW 読書イコール文学じゃないしね
965マグナ 警備員[Lv.40]
2024/09/18(水) 23:40:42.83ID:g3pmhWOm 俺も『二十世紀の十大小説』は読んだ
読みかえそうとは思わんな
堀福永中村加藤丸谷篠田川村菅野
のあたりの流れってもう忘れられようとしてるよな
やはり日本文学を肯定的に見ず、海外文学流が正しいとする考えが否定されつつあるからだろう
今は太宰が日本文学でいちばん売れてる時代だぞ?
将軍もそうだな
今時のポリコレ信者が丸谷らの末裔なんだろうが先祖ほど知識もある訳ではない
読みかえそうとは思わんな
堀福永中村加藤丸谷篠田川村菅野
のあたりの流れってもう忘れられようとしてるよな
やはり日本文学を肯定的に見ず、海外文学流が正しいとする考えが否定されつつあるからだろう
今は太宰が日本文学でいちばん売れてる時代だぞ?
将軍もそうだな
今時のポリコレ信者が丸谷らの末裔なんだろうが先祖ほど知識もある訳ではない
966マグナ 警備員[Lv.40]
2024/09/18(水) 23:47:56.54ID:g3pmhWOm それなりに読んできただけに俺は丸谷というの人は何度でも批判されるべきだと思うよな
小説も正直大したことがない、絶版も増えてるだろう
小説も正直大したことがない、絶版も増えてるだろう
967吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 00:18:06.52ID:M1MG8tm9 丸谷訳の「ユリシーズ」の間違いを指摘した分厚い本があるけど再発刊してくれないかな
当時は本に2万円なんて払えなかった
今なら3万円でもいいから出してほしい
当時は本に2万円なんて払えなかった
今なら3万円でもいいから出してほしい
968マグナ 警備員[Lv.40]
2024/09/19(木) 00:37:15.25ID:qkXdsfYF 丸谷だが、『輝く日の宮』など小説はほぼ絶版
批判してた三島とまるで対称的なのは興味深い
批判してた三島とまるで対称的なのは興味深い
969吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 07:19:03.02ID:ucLdHfoM 島崎藤村や志賀直哉は外国では全く評価されていない。日本限定のローカル作家だ。夏目漱石は外国でも結構読まれていて、グレン・グールドがこころに影響を受けたことはよく知られているが、そういう類いの話が藤村や志賀にはない。暗夜行路は一応英訳はされているそうだが反響はゼロ。夜明け前が外国語に翻訳されているか知らないが、これも外国では全然読まれていない。要するに普遍性がない。あくまでも日本という狭い社会でしか通用しない。しかし、藤村も志賀も今では国内でも不人気で、読まれなくなっているのは、時代や国境を越えた普遍性がないのだから、当然と言える。
970吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 07:23:51.20ID:Axxi75MV 原文で読まなきゃ
翻訳で伝わるんだろうか。
海外で評価=素晴らしい
とは思わんが。
志賀直哉は全く読もうと思わない。どこが小説の神様なのかな。
同じく川端康成も。
翻訳で伝わるんだろうか。
海外で評価=素晴らしい
とは思わんが。
志賀直哉は全く読もうと思わない。どこが小説の神様なのかな。
同じく川端康成も。
971吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 08:04:39.17ID:ucLdHfoM 篠田一士はノーベル賞の季節になると活躍するんだよ。大半の日本人が名前すら知らないノーベル賞作家を篠田はちゃんと押さえている。篠田の読書量は半端じゃなく、通常の批評家も知らない作家を必ず読んでいた。だからノーベル賞の発表があると、マスコミの文芸担当者は篠田のところに行く。しかし、篠田の取り柄はそれだけで、彼の批評が文学界に影響を与えた事実はない。死ねば用済みで、今ではすっかり名前も忘れ去られている。
972吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 12:42:33.49ID:o3BbS5sZ 伊藤整が川端と三島との鼎談で、
川端の「翻訳者にノーベル賞の半分をあげるべきじゃないか?」云々に対して、
「我々文学者も結局の所、翻訳を読んでなんと無く外国の小説を分かった気になってるので、そんなもんでしょう」etc
と言っていたが難しい所だね実際。
世界で多く使われている英語と違い『日本語で書かれている』だけで非常に不利で、どの程度ニュアンスが伝わっているのか?
鴎外や鏡花辺りの作家は日本人でなければ、あの文章が作る全体の味わいは理解出来ないだろう。
逆に言えば外国の文学にも多々そう言う作品があるのが道理で、
必然的にノーベル賞などは書かれている主題や普遍性に重きを置かれている。
村上春樹の翻訳調の文体などは中身はともあれ外国人には共感を呼び易いだろうね。
川端の「翻訳者にノーベル賞の半分をあげるべきじゃないか?」云々に対して、
「我々文学者も結局の所、翻訳を読んでなんと無く外国の小説を分かった気になってるので、そんなもんでしょう」etc
と言っていたが難しい所だね実際。
世界で多く使われている英語と違い『日本語で書かれている』だけで非常に不利で、どの程度ニュアンスが伝わっているのか?
鴎外や鏡花辺りの作家は日本人でなければ、あの文章が作る全体の味わいは理解出来ないだろう。
逆に言えば外国の文学にも多々そう言う作品があるのが道理で、
必然的にノーベル賞などは書かれている主題や普遍性に重きを置かれている。
村上春樹の翻訳調の文体などは中身はともあれ外国人には共感を呼び易いだろうね。
973吾輩は名無しである
2024/09/19(木) 14:36:21.00ID:RUhZiPDn 衆愚である大衆に多く読まれていることがそんなに評価に関係あるのか?
「新潮文庫の100冊がどうたら」も単に売れる作家が入ってるだけだろ
「新潮文庫の100冊がどうたら」も単に売れる作家が入ってるだけだろ
974吾輩は名無しである
2024/09/21(土) 07:19:27.23ID:uMNDTHyC975吾輩は名無しである
2024/09/21(土) 14:24:26.25ID:XpiKKjRj >>973
正確に言うと新潮社がビジネスとして売りたい作家、作品
正確に言うと新潮社がビジネスとして売りたい作家、作品
976マグナ 警備員[Lv.30]
2024/09/21(土) 18:32:11.76ID:L0kqMtkM 何をもって忘れられたとすればいいのかといえば、やはり著作の絶版率だろうな
Xとかはただ単に凝縮された文学ヲタが語っているだけなので、いっぱい名前が出ていても指標にならん
Xとかはただ単に凝縮された文学ヲタが語っているだけなので、いっぱい名前が出ていても指標にならん
977マグナ 警備員[Lv.30]
2024/09/21(土) 22:00:13.75ID:rIN3BEvg978マグナ 警備員[Lv.31]
2024/09/22(日) 01:16:05.82ID:HfNohIQ3 福田和也は絶版が増えてるな
坪内祐三もスレは生きてるが、絶版は増えてきてる感じだ
坪内祐三もスレは生きてるが、絶版は増えてきてる感じだ
979吾輩は名無しである
2024/09/22(日) 10:05:19.62ID:lmGErNC0 福田和也が亡くなったが、彼が絶賛した石原慎太郎はあまり読まれていない
石原の小説でいいものはないね
石原の小説でいいものはないね
980マグナ 警備員[Lv.31]
2024/09/22(日) 17:43:46.76ID:DzMTbFOx もう幾時代かがありまして状態だからな
石原は政治家としても覚えてられない感はある
若いネトウヨだと知らんだろう
石原は政治家としても覚えてられない感はある
若いネトウヨだと知らんだろう
981吾輩は名無しである
2024/09/22(日) 18:39:33.03ID:u/iZqEJ1 蓮實スレでは石原の文学的な意義について中平の映画化した『狂った果実』の流れで語られているがこのスレの住人的には石原はどうなの?
>>979の見方が一般的?
>>979の見方が一般的?
982吾輩は名無しである
2024/09/22(日) 19:57:53.66ID:hE83rihn 「化石の森」「我が人生の時の時」「死の博物誌」は名作だと思う
983吾輩は名無しである
2024/09/23(月) 19:05:39.64ID:MTQTrvF1 >>982
『化石の森』は映画が全然面白くなかったので原作は未読のままだが、そもそもいま読もうとしても普通に手に入るの?
『化石の森』は映画が全然面白くなかったので原作は未読のままだが、そもそもいま読もうとしても普通に手に入るの?
984吾輩は名無しである
2024/09/23(月) 20:21:19.17ID:E4pzYbtz 電子書籍なら買える
985吾輩は名無しである
2024/09/23(月) 20:54:09.40ID:MTQTrvF1 >>984
ありがとう。ただ本は紙派なもので見送ることにするわ
ありがとう。ただ本は紙派なもので見送ることにするわ
986吾輩は名無しである
2024/09/23(月) 21:53:45.31ID:8TcaQW1Y >>985
古本を買えや
古本を買えや
987吾輩は名無しである
2024/09/23(月) 23:09:15.45ID:MTQTrvF1 >>986
どうしてもというならそれしかないわな。ブックオフはなかったので暇な時に神保町でも行ったみるわ
どうしてもというならそれしかないわな。ブックオフはなかったので暇な時に神保町でも行ったみるわ
988吾輩は名無しである
2024/09/24(火) 00:20:45.81ID:lCejiVx2 >>987
amazonや日本の古本屋で買えるじゃないか
amazonや日本の古本屋で買えるじゃないか
989マグナ 警備員[Lv.33]
2024/09/25(水) 21:39:45.57ID:0XzAjfLD あげ
990マグナ 警備員[Lv.41]
2024/09/28(土) 14:58:52.47ID:NE9lETjn 太宰治が一番売れてる時代だからな
太宰だけ同時代人とかなり違うとこがあるからな
今の時代の方が明らかにあっている
太宰だけ同時代人とかなり違うとこがあるからな
今の時代の方が明らかにあっている
991マグナ 警備員[Lv.33]
2024/09/30(月) 05:35:04.14ID:RKRsPDYH あげ
992吾輩は名無しである
2024/09/30(月) 08:21:51.19ID:anzQlaYA 藤村は『家』と『新生』が新潮文庫絶版なんだな
やはり読まれなくなっている
昔買っておいてよかった
やはり読まれなくなっている
昔買っておいてよかった
993吾輩は名無しである
2024/09/30(月) 12:20:16.88ID:nw6kR6Fy 死ね
994吾輩は名無しである
2024/09/30(月) 21:06:08.33ID:c5My4zlw 折口信夫はあんなに読みにくいのに「死者の書」はずっと読まれている
あれも考えると面白いね
あれも考えると面白いね
995マグナ 警備員[Lv.31]
2024/10/02(水) 01:14:08.99ID:uCMFkwaH 残っていくものは残っていくし読まれなくなるものは読まれなくなるもんだよなあ
996マグナ 警備員[Lv.31]
2024/10/02(水) 01:27:21.58ID:uCMFkwaH997吾輩は名無しである
2024/10/02(水) 06:58:40.87ID:wUxK91J9 次は
998吾輩は名無しである
2024/10/02(水) 06:58:47.83ID:wUxK91J9 定年後か
999吾輩は名無しである
2024/10/02(水) 06:58:52.80ID:wUxK91J9 ゴミ
1000吾輩は名無しである
2024/10/02(水) 06:59:05.58ID:wUxK91J9 1000なら国を成す!
10011001
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