破滅派には、法、IT分野以外の経済、歴史(とくに民俗史)、宗教、などといった領域について、
対象分析的な文を書ける同人が非常に少ない。平凡人の心理と現代マスカルチャーくらいしか、
分析的な記述の対象になるものがない。
ランタさんの作品は、ザラスシュトラ教やタントリズムなどを作品世界の背景にもってくるようなところがあって、
そういうものは、横並び主義の好きな人たちの輪からはみ出るのです。