私の小説を評価していただきたい

[1 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/20(木) 23:39:57.70]

書き途中です。
雷鳴轟く夕立の最中、男は駆けた。脱兎の如く、引き絞った矢の如く。男は逃げていた。他でもない、鬱屈とした現実を具象化した存在、つまり借金取りから。
あそこで諾々と怒号を受け止めていたとしても、利子で遥かに膨張した借金の返済を強いられるだけで、ならば一か八か、運否天賦にかけて逃走した方が良い。かのような拙い打算を持って足を駆動させていた男は、案の定後悔をその足取りに滲ませていた。男はそのように人生を悪戯に消費していたのであった。
　ともかく、身を隠さねば。　
裏路地を雷光の刹那の閃きの中、無我夢中に駆けながらそう思った男は、廃ビルに飛び込んだ。

「対価」　　　錦之宮　秋雨

[2 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/21(金) 07:20:47.73]

この1レスで終わりならヒロアカの冒頭3ページを読んで面白いか評価しろって言っているようなもの
つまり分からない

[3 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 12:15:29.44]

緊張感があっていいんじゃないかな？早く長編にして読ませてください

[4 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 15:06:57.46]

＞引き絞った矢の如く。

引き絞った状態の矢はまだ飛んでないだろ

[5 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 15:19:59.06]

最初の2行で笑っちゃった
ちゃんと落ちがあって最後まで笑えるならいいかな

[6 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 16:45:01.32]

いわゆる「本当はアホな出来事が起きているのにそれをシリアスに描いているコメディ（ギャグ）」というジャンルだと思うけどそれにしてもシリアスがクド過ぎる。ここまで修飾しなくていい。
ギャグ漫画なんかでもそういうタイプのギャグマンガはけっこうあるけどあくまでギャグなのでクドくはならないようにしている。だから笑える。
そしてなによりこれだけでは判断できない。

[7 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 21:09:51.54]

雷鳴轟く
脱兎の如く
引き絞った矢の如く
鬱屈とした現実を具象化した存在
諾々と
運否天賦にかけて
悪戯に　
刹那の

こういうのを盛り込むのを文学だと思ってるのだろうか。全部要らないんだよな

[8 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/24(月) 21:19:25.75]

いや、ギャグだし

[9 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 07:56:08.09]

いやマジだろ？
ギャグだったとしたら「私の小説を評価していただきたい」なんて大上段に構えない。わざわざスレ立てまでしないだろ。

[10 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 08:01:08.51]

それも含めて

[11 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 12:12:09.05]

まあ小説評価してくれって言って数行の文章で終わるのはギャグだと思う
その数行が文才を感じるような文章だったらギャグ云々抜きに既に誰か評価してるだろうけど

[12 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 12:27:06.47]

ギャグだギャグだって
ごまかしてるのがスレ主なんじゃないのかね？

[13 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 18:49:37.45]

難漢字を使うのは結構だが、言葉に酔っている。つまり、物語を語る意識より、文章を綴る意識が強すぎる。文学チックなことをやろうとして、とにかく気持ちよくなれる単語を無理に繋げた結果、ラノベみたいな青臭い文章になっていることに、作者が気づけるかどうか、やな。
古文とか漢文の素養がないと、こうしたタイプの美文は書けないよ。三島由紀夫とか石川淳とか読んだことはあるのだろうか。

これがギャグのつもりなら、逆に痛々しいので、かっこいい文章を書いてみたかった、と素直になった方が、よほどいいのてまは。

[14 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/25(火) 22:47:15.91]

ギャグ押しの人なんなん
ギャグだということを否定できる要素もないが、断定できる要素もどこにもないぞ
作者が実際どういうつもりで書いてるかは知らんし、ギャグ説が合ってる可能性もあるかもしれないが
与えられた文章を読む限りでは、他の人の読みを否定できるほどのギャグらしさは感じない

[15 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/26(水) 00:36:00.05]

からかってるだけだろ

[16 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/26(水) 01:04:09.78]

お、ギャグくん本人か

[17 名無し物書き＠推敲中？ 2025/02/28(金) 21:20:48.94]

なんといっても文章量が短いので如何とも評価しにくいが本を読まない人が思ったことを書かせてもらうンゴ。

引き絞った矢の如く
張りつめた弓とか弾き絞られた矢、かな?放たれておらず張りつめた様子、緊張感とかを示すのに使うイメージ。走り出す前なら全然OK。
今回は走る様子なので、鏑矢の如く(夕立に負けない足音を出している感)とか、鏑矢だと音が軽くなってしまうので砲丸の如く、とかかなぁ。

鬱屈とした現実を具象化した存在
長い。元から存在しているし漢字が多い。具象化した存在じゃなくてそのもの、とかでええんでは?
直接的な表現になるけど逃げられない現実を表現するなら延々と沈み切れない泥である、とか次の文で借金だと分かるなら借金取りを別の表現にしてより憎々しく思っている感を出すのも面白そう。金を毟りとる蛭とか?

運否天賦にかけて
ならば一か八かと同じ表現を繰り返しているので別の言いかえにしたいかなぁ。もうやけになっているのだからいっそのこと目の前の人を殴る表現とかにしたらより一層無鉄砲感が出そう。

案の定後悔をその足取りに滲ませていた
具体的にどんな歩き方、走り方か書いて心情を想像させる方が自分は好きやなぁ。

していたのだった
現在進行形で無駄にしているのであるから、しているのである、かし続けてきた。かな。

裏路地を雷光の刹那の閃きの中
雷光、刹那、閃き、どれも一瞬の様を示すから3つはちょっとくどく感じるかも。どれか一つにするか別の表現の方が読んでいて楽かなぁと。天気に絡めた表現にしたいなら自身の影を踏みつつ、とかかなぁ。

全体的に例えと、が多いのでもちっと表現を変えてみては?
あくまで高校以来碌に文を読まないもんが自分の思ったことを書いたったのみなので悪しからず。そんなことは分かってるわい、こういう意図があって書いたんじゃい！ってのがあったらそっちを優先すべきやしねぇ。
どちらかと言えば評価というより添削に近いし。やろうとしてもキリがないし作者の色がなくなるから難しい所。評価して頂きたいと書いてあるけど、普段創作をしない自分はこの文章の段階で十分に凄いと思うわ。
↑の文章も指摘されるところ、添削されるところはいっぱいあると思うしやっぱ自分の書きたいように書くのが一番だと思いたいもんやわ～。

[18 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/01(土) 07:45:37.33]

この比喩多用文章で長編十万字を書ききればスゴイと思うけど、この長さが限界なんだろうな

[19 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/02(日) 21:27:54.34]

廃ビルの中は、薄暗く、埃っぽい空気が充満していた。男は心臓の鼓動が耳に響くように感じながら、周囲を警戒しつつ進んだ。かつては人々の笑い声や足音で賑わっていたであろうこの場所も、今では静寂に包まれている。ただ、時折、雷鳴が響くたびに、壁のひび割れや窓の欠けたガラスが一瞬、光を反射し、男の影を不気味に揺らめかせた。
「ここに隠れれば、しばらくは安心だろう」と男は自分に言い聞かせ、奥へと進んだ。雑然としたゴミや朽ちた家具が散らばるフロアを横切り、彼は一つの部屋に辿り着いた。扉は半開きで、無造作に置かれた椅子が一脚、中央に鎮座していた。
「どうせ誰もいない」と思いながら、その椅子に腰を下ろした男は、ふと自分の手を見る。指先には微かな震えがあり、冷や汗が額を流れる。逃げることができたとはいえ、心の奥底では恐怖が渦巻いていた。借金取りの声が耳にこびりつき、彼の心を締め付ける。
「逃げ続けることが本当に解決になるのか？」自問自答が頭をめぐる。彼の背後で、かすかな音がした。まるで彼を呼ぶかのように。男は身を硬くし、音の正体を確かめようと耳を澄ませる。何かが近づいている。彼は再び立ち上がり、周囲を見回した。
ふと目に入ったのは、窓の外に広がる荒れた景色だった。雨は未だに降り続き、地面は水たまりで溢れ、街の灯りがぼんやりと反射していた。男はその光景に一瞬の安堵を感じたが、すぐに心の中の不安が再燃した。今逃げているのは、現実からの逃避に過ぎないのではないか。
「どうすればいいのか…」彼は頭を抱え、思考が混乱する。借金取りの影が彼の背後に迫り来るような錯覚を覚え、再び焦燥感に襲われる。

[20 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/02(日) 21:28:19.31]

部屋の隅に置かれた古い机の上に、見覚えのある小さな箱が目に入った。何かの拍子で開けたら、過去の思い出や、もしかしたら彼を助けてくれる何かが入っているかもしれない。男はその箱に引き寄せられるように近づき、蓋を開けた。
中には、かつての友人からの手紙や、彼が大切にしていた小物が収められていた。手紙には、彼の未来に向けた励ましの言葉が綴られていた。しかし、同時に、過去の自分の選択がどれだけ愚かだったのかを思い知らされる内容でもあった。
その瞬間、男は何かが変わった気がした。逃げ続けることに意味がないことを理解し、立ち向かう勇気を持たなければならないと決意した。彼は再び立ち上がり、心の中で自分に誓った。
「もう逃げない。これ以上、自分を欺いて生きるのはやめる。」
男は廃ビルを後にし、外の荒れた世界に向かって一歩踏み出した。彼の心には新たな決意が宿り、雨の中でも力強く前へ進む覚悟が芽生えていた。借金取りとの対峙が待っていることを知りながらも、彼は自分の人生を取り戻すために、再び進む道を歩き始めた。

[21 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/03(月) 21:13:29.06]

これは続編が来た、ということで良いのかな?(そして続ければええんかいな?)本人でなかったらすまぬ。


〉ただ、時折、雷鳴が響くたびに～、光を反射し
この状況では雷が原因で、何かに反射して男の影を作っていることは明らかなので光を反射し、は直前の物体の説明があるから無くても良いかも。あと揺らめかすというのは数秒間に渡って影が形を変える様子になってしまうので(火とか点滅する電灯とか)別の表現推奨かなぁ。
瞼に残した、とかは格好つけ過ぎかもしれんけど。(極度の緊張で瞬きの回数が増えてる印象にはなるが)

〉彼は一つの部屋に辿り着いた。扉は半開きで、無造作に置かれた椅子が一脚、中央に鎮座していた。
辿り着いた、というのはやっとのことでどこか目的の場所とかに行けたときに使う言葉やと思うんでそれを使うんであれば男が無意識にでも求めていた場所についただとか運命だとか達成感を味わっているような描写があるとええかも。
せっかくあるのなら椅子の描写を少しだけ細かくして座られるべき椅子である描写とかを出すとか。(中央で待ち受けている感があるので今の段階で十分ではあるが個人的にはもう少し欲しい)
廃ビルになってもまだ残っているような椅子であれば高級だと思うしそれを伺わせるような描写…までやるとくどいか。他の人の意見が聞きたい。
とは言えやりすぎると冗長的になるので難しい。

〉その椅子に腰を下ろした男は
上の段階で椅子の紹介はしてあるので腰を下ろすとすればそこしかない。のでその椅子には省いてもよいかなぁ。その上で椅子を強調したいのであれば座った時の描写にしたらええかも。
後述の音の描写を踏まえて入った時に見えている範囲で音がなっても人は気にならないと思う(目に入らないくらい焦って目が回っている描写はないし)し、逃げているという状況から考えて今まで来た道から音がした、と考えるので個人的には扉を開けた時にこちら側に背もたれのある椅子が正面にあってつかつか歩いていって心身共に疲れて前かがみに座っている状態を想像したんやけどあってる?
ここまで行くと読み手の解釈次第になりかけるのでそれをサポートするような描写があっても良い、のか？分からぬ。

[22 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/03(月) 21:14:03.64]

〉借金取りの声が耳にこびりつき
この状況で耳にこびりついているのは借金取りの声であることが明確なので具体的な描写にするのもありかも。胴間声とかかなぁ。金切声だと女性っぽくなる。と書いて思ったけどそういや借金取りの性別ってわかってなかったな。

〉自問自答が頭をめぐる
自問自答、の段階で言いたいことは伝わると思うが、強調したいのであればそれでも良いと思う。

〉ふと目に入ったのは、窓の外に広がる荒れた景色だった。雨は未だに降り続き、地面は水たまりで溢れ、街の灯りがぼんやりと反射していた。
裏路地の廃ビルの1階の窓から地面とか街の灯りって見えるのか?窓の近くまで行けば地面は見えるとしても裏路地にある段階で街の灯りは見えないと思う。(都会知らんからわからんけど見えるもんなん?)
この文を使いたいならどこかで階段上る描写がいると思うんご。次のレスの箱の描写を踏まえて幻覚を見ているというのであればそれでもええんやけど…それやったらもう少しそう分かるような描写にした方が丁寧。

〉男はその光景に一瞬の安堵を感じたが、すぐに心の中の不安が再燃した。
景色を眺めているとふと嫌な現実を忘れた、という描写やと思うんやが眺めている長さと一瞬という描写では時間が異なっているので違和感アリ。安堵のため息、とかにして動作と結びつけるとこのズレも緩和されるかも。

〉頭を抱え、思考が混乱する
頭が混乱する、か思考がまとまらない、の方が自然な文章な希ガス。(狙っているなら別)直前に頭を抱えた描写があるので思考がまとまらない、かなぁ。

[23 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/03(月) 21:14:22.70]

〉部屋の隅に置かれた古い机の上に、見覚えのある小さな箱が目に入った。何かの拍子で開けたら、過去の思い出や、もしかしたら彼を助けてくれる何かが入っているかもしれない。男はその箱に引き寄せられるように近づき、蓋を開けた。中には、かつての友人からの手紙や、彼が大切にしていた小物が収められていた。手紙には、彼の未来に向けた励ましの言葉が綴られていた。
実際には存在するはずが無い物があってそれを改心にきっかけにするのであれば、もちっと具体的な描写を入れて背景を想像できる補助が欲しいかも
かつての友人からの手紙←借金まみれになって友人で無くなる前に貰ったものだと思うけどその段階で励ましの言葉があるのであればさらにその前に何かがあったと思うのでそれを想像させるような何か、とか。
大切にしていた小物←具体的にはどんなものなのか。シレっと最初の方に描写しといた物体がここで登場する、というのも自分は好きかなぁ。
今の文章だとたかだか自分レベルだと解釈の余地がありすぎてどう捉えればええのか分からぬ。(極端な話、幻覚だからそんな友人は存在せず自己都合で自分を慰めているようにも見える)

〉彼は再び立ち上がり
いつから蹲っていたのか。となると多分↑の頭を抱え、思考が混乱しの下りだと思うんやけど、そしたら机の上の箱が見えるのはおかしいことになる。
ので、机に拘りが無いのであれば床の上に箱が転がっている方が自然かなぁ。箱を見つけて改心する流れやからふと目に入る描写を体勢とか意識して入れたらええと思う。


最期の廃ビルを出ても雨がやまないのは前途多難の暗示だと思うのだが、それだったらもう少し足元を含めた描写にするのが個人的には好みかな。


前の文章よりも例えが減って周りの描写が増えたのは個人的には分かりやすくてよき、やがこっちの言うことも百受け取ってたら色がなくなるから要注意やで。

[24 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 13:16:56.42]

センスのないやつがセンスのないやつを批評する地獄絵図みたいになってて草

[25 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 14:10:09.33]

>24
批評に達するどころかやってること校正だよな

[26 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 19:52:47.51]

自分の作品を書かず他人の作品への感想に必死になりがちなダメなワナビあるある

[27 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 20:06:19.24]

>23~25
確かに少なくとも自分にはセンスがないと思う。高校以来読んでないし、評価とか批評ではなく校正もどきになってたくらいやし。
とはいえまぁそれらを踏まえてもこの板におる方らは少なくとも自分よりはセンスあるやろし、1番下がやったらそれ以降の人は少なくともそれよりは上な訳やし出しやすくなるかなぁと。（自分としては一才手は抜いてないし真面目なつもりやけど経験値的に勝てるはずもない）飛び抜けて間違ったことを言えばカンニガムの法則的に正されるやろうしねぇ。
揶揄う暇があるお方は気にせずどうぞやってみてくれぃ。100出来る、1は低いといってやらないよりは1出すの方がましやし少なくとも自分よりは上ねんし。

[28 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 20:09:41.06]

　廃ビルの内部は、半ば崩れかけた壁と、朽ちた床が織り成す不条理な迷宮であった。その静寂は、外の雷鳴とは対照的に、彼の心にも微妙な重苦しさをもたらしている。男は胸の鼓動を鎮めようと、かすかな光源を求めてフロアを這いずり回る。時折、彼の足元から声を漏らす呟きが、自己嫌悪の影を映し出していた。まるで、闇に潜む他者の存在が彼の内面を抉り取るかのように。
　ひとしきり、彼はその空間に自らを捧げる。切り裂かれるような雷鳴が耳を打つたび、男は自らの選択を反芻する。何故、自身の薄暗い感情と対峙することができなかったのか。借金取りがその刃を彼に向けている間、男は己の責任から目を逸らし、ただ逃げることに終始していた。それは、現実という名の逃れられない枷から自らを解放しようとする試みであったが、同時に意識の奥底に根付く虚しい希望でもあった。
　そして、ひとつの陰影が彼の視界に映る。ひそやかに存在するその影は、彼の心の奥底に潜む恐怖を呼び覚ます。恐る恐る振り返ると、背後には見知らぬ女性が立っていた。彼女は、梅雨時の湿気を含んだ空気のように不確かで、虚ろな表情を浮かべている。男は一瞬、その表情が自らの怯えを映し出しているように感じた。
　「逃げているの？」彼女は、命令するように問いかけた。男はその言葉に囚われ、何故か彼女の前に立ち尽くす。逃げるという本能が遙か彼方に追いやられ、今はただ、この不条理な空間に存在する他者とのコミュニケーションが喚起されていた。彼女の目には、何か特異な情念が宿っているように見えた。それは彼女自身が抱えるものであろうか、あるいは彼に対する共鳴であろうか。
　「私も、逃げている。でも、ここで待っているの」彼女の言葉が耳に響く。何が彼女をこの廃ビルに呼び寄せたのか、それは彼自身の胸に宿る懐疑の闇と等しい。
　雨音が静まり、雷鳴が遠のくと、男は自分の内面の静寂を見つめ直した。もはや逃げ続けることに意味はないのかもしれない。彼を待ち受ける未来は、手を伸ばすことで初めて見えてくるのだと。

[29 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/04(火) 20:10:14.89]

安価ミス
24〜26やわ。

[30 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/05(水) 18:46:49.93]

ほら、やっぱりギャグじゃなかったやん
作者はマジなんだよ

[31 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/05(水) 20:33:13.68]

>>27
この文章力で校正とか冗談でしょ

[32 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/05(水) 20:47:05.64]

>>28
語彙が貧弱なんだろうけど、
この短い文章で不条理と静寂が二回も出てくるのが厳しい

[33 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/05(水) 21:33:22.05]

>>28
自分がした読みでこんな作品に当たったらうんざりして深いため息が出るだろうな

[34 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/08(土) 15:05:31.81]

バカ向けの文章を書くって物凄い重要な事なんだなって思った

[35 名無し物書き＠推敲中？ 2025/03/09(日) 04:19:53.46]

俺は十分だと思うな。書き続けるといいけど、文章が硬いのでひらがなを増やして三島由紀夫とか、太宰さんとかでもいいから読むとスッキリするはずですよー。
自分も文章書いてるけど文章力ないや。書き続けるほど上手くなるよー。がんば。